夏の京都旅(2)<祇園祭り番外編> [夏の京都]
夏の京都旅(2)
<祇園祭り番外編>
宵山、山鉾巡行を5回に分け公開したが、2日目は山鉾巡行を観覧席で観賞するのみ
そのため途中で別行動し、紫式部邸宅址の蘆山寺(前記事)、祇園祭り発祥の神泉苑へ
その後は、祇園白川か先斗町辺りでゆっくり会食し、四条通りの神輿御座所で
三基の神輿を拝観する予定でしたが、ハプニング発生し祇園からホテルに直帰した
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<旅行日:7月17日・18日>
<神泉苑>
神泉苑は平安時代初期に造営された日本最初の本格的な庭園です
徳川家康が二条城を築城する際、庭園の大半を割譲し現在の広さになった
皇室の庭園(在庫写真)
歴代の天皇や貴族が、花見、舟遊び、歌舞音曲などを楽しんだ遊興の場所
源義経と静御前が運命の出会いをした場所と言われ、今も華やかな面影を残している
夜の神泉苑(在庫写真)
祇園祭の始まり
平安時代、疫病の流行は悪霊のためと信じられ、それを治めるため、当時の国の数に
相当する、鉾66本を法成就池に立て、悪霊を宿らせる儀式を行った、そして
疫病が治まった後、人々が鉾を持ち市中を練り歩いたのが、祇園祭りの始まりと言う
中神輿渡御
八坂神社の神輿は3基、中神輿は素戔嗚尊を祀っている、神幸祭は7月17日
御旅所から八坂神社に戻る還幸祭は7月24日、その日に中神輿の渡御が有る
善女龍王社
神泉苑では疫病退散のほか、干ばつによる雨乞い神事も行われていた
善女龍王は法成就池に住むと信じられ、空海は成就橋の上で雨乞い祈願を行った
歳徳神(恵方社)
日本唯一の恵方社、毎年その年の恵方に向けて台座をぐるぐる回している
今年の恵方は寅卯(東北東)の方向です
神泉苑 本堂
神泉苑は神社のように思えるが、弘法大師空海を開基とする東寺真言宗の寺院です
本尊は聖観音菩薩、空海が行った雨乞いの祈祷に関連か?、神泉苑は神仏習合です
<西本願寺>
蘆山寺、神泉苑の後は、次の目的の東山へ、この日は山鉾巡行、神輿渡御が有り
四条通りは通れない、そのため遠回りする途中に西本願寺に立ちよった
<祇園祭神輿>
祇園祭の華は、八坂神社から四条御旅所へ渡御する3基の神輿
マスコミ報道は山鉾巡行が中心ですが、山鉾は神輿が渡御する町内の厄払いが目的
どこかで神輿を見たいと、時間調整のため二年坂へ・・(この写真は借り物です)

2年坂「かさぎや」
大正3年創業の老舗「かさぎや」、テレビ京都浪漫でも紹介されていた馴染の店
何時もはぜんざいを食べるが、この日はかき氷(宇治金時)、暑い夏には丁度良い
八坂の塔の径(上)
観光客のほとんどはインパウンド、ここは外国でも知られているスポットのようです
八坂の塔の径(下)
西日が暑いなか、東大路通りを通り抜け建仁寺の勅使門まで・・約1km
建仁寺蓮池
妻が足の指を痛め、建仁寺の境内を通り抜け祇園花見小路へ、写真は撮らず
ハプニング(祇園花見小路)
妻の歩く様子を見ていると無理をさせられない、この後の予定を断念し
タクシーを探しホテルに戻ったが、1日目の高山寺の裏参道が起因している
先斗町(在庫写真)
先斗町辺り飲食を楽しみながら、ゆっくり過ごす予定でいた・がホテルに戻り
私が、コンビニと老舗菓子店へ飲食品の買い出し、前日に続き部屋食体験です
神輿御旅所(借り物写真)
八坂神社の神輿を鑑賞できなかったのは残念だが、ハプニング発生は避けられない

<八坂神社>
旅行3日目(7月18日)割り込み
この日は、下鴨神社、三千院、そして八坂神社に参拝し、京都駅の八条口へ
何れの寺社には何度も行っているので、2日目に続いて自由行動をしたかったが
我がままを避け皆さんと一緒に同行、祇園祭り番外編に八坂神社の写真を入れた
本殿と舞殿
本殿に参拝
神輿は四条の御旅所に1週間奉安され不在、訪れる人が少ない
美しいショット
円山公園を歩いていると、ガイドさんの説明を受ける女性が二人
白地の着物を着て日傘をさす若い女性は外国人、よく似合い美しい
知恩院三門
感光バスの駐車場は八坂神社に近い知恩院前、予定を終了し京都駅へ向かう
次回は、夏の京都旅(3)<栂尾 高山寺>を紹介します
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