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古都鎌倉散歩(4)<建長寺・長谷寺> [神奈川の旅]

古都鎌倉散歩(4)

建長寺・長谷寺>

明月院(前記事)の拝観を済ませた後は、浄智寺を経て北鎌倉駅に戻る予定でいたが

街道に出るとバス停に路線バスが到着、それでは建長寺に行こうと予定を変更した

妻は、建長寺は初めてで、長谷観音は鎌倉に行くと必ず立ち寄る寺院です

この日は鎌倉に宿泊するため、2時間かけて自宅に戻る必要が無く行動に余裕が有る

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<旅行日:12月6日>

<建長寺>

臨済宗建長寺派の大本山、建長5年(1253)北条時頼によって創建された

日本最初の禅宗道場で、三門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ伽藍配置になっている        

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総門(巨福門)

扁額の巨福山は建長寺の山号、正式寺名は巨福山建長興国禅寺です

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三門(山門)

安永4年(1775)に建立された銅板葺きの二重門、重量感のある三門です

仁王像などを置かない簡素な造りは、禅宗の世界を体現させていると言う

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柏槙の古木(仏殿前)

建長寺が創建された年に植えられたと言う、760年以上の歳月を経ている

柏槙(ビャクシン)は、禅宗寺院の象徴の木だと言う

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本堂の本尊

大きな地蔵菩薩坐像を安置、本尊の地蔵菩薩は珍しい

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境内の紅葉

背後は本堂の伽藍です

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方丈庭園

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<長谷寺>

大和長谷寺(奈良県桜井市)の開基である徳道が、養老5年(721)に楠の大木から

2体の十一面観音を造り、その1体を本尊としたのが大和長谷寺であり

もう1体を海に流したところ15年後に三浦海岸に流れ着き、鎌倉の長谷寺が創建された

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 本堂(観音堂)

正式名は海光山慈照院、長谷観音とも呼ばれている、徳川家康により伽藍の修復を受け、真言宗から浄土宗に改宗している

大和長谷寺は真言宗豊山派の総本山、花の寺として知られ人気の高い寺院です       

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本尊・十一面観世音菩薩

奈良の長谷寺と同様に、右手に数珠と錫杖、左手に水瓶を持つ長谷寺形式

妻は、奈良長谷寺の十一面観音に魅せられ、度々お参りに行っているが

鎌倉長谷寺の十一面観音も同様に崇拝している、像高 9.18メートルの巨像です

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阿弥陀堂

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良縁地蔵

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和み地蔵

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布袋尊

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見晴台からの眺め

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<御霊神社>

長谷寺の駐車場を通り抜け、妻を御霊神社に案内、江の島鎌倉七福神の福禄寿が有る

境内を覆うタブノキは樹高20メートル、推定樹齢約350年の古木です             

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江ノ電(鳥居前)

神社の鳥居前は江ノ電の撮影ポイント、極楽寺のトンネルが先に見えます

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江ノ電の線路と住宅

御霊神社から長谷駅に向かう途中、線路際の住宅(矢印)を見て驚く、住んでいる人は勿論、郵便物、新聞配達も、線路を渡らないと住宅に行けない

その為か枕木は露出させず砂利が敷いてある、線路の花鉢も見事です

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<鎌倉の宿>

江ノ電由比ヶ浜駅、和田塚駅から徒歩5分、全室由比ヶ浜に面し海岸まで3分、ローケーションがよく、宿泊料金はまずまず、温泉も有り、サービスも満点です

2年半前に妻の4姉妹を案内したが、年を重ねた高齢者の鎌倉旅行には最適です

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永久百首 藤原実成女

我ひとり 鎌倉山を 越え行けば 星月夜こそ うれしかりけれ

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ワインで乾杯

温泉に入った後は食事、ワインで乾杯し、鎌倉ビールを追加する

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熱海の温泉

タンクローリー車で温泉を輸送、まぎれもなく鎌倉の温泉宿です

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ごあいさつ

この記事で、2017年のブログを締めさせて頂きます

今年1年のご厚誼、有難うございました、どうぞ佳い年をお迎えください

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古都鎌倉散歩(3)<明月院> [神奈川の旅]

