西日本周遊の旅(6)<宗像大社・宮地嶽神社> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(6)
<宗像大社・宮地嶽神社>
年を重ねると1年先の健康状態は予測不能、行ける時こそ吉日と、西日本周流旅行
立老連旅行(飛騨古川・高山)、松本・上高地記念旅行、紅葉の越後旅行など
無理を承知で10月に4回旅行をしたが、旅先の秋景色など季節性を優先し
最初の旅行で訪れた「宗像大社、宮地嶽神社」のブログ公開を、後回しにしていた
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<旅行日:10月8日>
<宗像大社>
宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つ、祭神は天照大神の三女神
沖津宮(沖ノ島)、中津宮(大島)、辺津宮(本土)に、それぞれの女神を祀り
この三宮を総称して宗像大社というが、参拝は本土の辺津宮です
沖ノ島(沖津宮)
沖ノ島は島全体がご神体とされ、古代の人々が神に供えた、鏡・勾玉・金製指輪など
12万点にのぼる貴重な国宝、重要文化財が、千数百年間、手つかずの状態で残され
「海の正倉院」「神の宿る島」と言われている、沖ノ島には立ち入ることが出来ない
世界文化遺産
「神宿る島」宗像・沖ノ島とその関連遺産群は、ユネスコ世界文化遺産に登録
そのときの報道(2017年)を思いだし、関心を持って参拝をした
祭礼の準備?
ご神木と紋章
境内の摂末社
奥の宮へ
高宮祭場
宗像大社辺津宮の一番奥にあり、神が降臨したとされる最も神聖な場所の一つ
第二宮・第三宮
姫神二柱を祀っている、伊勢神宮から古い社殿を譲りうけた
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<宮地嶽神社>
福岡県には、宗像大社、太宰府天満宮、筥崎宮など格式の高い神社が集まっているが
この神社も全国にある宮地嶽神社の総本社、正月3日間には100万人の人々が
初詣に訪れるパワースポット、境内に向かい石段が厳しく妻と女坂を上った(後述)
楼門から拝殿
祭神は、神功皇后と皇后の遠征に従った勝村大神、勝頼大神の三柱を祀る神社
古事記、日本書紀によれば、皇后はお腹に子供(後の応神天皇)を身ごもったまま
朝鮮半島に遠征したとき、宮地岳に祭壇を設け、海に向かい武運を祈ったと言う
神社扁額
遠征は成功し帰国後に無事に出産、「何事にも打ち勝つ神様」として崇拝され
ご利益は、開運、商売繁盛、家内安全などだが、今回の旅行で初めて知った
拝殿・大しめ縄
出雲大社の注連縄も大きいが、宮地嶽神社は日本一だと紹介されていた
微笑ましい親子
この日は土曜休日、七五三祝いでしょうか親子の参拝者が多い
ビュースポット
参道の石段を登るとビュースポット、しかし妻と私はこの石段を避けた
光の道(借り物写真です)
毎年2回(2月と10月)、神社から真っすぐ西の海に続く参道が夕日に照らされ
「光の道」と呼ばれる自然現象が現れる、まさにパワースポットです
女 坂
足腰を痛めていた私たちは、ツアー仲間から離れ女坂を上り下りした
参道の菓子処
太宰府天満宮は梅ケ枝餅、ここは松ケ枝餅です、混んでいたので参拝前に予約した
北九州空港~羽田空港
個人旅行、ツアー旅行、フォト散歩などを割り込み、公開が遅れましたが
季節は早や年末、西日本周遊の旅はこの記事で終わりです
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西日本周遊の旅(5)<門司港レトロ散歩> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(5)
<門司港散策>
今回の旅行に参加した目的は、コースに門司港が含まれていたのが理由の一つ
しかしツアー旅行は気ままに自分の時間が持てず、滞在時間は僅か2時間弱
その間にレトロな門司港を歩いたが、足腰を痛めスローペースでの散策には時間不足
この日は土曜休日でベントも開催され、レトロな街も地元の人で賑わっていた
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<旅行日:10月7日>
<門司レトロ散歩>
JR門司港駅
大正5年に完成した、ヨーロッパの主要駅をモデルにした駅舎です
門司港駅のホーム
日本郵船(門司港駅前)
旧門司三井倶楽部(重要文化財)は改装中でした
旧大阪商船ビル
大連友好記念館
旧下関税関
建物名?
