京 都青もみじ(5)<大原三千院> [京阪神の旅]
京都青もみじ(5)
<大原三千院>
京都一人旅の女性を歌った、デユークエイセスの「女ひとり」、大原三千院が
第一節で歌われ、その曲の大ヒットにより、大原を訪ねる観光客が増えたと言う
今回は妻の希望で、寂光院から三千院へ、その途中に大原女の小径を歩き
新緑の大原を満喫したが、雲一つない青空が「青もみじ」を引き立ててくれた
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<旅行日:5月23日>
<三千院門跡>
御殿門
高い石垣に囲まれ門跡寺院にふさわしい風格のある門、御殿の名は門跡に由来か
宗派;天台宗 本尊:薬師如来 開基:伝教大師最澄
三千院客殿
勅使玄関から続く書院、新緑の池泉観賞式庭園「聚碧園」を眺めながら小休止
客殿で抹茶を頂きながら、僧侶から庭園の説明を受けるツアーが有った
宸 殿
本尊は、伝教大師最澄作と伝わる薬師瑠璃光如来(秘仏)
宸殿の前庭の銘は有清園、往生極楽院に続く苔むした庭園の風情が良い
往生極楽院
阿弥陀三尊像(国宝)を安置、堂内に大きな阿弥陀如来を納めるため
天井は舟底型になっている、天井には極楽浄土の世界を描かれていたが見え難い
往生極楽院の前庭
わらべ地蔵
弁天池近くのわらべ地蔵、有清園から続く苔と一体になり愛らしい姿です
セッコク(石斛)
境内の大木に着生したセッコク、2ヵ所でこの花を見かけた
律川に架かる未明橋
大原を代表する紅葉の名所、律川の周辺は新緑も美しい、橋を渡り宝泉院へ
<宝泉院>
宝泉院は勝林院の塔頭、額縁庭園「蟠桓園」からの眺めを見に二人を案内
勝林院は、仏教の経典などに節をつける仏教音楽・天台声明の発祥の地です
五葉松の額縁
五葉松を眺める妻と妹、廊下の天井には伏見城の戦いの血天井を移している
抹茶を一服
拝観料が高いと思っていたら、抹茶が込みでした
五葉松(樹齢700年)
太い幹を修復した後が見れるので、質問するとマツクイムシの被害でした
五葉松を横から
石垣の参道
勝林院の参道、石垣に挟まれた道と新緑が美しい
三千院前の参道
新緑のトンネル、紅葉の時期は朱色に覆われるでしょう
参道の花・名は?
次回は、京都 青もみじ(6)<曼殊院など>を紹介します
----------------------------------------------------------------------------------------------------------