小豆島旅行記(6)<醤の郷小豆島> [西日本の旅]
小豆島旅行記(6)
<醤の郷小豆島>
赤穂とともに製塩業が盛んであった小豆島、江戸時代に良質な塩を使用し
より高度な調味料として醤油が生産されることになった、ここ苗羽地区には
醤油工場や佃煮工場が集まり、「醤(ひしお)の郷」と呼ばれている
小豆島の観光地を巡る途中、最大手のマルキン醤油の醸造蔵などを見学した
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<旅行日:5月21日>
<醤(ひしお)の郷>
醤油蔵通り
マルキン醤油記念館
マルキン醤油の駐車場に一歩下りると、醤油の匂いが辺り一帯に漂い
さすがに醤油の街だと実感するが、時間が過ぎると匂いに慣れ感じなくなる
記念館は無料公開日、皆さんと館内に入り見学をする
記念館の内部
大正初期に建てられた建物を記念館に改装、もろ味から醤油を絞り出す圧搾工場
合掌造りの建物として国の登録有形文化財に指定されている
麹室(こうじむろ)も有ったが撮影を忘れる
マルキン醤油工場
バス通りの両側は工場、タクシードライバーに案内され醸造蔵に向かう
天然醸造蔵
マルキン醤油の創業時(1907年)に建てられた醸造蔵で、建築後110年
漆喰と焼き杉の塀が良い、長さは約100m、国の登録有形文化財に指定されている
醸造蔵の内部
30石(5.4kl)の木樽を300本保有、マルキンの天然醸造蔵は全国で最大規模
もろ味を発酵させる木樽の保存数は、全国で約2000基と言われてる
醸造蔵の匂い
スイッチを押すと内部が解放され、もろ味の匂いをかぐことができる
別の醸造蔵
この醸造蔵も約100m、歩いて駐車場に戻る
役目を終えた木樽、秋田杉で作られている
<小豆島の佃煮>
戦後の食糧難時代、地元で採れた芋のツルを美味しい醤油で煮詰め
保存できる食料を作ったのが小豆島佃煮の始まりと言う、私も食べた覚えが有る
ドライバーさんに佃煮を土産に買いたいと頼むと、この工場直営店に案内された
お土産
老人会、自治会など知人の土産にまとめて購入
<小豆島ソーメン>
ソーメンは小豆島の産業の一つ、軽い食事を希望すると、この店に案内してくれた
車の多い通りから離れた狭い住宅街、この店も醤油蔵と同じ焼き杉の建物でした
手延べ素麺「なかぶ庵」
工場直営店でした
生ソーメン
メニューは、工場で作りたての「生ソーメン(写真)」1種類のみ
注文の仕方は「並にするか・大盛か」の何れか一つ、美味しく頂いた
小豆島土産
佃煮など、小豆島の土産が増えホテルから自宅へ宅急便で搬送する
小豆島を後に岡山へ
小豆島観光を終え、再び連絡船に乗船し新岡山港へ
船内の姉妹たち
楽しい小豆島旅行でしたと喜んでもらえたが、何時まで続けられるのか?