関門海峡
関門橋の後方に見えるのは、下関の記事で紹介した火の山です
門司港(1)
高層ビルは海峡ゆめタワー(30階に360度見渡せる展望フロアーがある)
門司港(2)
跳ね橋(歩行者専用で1日6回開閉)、煉瓦造りの建物は旧下関税関です
門司港(3)
左の建物はプレミアムホテル門司港、一度は泊まってみたいホテルです
海峡プラザ(1)
この日は土曜休日、ショッピングや飲食を楽しむ、若者、家族連れで賑わっていた
海峡プラザ(2)
カップルが額縁写真
ブログに使いたいと断りを入れ撮影させてもらった(ポーズが決まっている)
門司港 雑貨市
市の様子
門司港 蚤の市
昔懐かしい「紙芝居」
オルゴール館前の人形
バナナの叩き売り
門司港の名物はバナナの叩き売り、愉快な語りで売っていたが・・安い!
900円から始め100円づつ値下げ、親に促され男の子、そして外国人が買っていた
どうだ500円・・よし買った!、と
大きな声をかけたいが、持ち帰るには大きく重いので、残念ながら諦めた
門司港はバナナの叩き売り発祥の地、後ろ姿を撮影させてもらった
ランチタイム
私は、門司港名物「焼きカレー」、美味しいが高齢者には量の多い
妻は、スコーンとコーヒー
次回は、西日本周遊の旅<北九州の寺社>ですが、先に立老連旅行記を割り込みます
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西日本周遊の旅(4)<関門海峡 下関> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(4>
<関門海峡 下関>
下関は、壇ノ浦の合戦、馬関戦争。日清戦争の講和条約を締結した春帆楼
高杉晋作が奇兵隊を挙兵した所、そして武蔵と小次郎が対決した巌流島など
日本の歴史を訪ねたい場所が多いが、ツアー旅行は決められたコースを巡るのみ
しかし対岸の門司市街は目前に見え、改めて関門海峡の狭さを実感できた
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<旅行日:10月7日>
<火の山公園>
日の山公園の山頂は、関門海峡を見下ろすビュースポットです(標高268m)
日の山の名は、かつて敵の襲来を都に知らせるため狼煙台が設けられていた事に由来
ロープウエイで上ることもできるが、この展望台については予備知識がなかった
日の山展望台
海峡を見下ろす人たち、門司市街も展望できる
海峡と関門橋
下関市と九州の門司市に架かる関門橋、想像していたより海峡は狭い
海峡の瀬戸内海側
<赤間神社>
壇ノ浦の合戦に敗れ、わずか8歳という幼さで入水された安徳天皇を祀る神社
平家一門は滅亡し、貴族統治から武家政治へと時代は大きく変化した
猛虎出陣図
出陣図は、安徳天皇をイメージしたと思われる
水天門
二位の局(平清盛の妻、安徳天皇の祖母)は、安徳天皇を抱き壇ノ浦に入水したが
そのとき「海の中にも都はございます」と、話したと伝えられている
幼い安徳天皇を慰めるため、竜宮城を模した水天門が造られたと思える
全国の水天宮(総本宮は福岡県久留米市)
祭神は、安徳天皇、高倉平中宮(建礼門院・天皇の母)、二位の局(中宮の母)です
水天門から大安殿(本殿)
大安殿に参拝
三種の神器「八咫鏡」
三種の神器は壇ノ浦に沈んが草薙剣を除き回収、鏡は伊勢神宮に収められている
水天門から門司
平家一門の墓
<関門海峡>
海峡を通り抜ける貨物船、天気は旅行前の予想から好転し快晴です
門司市展望
対岸の門司市街は手に取るように近い、翌日は門司港周辺の散策です
長州藩砲台
関門橋を渡り九州へ
次回は、西日本周遊の旅(6)<門司港散策>を紹介します
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西日本周遊の旅(3)<オーシャンルート> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(3)
<オーシャンルート>
JTB旅物語の募集タイトルは「絶景のオーシャンルートと萩・宗像大社3日間」
元乃綱神社と角島大橋の景観に興味は有ったが、私の本命は瑠璃光寺の五重塔と
関門海峡の下関と門司、JTBの案内と一致しないが、目的の三つが含まれていたので
今回のツアーを選択した、この日の天気は曇り後晴れ、事前の予報より好転した
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<旅行日:10月7日>