古都鎌倉散歩(3)

<明月院の丸窓>

紫陽花寺として知られる明月院は、東慶寺と共に拝観者が多い北鎌倉の寺院です

妻の4姉妹を案内してから2年半ぶりに訪れると、本堂の前は人の列

何事かと見ると丸窓の撮影です、何時からこのようになったのかは不詳ですが

以前と対比するために、丸窓の在庫写真を集めて、この記事をまとめました

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<旅行日:12月6日>

<福源山明月院>

臨済宗建長寺派の古寺、鎌倉幕府第5代執権北条時頼(時宗の父)の墓所が  境内にあるが、明月院の由緒などの紹介は控えます前方に総門があるが通行止め、門の手前を左に入ると拝観口がある

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明月院山門

山門に続く鎌倉石の参道、初夏になると参道の両側はアジサイに覆われ             カメラマンの撮影スポットになるが、今はご覧の状態です

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本堂(方丈)

私たちは本堂内に上がり参拝したが、お参りする人は少ないが・・)(次)

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方丈前の行列

本堂の前まで来ると、驚いたことに丸窓を撮影するのに20人ほどが行列          予想をしていなかったので正にビックリポン、並ぶのは苦手ですが列の後に従った

さる1号さんのブログを拝見すると、休日のためか行列は山門の外まで続いている

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丸窓の在庫写真を集め、今回と過去を比較しました

今年の丸窓(2017.12.6)

折角来たので10分以上並んでようやく撮影、室内の活け花は見事でした           本堂背後の庭園は日陰になっていたので、入るのを断念した

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7年前(2010.9.14)・お茶を一服

7年前の秋は拝観者の姿は1人もなく、住職に上がってお茶をと勧められ室内へ           お茶とお菓子(矢印)の用意がり、遠慮なく頂戴した

そして妻の後ろ姿(次の写真)も撮影したが、今は中に入れない

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5年半前(2012.6.14)・紫陽花の季節

この年は、紫陽花と本堂背後の花菖蒲を見に行ったが、拝観者の多さに比べ         丸窓を撮影する人は私を含め数人程度、人気が出た要因は何なのか?

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年半前(2015.5.19)・撮影者は少ない

妻の4姉妹を新緑の明月院に案内、窓の障子を見たのは初めてでした

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7年前の源光庵(2010.11.18)

京都鷹峯「源光庵」の本堂には、禅の境地を表す二つの窓がある               丸窓「悟りの窓」、角窓「迷いの窓」で、特に紅葉の時期は拝観者が多くなるが       それでも7年前は4・5名ほど、最近は窓の前に並ぶ人は多いでしょう

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本堂前の紅葉

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開山堂

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花想い地蔵

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明月院やぐら

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ニホンズイセン

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境内の紅葉

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ウサギと亀

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明月院を後に

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次回は、古都鎌倉散歩(4)<建長寺&長谷寺>を紹介します

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古都鎌倉散歩(2)<円覚寺> [神奈川の旅]

古都鎌倉散歩(2)

<円覚寺巡拝>

友人たちとの鎌倉五山巡拝は、臨済宗の古刹円覚寺からスタートしたが

その日から約2ケ月、まだ青葉で有った鎌倉のモミジ、カエデは早や終盤になり

期待した円覚寺総門前の紅葉は、残念ながら見ごろを過ぎていた

今年は10月の長雨のあと低温が続いたのが、紅葉を急がせた要因でしょうか

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<旅行日:12月6日>

<瑞鹿山 円覚寺>

円覚寺は、鎌倉を代表する臨済宗の古刹、元寇の役(蒙古襲来)の            鎌倉幕府8代執権北条時宗が、敵味方双方の戦没者を追悼するため建立した寺院

元寇の役とは、モンゴル帝国と朝鮮高麗王国が2度、日本侵略をしたことを言う

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三門(山門)

