京都の紅葉(7)<真如堂ほか> [京都の秋]
京都の紅葉(7)
<真如堂ほか>
京都の紅葉を巡るのは、おそらく今回が最後、嵐山、洛中、洛北の名所は
何度も行っているので、今回は塔頭の部屋から眺める庭園を中心にした
京都の寺院は、カメラ撮影禁止、どうぞ撮影OK、行事で拝観お断り、などなど
それぞれ事情はあるだろうが、多くの観光客はその事を知らずに訪ねている
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<撮影日:12月5日>
<真如堂>
比叡山延暦寺を本山とする寺院、寺名は真性極楽寺
10年ほど前は落ちモミジの時期でしたが、この日の紅葉は真っ盛り
しかし、太陽は雲に隠れ少し残念、この写真は本堂に向かう参道です
本 堂
本尊・阿弥陀如来立像に参拝
本堂から境内
本堂から三重塔
<養源院>
豊臣秀吉の側室淀君が父親浅井長政の菩提を弔うため建立した寺院
浅井長政の院号は養源院、近くを通ったので立ち寄ったが、西隣りは三十三間堂です
参道から本堂
血天井(伏見城)
背後に見える建物は、三十三間堂の東門です
<祇園白川>
初めて祇園白川へ行った日は、桜が満開で春爛漫
京都らしい情緒に満足し、それ以来何度も訪れている私好みのスポットです
時間は朝9時半ごろで、人出は少ない
記念撮影
おめでとうと声をかけると、有難うございますと返事、気持ちがほっこりする
<栄摂院>
栄摂院は金戒光明寺の塔頭、光明寺の裏参道から真如苑に向かう途中
門前を通りかかり、境内の美しい紅葉に誘われ表門をくぐった
栄摂院正門
後で調べると、栄摂院は京都の隠れた紅葉の名所、この時期のみ特別公開でした
普段は、朱塗りの表門は閉鎖され観光客を受け付けていない
美しい紅葉でした
浄財奉納
拝観窓口はなく料金は観光客の芳志、二人分を奉納したが
境内の散策は自由、撮影もOK、このような体験は初めてでした
<黄梅院>
黄梅院は大徳寺の塔頭の一つ、カメラを首にかけていると
受付の女性が写真の撮影はダメ、そのキツイ言葉(妻もビックリ)に立腹し引き返した
<雲龍院>
1月11日に雲流院の記事を紹介したが、その時に使用しなかった写真を2点
現在はスマホの普及で「1億総カメラマン時代」、二人は撮影に夢中です
庭に向いて立つ女性
庭を撮影していると、中国人らしい女性三人がが交代で後ろ姿を撮影
雲流院の庭園
入口の屏風を見ていると、受付の人から撮影してくださいと言われた
<無鄰菴>
数十年ぶりに立ち寄ったが、この日は貸し切りのため、午後4時までお断り
悩みの窓、悟りの窓で知られる源光庵も行事で拝観中止、事前に調べ助かった
<建仁寺>
本堂内庭の紅葉と、俵屋宗達の風神雷神図(原本は京都市立博物館)が見たくて
朝9時に着いたが拝観は10時から、寺院の拝観は早いと思っていたが間違いでした
飲みもの持込禁止
写真、動画の撮影は禁止でしたが、それ以上の要請を、英語、中国語で注意書き
「飲料カップの持ち込み禁止」、オーバーツーリズムは取り締まりが必要でしょう
5年前、詩仙堂に行くと貸し切り法事のため本堂は拝観中止、同じようなことが
源光庵で2年前にもあったが、京都はこのような事が有る
次回は、京都の紅葉(8)<妙心寺の塔頭>を紹介します
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京都の紅葉(6)<等持院の庭園> [京都の秋]
京都の紅葉(6)
<等持院の庭園>
等持院は足利尊氏が夢窓国師を開山に迎え創建した寺院、足利将軍家の
菩提寺として霊光殿には歴代将軍の像が安置されている、初めて訪れた時は
境内を歩き霊光殿に行った記憶が有るが、今は方丈と廻廊で結んでいる
目的は方丈から眺める美しい庭園、庭を歩く事もできたが時間の都合で諦めた
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<旅行日:12月4日>
山門の前庭
京都の秋は、インパウンドを含め観光客が最も多い時期ですが
ここ等持院は、静かな環境のなか二つの庭園を静かに眺める事ができた
方丈(本堂)
山門の鬼瓦
仁和寺の本堂には、亀に乗った仙人の瓦があったが、この動物は?