駅弁「祭りすし」
帰りの新幹線は、岡山駅の「祭りすし」と決めていたが、やはり美味しい
大阪の姉から清酒
阪神百貨店の店員に勧められるまま、お礼に選んだと言う
小豆島旅行記を6回も綴ったが、私たちと妹は京都駅で途中下車
八条口の京阪ホテルに1泊し、京都市内と大原三千院、寂光院などを観光です
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小豆島旅行記(5)<小豆島霊場巡拝> [西日本の旅]
小豆島旅行記(5)
<小豆島霊場巡拝>
今回の小豆島旅行を計画するに当たり、島内の観光ポイントを検索していると
小豆島八十八ヵ所霊場巡りをヒット、四国霊場八十八ヵ所に比べ1/10ほどの
手軽さだと言うが、それでも約150kmの距離、タクシーで巡っても3日間
ホテルには巡礼ツアーの人たちも泊まっていたが、私たちは3カ寺のみの参拝です
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<旅行日:5月20日・21日>
<54番札所 西光寺>
山門「四恩之門」
旅行1日目、迷路のまちを散歩していたときに立ち寄った西光院
重厚な朱塗りの山門は鐘楼門、紐を下に引き鐘が鳴らして境内に入る
西光寺境内
正面に本堂 奥の院の誓願之塔(三重塔)が背後に見える
境内を覆うイチョウは樹齢250年、小豆島の天然記念物に指定されている
西光寺本堂
小豆島霊場第58番札所
院号:王子山蓮華院西光寺 本尊:千手千顔観世音菩薩
奥の院「誓願之塔」
人力により土石を積み上げられた思われる、10平方メートルほどの山頂
迷路のまち(小豆島旅行記1)を一望でき、路地からも奥の院に上がる事ができる
西光寺の塀
西光寺の周辺は迷路のまち、石積みの塀と三重塔とのコラボが良い
ホテルから遠望
<54番札所 宝生院>
旅行2日目、寒霞渓(小豆島旅行記2)に向かう前に宝生寺に立ち寄った
宝生院本堂
小豆島霊場第54番札所
院号:皇踏山宝生院吉祥寺 本尊:地蔵大菩薩 開創:行基菩薩
記念に撮影
碑の銘:天然記念物宝生院の真柏
掲示板・大正11年10月でした
真柏(シンパク)の大樹
樹齢:約1600年 幹回り:17m 樹高:22m
応神天皇の手植えと伝わる国内最大の真柏です 国指定天然記念物
大きさを比較
妻(黄色の矢印)をモデルに比較をしたが、大きすぎて写真に納まらない
塀の外から
昭和記念公園で鉢に納まった真柏の盆栽を見ているが、驚きの大きさです
駐車場から
<8番札所 常光寺>
醤油蔵、佃煮工場が集まる「醤(ひしお)の里」に常光寺が有り予定外で立ち寄る
山門は鐘楼門(小豆島に多いのか)、鐘を打ち境内に入る
常光寺本堂
小豆島霊場第8番札所
院号:瑠璃山医王院常光寺 本尊:薬師如来 宗派:真言宗御室派(仁和寺)
ソテツの大木
小豆島は気候が温暖、誓願寺の大ソテツ(国指定天然記念物)は見に行けず
日本一早咲きの桜(河津桜より早い)が有ると言う、流石に寺領内の手入れは良い
<小豆島大観音>
寒霞渓に向かう途中、ドライバーさんに教えられ車窓から撮影
観音像の高さは未発表だが60~70m、エレベータも有り瀬戸内海を展望できる
次回は、小豆島旅行記(6)<醤の里小豆島>を紹介します
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小豆島旅行記(4)<映画村・オリーブ公園> [西日本の旅]
小豆島旅行記(4)
<映画村・オリーブ公園>
小豆島を一躍有名にしたのは、木下恵介監督の映画「二十四の瞳」、そして
オリーブオイルなど小豆島の特産物でしょう、前日は曇り空で強風が吹いたが
この日は回復し快晴、二十四の瞳映画村とオリーブ公園を訪ねたが
晴れた青い空と海を渡る風が何よりもの贈り物、深呼吸を何度も繰り返した
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<旅行日:5月21日>
<二十四の瞳映画村>
岬の分教場
映画「二十四の瞳」の舞台になった尋常小学校の分教場
時間の都合で入るのを諦め約600m先の映画村へ、車内からの撮影です
映画村入口
岬の先端にある映画村、その前後は海に挟まれ景色が素晴らしい
午前中、空に残っていた雲もなくなり、願ってもない晴天になった
映画村の内部
水路には、鯛やカワハギが泳ぎエサを与える事もできる
壷井栄文学館
生原稿、生前の愛用品、初版本などを多数展示していた
映画のポスター
大石先生「高峰秀子さん」
田中裕子、黒木瞳さんが大石先生を演じたそうだが、小豆島に来て初めて知った
大石先生と子供たち
瀬戸内海
瀬戸内海を見渡す海岸沿いに立地する映画村
空の青さに海の色、海を渡る風が心地よくしばらく眺めていた
小学校の校舎
映画のロケに使用したオープンセットを改築し、木道校舎、住宅などを保存
大正、昭和初期の小学校など当時の景観を再現している
教室の中
当時の漁村
竹馬体験
中国人の若者たちが指導を受けていたが・・皆さんは不合格
日本の若者も二十四の瞳映画村を知る人が少ないが、何故中国の若者がここに?