三門とは三解脱門「空・夢相・無願」の意、諸々の煩悩を取り払うという

京都の、知恩院、南禅寺で楼上の仏像を特別公開の日に見に行ったことが有るが      円覚寺で特別公開をしているかは不詳、十一面観音、十二神将などを安置している         

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仏殿(大光明宝殿)

正式名:瑞鹿山 円覚興聖禅寺  宗派:臨済宗円覚寺派大本山                 創建:弘安5年(1282)  開基:北条時宗   開創:無学祖元

北鎌倉の、東慶寺・浄智寺は臨済宗円覚寺派です

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本尊 宝冠釈迦如来坐像

座高2.6mの大きな仏像  脇侍に梵天・帝釈天を安置                    撮影禁止の看板が無いので、後の天井画と共に撮影させてもらった

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天井画「白龍図」

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唐門(勅使門)

優美な曲線を描いた唐破風屋根の門、彫刻も素晴らしいが写真が無い

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方丈の柏真(ビャクシン)

鎌倉市の天然記念物に指定されている巨木、臨済宗の寺院には柏真が多い

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方丈前庭の百観音

百体には届かないが、30余体の石仏(観音像)を安置している

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方丈前庭の紅葉

百観音の紅葉、ひとつ前の写真(左隅)のモミジです

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石板に刻まれた仏像

優しい姿の仏像画、妻と観音菩薩のようだと見つめていた

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方丈庭園

建武年間夢想礎石が作庭したと伝わる、心字池を取り入れた庭園               方丈とは住職が居住する場所であったが、今は各種儀式や行事に使用されている

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正統院から舎利殿

正統院は円覚寺の修験道場、舎利殿はお釈迦様の仏舎利を祀っている              門内は立入禁止ですが、正月三が日と11月の宝物封入時は建物のみ公開している

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舎利殿(国宝)

舎利殿は、鎌倉(神奈川県内)で唯一の国宝建造物です                 同時代の国宝建造物は、東京東村山市に有るが、こちらは近くで見ることができる

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妙香池

方丈庭園と共に夢想礎石が作庭した池泉庭園、秋の妙香池も美しい

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仏殿と紅葉

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総門の石段

石段を下りるとJR横須賀線の踏切、電車が通過する

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次回は、古都鎌倉散歩(4)<北鎌倉 明月院>を紹介します

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古都鎌倉散歩(1)<北鎌倉 東慶寺> [神奈川の旅]

古都鎌倉散歩(1)

<北鎌倉 東慶寺>

今年は自治会や老人会の仕事で拘束される日が多く、個人で行った宿泊旅行は

妻の4姉妹を案内した琵琶湖周辺のみ、ひと昔前に比べると極端に少なくなった

友人たちと鎌倉五山巡拝をしてから約2ケ月、今回は妻の願いを入れて

古都鎌倉の再訪ですが、日帰りは厳しい高齢夫婦の旅行、市内の宿を予約した

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<旅行日:12月6日>

<北鎌倉へ>

富士山展望

この日のスタートは、多摩都市モノレールの砂川七番駅                 JR立川駅から、南武線・横須賀線を乗り継いで北鎌倉駅に向かった

初冬の空は晴れ渡り、砂川七番駅から見る富士山は何時もより近くに見える

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北鎌倉駅

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<東慶寺>

松岡山東慶総持禅寺
弘安8年(1285)鎌倉幕府第8代執権、北条時宗の夫人覚山尼が創建             鎌倉尼五山の中で現存する唯一の寺院で、明治35年(1902)まで男子禁制であった            

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山 門
かつて女性から離婚できなかった時代、縁切り寺・駆け込み寺として          明治に至るまでの約600年間、縁切り法を守り女性を救済してきた

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妻の目的

東慶寺を舞台にした時代小説を読み訪ねたかったと言うが、今回で5回以上でしょう

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鐘 楼
梅の木の白い斑点、近くにいた植木職人さんに聞くと山に近い場所に多い菌だと言う

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境内の参道

右手に東慶寺の本堂がある、女性たちが熱心に撮影しているのは?