<元乃綱神社>
元乃綱稲荷神社は、1955年に白虎のお告げにより創建された神社
日本海を背景に朱塗りの鳥居が階段状に連なる景観は、まさにビュースポット
2015年、アメリカの放送局CNNが「日本で最も美しい場所13選」に選んだ
鳥居数123基
稲荷神社
鳥居の下から
上の赤い屋根が稲荷神社、鳥居を奉納した人の名札が付いていた
階段を上る私
妻は、旅行前に足腰を痛めたので、鳥居の石段を下りず上で待っていた
大鳥居の賽銭箱
お賽銭を投げ入れる事ができたら願いが叶うと言われている
女性たち数名が何度も賑やかにチャレンジ、若い女性(カップル)が成功させた
<角島大橋>
橋を渡る(車窓)
角島は、下関市豊北町の沖に浮かぶ周囲は約17kmの島、対馬暖流の影響で
気候が育んだ豊かな自然に恵まれている、観光バスは橋を渡った場所で・・Iターン
駐車場から
角島大橋は2,000年に開通、白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる絶景から
テレビCMやロケ地としても多く取り上げられ、またたく間に日本トップクラスの
絶景ポイントになった、沖縄本島、宮古島にも美しい橋が架かっている
大橋と花
芙蓉の花
この日は10月7日ですが、まだ夏の花が咲いていた
展望台から
橋の全長は1.780m、無料で渡れる一般道です
真夏の太陽を受けるとさらに青く見えるが、青空が広がりラッキーでした
添乗員(メロー カロリーナ)さん
スタイルの良い美人(ブラジル出身で日本男性と結婚)、懸命に頑張っていた
撮影サービス
観光バス(3日間乗車)
<青海島>
日本海の風と波が造った景勝地、奇岩が並び別名「海上アルプス」呼ばれ
散策コースがあるが、天気は回復せず時々小雨のため(この日最初の観光地)
私たち夫婦は、途中で散策を切り上げた、東山魁夷が青梅島を描いている
日本の渚百選に指定
渚の漂流ごみ
日本海側は中国、韓国から流れるてくる漂流物が多い
次回は、西日本周遊の旅(4)<下関・赤間神社>を紹介します
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西日本周遊の旅(2)<萩 津和野> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(2)
<萩・津和野>
ツアー旅行に参加すると、今まで観光をした場所がいくつか含まれる
今回の津和野と萩は2度目、妻は旅行前に足腰を痛めていたので萩は観光をせず
歩く距離が少ない津和野を散策したが、ツアーコースの設定に無理が有り
湯田温泉の宿に着いた時間は午後6時半、温泉に入浴せず夕食会場に入った
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<撮影日:10月6日>
<津和野>
山陰の小京都と呼ばれる津和野、殿町通りの白壁と掘割を泳ぐ錦鯉が見どころ
現地ガイドに案内されて美しい通りを散策したが
街路樹のイチョウは色づき始め、東京より秋の訪れが早いようです
殿町通り
通りの東側から
錦鯉の群れ
津和野では掘割を泳ぐ錦鯉も楽しみの一つ、10月12日に飛騨古川でも錦鯉を見た
外国人の添乗員さん
日本語で懸命にガイドを務め好ましいが、時々出発と到着を言い間違えていた
津和野藩校養老館
掘割に架かる石橋を渡り館内へ、養老館の白い土塀が美しい
養老館の門
養老館の向かい側
向かい側は津和野藩の家老屋敷、なまこ壁の土塀です
錦鯉の稚魚
親の鯉に食べられる事なく無事に成長を願いたい、どれだけ生き残れるか
鷺舞のモニュメント
鷺舞いは、国指定の重要無形民俗文化財になっている
カトリック教会
殿町通りに続く道(西側)
<城下町萩>
ツアー仲間は松下村塾に向かったが、前に見ているので改めて行く気にならず
境内の茶店でティータイム、武家屋敷は歩かずバス内で待機した
明倫学舎
妻はバス車内、私は門前まで、明倫学舎とこの後に行った蒲鉾店を外せば
旅館入りが午後6時半にならず、温泉に入ってから夕食が出来た
<山口 湯田温泉>
西の雅 常盤
女将劇場で知られた温泉旅館、山口市内の外れに有ると思っていたが
周辺にはビジネスホテル・温泉ホテルが建ち並ぶ町の中心地、予想とは違った
女将劇場
夜8時40分から女将のショータイム、水芸、手芸、奇術など高齢なのに芸達者でした
夕食はフグ料理が中心でしたが、刺身は薄すぎて写真は撮れず、これも奇術?