方丈の祖師像
等持院は臨済宗天龍寺派の禅寺、天龍寺元官長関牧翁筆の祖師像が置かれている
祖師像(中国禅宗開祖)の展示は紅葉の記事のみ、右手には南庭園が見える
方丈南庭園(1)
縁に座り枯山水庭園を眺める人たち、落ち着いてくつろげる場所です
方丈南庭園(2)
枯山水庭園の内外に紅葉、順光で撮っても美しい
南庭園を後に次へ
南庭園から北庭園へ
方丈北庭園(1)
夢窓国師の作と伝わる池泉回遊式庭園、季節の花が咲く美しい庭園です
方丈北庭園(2)
赤い毛氈に座り庭を観賞、庭園内を歩き観賞することもできる
祖師額達磨2点
次の行先は妙心寺、広い境内と塔頭を巡るのに時間が必要なため等持院を後にする
次回は、京都の紅葉(7)<真如堂の紅葉など>予定しています
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京都の紅葉(5)<北野天満宮もみじ苑> [京都の秋]
京都の紅葉(5)
<北野天満宮 もみじ苑>
京都には、清水寺、南禅寺、永観堂、東福寺、嵐山など紅葉の名所が多い
北野天満宮の御土居も名所の一つだが、ツアー旅行のコースに入ることは少ない
10年以上前に見に行ったが、その時は落ちモミジの頃で印象に残っていない
今回は再チャレンジ、見ごろと重なり美しい紅葉を満喫することができた
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<旅行日:12月4日>
<北野天満宮>
天満宮楼門
昨年の3月7日に、天満宮の梅苑「花の庭」の梅を見に行ったので2年連続です
北野天満宮は菅原道真公を祀る天満宮の総本社です
御神燈提灯
天満宮では、25年に1度の半萬燈祭が執り行われる
奉納された提灯が境内に1700個飾られている、前方は本殿です
本殿に参拝
もみじ苑に訪れた観光客が中心ですが。新年を迎えると受験生が多くなる
<御土居もみじ苑>
北野天満宮の御土居と、紙屋川沿いnoの約350本のもみじが、まさに見ごろ
御土居とは、豊臣秀吉が洛中の水防のために築いた土塁、史跡になっている
青空と紅葉
大けやき
御土居の中に1本の大けやき、もみじに劣らず美しい紅葉です
朱塗りの展望場所
ギター演奏を延々とビデオ撮影する男性、観光客は近寄れず独占状態は如何なものか
紅葉の中に・色違いのもみじ
金色のもみじ
金色のもみじを見たのは初めて、感動を覚える輝きでした
この日の天気は「減れ時々曇り」、太陽が顔を出すのを待って撮影した
御土居から本殿の屋根
荘厳な本堂の大屋根と、紅葉のコラボが良い
御土居から見下ろす紙屋川の紅葉・3点
朱塗りの鶯橋見える
紙屋川沿いの紅葉
前方に鶯橋
紅葉に覆われた鶯橋
撮影ポイントです
鶯橋(太鼓橋)を渡り対岸へ
橋の上から紙屋川
紙屋川沿いの散策路
もみじ苑を出ると、梅苑前の休憩所で、お茶と菓子(上七軒の老舗老松)を頂き、少し休息したがここまで1時間過ぎていた、入苑料はお茶、菓子を含め千円でした
次回は、京都の紅葉(6)<等持院の庭園>を紹介します
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京都の紅葉(4)<泉涌寺別院雲龍院> [京都の秋]
京都の紅葉(4)
<泉涌寺別院 雲龍院>
今回は、寺院の書院から眺める紅葉の庭園が楽しみの一つ、旅行初日に3か所
東福寺の塔頭光明院(前々回)、泉涌寺の御座所前庭園(前回)、そして
泉涌寺のHPを調べていて初めて知った、雲龍院の庭園です、京都は実に奥深い
観光客が多い、瑠璃光院、圓光寺は避けたが、期待を裏切らない庭園に出会える
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<旅行日:12月3日>
雲竜院山門
玄関前の庭
山門を入ると、落ち着いた佇まいの庭がある
紅葉と花木
もみじに挟まれた中央の花木は、満開状態のサザンカです
玄関の雲龍図
院号に相応しい雲流図が迎えてくれる
蓮華の間
それぞれの障子にガラス窓、趣のある部屋です
場所を変えて撮影
窓から、椿、灯篭、楓、松が見える(左から)
悟りの窓
窓を額縁にすると、庭の景色が引き締まり美しく見える
悩みの窓
悟りの窓、悩みの窓は、鷹ケ峯の源光庵が知られているが、雲龍院にも二つの窓がある