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紅葉と黄葉のコラボ

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本堂の紅葉

冬の訪れが早く散り始めたモミジが多いなか、見事な紅葉が迎えてくれた

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紅葉をアップで

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本堂(泰平殿)

本尊の釈迦如来坐像を安置、拝観参拝

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茶室前の花畑
花菖蒲、紫陽花、なでしこ、彼岸花など、季節の花が美しい寒雲亭の庭             10月は、紫苑、吾亦紅、秋明菊などが咲いていたが、今回はこのような状態でした

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松岡宝蔵(右)

重要文化財の聖観音菩薩立像、収蔵物などを拝観する

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フユザクラ

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菊の名は?

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参道の金仏
露座の釈迦如来坐像に見送られて東慶寺を後にする

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次男の家族(11月20日撮影)

生後40日の可愛い孫、愛犬(サクラ)はのんびり昼寝、家族の一員です

前回、境内の花を見ていた時に、妻から元気な赤ちゃんが生まれたと嬉しい電話      東慶寺は、忘れられない思い出の寺になりました

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次回は、古都鎌倉散歩(2)<臨済宗 円覚寺>を紹介します

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北の丸公園<靖国神社> [東京を歩く]

北の丸公園

<靖国神社>

東京駅から続く行幸通り、そして皇居の通り抜け、二つの目的を果たした後は

北の丸公園と靖国神社へ、何れもイチョウが見ごろで満足な一日でしたが

この日歩いたのは、東京駅の丸の内側から皇居内を通り九段下までのロング散歩

高齢の夫婦がそろって歩けることに感謝ですが、しかし1万4千歩は厳しい

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<撮影日:12月3日>

<北の丸公園>

武道館前の大銀杏

森林公園として戦後に解放された北の丸公園、梅林やモミジ山など季節に応じて          見どころは多いが、千鳥ヶ淵の桜並木を見下ろすこともできる、そして

園内にはイチョウが多く黄葉に覆われた樹木と落ち葉の絨毯も楽しめる

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樹齢300年

この大銀杏のみが、高さ3mほど石垣に囲まれ保護されている

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モミジ山の紅葉

北の丸公園の西側に、イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジの林が有る

林の中と、切り込んだ川の周辺は、紅葉の名所になっているが                今年は寒さの訪れが早いためなのか、見ごろを過ぎていた

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落ち葉の絨毯も綺麗な所です

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千鳥ヶ淵の紅葉

田安門に近い千鳥ヶ淵の小さな公園、ここは青い葉も残っています

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サクラの紅葉

千鳥ヶ淵はサクラの名所、僅かに残った葉を撮った

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修善寺寒桜

ソメイヨシノより10日ほど早く咲く修善寺寒桜、葉が散るのは逆に遅い

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<靖国神社>

第一鳥居(大鳥居)

