奥能登旅行記(4)<千枚田~塩田村> [北陸の旅]
奥能登旅行記(4)
<千枚田~塩田村>
奥能登旅行2日目は、輪島朝市、白米千枚田、すず塩田村、そして能登の最北端へ
旅行会社の案内には「奥能登8景ぐるり大周遊」と記載している通り
リーズナブルな旅行代金でありながら、観光地はバラエティーに富み内容は濃い
今回の旅行を決めた理由は初めて行く奥能登の観光地、幸い好天気に恵まれた
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<旅行日:11月8日>
<白米千枚田>
しろよねせんまいだ
日本海に面して小さな水田が海岸まで続く景観は、奥能登を代表する観光スポット
日本の棚田百選、そして国指定文化財名勝に指定されている
水田の面積は一面辺り約18平方メートル、1004枚の棚田が展開する
オーナー制度
水田1面に2万円のオーナー制度があり、多くの人たちが参加している
前回、この千枚田に来たのは11月下旬の夕暮れどき、観光客の姿はなかった
千枚田の入口
石段を降りて下の展望ポイントへ、同じツアーで降りた人は6人ほどでした
日本の原風景
初夏の稲田の緑、秋は黄金色の棚田、その時期に見たいが贅沢は言えない
晩秋の棚田を飾るライトアップも美しいと言う
棚田の上の畑
収穫した野菜を仕分け作業をしている女性がおられた
世界農業遺産認定
世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な遺産として日本で最初に認定
手作り品を売るお婆さん
輪島朝市で買ったのに、また草鞋の根付を買ってしまった
道の駅「千枚田」
12年前に白米千枚田に訪れたときには、このような道の駅はなかったと思う
観光バスの車窓(1)
千枚田を見下ろす人たち、毎年観光客の数が増えているようです
観光バスの車窓(2)
前方の丘が千枚田の展望ポイント、これから向かう観光地はすべて初めてです
奥能登の海岸線
<すず塩田村>
能登では、江戸時代以前より続く伝統のある揚げ浜式製塩が今も続けられている
塩田まで海水を汲み揚げることから「揚げ浜式」と呼ばれる製塩法です
係りの人の説明
汲み揚げた海水を塩田の砂にふりまき「太陽と風の力」で乾燥させ、塩分を含んだ
砂を集めて、海水をかけて塩分の濃い「かん水」を作り、それを平釜で煮詰めると言う
塩田の砂
説明が終わると、ツアー仲間は室内の展示品や土産の塩の買物へ
私を含め3人(男性のみ)は作業小屋などの見学へ、皆さんは関心がないようです
積み上げられた薪
作業小屋
左の小屋では、女性たちが袋詰めのような作業をしていた、右は釜屋です
海水の小屋
釜 屋
大 釜
塩づくり
塩つくりの手順は次の通りですが、暑い時期の作業は大変な重労働です
①海水を運ぶ ②潮撒き(汲み揚げた海水を塩田に撒く) ③塩田作業(塩分の付いた砂を集め塩分の高いかん水を採る) ③釜焚き(かん水を大釜で一昼夜に詰め塩の結晶を作る)
お土産(10袋購入)
小さな漁村
漁村の民宿?でカニ丼の昼食、ベニズワイガニの丼で期待外れでした
次回は、奥能登旅行記(5)<禄剛埼灯台~軍艦島>を紹介します
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