京都 青もみじ(6)<洛北の寺巡り> [京阪神の旅]
京都 青もみじ(6)
<洛北の新緑>
JR東海の「そうだ京都行こう」、今年の初夏は「青もみじ」を宣伝しているが
今回の旅行で選んだ、洛北の新緑めぐりの中には、三千院、曼殊院、詩仙堂、そして
圓光寺が選ばれている、紅葉の名所は新緑の名所、瑠璃光院には行けなかったが
更に赤山禅院も加えタクシーで巡回、好天気に恵まれ青もみじを満喫できた
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<撮影日:5月23日>
<曼殊院門跡>
青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂と並び、天台五門跡の一つ
宗祖の最澄上人が、比叡に鎮護国家の道場として創建したのが始まりとされ
江戸時代に現在地に移転、寺名は彼岸花の曼殊沙華に由来すると言う
枯山水庭園
書院から枯山水庭園を撮影、手前は亀島、その奥が鶴島です
三千院は仏教寺院ですが本堂はなく、本尊の阿弥陀如来は書院に安置されている
鶴 島
樹齢約400年の五葉松を、鶴の姿に見立てている
曼殊院に訪れた目的は、見事な枯山水庭園と美しい新緑でした
亀 島
鶴島の躍動感に比べ、静かな佇まいを感じさせる亀島
左奥に蓬莱山、瀧石から流れ出た水が大海に流れ込む作庭だが、瀧石は見えにくい
小書院から枯山水庭園(1)
小書院には御座所が有り、曼殊院で最も見晴らしの良い場所です
小書院から枯山水庭園(2)
縁側の欄干を通し庭園を眺めると、屋形船が大海に向かっているように見える
<詩仙堂>
江戸時代の初期、徳川家の家臣で有った石川丈山が隠居の為に造った山荘
現在は、曹洞宗の寺院で 寺号は、六六山 詩仙堂 丈山寺です
山門・老梅関
部屋から眺める庭園が美しいので二人を案内したが、法要が行われ入室不可
庭の一部を見て退散したが、知らずに訪れた観光客はがっかりです
ミヤコワスレ
<赤山禅院>
平安時代、慈覚大師円仁の遺命により創建された寺院、本尊の赤山大明神は
陰陽道の祖神である泰山府君を中国から勧請したとされ、京都御所の表旗門を守護
境内には、多様な社殿やお堂が有り、様々な信仰対象になり、神仏習合の寺です
拝殿の神猿
拝殿の屋根に、鬼門除けの神猿が京都御所を見守っている・・が!
かつて夜な夜な悪さをしたため、逃げ出さないよう金網の中に入れられたと言う
拝 殿
本尊は赤山大明神、柱の立板に皇城表鬼門と記されている
拝殿の新緑
正念誦
福禄寿堂(都七福神の一つ)
新緑の参道
紅葉の時期は赤山禅院と共に観光客が多い寺、この参道は紅葉のトンネルになる
<圓光寺>
洛北の新緑が美しい寺院を選び巡拝、最後に訪れたのは詩仙堂に近い圓光寺です
開基は徳川家康とされ、日本初期に活字本「伏見版」の印刷事業が行われた場所
宗派:臨済宗南禅寺派 山号:瑞巌山圓光寺 本尊;千手観音
枯山水庭園「奔龍庭」
白砂を雲に見たて、天空を自在に奔る龍を石組みで表現していると言う
額縁の庭(十牛の庭)
本堂に座って眺める人たちがいたが、時間不足で外から撮影し省略です
新緑の庭園
栖龍池の新緑
<新緑の並木>
地下鉄 国際会議場駅の路上の新緑並木、樹木はクスノキです
小豆島観光の帰りに楽しんだ京都観光、青もみじが目的の1泊2日でしたが
撮った写真が多く6回の記事になりました、次回は老人クラブの旅行記です
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