午後1時を過ぎ遅いランチタイムにしようと、靖国通りのレストランへ            第一鳥居を通らなかったので、日章旗と重ねて撮影をした

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石鳥居

靖国通りに面した石鳥居、ここから靖国神社の境内に入る

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靖国神社神門

神道の建築様式の則り反りのない切妻屋根になっている、荘厳な神門です

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神門から拝殿へ

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靖国神社拝殿

中門鳥居で一礼し拝殿へ、この鳥居の中は神域になり撮影を控える                 休日のためか、参拝に向かう人たちがが絶えずに続く

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能楽堂と銀杏

能楽堂の背後に立ちはだかる大イチョウ、右に東京のサクラの標準木が有る

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標準木のサクラ

サクラの葉は殆んどが散っていたが、僅かに残った葉を探し撮った             標準木の周囲にロープを張りその中を整地し、サクラの木の保護をしていた

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石灯篭にサクラ

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靖国会館前

平成30年は戌年、靖国神社にもこのような案内が有った

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神門から第2鳥居

参拝を終え、境内のイチョウを見ながら九段下へ

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境内のイチョウ

靖国神社はサクラの名所として知られているが、イチョウもまた東京の名所            第2鳥居から第1鳥居の方向を撮影したが、まさに見ごろでした

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石灯篭の落ち葉

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次回は、古都鎌倉散歩(1)<初冬の東慶寺>を紹介します

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行幸通り散策<皇居通り抜け> [東京を歩く]

行幸通り散策

<皇居通り抜け>

昭和記念公園のイチョウ並木はベストな時期に行けず、その代わりに行幸通り周辺の

イチョウを見たいと願っていた矢先、皇居の秋の通り抜けが始まったと知り

そうだ・行幸通りへ行こう!、乾通りにも行こう!と、日曜日で混雑を予想されるが

この日しか空いていない、思いついたら即実行、妻を誘い急きょ東京駅に向かった

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<撮影日:12月3日>

<行幸通り>

丸の内中央口を出て駅前広場へ、路線バス、タクシー乗り場は               南北2か所の交通広場に集約されたため、駅前は広々とした景観に変貌した

行幸通りは、東京駅から皇居前まで一直線で続きます

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東京駅赤レンガ駅舎

丸の内地下街を含め、完成までに長い年月を要した東京駅前の広場            白い御影石を敷き詰め、両側には芝生の広場も設けられている

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東京駅前広場

外国大使が信任状奉呈式に向かう馬車列は、駅前広場の完成により               東京駅から行幸通りを走り皇居に向かうことになる、以前は明治生命館でした

何時も思うことですが、八重洲側のビルが都市景観を大きく損なっている

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行幸通り

中央は馬車道、両側は舗道、途中から振り返り東京駅を撮影                 真夏の地表高温化への備えとして、散水設備も設置されていると言う

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車道(北側)

皇居外苑のイチョウに比べ黄葉する日が遅いが、この日は見事でした

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和田倉濠

定番撮影の場所で濠に写るイチョウを撮影、銀行会館は建て替えで姿が無い

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石造りの建造物から

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イチョウ並木

行幸通りはイチョウの道、黄金色に輝き美しい、太陽の光に感謝です            正面は皇居、右側に和田倉噴水公園が有る

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行幸通りは風の道

隅田川から、八重洲通り・東京駅・丸の内・皇居・新宿通りを経て新宿御苑に続く

左は新丸ビル、右側は丸ビル、二つのビルの間が風の道です                        この二つのビル、何故ツインビルにしなかったのか不思議でならない

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<皇居乾通へ>

二重橋前

行幸通りから二重橋前まで約300m、大きく迂回して坂下門に向かう

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坂下門へ

手荷物検査、ボディチェックを受けようやく坂下門が近づく

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皇居坂下門

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皇居内へ

坂下門を通ると宮内庁舎が目前に有る

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皇居宮殿

正月2日の皇居一般参賀には3度出向いている、この坂が坂下門の由来でしょう

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宮内庁庁舎

2日前の12月1日に皇室会議が行われ、天皇陛下の退位日程が決められた

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乾通の紅葉

予想した以上に、モミジ、カエデの紅葉は良くない、ちじんだ葉が多い              行幸通りのイチョウに満足したので我慢です

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唯一の美しい紅葉

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寒緋桜の紅葉

右手中央に見える人の列は、皇居東御苑に向かう人たちです                上ったところに江戸城天守閣跡が有る、東京駅に戻るにはこちらが近い

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乾門付近から振り返る

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乾門を出る

皇居の通り抜けは乾門を出ると終了、乾門は両陛下を始め皇室の方々や             そして宮内庁の関係者が使用する門で、皇居では通行車が最も多い

前方はケヤキの紅葉、内堀通りを渡ると北の丸公園です

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次回は、北の丸公園<靖国神社>を紹介します

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隅田川水上散策 [東京を歩く]