<オリーブ公園>
ギリシャ風車
この公園は道の駅、園内にはカフェ、レストラン、売店、そして記念館も有るが
ホテルを朝9時に出発し約5時間、姉妹に疲れが見れるので売店はスルー
オリーブ公園の前にマルキン醤油、霊場札所に行っているが、その記事は後回しです
1908年、アメリカから苗木を取り寄せ、鹿児島県、三重県、そして香川県に
植栽したが、育ったのは香川県の小豆島のみ、それから110年が過ぎた
オリーブ畑
園内に約2000本のオリーブを植栽、また110年前の原木も残っている
オリーブの花(ツボミ)
可憐な白い花が咲くと言うが、その時期は少し先のようです
空飛ぶ魔法のほうき(箒)
恋人が飛び上がる姿を、何度も、何度も撮影、何をしているのか分からず、聞くと
ここは「魔女の宅急便(アニメ?)」のロケセットだと言う、魔法のほうきは
オリーブ記念館で貸し出しOK、中国人の若者たちも熱心に飛んでいた
グッドタイミング
偶然撮った二人の女性、明るい海をバックに良い写真が撮れた
年配の女性
ほうきを挟みハイポーズ(カメラマンはご主人)・・微笑ましい
オリーブの丘から
大型観光船と瀬戸内海、背後は四国の山並みでしょう
次回は、小豆島旅行記(5)<小豆島霊場巡拝>を紹介します
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小豆島旅行記(3)<寒霞渓> [西日本の旅]
小豆島旅行記(3)
<四方指・寒霞渓>
朝9時にジャンボタクシーを予約し、小豆島の観光名所に向かって出発
寒霞渓、マルキン醤油、二十四の瞳映画村、オリーブ公園、島内の霊場札所
そして中山千枚田、農村歌舞伎舞台など、盛りだくさんのスケジュールですが
小豆島国際ホテルへの帰着は、姉妹たちの疲労を配慮し午後3時の予定です
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<旅行日:5月21日>
<四方指展望台>
高校時代(昭和30年8月)、全日本学生キャンプが文部省の主催で開催され
全国の都道府県から各1が参加、私は大阪の代表として四方指に1週間滞在をした
それから64年の長い歳月が過ぎたが、ここ四方指は若い日の思い出の地です
四方指三角点
広い草原に幾つもテントを張り、グループ活動やキャンプファイヤーをした青春時代
当時は四方を見渡せたが、今は樹木が遮り中国地方は見え難く三方指です
寒霞渓のロープウエイ
〇で囲んだのはゴンドラ、小豆島の最高峰「星ケ城山(816m)」を望める
緑の寒霞渓
土庄町から前島
キャンプ地の草原は?
1週間過ごした草原は何処なのか、樹木に覆われその場所が分からない・・残念
64年の歳月は、草原を森林に変えたのであろうか?、遠い昔話になった
<寒霞渓>
寒霞渓は小豆島を代表する景勝地、日本三大渓谷の一つに数えられ
秋の紅葉の時期は特に美しく、観光客も多いと言う
この日は天気が回復し、渓谷の青モミジは陽の光を浴び目に眩しい
寒霞渓展望台
市街地の左手は醤油工場が集まる小豆島町、中央辺りにオリーブ公園、そして
前方の島の右端に二十四の瞳映画村が有る、ここは観光地が集まっている
姉妹たち
モミジの青葉が美しいので撮影(展望台に続く道)
寒霞渓ロープウエイ
高齢の姉妹たちに、上りの坂道や石段を避けるため
ロープウエイの山頂駅へワゴンタクシーを直行、下りのみ使用です
緑の渓谷
麓まで続く青モミジ、しかしゴンドラに乗っている時間は僅か5分でした
前日は運航停止
前日は15mを超える強風が吹き運航を停止、1日後で運が良かった
ゴンドラから寒霞渓
寒霞渓の春の渓谷美も、晩秋には錦の朱色に変わるでしょう
<小豆島の山里>
中山千枚田
日本の原風景が残る中山の里、農村歌舞伎と合わせ中山千枚田に立ち寄ったが
水を張り田植えが終わった千枚田は、今が最も美しい季節です
左側は休耕田でしょうか、代掻きをしていない
この日、最後の観光地でしたが、記事をまとめる都合で先にアップした
