立老連旅行記(3)<北アルプス展望台> [中部地方の旅]
立老連旅行記(3)
<新穂高ロープウエイ>
30年ほど前、初めて奥飛騨旅行をしたとき、このロープウエイを利用したが
当時は待ち時間が長く1時間以上、展望台からの眺めも悪くガッカリしたが
2階建てのゴンドラに変わり乗客数も増加、展望台から北アルプスの眺望も抜群
今回の立老連旅行は、岐阜県から長野県に移り安曇野の大王わさび園で終了です
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<旅行3日目:10月13日>
<北アルプス展望台>
新平湯温泉 ホテル焼岳
しらかば平駅
しらかば平駅から西穂高口駅まで、標高差約850mの空の旅
左に見える山は、笠ケ岳に連なる山々です
展望台(1)
西穂高口で下りると、標高2,156mの展望台
前方は笠ケ岳、右方向に槍ヶ岳と穂高、左側に焼岳が一望できる
展望台(2)
槍ヶ岳をバックに記念撮影(有料)、順番待ちをするのは女性が多い
槍ヶ岳・穂高連峰
笠ケ岳
焼 岳
雲 海
雲海の奥の山並みは白山連邦、雲海の下は高山市内です
笠ケ岳を眺める夫婦
赤い郵便ポスト
ゴンドラ
上下2階建てのゴンドラ、上の階を利用する(下の階が見える)
しらかば平駅へ
上りのゴンドラと交差
しらかば平の紅葉・黄葉
観光バス
平湯から安房峠を越えると長野県、上高地には立ち寄らず安曇野に向かう
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<大王わさび農場>
安曇野は大好きな観光地、北アルプスの伏流水の湧水場所や、道祖神を探し周り
穂高駅前で借りた自転車で走り、またの大王わさび農場まで駅から歩いた事も有る
観光バス旅行では、大王わさび農場に直行し、安曇野の本当の良さは分からない
水車のある景観
黒澤明監督の映画「夢」、ロケセットに使われた水車小屋が今も残り
大王わさび農場の代表的な景観の一つになっている、新緑の季節が最も美しい
ふたつの川「珍風景」
手前は湧水100%の川、奥は一級河川の万水川、次の説明パネルを読むと・・
細長い島をはさんで合流するが、水温の違いでしばらく混ざることなく流れると言う
道祖神
翌週は記念旅行で上高地へ、2泊3日の立老連旅行はこの記事で終わりです
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立老連旅行記2)<飛騨高山> [中部地方の旅]
立老連旅行記(2)
<飛騨高山>
飛騨高山は、戦国武将の金森長近が豊臣秀吉から飛騨一国を与えられ築城
城下の町割り、街道を設けるなど商業の発展に力を注ぎ、高山市の礎を築いた
また、高山市には軍需工場・施設などがなく、米軍の空襲を受けなかったので
市内には古い町並みがそのまま長く残り、飛騨観光の中心地になっている
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<旅行2日目:10月12日>
<高山祭屋台会館>
桜山八幡宮参道
高山市内の観光は、昼食を含めて約3時間半、高山祭屋台会館、高山陣屋、そして
古い町並みを散策したが、高山観光をしても祭屋台会館は初めての人が多い
桜山八幡宮の境内に祭屋台会館が有る(赤い鳥居の左側)
八幡宮本殿
祭神は、八幡大神(応神天皇)、熱田大神(日本武尊)
屋台会館入口
秋の高山祭は10月9日~10日の2日間、立老連旅行の直前に実施された
屋台展示
高山市内の屋台は11台、常設展示は4台で入れ替えているようです
カラクリ人形
高山祭り映像
桜山日光館(陽明門)
大正時代、33人の技術者が16年の歳月をかけ実物の十分の一の大きさで
作り上げた日光東照宮の模型、さすがに飛騨の匠の作品です
日光館は、屋台会館と共に桜山八幡宮の境内に有るので見学をした
桜山日光館(唐門)
<高山の町並散歩>
高山陣屋
元禄時代、飛騨は江戸幕府の直轄地となり、江戸から代官が赴任し政務を行った
全国で陣屋が残っているのは高山だけ、建物は改装されたようです
陣屋の前には、朝市が建ち並ぶが午後2時を過ぎていたので終わっていた
古い町並(上二之町)
高山城址の麓の駐車場にバスを停車、古い町並みに近く便利な場所です
駐車場前の土産物店で宴席で使用するビンゴの景品を購入