隅田川水上散策

所用で都心へ行くのにわざわざ遠回り、浜離宮でカメラ散歩を済ませた後は

隅田川を水上バスで浅草へ、浜離宮内は並ばずに乗れるので便利です

今回のクルージングで感じたのは、築地市場の移転問題、富岡八幡宮の宮司殺害

そして横綱の暴行事件で混乱する日本相撲協会、隅田川周辺は話題が多い

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<撮影日:11月29日>

<隅田川橋巡り>

晩秋とは言え気温は18度ほど、風もなく穏やかなクルージング日和です

乗船したのは東京水辺ラインのこすもす号、浅草まで直行すると思っていたら         以前と違い聖路加ガーデン、越中島、両国で途中停船、まさに水上バスでした

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浜離宮水門

浜離宮を囲む護岸の水門を出て隅田川(東京湾)へ

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勝鬨橋(重要文化財)

左手は築地市場、豊洲への移転遅れで損失は数百億、マスコミは何故報道しないのか

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佃大橋

石川島重工の工場跡地に建設したリバーサイドシティ、ここはガスコージェネです

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石川島灯台

かつて人足寄せ場があった石川島、人足たちの手で常夜灯(灯台)を設置         モニュメントとして復元したがトイレです、右の水門を入ると佃島の船溜まりがる

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中央大橋

大橋を左に行くと八丁堀から東京駅八重洲口、右はリバーサイドシティです

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永代橋(重要文化財)

左に行くと茅場町から大手町、右に宮司殺害で世間を騒がせた富岡八幡宮がある

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清洲橋(重要文化財)

隅田川の貴婦人を呼ばれている美しい橋ですが、撮ったアングルが悪い

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萬年橋

小名木川に架かる橋は萬年橋、歌川広重が浮世絵に描いている             左手に松尾芭蕉の像が置かれた展望台が見える、水上警察のパトロール船が通過

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新大橋

展望デッキの人たちは背を低くして橋の下を通過、他にもこのような橋が三つあった

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両国国技館

横綱白馬富士の暴行事件で揺れる相撲協会、モンゴル勢に牛耳られている

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駒形橋

橋の名の由来は西詰に有る駒形堂、前方に赤い吾妻橋が見える

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吾妻橋

吾妻橋に近づくと、東京スカイツリー、アサヒビール本社が一挙に接近する

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水上バス(こすもす号)

水上バスの乗船時間は60分、隅田川の水上散策はここで終了です

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太公望

竿を3本並べ魚がかかるのを待つ男性、聞くとハゼ釣りだと言っていた

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水上バス(卑弥呼)

松本零士がデザインした卑弥呼号、眺めは船内のからみです

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<浅草寺>

宝蔵門(仁王門)

折角浅草まで来たので、参拝しようと予定になかった浅草寺に向かったが            2年半ぶりに訪れた浅草は、着物姿の外国人が増え様相が大きく変化

すれ違った男性二人の会話を聞き、日本語だよ珍しいねと妻と冗談を交わした

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本堂(観音堂)

本尊の聖観世音菩薩に参拝、珍しいのか大香炉の周りは外国人が多い

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本堂から宝蔵門

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着物姿の外人さん

家族良く着物姿で観光、東京の観光ツアー、募集の呼び物は着物でしょうか

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こちらも家族

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中年の女性(2ヵ所で出会う)

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イスラム教の女性は頭にショール

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仲見世商店街

前を歩くのは欧米系の観光客、日本人より外国人の方が多いかも知れない            仲見世の家賃が16倍になると報道していたが、買い物をする外国人は少ないようだ