日本の棚田100選に指定されている
農村歌舞伎舞台
江戸時代から300年続く五穀豊穣の奉納歌舞伎、役者から裏方まで
地元の人たちにより上演される伝承芸能、中山の里には後一つ舞台が残っている
千枚田を含め中山の里は、日本の歴史風土100選、日本の里100選に指定されている
舞台前の芝生は観客席、その背後に小さな神社が有ったが撮影を忘れる
ジャンボタクシー
次回は、小豆島旅行記(4)<映画村・オリーブ公園>を紹介します
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小豆島旅行記(2)<エンジェルロード> [西日本の旅]
小豆島旅行記(2)
<エンジェルロード>
今回の旅行は、小豆島のホテルに連泊し島内をゆっくり観光するのが目的
ネットで調べると、エンジェルロードに直結した小豆島国際ホテルを検索した
土庄港にも近いのでこのホテルに決めたが、エンジェルロードは渡れる時間帯が有る
そこで、朝夕に歩ける日時をホテルに聞き、5月20日から22日の3日間とした
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<旅行:5月20日~22日>
<小豆島国際ホテル>
宿泊客は日本人の団体で20日、21日共ほぼ満館(中国人は個人客のみ)
小豆島八十八ヵ所遍路旅の団体も宿泊、露天風呂付の温泉も有る
姉妹たちは景色の良いこのホテルに大満足、そして長々と話が弾んでいた
ホテルのロビー
5月21日 8時50分
窓の外に広がる瀬戸内海の景色が素晴らしい、小豆島観光に出発する前に撮影
前方は四国の高松市、源平合戦が有った屋島(山の上が平)が見える
ホテルの庭
前方が余島(中・小・大余島の3島)、島の左にエンジェルロードが有る
ホテル前の案内「天使の散歩道」
矢印に沿って時計方向に曲がると散歩道、宿泊客はホテルの庭から直接行ける
<エンジェルロード(天使の散歩道)>
ホテルの部屋7階から
潮の干満によって、前方の余島と繋がったり離れたりする砂浜の道
手を繋いで渡ると幸せになると言うスポットですが、私たちは景色を眺めるのみ
5月20日 15時10分
旅行1日目は強風が吹き荒れ、エンジェルロードに高い波が押し寄せていた
5月21日 5時50分
起床時に撮影したが幅が狭い、月明かり(2時ころ)で見た砂浜の道は離れていた
5月22日 6時50分
太陽が昇ると共に、砂浜の幅は広くなってきた(上の写真と比較)
5月21日 15時42分
干潮の前後2時間ほど余島と繫がり砂浜を歩けるが、歩けない時間は観光中でした
<散歩道を歩く>
5月21日 15時58分
潮が引き広くなった砂浜、中国人の団体が観光バスで次々にやってくる
5月22日 8時20分
5月22日 8時20分
旅行最終日、チェックアウトの前に妻と二人で砂浜を散歩し記念撮影
5月21日 16時00分
小豆島国際ホテルは全室オーシャンビュー、ホテルの前がエンジェルロードです
5月21日 16時05分
エンジェルロードは、ホテルのプライベートビーチのような感じです
恋人の聖地
エンジェルロード入口の小さな岩山に登ると、このような場所が有った
5月21日 15時53分
恋人の聖地から見たエンジェルロード、屋島が画面の右に入っている
5月20日 15時36分
四姉妹たち
旅行1日目に皆さんと散歩、風が強く姉たちは早々に引き上げた
ホテルの夕食
旅行1日目(5月20日) 刺身(3人分)
旅行2日目(5月21日) 刺身(2人分)
醤油・もろ味、オリーブ油ポン酢
刺身を食べるのに、三つの味を比べることができる
次回は、小豆島旅行記(3)<寒霞渓>を紹介します
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小豆島旅行記(1)<添乗員旅行> [西日本の旅]
小豆島旅行記(1)
<添乗員旅行>
昨年の6月、妻の四姉妹を長良川鵜飼い、郡上八幡などの観光に案内してから