中央の黒装束は女将、若い男女が10人ほど、途中まで見て温泉へ
次回は、西日本周遊の旅(3)<オーシャンルート>を紹介します
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西日本周遊の旅(1)<山口 瑠璃光寺> [西日本の旅]
西日本周遊の旅(1)
<山口市 瑠璃光寺>
全国の道府県すべてを旅行しているが、関門海峡は新幹線などで通過したのみで
下関市と門司市へは旅行をしていない、また瑠璃光寺の五重塔も見ていない
そこで、JTB旅物語が募集していた旅行プランを申し込んだが、羽田空港の集合は
早朝7時5分、やむを得ずホテルに前泊したので3泊4日の旅行になった
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<撮影日:10月5日・6日>
<羽田空港>
第2ターミナル展望フロア
ホテルにチェックイン後、ターミナル内を散策し軽めのディナータイム
エクセルホテル東急
ホテルは南ウイングの搭乗ロビー奥、早朝集合には余裕がある
部屋の窓から
滑走路が見える部屋を指定、妻は飛行機の離着陸を眺めていた
第1ターミナル搭乗ゲート
飛行は雲の上
山口宇部空港
添乗員さんが、JTB旅物語の旗を持って、到着出口で出迎え
西日本(山口県、北九州)2泊3日のバス周遊旅行をタートです
メロー・カロリーナ
添乗員は外国人で驚いたが、ブラジルから日本にお嫁さんで来ましたと自己紹介
<瑠璃光寺>
室町時代、西国一の繁栄を誇った大内氏、その隆盛は「西の京」と呼ばれ
京をも凌ぐと言われ、応仁の乱などの戦乱から逃れた京の公家集が大内氏を頼った
陶氏(家老)の反乱により滅亡し、宮島の戦いで毛利元就が陶氏を破り国を収をめた
山 門
瑠璃光寺本堂
正式寺名:保寧山瑠璃光寺 宗派:曹洞宗 本尊:薬師如来
本堂から境内
身代り地蔵
水掛け不動
ガン、ボケ封じの不動尊、高齢者むけでしょう
国宝五重塔
応永の乱(室町時代)で戦死した大内義弘の菩提を弔うため1442年に建立
その美しさは、法隆寺、醍醐寺の五重塔と共に日本三名塔の一つに数えられている
塔影の池から
正面から撮った五重塔(観光写真)しか見た事がないが、晴れ間も広がり
池の背後の塔が美しく、旅行目的の一つ、瑠璃光寺の五重塔に大満足でした
香山公園
瑠璃光寺全体が公園です、日本の歴史公園100選に指定されている
駐車場から
樹木の中に、五重塔の五層(桧皮葺)と宝珠、九輪が見える
食事処「長州苑」
瑠璃光寺の駐車場に隣接する徴収苑、旅行最初に昼食はこの店です
山口名物 瓦そば
瓦に盛った蕎麦をコンロの火で焼きながら食べる、他の小皿料理などは撮影せず
次回は、西日本周遊の旅(2)<萩 津和野>を紹介します
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立老連旅行記(4)<讃岐路の観光> [西日本の旅]
立老連旅行記(4)
<讃岐路観光>
讃岐の観光名所と言えば、真っ先に金毘羅宮参りを最初に思い浮かべる
旅行会社は、琴平温泉に2泊し金毘羅宮に参拝、そして栗林公園、大歩危などを提案
しかし、老人会の旅行では、1,000段の階段を歩いて登れる人はほとんどいない
そのため、鳴門・徳島観光を中心にし、最終日は善通寺と栗林公園の2カ所にした
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<旅行日:9月27日>
<高松自動車道>
鳴門海峡のリゾートホテルを9時に出発し、徳島県から香川県の善通寺市へ
私はドラーバーの後ろの席、眺めは良いが天国に最も近い席だと皆さんに紹介
瀬戸内海が見えたので撮影したが、さぬき市辺りでしょうか
<総本山善通寺>
善通寺は弘法大師空海の誕生所、高野山、東寺と共に弘法大師三大霊場の一つ
真言宗善通寺派の総本山、寺号は屏風浦五岳山誕生院
中門(有形文化財)
<善通寺西院(誕生院)>
仁王門(有形文化財)
石橋(廿日橋)を渡ると善通寺の西院(誕生院)になる
御影堂(大師堂)
御影堂のある誕生院は、弘法大師空海が生まれた佐伯家の屋敷跡に建立
<善通寺東院(伽藍)>
金堂(本堂)(重要文化財)