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次回は、行幸通り<皇居通り抜け>を紹介します

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秋の名勝庭園<浜離宮恩賜庭園> [東京を歩く]

秋の名勝庭園

<浜離宮恩賜公園>

所用があって久しぶりに浅草へ、真っすぐ行くには今の浅草は外国人の街で

魅力が乏しい、そこで秋の浜離宮を散策し水上バスで行くことにしたが

それほど期待していなかった浜離宮の紅葉は、私の認識不足で紅葉もまた美しい

紅葉する樹木は少ないが、一つひとつに見どころが有り大満足でした

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<撮影日:11月29日>

<庭園の紅葉>

何時も浜離宮で撮影するのは、高層ビル群と庭園のコラボレーション

春はナノハナ、秋はキバナコスモスが植栽され撮影ポイントに事欠かないが          この日は花の出番がないので、内堀と背後の樹木を入れて撮影した

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ナノハナ畑

10月25日に種を撒き、今は春の出番に備えて手入れ中です

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紅葉のコラボ

ケヤキの黄葉とイロハモミジの紅葉です

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場所を変えて撮影

の写真と同じケヤキとイロハモミジです

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落ち葉の道

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サクラの紅葉

美しいサクラに出会い感動、イトザクラ(ヤエザクラ)です

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このサクラの美しさは別格

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真っ赤なモミジ

塩入の池のモミジ、1本のみだから目立って美しい

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中島の茶屋

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池に映る紅葉

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お伝い橋

高層ビルとの定番ポイントですが、今回は黒松を入れて撮影した

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池の写り込み

中島の茶屋、雪吊り、背後の紅葉、まさに見ごろです

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樹木はカエデ?

池の水面が樹木の色に染まっています

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花木園

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ハゼでしょう

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フジ(藤)の黄葉

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落ち葉(ソメイヨシノ)

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水上バス

水上バスに乗船し浜離宮から浅草へ、その記事は次回です

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お詫び

私のミスで下書き段階の記事を一時アップしていました、コメントを頂いた          旅爺さん、YUTAじいさん、さう1号さん、mimimomoさん、green_blue_skyさん

有難うございました、そして失礼しました、改めてご覧ください

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たちかわ楽市(2)<広場の紅葉樹> [昭和記念公園]

たちかわ楽市(2)

<広場の紅葉樹>

たちかわ楽市の会場「みどりの文化ゾーン」を歩いたのは、花の購入が目的ですが

もう一つは、昨年出会った美しい紅葉を思い出し、今年も撮影に再訪

その樹木は「ケヤキ」ですが、期待した通り見事な赤色になっていた

サクラなどモミジ以外の紅葉も追いかけるが、この記事はケヤキの紅葉が中心です

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<撮影日:11月4日>

<紅葉樹を追跡>

高松口を入ると、道の前方に真っ赤に紅葉した樹木が1本立っている             その奥は黒々とした樹木、そして更に奥にはまっ赤に染まった木がもう一つ

何れも欅(ケヤキ)ですが、どうして色の違いが生じるのか?

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ケヤキの紅葉

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もう一つのケヤキ

このケヤキも、真っ赤な色です

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まっ赤に紅葉

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近くのケヤキ

この木は茶系色、これがケヤキ本来の色でしょう

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記念館口のケヤキ

昭和天皇記念館の入口前の大けやき、茶褐色に色づいている

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ケヤキの親子

私が勝手に名付けたが、文化センター屋上のケヤキと合わせ親子の木と呼んでいる

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子供のケヤキを広場から

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子供のケヤキを屋上で

このケヤキも、赤色を帯びて美しい色になっている                      その年の気象によって紅葉の色合いが異なると思うが、今年は当たり年でしょうか