1年ぶりの添乗員旅行です、今回は小豆島のホテルに連泊し島内の名所を巡回
大阪と西宮に住む姉二人は新大阪駅から新幹線に乗車、車内で合流し岡山駅へ
前日発表の3日間の天気予報は ☂→→でしたが、好転し→→に変わった
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<旅行日:5月20日>
<小豆島へ>
桃太郎と家来
桃太郎が見つめる先は鬼ヶ島でしょうが、私たちが向かうのは小豆島です
新岡山港
小豆島の土庄港に向かうフェリー、中国人の団体を乗せた観光バスも乗船する
前方に小豆島
強風にあおられ波しぶきがフロントガラスを直撃、小豆島が霞んで見える
船内の姉妹
小豆島に架かる橋はなく、船舶が唯一の交通手段です
小豆島国際ホテル
ホテルにチェックインし小休止、そのご揃ってエンジェルロードを散策したが
その記事は、次回に紹介します
<迷路のまち>
エンジェルロードを歩いたあと、姉二人(86歳・84歳)は部屋で休憩タイム
私たち夫婦と妹の三人は、迷路のまちと世界一狭い海峡へ強風のなか散歩に出発
小豆島国際ホテルから海岸通りを渡ると、そこは迷路のまちの入口です
まちの名の謂れ
南北朝時代(約700年前)、戦乱や海賊の襲来に備え複雑な路地が作られたと言う
迷路の家並み
西光寺の三重塔から撮影したが、確かに住宅が入り組んでいるようです
妖怪美術館の案内
迷路のまちに数館設けられているが、高齢の私たちは興味がなくスルー
細い路地道
目の前の路地道を、右へ、左へ、前へ、車も入れない細い道が続く
写真の羅列です
路地裏のスナック
消火栓は必須です
石塀の道
西光寺の石塀
小豆島八十八霊場の記事で、改めて西光寺を紹介します
迷路の定食屋
黒板に書いた案内を見ると餃子がメインの店でした
<世界一狭い海峡>
土庄町の役場前にある狭い水路、一見すると川のように見えるが海峡です
小豆島に来て初めて知ったが、この海峡を挟んで本島と前島の二つに分かれている
土渕海峡
世界一狭い海峡として、ギネスブックに認定されている
海峡の道
左は前島(土庄町役場や消防署がある)、左は小豆島の本島です
迷路のまちを遠望
世界一狭い海峡は消防タワーの右側、迷路のまちは三重塔の周囲です
ホテル7階の廊下から撮影(3日目の朝は快晴)
次回は、小豆島旅行記(2)<エンジェルロード>を紹介します
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立老連旅行記(5)<宇治平等院&伏見散策> [西日本の旅]
立老連旅行記(5)
<宇治平等院&伏見散策>
京都旅行をする人は多いが、琵琶湖周辺を観光せずは素通りする人も多い
今回は私の提案で琵琶湖畔を旅行したが、帰りの新幹線の乗車駅は京都です
そこで、隣の国から来た観光客が多い京都市内を避け、宇治と伏見を選んだが
宇治平等院は意外に思うほど人が少なく、女性の皆さんに喜んでもらえた
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<旅行3日目:9月21日>
<宇治平等院>
旅行初日は好天気、2日目は雨天、3日目は曇り空、天気の変化に一喜一憂した
3日間でしたが、この日は幸い雨に合わずに、宇治・伏見を観光
宇治橋から参道の商店街を歩き平等院に行きたいが、観光バスは路上駐車できず
宇治橋を通るバスの車窓から撮影
平等院鳳凰堂
藤原氏が最も隆盛を極めた平安時代、藤原道長の別荘に西方浄土に導かれる
阿弥陀如来を本尊として阿弥陀堂を建立、現在は鳳凰堂と呼ばれている
阿字池に囲まれた庭園は、浄土式借景庭園として史跡・名勝に指定されている
阿弥陀如来の尊顔(2011年4月撮影)
国宝 阿弥陀如来坐像(ネットから借用)
周囲の壁の雲中供養菩薩像52躯も国宝です、今は鳳凰館に26躯展示されている
鳳凰堂の右
朱塗りの橋を渡ると阿弥陀如来を拝観できるが、時間不足で堂内に入れなかった