善通寺は、西院と東院の二つのエリアに分かれている
金堂の本尊は釈迦如来坐像(像高3m)、脇侍の日光菩薩・月光菩薩はない
五重塔と鐘楼(重要文化財)
四国最大の五重塔(45m)、日本最大は東寺の五重塔(55m)です
境内の大楠(天然記念物)
弘法大師が生まれたときからある大楠、樹齢1,200年以上
観光バスの中でパワースポットだと紹介したら、多くの皆さんが眺めていた
突然にわか雨
中門の下に駆け込み雨宿り、西院に向かう僧侶を見送る、後に続く人は傘がない
済世橋を渡る
雨が小降りになったので橋を渡り駐車場へ
高松自動車道
善通寺(善通寺市)から栗林公園(高松市)へ
<特別名勝 栗林公園>
栗林公園は、国指定の名勝庭園の中で、最も面積が広い池泉回遊式庭園です
水戸偕楽園、金沢兼六園、岡山後楽園が日本三名園とされいるが、それに勝り
アメリカの日本庭園専門誌にも毎年上位にランク、400年の歴史が有る
栗林公園入口
紫雲山を背景に入れた美しい公園(庭園)です、(写真はネットから拝借)
公園の説明は「一歩一景の美しさ」、6つの池と13の築山を配している
北湖から紫雲山
ガイドの案内で皆さんを先行させ、私は足の悪い人たちの世話
その後で先行グループを追いかけたが、園内を巡る時間が不足し残念でした
北湖の展望
赤い橋は梅林橋、右奥に皐月亭(茶店)が見える
北湖の松
園内には、鶴亀松、根上り松など有名な松が有るが、時間不足で見れなかった
飛来峰から展望
栗林公園で随一の撮影スポット、飛来峰に上がるよう皆さんに勧めた
飛来峰から展望(拡大)
南湖に架かる偃月橋(えんげつばし)、ビュースポットです
手漕ぎ船
南湖に浮かぶ手漕ぎ舟、ゆっくり時間が流れるのを感じる
吹上亭前の錦鯉
吹上亭で皆さんに追いつくと、湯茶のサービスを受け、ガイドは土産物のPR
時間がかかるので中止させたが、ガイドは吹上亭の専属でした
高松空港に着くと搭乗まじか、買い物をする時間もなかった
園内の紅葉樹
<羽田空港~立川へ>
迎えのバスに乗り立川市内へ、湾岸道路に入るとまた渋滞、中央道の石川PAで
トイレ休憩を予定していたが、時間がかかるため首都高環状線(地下)を避け
迂回をして芝浦PAで予定外の休憩、バスを降りたのは午後10時でした
四国「阿波讃岐路の旅」、初日は高速道の事故渋滞で新幹線に乗り遅れるトラブルに遭遇、2日目は体調不良者が発生、そして旅行最終日に、羽田に戻ってくると首都高の渋滞など、問題の多い旅行でしたが、アンケートの結果は皆さんが満足、結果オーライです
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病気治療について
先週、検体検査をしましたが、引き続きMRI、細胞検査などが続く予定です
その後の体調は良く、合間に昭和記念公園の紅葉を見物、病名は前天皇陛下と同じです
40%の確率で癌の心配はありますが、大丈夫だと言い聞かせています
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立老連旅行記(3)<大塚国際美術館> [西日本の旅]
立老連旅行記(3)
<大塚国際美術館>
うずしお観潮船の乗り場や連泊するホテルに至近距離、旅行会社のプランには
入館料金(3,240円)が高く行程に入っていないので、オプションとして追加した
2日目の観光参加者(2人はホテルで静養)に調査すると42人中39人が参加
そして、アンケート調査では渦潮観潮、四国霊場などを抑えトップ評価でした
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<旅行日:9月26日>
<写真の羅列です>
世界の名画、礼拝堂の天井画など1,047点を陶板で原寸大に復元した美術館
展示作品が多く、またすべてを見て回ると4km、そのため皆さんが好むであろう
モネ(睡蓮)、ゴッホ(ヒマワリ)、ヤン(真珠の耳飾の少女)、ミレー(落ち穂拾い)
ダヴィンチ(モナリザ・最後の晩餐)などの展示場所を一覧表にして車内で説明した
