小豆島旅行記(6)<醤の郷小豆島> [西日本の旅]
小豆島旅行記(6)
<醤の郷小豆島>
赤穂とともに製塩業が盛んであった小豆島、江戸時代に良質な塩を使用し
より高度な調味料として醤油が生産されることになった、ここ苗羽地区には
醤油工場や佃煮工場が集まり、「醤(ひしお)の郷」と呼ばれている
小豆島の観光地を巡る途中、最大手のマルキン醤油の醸造蔵などを見学した
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<旅行日:5月21日>
<醤(ひしお)の郷>
醤油蔵通り
マルキン醤油記念館
マルキン醤油の駐車場に一歩下りると、醤油の匂いが辺り一帯に漂い
さすがに醤油の街だと実感するが、時間が過ぎると匂いに慣れ感じなくなる
記念館は無料公開日、皆さんと館内に入り見学をする
記念館の内部
大正初期に建てられた建物を記念館に改装、もろ味から醤油を絞り出す圧搾工場
合掌造りの建物として国の登録有形文化財に指定されている
麹室(こうじむろ)も有ったが撮影を忘れる
マルキン醤油工場
バス通りの両側は工場、タクシードライバーに案内され醸造蔵に向かう
天然醸造蔵
マルキン醤油の創業時(1907年)に建てられた醸造蔵で、建築後110年
漆喰と焼き杉の塀が良い、長さは約100m、国の登録有形文化財に指定されている
醸造蔵の内部
30石(5.4kl)の木樽を300本保有、マルキンの天然醸造蔵は全国で最大規模
もろ味を発酵させる木樽の保存数は、全国で約2000基と言われてる
醸造蔵の匂い
スイッチを押すと内部が解放され、もろ味の匂いをかぐことができる
別の醸造蔵
この醸造蔵も約100m、歩いて駐車場に戻る
役目を終えた木樽、秋田杉で作られている
<小豆島の佃煮>
戦後の食糧難時代、地元で採れた芋のツルを美味しい醤油で煮詰め
保存できる食料を作ったのが小豆島佃煮の始まりと言う、私も食べた覚えが有る
ドライバーさんに佃煮を土産に買いたいと頼むと、この工場直営店に案内された
お土産
老人会、自治会など知人の土産にまとめて購入
<小豆島ソーメン>
ソーメンは小豆島の産業の一つ、軽い食事を希望すると、この店に案内してくれた
車の多い通りから離れた狭い住宅街、この店も醤油蔵と同じ焼き杉の建物でした
手延べ素麺「なかぶ庵」
工場直営店でした
生ソーメン
メニューは、工場で作りたての「生ソーメン(写真)」1種類のみ
注文の仕方は「並にするか・大盛か」の何れか一つ、美味しく頂いた
小豆島土産
佃煮など、小豆島の土産が増えホテルから自宅へ宅急便で搬送する
小豆島を後に岡山へ
小豆島観光を終え、再び連絡船に乗船し新岡山港へ
船内の姉妹たち
楽しい小豆島旅行でしたと喜んでもらえたが、何時まで続けられるのか?
駅弁「祭りすし」
帰りの新幹線は、岡山駅の「祭りすし」と決めていたが、やはり美味しい
大阪の姉から清酒
阪神百貨店の店員に勧められるまま、お礼に選んだと言う
小豆島旅行記を6回も綴ったが、私たちと妹は京都駅で途中下車
八条口の京阪ホテルに1泊し、京都市内と大原三千院、寂光院などを観光です
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