鳳凰堂を左から
平等院ではバスで待機する人もなく全員参加、皆さんの関心度は高かった
鳳凰館見学
平等院に訪れ必見は、鳳凰館に展示されている数々の国宝の平安彫刻などです
梵鐘、鳳凰一対、十一面観音立像など、平等院創建当時の作品が展示され
その中で、雲中供養菩薩26躯は、楽器を奏でる菩薩、踊る菩薩などが有り魅了される
原色の雲中供養菩薩
この写真はネットから拝借しました
<源氏物語ミュージアム>
宇治は平安貴族の別荘地であり、紫式部の源氏物語の舞台にもなった地域
華やかな雰囲気に包まれた風光明媚な所です、前方の橋の右側には平等院が有り
源氏物語ミュージアムへは、宇治川(中の島)を左に渡り徒歩15分ほどです
宇治川の流れと桜(2011年4月撮影)
紫式部象(2011年4月撮影)
観光バスの車窓からも見えたが、誰かの悪戯で傘を掛けて有った
ミュージアム館内
源氏物語五十四帖のなかで、最後の十帖の舞台になった宇治
物語は、光源氏から子息の時代に移り変わっている
映画を観賞
源氏物語十帖の「浮舟」と「橋姫」を紹介しているが、この日は「橋姫」を上映
全員が観賞したが、見終わっても物語のストーリーがよく分からない
<京都伏見ミニ散歩>
黄桜カッパカントリー
3日目の昼食は黄桜カッパカントリーです、旅行会社は黄桜の伏水蔵を推奨したが
寺田屋・大倉酒造など食後の散歩をするには遠く、ここカッパカントリーを指定した
黄桜記念館
懐かしいTVコマーシャル、カッパ家族の原画を展示している
月桂冠大倉記念館
記念館には、貴重な酒造用具類を保存し、酒造りと日本酒の歴史を紹介している
見学したいが時間が足りず断念、前回(2011年)も同様で入館できなかった
大倉酒造の酒蔵
白壁土蔵の酒蔵、川に沿った柳並木、そして濠川の流れ、ここは伏見を代表する
風光明媚な場所、濠川は伏見城の外堀で宇治川の水を引いている
濠川を往く三十石船
史跡 寺田屋
私の呼びかけに応じ、ミニ散歩に参加した人たち(私は右端です)
他の人たちも、黄桜から徒歩1分の寺田屋まで来て見学、妻もその中にいた
京都駅のホーム
15時26分発の、のぞみ234号で新横浜駅へ
新横浜には迎えのバスが待機し、参加者全員を立川市内15カ所に送ってくれた
立老連2泊3日の旅行、サプライズで責任者を引き受けたが
参加者45名の中には、杖が頼りで足の弱い女性も多く、見守りながらの3日間
しかし、事故も落伍者もなく無事に地元立川に戻ることができました
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立老連旅行記(4)<琵琶湖&比叡山> [西日本の旅]
立老連旅行記(4)
<琵琶湖&比叡山>
この日は、近江八幡の水郷巡りと、そして延暦寺の根本中堂の参拝が目的でしたが
朝から雨が降り続き、晴れ男の私もやや自信喪失、皆さんにはバスの車内で
雨の中での旅行は長く記憶に残るでしょうと、やせ我慢の発言、この記事は
行楽と参拝が混合していますが、コース順に作成しましたので、ご容赦ください
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<旅行2日目:9月20日>
<水郷めぐり>
近江八幡を散策中(前記事)、添乗員から手こぎ舟のすき焼きを食事処に変更して
欲しいと申し入れが有った、理由は、舟内はシートに囲まれ煙が籠るとのこと
しかし、舟の中で食べるすき焼きは目玉企画、要請を断ったが何ら問題はなかった
日本一遅い乗り物「手こぎ舟」
ギーギーと音を立て進む手こぎ舟、日本で一番遅い乗り物です
参加者45名が6艘の舟に分乗し、葦(よし)が茂る水路を出発です
船頭さん
台風22号の影響で、橋板の一部が壊れたとの説明でした
舟ですき焼き
舟に積み込んだ・すき焼きの材料、近江牛などの量が多く余るほどでした
そして乗船の前に缶ビールを購入し、皆さんに1本ずつ進呈(男性5人、女性3人)
世話をする女性