バスの車内で説明するとき、展示品は「本物ではない」「レプリカ」です。しかし本物以上に精巧で寸分も違わない、違いは1,000年以上経っても傷まない、本物が焼失しても永久に残る、手を触れ写真撮影もOK、本物ではないと言え世界中の名画を1ヵ所で観れ、必見の価値が有ると説明、 足の悪い人も杖を突き懸命に歩き鑑賞され、本当に良かったと喜んで貰えたが、アンケートの結果39人中1人だけ、ルーブル・オルセーで見たのでガッカリしたと記入(私も見ている)、ルーブル・オルセーは全作品中15%ほど、世界19ヵ所の美術館、博物館所蔵の絵画を展示している、このような人もいると予想はしていたが1人だけ私の説明を理解できない人物がいた・・私もガッカリした(私は2度目です)
システィーナホール
システィーナ礼拝堂 天井画・壁画
ミケランジェロ 1508-1512年 天地創造、アダムとイブ、受胎告知を描いている
スフロヴェーニ礼拝堂 壁画(イタリア)
ジェット 壁画はキリストの生涯、聖母マリアの生涯、座って過ごしたいが時間なし
エル・グレコの祭壇衝立復元(プラド美術館)
アレキサンダー・モザイク
ポンペイ出土 前100年頃 313x582cm ナポリ国立考古学博物館
アキレウスとケロイン
前70年頃 125x127cm ナポリ国立考古学博物館
天井の愛と地上の愛
ティツィアーノ 1515年 118x279cm ホルゲーゼ美術館
小椅子の聖母
ラファエィロ 1514-15年 直径71cm ビッティ美術館
キリスト昇架
リュペンス・パウル 1610-11年 462X641cm アントヴェルペン大聖堂
真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)
フェルメール、ヤン 1665-66年頃 47X40cm ウリッツハイス美術館
牛乳を注ぐ女
フェルメール、ヤン 1632-75年頃 46X41cm アムステルダム美術館
オフィーリア
シェークスピア ハムレットの悲劇の主人公
ミレイ・ジョン・エヴァレット 1851-52年 76X112cm テート・ギャラリー
笛を吹く少年
マネ、エドウール 1866年 161X97cm オルセー美術館
驚いたのは同じ服装を着せて一緒に撮る写真撮影サービス、4年前はなかった
ゴッホ自画像
ゴッホ、フィンセント・ファン 1888年 65X55cm オルセー美術館
ヒマワリ
ゴッホ、フィンセント・フアン 1888年 98x694cm
本物は日本で消失したので、実際に見れるのは大塚国際美術館のみです
睡蓮・バラ色のハーモニー
モネ、クロード 1899年 89X93cm オルセー美術館
モネの大睡蓮
オランジェリー美術館、 陶板複製画のため屋外展示が可能になった
最後の晩餐(修復後)
レオナルド、ダ、ヴインチ
1495-98年 420X910cm サンタ・マリーナ・テッレグラーツイン修道院食堂
皆さんを誘い記念撮影(修復前の作品も展示、観れるのは大塚国際美術館のみ)
モナリザ
レオナルド、ダヴィンチ 1503-06年 77x53cm ルーブル美術館
ルーブルは少し暗い照明で離れた場所から鑑賞、目の悪い私は満足に見えなかった
落穂拾い
ミレー、ジャンフランソワ 1857年 84x110cm オルセー美術館
ミレー 羊飼いの少女(上)、 晩鐘(下)
ブージヴァルのダンス
ルノアール、オーギュスト 1863年 182x98cm ボストン美術館
ラ・ジャポネーズ
モネ、クロード 1876年 231x142cm ボストン美術館
モネの美しい妻カミーユは、3年後にわずか32歳の若さでこの世を去った
ルイ14世の肖像
リゴー、イアサント 1701年 280x190cm ルーブル美術館
ルイ14世は背が低い人物で、高いハイヒールを履いている
民衆を導く自由の女神
ウlジェヌ・ドラクロワ 1830年 77x53cm ルーブル美術館
ルーブル美術館では、女性がこの絵の前で複製画を書いていたが、日本では有り得ない
着衣のマハ
ゴヤ、フランシス・デ 1800-05年頃 95x190cm プラド美術館
裸のマハ
ゴヤ、フランシス・デ 1796-1800年頃 95x190cm プラド美術館
叫 び
エドヴァルト、ムンク 1893年 91x74cm オスロ国立美術館
健康診断の結果、レッドカードが一つ、その処置のためブログ更新が遅れています