古い町並(上三之町)
欧米、隣の国から来日した観光客も多い
古い町の家
古い町の店舗
飛騨高山の銘酒
店内には試飲コーナーも有ったが利用せず
こって牛
飛騨牛にぎり寿司の店、若い人たちが並んでいた
<飛騨牛会食>
祭り会館に近い古い町並み、ここまで足を運ぶ観光客は少ない
立老連旅行2日目は町屋を改造した店で昼食です(矢印)
飛騨牛料理店「鳩谷」
立路連の旅行では、近江牛、米沢牛のすき焼きが続いている
飛騨牛(3人分)
会食の様子
私の席は中央の男性の隣り、立老連会長、旅行部長と部屋も宴席も一緒です
<奥飛騨温泉郷>
奥飛騨ガーデンホテル焼岳
この日も、カラオケ、女性部8人の舞台踊り、ビンゴゲームで盛り上がった
旅行会社は、クーポン券に相当する土産をこのホテルで準備した
男女混浴 露天風呂(ホテルのHPから借用)
露天風呂には専用の着衣を借りて入るが、私は利用しなかった
次回は、立老連旅行記(3)<西穂高ロープウエイ>を紹介します
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立老連旅行記(1)<馬籠宿&飛騨古川> [中部地方の旅]
立老連旅行記(1)
<馬籠宿&飛騨古川>
毎年実施している立老連の親睦旅行、今年は奥飛騨へ2泊3日のバス旅行です
全国旅行割引の開始日が、今回の旅行初日と重なりラッキーでしたが
岐阜県は当初適用できないとの回答、しかし苦情が殺到し旅行2日目に撤回
クーポン券は間に合わないため、旅行会社が代替案で土産を手配し落着した
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2回分の記事を一つにしましたので、写真が多くなりました
<旅行1日目:10月11日>
<木曽路馬籠宿>
前方に恵那山
観光バスは立川市内11か所を巡回し参加者を乗せ、八王子ICから中央高速を
下呂温泉に受けて出発、その途中馬籠宿で最初の観光と昼食です
馬籠宿 坂下(南端)
馬籠宿は、江戸から中山道43番目の宿場、木曽11宿の南端にある
島崎藤村「夜明け前」の書き出しは「木曽路はすべて山の中である」、馬籠宿から始まる
馬籠宿 道標
江戸時代の道標(右端)、その前に新しい道案内が立っている
京都へ五十一里半(左へ)、江戸へ八十里半(右へ)、馬籠峠を越えると妻籠宿です
坂下の水車
馬籠宿の桝形
急坂が続く馬籠宿
藤村記念館
島崎藤村の生家は、馬籠宿の本陣・庄屋・問屋を兼ねた島崎家
明治維新前後を書いた「夜明け前」は、父親の島崎正樹がモデルになっている
竹細工の店
欧米系の中年夫婦が、すげ笠を買っていた
和菓子の店
妻の土産に「栗きんとん」、そして勧められた「栗1個使用した和菓子」を購入
茶房土産物店
百草丸の店
民芸品店(女性が多い)
この店で昼食
<下呂温泉山形屋>
有馬温泉、草津温泉と共に日本三名泉のひとつに数えられている下呂温泉
今回で2度目ですが泉質の判断は?、写真2点は山形屋のHPから拝借した
大浴場
宴会の様子
宴が進むとカラオケ、そして女性部の依頼で宴席を取り囲むように踊りの輪が出来た
東京音頭、立川温度、そして炭坑節、私も最後の1曲に引っ張り出された
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<旅行2日目:10月12日>
<飛騨古川>
瀬戸川と白壁土蔵
戦国大名の金森氏が400年前に治めた時代、新田開発のため瀬戸川が造られ
今も、生活用水、防火用水として古川町民に、重要な役割を果たしている
瀬戸川と白壁土蔵街は。飛騨古川(飛騨市古川町)の代表的な景観になっている
土蔵街(川下から)
土蔵街(川上から)
瀬戸川の錦鯉
約1,000匹のコイが優雅に泳いでいる、冬季は別の場所に移す
1週間前の10月7日にも津和野でも見ているが、コイの数は瀬戸川の方が多い
鯉のエサ(100円)
コイの健康管理のため、エサ箱に入っている袋数は限りがある
瀬戸川と街並み(川下から)
瀬戸川と街並み(川上から)
以前行ったとき、長い柄が付いた柄杓を置いてあったのが印象に残っている
夏の暑い日の、瀬戸川の水を道路に撒き涼をとるための柄杓です
工芸「布紙木」
切り絵工房のようですが休日、この辺りに「絵ろうそく」の工房が有ったが?