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別のケヤキ

上のケヤキとは色合いが違います、下に見えるのは楽市会場です

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ススキの群生

みどりの文化ゾーンにはススキが多い、その中から一つ選んで撮影をした

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柿の葉の紅葉

柿色が実に美しい、葉の撮影に気をとられ柿の木全体を撮り忘れる

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木に残る柿の実

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ドウダンツツジ(満天星)の紅葉

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プラタナス(鈴懸の木)

若い人たちが、次々に歌と踊りをしていたステージの裏側                   私の目的は、鈴のような実の撮影ですが、この木は特に実が多い

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鈴懸の実

水鳥の池(昭和記念公園内)にも、プラタナスの並木は有るが                  この木のように、鈴なり状に実をつける事はない

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記念館口前の道路

イチョウ、プラタナス、サクラ、ケヤキ、メタセコイヤなどの街路樹が並ぶ道路

首都圏直下型地震など大災害が発生した場合、内閣府の災害対策本部が設置され、      広域防災基地として機能する、そのため陸上自衛隊立川駐屯地、警視庁機動隊、そして    防災備蓄基地、災害医療センターが置かれている、立川市役所、立川警察署・消防署も有る

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この記事の写真は、ひと月前(11月4日)の撮影です

都心より紅葉が早い立川市、初冬を迎えた今はかなり葉を散らしているでしょう

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たちかわ楽市(1)<昭和記念公園> [昭和記念公園]

たちかわ楽市

<昭和記念公園(311)>

立川駅に近い昭和記念公園の無料ゾーンで、今年も「たちかわ楽市」を開催

この日は快晴で、散歩を兼ね楽市会場を巡ったが、自治会連合会も会員募集のPR

そして牡鹿半島を支援する会では三陸わかめなどを販売、所々で知人にも出会い

立川市の木「ケヤキの紅葉(次回)」を追いかけるなど、秋の一日を楽しんだ

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<撮影日:11月4日>

<楽市会場>

JR立川駅から徒歩5分、あけぼの口を通ると楽市が行われている「ゆめひろば」      その奥に「花みどり文化センター」と「昭和天皇記念館」が有る

秋らしい好天気に誘われたのか、次々に来場者がやって来る

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会場に並ぶテント

花みどり文化センターの屋上から、楽市会場を俯瞰                    会場内にステージが3ヵ所有るが、若い人たちが歌いながら踊るショーが多い

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「世界ふれあい祭り」

外国のブースも多く、国の商品を並べているが売れ行きは??

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自治会連合会のテント

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花を購入

ビオラ、シクラメン、葉ボタンなどを購入、会場を周回中は預かってもらえる

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野点でしょうか?

着物姿の女性が5人、師範らしい人が抹茶をたてている

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妻と一服

歩き疲れたので小休止を兼ね、抹茶を頂いたが泡が立っていない                 練り菓子と思ったが小さな饅頭が2個、200円では贅沢が言えません

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妻のお点前

妻が自分でお茶をたてたいと言い、若い頃に習ったお点前を披露                茶筅の扱いは慣れていると言われたが、水差しを下向けに置くと上だと言われ変更        妻が習ったのは裏千家、表千家の作法とは違いがあるようです

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ハローウィンかぼちゃ

スパイダーマンの衣装着た男の子が記念撮影、貸してくれるのでしょう

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宝 船

会場内には宝船が4カ所、船のオールに見えるのは瓢箪でした

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会場の賑わい

焼きそばはどの店も長い列、私たちは文化センターの喫茶でランチタイムです

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よさこい踊り

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阿波踊り

三鷹市から来た踊りの連が二つ、会場の中央(約150m)を練り踊る            翌日(5日)はまた違う、阿波踊りの連がお囃子に合わせ踊るのでしょう

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先頭は子供たち

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女踊りの人たち

女性の男踊りもあるが馴染めない、やはり女踊りは美しい

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モダンな建物

広場の北東の角に建つ建造物、実はトイレです

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11月4日に撮影した写真ですが、ひと月遅れの公開になりました

次回は、たちかわ楽市(2)<広場の紅葉>を紹介します

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