次回は、立老連旅行記(4)<四国讃岐観光>を紹介します
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立老連旅行記(2)<阿波徳島観光> [西日本の旅]
立老連旅行記(2)
<阿波徳島観光>
今回は四国「阿波讃岐路の旅」、鳴門市内には四国霊場1番札所と2番札所があり
また徳島市内では、藍染め体験と阿波踊り体験もできるので、この日の行程に加えたが
朝、出発時点になって高齢女性が体調不良を訴えダウン、医師の手配をしホテルで休養
老人会旅行では避けられないが、ホテル連泊の成果が有った、夜の宴会には参加された
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<旅行日:9月26日>
<四国霊場巡り>
阿波鳴門に一番札所・二番札所があるので、2日目の旅行の最初に選んだ
一番札所霊山寺は、四国霊場を札所順に巡拝するお遍路さんには発願の寺
歩き遍路をすると行程は約1,460㎞、東京・鹿児島間のJR路線距離と一致する
<1番札所 霊山寺>
仁王門から本堂へ
寺号:竺和山霊山寺一条院 開基:行基菩薩 本尊:釈迦如来
本堂に参拝
旅行に参加した皆さんが次々にお参り、本堂は仁王門から近いが
それでも、足の弱い女性(3名ほど)は仁王門の内側からお参りしますと言う
十三佛
不動明王堂の左に釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来など等身大の十三体を安置
私たち夫婦は丑年・寅年生まれ、守り本尊は虚空蔵菩薩です
大師堂
参拝は、本堂から大師堂の順に拝礼するのが作法と言う
境内の錦鯉
<2番札所 極楽寺>
霊山寺と共に聖武天皇(724~749)の勅願により行基菩薩が開基した寺院
弘安6年(815)、弘法大師はこの地で37日間「阿弥陀経」を読請し修法されたという
雲海の浄土
仁王門を通ると広い境内、本堂への途中に浄土をイメージした庭園がある
本堂に参拝
寺号:日照山無量寿院極楽寺 開基:行基菩薩 本尊:阿弥陀如来
大師堂
本堂の右手に落ち着いた佇まいの大師堂、本堂に続いてお参りする
大師堂(2)
奉納旗は南無大師金剛遍照 扁額は弘法でした
長命杉(樹齢1200年)
弘法大師お手植えの霊木、手を触れると家内安全と長寿を授かるという
境内の石像
皆さんは、可愛いねと言いながら眺めていた
<藍の館>
江戸時代、藩主蜂須賀家の保護奨励政策により、日本全国を席捲した阿波藍
現在もその技術が受け継がれ、藍染めの衣類など作品は人気が高い
館内には、江戸時代から明治・大正時代の作品を数多く展示している
藍染め体験
受付で作品見本の中からスカーフやハンカチを選び、館の女性から指導を受けて
世界中でただ一つの「記念の品」を完成、体験した人たちから喜んでもらえた
スカーフなどを手で絞りよせ、藍液に漬ける工程を繰り返す
通常は約1分ごとに3回漬けるが、薄い色を好む人は2回漬けです
乾燥工程
染め終わると水で洗い脱水、アイロンで乾燥させ終了です(全工程 約15分)
モデルさん
皆さんはマイ・スカーフを完成、記念に撮影したが4人とも親しい関係です
立老連の幹部会のとき、参加しなかった人たちに見せていたが、良い出来でした
館の直売店
参加しなかった人は藍染商品を買い物、家紋が入った暖簾を買う人がいたが
商品の価格は市販(阿波踊り会館)の半分ほどだと言っていた
<阿波踊り会館>
公演開始の40分前に到着し、皆さんは広い土産物コーナーで買い物
開館と同時に入館し前方の席を確保、その後団体客が続き満席(定員250名)でした
阿波踊り開宴
午後2時に開宴し、約40分間の踊りのショー
踊るのは会館の専属連、夜は阿波踊りの有名連が交代で出演すると言う
阿波踊りの解説
連長が、昔の踊りから現在に至るまで阿波踊りの歴史と変遷を説明
そして、女踊り、男踊り、お囃子の三味線、笛、笙、太鼓など
私は、夏の徳島と高円寺で見ているが・・私は見る阿呆です
踊り子さんと一斉踊り
フィナーレは観客の皆さんが舞台に上がり、踊り子さんたちと一緒に阿波踊り
立老連の人たちも15人ほどが・・踊る阿呆で・踊らにゃそんそん!
