古都鎌倉散歩(5)<古寺を巡る> [神奈川の旅]
古都鎌倉散歩(5)
<古寺を巡る>
昨年の12月初めに、古都鎌倉を歩いたブログの公開がひと月も以上遅れ
新年を迎えました、ここで紹介する瑞泉寺と海蔵寺は花の寺として知られていますが
また紅葉の名所です、季節外れの記事になりましたが、あと1回続きます
今年も所用が多くブログ公開と訪問が遅れますが、ご容赦をお願い致します
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<旅行日、2017年12月7日>
<錦屏山 瑞泉寺>
瑞泉寺は、鎌倉幕府の重臣である二階堂氏が紅葉ヶ谷と呼ばれる山間に
夢想礎石を招き、嘉暦2年(1327)に堂宇を建て創建したのが始まりと言う
鎌倉随一の花の寺として知られていますが、紅葉も美しい古寺です
瑞泉寺山門
参道の石段を上がると、落ち着いた構えの山門がある
境内から山門
三方を山に囲まれ木立も多く、静寂を感じる寺院です
本堂(仏殿)
銅板葺き二重屋根の本堂、宗派は臨済宗円覚寺派、本尊は釈迦如来です
前回(7年前)は芙蓉の花が境内を覆ていたが、この日は根元まで剪定していた
本堂・庫裡・書院
訪れた時間が早いのか(10時前)、参拝者に出会ったのは2名のみでした
瑞泉寺の石庭
夢想礎石が作庭したと伝わる、鎌倉で最も古い庭園
凝灰岩を削り谷戸の水を引いた貯清池、大きな洞窟は修行の天女洞です
本堂背後の紅葉
鎌倉の寺院でも山間に位置するため、紅葉は終わりに近い状態でした
<扇谷山 海蔵寺>
海蔵寺は小さな寺院ですが、四季を通じて草花が絶えない花の寺として人気が有る
9月に訪れたことが有るが、ハギの花が山門前の石段を覆い尽くしている
この日目的は、境内唯一のモミジ(鐘楼前)ですが境内の佇まいに合い美しい
本 堂
建長5年(1333)、鎌倉幕府六代将軍宗尊親王の命によって創建された
宗派は臨済宗建長寺派 本尊は薬師如来です
庭 園
本堂の裏手には、心字池の庭園が有るが非公開です
洞窟から本堂
十六ノ井(外側)
境内の小道を通り抜け、仏殿の裏手に行くと洞窟内に掘られた井戸がある
十六ノ井(内部)
洞窟内には、整然と井戸が16並んでいる(直径70㎝、深さ50㎝ほど)
仏殿(境内の右側)
本尊の薬師如来、脇侍に日光・月光菩薩を安置、写真を撮り忘れる
鐘楼と紅葉
千両の赤い実
底脱の井
鎌倉十井のひとつ、保存状態が行き届いている
鎌倉駅の方向へ
海蔵寺を出て、英勝寺・寿福寺・鶴岡八幡宮へ向かう
次回は、古都鎌倉散歩(6)<鶴岡八幡宮ほか>を紹介します
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