美濃名所旅行記(6)<清流の町 郡上八幡> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(6)
<清流の町 郡上八幡>
郡上八幡は清流と踊りの町、湧水や小川のせせらぎが好きで、若い頃には
浴衣を着て盆踊りを楽しんだ私にとって、是非訪ねてみたい観光地の一つでした
しかし、到着した時間は午後1時半、観光できる時間は僅か2時間ほど
高齢者の旅行は無理が禁物のため、予め決めていた観光ポイントのみを見て歩いた
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<撮影日:6月14日>
<清流 吉田川>
郡上八幡の中央を流れる吉田川は長良川の支流の一つ、その吉田川にも
小駄良川や名も知らない川、水路が幾筋も流れ込み、まさに清流の町です
そして川筋には宮ケ瀬小径があり、水を親しみ散策することができる
子供たちが飛び込む橋
橋の上から川に飛び込む子供たちを、テレビ番組で何度も見たが
勇気のいる行動、仲間のステータスでしょう、想像より高く10m以上も有る
警告看板(観光客用でしょうか)
私も小学校の高学年の頃、淀川(大阪)の水道管鉄橋から飛び込んだが、その頃は
息継ぎができるのは背泳ぎのみ、無謀な遊びをしたが、今は親や周りが許さないでしょう
宮ケ瀬橋から新橋
新橋(前方)の欄干から子供たちが飛び込みます、右下は宮ケ瀬小径です
<いがわ小径>
郡上八幡旧庁舎記念館の前から歩き始め、最初に訪れたのは「いがわ小径」
民家に囲まれた用水路沿いに続く長さ約120mの生活道路ですが
この用水は、地域の防火用水としても重要なものとなっている
いがわの由来
郡上八幡では、古くから生活に利用する小河川、用水を「いがわ」よ呼んでいる
管理の行き届いた小径
住民の洗い場
地元の人たちは洗い場組合をつくり、今でも洗濯物の濯ぎなど生活の一部として
利用しているが、観光客から好奇心で眺められ迷惑することが有ると言う
魚のエサ
エサを与える姉妹
水路の錦鯉
山から引いた水路、錦鯉のほかに岩魚やアマゴも泳いると聞いたが見つからず
仲良く記念撮影
マンホールの絵
用水路の水は暗渠を通り吉田川に流れるようです
<やなか水の小径>
生活用水、防火用水のいがわ小径と異なり、やなか水の小径は観光の道
繁華街の新町から角を曲がった町なかにあり、一服の清涼剤のような路地です
玉石の小径
水路も、小径にも玉石が敷き詰められ、柳の並木があり風情は十分
ベンチでひと休みしたいが、時間に余裕がなく通り抜ける
水の飲み場(亀?)
水路の流れ
流れる方向は吉田川とは反対側、水路は暗渠に入り行方は分からない
<宗祇水(白雲水)>
名水百選の第1号に指定された宗祇水、名の由来は文明年間(1470~~80年代)に
歌人の宗祇が、この湧水を愛飲し歌を詠んだことに由来する
宗祇水へ
宗祇水の利用
人々が昔から、飲料水、生活用水として大切に利用した自然の湧水
皆さまも、この水を汚さないようご協力くださいと記載
看板の説明
湧水の仕切り、右から~水源・飲料水・米などの洗場(スイカ冷やしに利用)
野菜などの洗場・さらし場(桶等をつけておく)の順です
<小駄良川>
清水橋から小駄良川、吉田川に流れ込む支流の中で唯一の1級河川です
川を背にした住宅は、独特の3階、4階造りになっている
橋の下で宗祇水が流れ込む
次回は、美濃名所旅行記(7)<踊りの町 郡上八幡>を紹介します
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