源光庵にも行きたかった、12月2日から7日まで寺の行事で拝観中止でした
悟りの間から中庭へ
菊の紋章の水琴窟
部屋の縁から水音を聞くことができ、妻が聴いていた
書院から中庭
部屋の壁側に座椅子を10脚ほど置いて有り、抹茶と和菓子を頂きながら
ゆっくり庭の紅葉を観賞、抹茶の写真は撮り忘れた
庭園鑑賞席
部屋の端に座椅子を3脚、心配りが素晴らしい
部屋の右端から庭園
廻廊から中庭
左に見える建物は、座って中庭を眺めた書院です
霊明殿前の石庭
菊の紋章をあしらった石庭、中央の石灯篭は15代将軍徳川慶喜の寄進です
廻廊から山門
山門から玄関に向かう参道、3枚目の写真「紅葉と花木」を撮った樹木が見える
次回は、京都の紅葉(5)<北野天満宮>を紹介します
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京都の紅葉(3)<御寺泉涌寺> [京都の秋]
京都の紅葉(3)
<御寺泉涌寺>
泉涌寺は京都東山月輪山の山麓にある真言宗の寺院、皇室の崇拝を受け
格調の高い御寺です、京都旅行の初日に訪ねたのは、御座所から眺める庭園です
今回で3度目の拝観ですが、前回は30年以上も前で記憶も薄らいでいる
そして、もう一つは別院の雲龍院(その記事は次回)の庭園も大きな目的でした
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<旅行日12月3日>
泉涌寺大門
樹木に覆われた参道を抜けると泉涌寺の大門、その奥に仏殿の大屋根が見える
大門前から右手に3分ほど歩くと、別院の雲龍院が有る
御寺泉涌寺・石柱
泉涌寺は皇室の菩提所、御寺(みてら)と称されている
大門から仏殿
大門を通ると下り坂の参道、正面の仏殿は坂の下に有る・・下り参道は珍しい
三世仏(阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒菩薩)に参拝
泉涌寺境内
前方は本坊、右に仏殿、舎利殿、皇室ゆかりの落ち着いた寺院です
本坊の紅葉
本坊表門
玄関前の庭
白砂は掃き清められ、綺麗に筋目がたっている
本坊玄関
玄関内で拝観受付、受付の人が写真を撮ってもよいと教えてくれた
御座所庭園
廊下の左手は御座所、皇族、女官の控室などを拝観したが、写真の撮影は控えた
庭園の紅葉
座ってゆっくり眺めたいが、座ると立ち上がるのが困難のため断念
紅葉が美しい
御座所の左横へ
仏殿から舎利殿
楊貴妃観音堂
次回は、京都の紅葉(4)<泉涌寺別院>を紹介します
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新年のご挨拶 [ごあいさつ]
あけまして
おめでとうございます
令和7年元旦
![yamaai13 [1].gif](https://koh925.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_181/koh925/yamaai1320205B15D-e1320.gif)
今年も宜しくお願い致します
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今を生きる
「人生これから・これから」と、健康維持とボケ防止を兼ねて始めたブログ、早や15年が過ぎ、満88歳の高齢になりました。
私自身いつブログ終えるのか、その時期を探っていましたが、この度SSブログが終了することを知り、また私が綴ってきた記事が、跡形もなく消え去ることが寂しく、Seesaaブログに移行する事にしました。
加齢による体力の衰えと共に、視力の低下に悩まされ、皆さんのブログやコメントは、天眼鏡の助けを借りなければ読めない状態になりましたが、己の心は老いさせることなく、もうしばらくブログを続けたいと願っています。
日残りて昏るるにいまだ遠し
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移行前のブログ
京都の紅葉を作成しています、次の記事を終え次第移行する予定です
泉涌寺 御座所の庭園
雲龍院の庭園
北野天満宮 御土居の鶯橋
等持院 枯山水庭園
退蔵院の庭園
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