踊りの表彰
男2名、女3名がに認められ連長から表彰、その中の4人は立老連でした
次回は、立老連旅行記(3)<大塚国際美術館>を紹介します
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立老連旅行記(1)<鳴門の渦潮> [西日本の旅]
立老連旅行記(1)
<鳴門の渦潮>
立老連の旅行部長を引き受け最初の親睦旅行、行先は阿波讃岐路の観光名所です
鳴門の渦潮、四国霊場1番札所、2番札所、75番札所、藍染め体験、阿波踊り会館
栗林公園、そしてオプションとして大塚国際美術館など、しかし初日から新幹線に
乗り遅れる大トラブルが発生したが、無事に3日間の旅行を終える事ができた
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<旅行日:9月25日>
<トラブル発生>
立川市内を送迎バスで巡回し、参加者全員が乗車したのは午前6時30分
東京駅を利用すると、降車するバス亭は鍛冶橋(元東京都庁別館)、広い道路を渡り
新幹線のホームまでは400m以上、足の弱い高齢者の旅行には不向きのため
昨年に続き新横浜駅に向かったが、しかし思いがけないトラブルに遭遇した
圏央道・東名高速大渋滞
圏央道で1件、東名高速で2件、3件の事故が同時に発生し、圏央道は大渋滞
新横浜駅9時21分発の新幹線に乗車するのは絶望的、団体乗車券は紙切れ状態になり
旅行会社の添乗員は中止にするかと私に打診したが、責任者として続行を指示した
新横浜駅・2時間遅れ
新横浜駅到着は10時半、乗車する列車はすでに(1時間10分前)通過していた
乗車券(個人扱い)を受け取る
旅行会社の横浜支店が、新神戸までの乗車券を購入し待機していたが
乗車券は個人扱いのため多額の費用が発生、それは旅行が終わった後の対応です
新横浜11時9分発 のぞみ107号に乗車
午後1時37分 新神戸駅に到着
<阿波海峡へ>
明石海峡大橋
2日前までは不安定な天気が続いていたが、「私は晴れ男」ようやく気分も晴れる
淡路島SAから明石海峡
事故渋滞で大幅に遅れているが、トイレ休憩とドライバー休憩が必要です
大鳴門橋
ホテル・アオアヲナルトリゾート
このホテルに連泊、停車せず「うずしお観潮船」の乗り場に直行です
<鳴門海峡うず潮>
午後3時00分発の観潮船に乗船する予定でいたが、高速道の事故渋滞により
二つ後の、午後4時20分発の船に乗船、最悪の場合1日目はホテル宿泊のみかと
覚悟をしていたが、最終船に乗船でき、2日目からの予定を変更せずに済んだ
大鳴門大橋(1)
途中、穏やかであった海は鳴門海峡に近づくとうねりが出始めた
大鳴門橋(2)
大橋に近づくに連れ、小刻みな波に変わり大きくなってくる
大鳴門大橋(3)
うず潮が発生する海峡に到着、この日は大潮で渦の直径は最大20mになるが
その時間帯は1時間前、それでも所々に現れる渦に皆さんは満足でした
鳴門公園
大鳴門橋と海峡の展望スポット、時間は午後5時を過ぎていたが皆さんを案内
この場所から、大鳴門橋の車道下の「渦の道」へ歩く予定でしたが時間切れで断念
今回の旅行のなかで、唯一実行できなかった観光でした
集合写真(私は右端)
夕陽が大鳴門橋から淡路島に、皆さんは日陰に入り顔が暗くなったが
立老連の会報にこの写真を掲載(45名)、紀行文も作成しなければならない
<ホテルにて>
初日の宴会は1時間遅れ午後7時から実施したが、皆さんは元気に参加
宴席ではカラオケ、女性たちの踊り、2日目は恒例のビンゴゲーム
私は、開宴の挨拶、最初に河内おとこ節を歌い、宴を盛り上げた(席は手前)
ホテルからの眺め(2日目の朝)
鳴門海峡から淡路島を展望、ロケーションの良い場所です
部屋からの眺め
紀伊水道から大阪湾、逆光のため淡路島が霞んで見える
次回は、立老連旅行記(2)<阿波徳島観光>を紹介します
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