鍋奉行ならぬ世話好きの女性(妻は手持ち無沙汰)、私は飲んで食べるだけ
すき焼きパーティー
缶ビールで乾杯し、近江牛のすき焼きは美味、舟の中は宴会のように賑やかでした
誰かが歌を唄おう言い出したので、皆さんと「船頭小唄」を合唱した
仲間の舟
広い琵琶湖に漕ぎ出せば、波が高く転覆する恐れも有るが
ここは琵琶湖に水路で繋がった西湖、波は穏やかで、降り続く雨も気にならない
テレビ時代劇
剣客商売で、藤田まことが若い女房がこぐ舟に乗るシーンの撮影はこの場所です
舟着き場へ
アンケートの結果も大好評、手こぎ舟のすき焼きは成功でした
琵琶湖大橋
道の駅「びわ湖米プラザ」で休憩、大橋は目の前です
琵琶湖大橋を渡り湖西へ、ここから比叡山延暦寺は近いが雲がかかり見えない
<延暦寺根本中堂>
比叡山延暦寺は、横川・西塔・東塔地域の三つで構成されている
2012年11月に一人で諸堂めぐりをしたが、横川から東塔まで4kmほど離れている
今回は延暦寺本坊の根本中堂のみを参拝、阿弥陀堂などは雨と時間不足で中止です
根本中堂(2012年)
工事中の根本中堂
建物を大改装工事中、上の写真と同じ場所で撮影をした
標高850mの山頂に位置する延暦寺の東塔、根本中堂は雲の中でした
根本中堂入口(2012年撮影)
正面の奥から本尊の薬師如来像、不滅の法灯などを拝観した
工事中の堂内
上の写真の正面奥に着座して、若い僧侶の説明(約10分間)を受ける
不滅の法灯は三灯、行燈の中に納まり赤い明りが灯っていた
工事中の現場
階段を上がり見学できると聞いたが、時間が無く断念した
大講堂(2012年撮影)
根本中堂に向かう途中に参拝したが、写真を撮り忘れる(本尊は大日如来)
同じ老人クラブの女性は、足が悪い中歩き通したが、ご朱印は先行手配をしてあげた
一隅(いちぐう)を照らす
伝教大師最澄の教えですが、ガイドは一隅(いちすみ)と説明、後で教えておいた
滋賀院門跡
比叡山の麓、坂本の門跡寺院には使用済みになった「不滅の法灯」が残されている
この写真も、2012年1に比叡山延暦寺を一人で諸堂めぐりをした時の撮影です
<琵琶湖グランドホテル>
雄琴温泉
ホテルのロビー
館内の売店はコンビニ大手のローソンでした、旅館のお土産売り場とは雰囲気が違う
宴席の料理
この他に天麩羅と茶碗蒸しも出たが、高齢者には量が多い、すき焼きも出ていた
役員さんと記念撮影
宴会が済み・・皆さん揃って記念写真(私は左から3人目)
この日も、カラオケの後にビンゴゲーム、楽しい時間を過ごした
次回は、立老連旅行記(5)<宇治平等院&京都伏見>を紹介します
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立老連旅行記(3)<近江八散 散策> [西日本の旅]
立老連旅行記(3)
<近江八幡 散策>
旅行2日目は前日の快晴から一変し朝から雨模様、この日だけは好天気にとの
願いも空しく終日雨天、私は晴れ男ですが参加者に強烈な雨男、雨女がいるようだと
観光バスの車内でジョークを言った、しかし旅行スケジュールは予定通りに進行
近江商人が築いた街並みと八幡堀を散策し、日牟禮八幡宮に向かった
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<旅行2日目:9月20日>
<近江八幡の町並>
新町通り
近江八幡の町並を散策するのは3度目、この写真は昨年6月に妻の四姉妹を
案内した時に撮影したが、ご覧のように好天気でした
雨の新町通り
専門ガイド2人の案内で2組に分かれ、近江八幡の見どころを散策(約1km)
ガイドさんの説明は1時間コース、驚いたのかタクシーで観光した女性たちがいた
塀越しの松が美しい
前方に八幡山
前方の八幡山には、豊臣秀次が築いた城跡が残っている、ロープウエイで登れる
新町通りの店
菓子「和た与」
新町通りを左に30mほど歩くとこの店が有る、仲間を誘い土産を買いに行った
でっち(丁稚)羊羹
近江商人の店で働く店員が、故郷への土産に購入したので、この名が付いた
八幡堀の河岸
八幡堀は豊臣秀次が築かせた堀、近江商人は琵琶湖に繋がる水運を利用し発展した
ここは荷揚げ荷下ろしをした河岸、今は時代劇のロケ地に使用されている
八幡堀から明治橋
明治橋から八幡堀
近江兄弟社
メンターム資料館に立ち寄る、子どものころ手足の傷によく使用した
(左)近江兄弟社のメンターム (右)メンタームの類似品
西川甚五郎本宅
東京日本橋の西川産業(蒲団)の創業者は近江八幡の出身です
高島屋、伊藤忠、丸紅、日清紡、西武グループなど、近江商人が創業した企業は多い
石畳の小径
白雲橋から八幡堀
この場所も、映画・テレビ時代劇のロケ地に度々使われている
日牟禮八幡宮
近江商人の守護神として信仰され、千年以上の歴史があると言う
強くなった雨が写真に写っている、皆さんは神妙にお参りをした
八幡宮拝殿
八幡宮本殿
八幡宮の門前が集合場所、観光バスの乗車し次の目的地に向かう
白雲館
アメリカ合衆国の建築家ヴォーリズが設計した記念館、観光案内所になっている
またヴォーリズは近江兄弟社の創立にも加わっている
次回は、立老連旅行記(4)<琵琶湖・比叡山>を紹介します
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立老連旅行記(2)<秀吉の城下町> [西日本の旅]
立老連旅行記(2)
<秀吉の城下町>
旅行初日、二つの目の観光は羽柴秀吉が、城持ち大名に執り立てられ築いた城下町
長浜の散策、曳山博物館見学、大通寺の参拝です、歩く距離は2kmに満たないが
ここでも3人の女性が観光バスの停車場で待つと言う、この先の黑塀館(200m先)に
喫茶店が有るので行くように指示したが、帰ってくると行ったよと返事が有った
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<旅行初日:9月19日>
<長浜散策>
北国街道
びわこ湖北は、姉川・賎が嶽・関ケ原など、大きな合戦が度々行われた地域
村人たちが、観音様を土中に隠し、川に沈め守った観音像(9月26日UP)の中には
彫刻史上最高傑作と評される国宝十一面観音もあるが・・時間不足で断念
北国街道の先(15kmほど)に観音の里がある
黒塀館の通り
待機組の女性3人は、この辺りでお茶を飲みながら待ったようです
曳山博物館
無形文化遺産に登録されている「長浜曳山祭」、毎年4月中旬に開催される
長浜天満宮の祭礼には、長浜市内の各町から13基の曳山が集まると言う
関白秀吉の曳山
曳山博物館には4基の曳山(山車)が展示されている
曳山の出入口
曳山の高さは、約6m~9m、博物館の入口も大きい
歴史を感じる雑貨屋さん
旅館みたに
大通寺にお参りに来た人たちが泊まるのでしょうか?
大通寺の参道
大通寺の山門
大通寺(長浜御坊)
真宗大谷派の別院、安土桃山時代の建築様式を伝え、伏見城の遺構と伝わる
大広間など見どころが多い寺院です、重要文化財に指定されている
若い僧侶から説明を聞く
書院の絵
境内から山門
山門から参道
長浜ロイヤルホテル
竹生島クルーズ船の乗り場や長浜城にも近く、温泉(太閤温泉)も有るが
高齢者の団体には館内は広すぎ利便性が悪い (写真はネットから拝借した)
宴会開始
午後6時30分から宴会を開始、旅行部長が不参加のため代わって私が挨拶をする
乾 杯
立老連副会長の、この女性に乾杯の発声をお願いした
カラオケタイム
10人以上の人たちが美声を競ったが、立場上私が最初に「琵琶湖周航の歌」を披露
そしてカラオケの後は、女性たちが立川音頭、炭坑節など3曲をレグダンス
宴席の周囲に踊りの輪ができ大いに盛り上がった、皆さんは元気です(私も踊る)
次回は、立老連旅行記(3)<近江八幡散策>を紹介します
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