円光寺
浄土真宗本願寺派の寺院、境内には観光客用のトイレが設けられていた
次回は、立老連旅行記(3)<飛騨高山散策>を紹介します
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初詣 日帰りバス旅行 [中部地方の旅]
初詣 日帰りバス旅行
地元砂川地区の老人クラブ(12団体)から、73名が参加した初詣旅行
今回の行先は、静岡市内の神社と日本平の夢テラス、いちご食べ放題が目的です
観光バス2台に分乗し立川を出発したが、期待した富士山はシルエット状態
晴れ男だと自負していたが、旅行責任者として半分失格、トラブルも有った
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<旅行日:1月27日>
<東名道を静岡へ>
雲の位置が高いので富士山が見え、雨は降らないと気象予報士のような説明
そして、初詣に行く静岡浅間神社は総社、祭られている七体の神々について
日本神話を簡単にまとめた資料を皆さんに配布し、バスの車内で説明をした
<静岡浅間神社>
神部神社、浅間神社、大歳御祖社の三社からなる総社、静岡浅間神社は総称です
境内には、麓山神社、八千戈神社、少彦名神社、玉鉾神社があり、七社巡りができる
神部神社・浅間神社2社(借り物写真)
「神部神社」祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、別の名は何か?
「浅間神社」木之花咲耶姫命、美しい姫神がなぜ富士山本宮浅間大社の祭伸なのか?
天照大神から神武天皇に至る神々について知る限りの説明、少しお役にたった
皆さんと記念撮影
私は前列の中央、会長はここだと指定された真ん中に割り込んだ
舞殿から参拝
拝殿は工事中のため舞殿の前で参拝、大己貴命は大国主命と同神です
木之花咲耶姫はニニギノミコトの妻、火の中での出産が、浅間、富士山の神です
楼門(重文)工事中
大歳御祖神社
応神天皇の時代(約1700年前)に鎮座、安倍川河畔にあった古代市場の守護神
祭神は大歳御祖命、別の名は神大市比売(姫)で、産業繁栄、五穀豊穣の神です
配偶者は須佐之男命、その子の倉威年魂神は全国の稲荷神社の神様です
少彦名神社
祭神:少彦名命、 大国主命と共に国造りの神とされている
医薬・農業・技芸、知恵の神で、身体が小さく一寸法師のモデルになったと言う
八千戈神社(大國主命と同神)
行方不明者発生
出発時間になっても女性一人が戻ってこない、同行の女性と補助添乗員を待たせ
警察に捜索願いを手配、発車直前に35分遅れで帰着、人騒がせな女性でした
<日本平夢テラス>
こんな景色が見たかった(借り物写真)
駿河湾から三保の松原、そして雄大な富士山を一望できる予定でしたが・・残念
日本平(標高300m)の夢テラスは、まさに絶景ポイントです
辛うじて見えた富士山
雲の位置が高く、どうにか富士山が見えたので納得する事にした
帰路のバスでは雲が垂れ込め時々小雨、観光地では降られずに良かった
テラスの回廊
風が強く寒い中(気温は5度ほど)テラスを一周、富士山が右隅に見える
テラスの内部(借用写真)
木材を使った3階のテラス、新国立競技場をデザインした隈研吾さんの設計です
<いちご狩り>
地元の老人会では、毎年いちご狩りを兼ねて初詣を実施している
今年は、日本平の麓に並ぶ石垣いちご、目線の高さで狩れるので高齢者には優しい
食い放題の・・記録
別のクラブの会長さんは1人で66個、お土産の5パック分、ビックリポンです
私は10個ほど(昼食から1時間では食べれない)、平均は30個ほどでした
自宅にお土産
食べ終わった後は競って買い物、妻は自宅と孫にと買っていた
国道を沼津へ(由比辺り)
沼津魚市場
ここでも皆さんはお買い物、私は車内で飲む日本酒のツマミを購入した
次回は、昭和記念公園(364)<早春の梅だより>を紹介します
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美濃名所旅行記(7)<踊りの町郡上八幡> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(7)
<踊りの町 郡上八幡>
岐阜城、長良川の鵜飼いから始めた、今回の添乗員旅行もこの記事で終章です
郡上八幡の清流(前記事)に続き、郡上踊りの関連場所を中心に散策したが
皆さんの疲れを配慮し、見たかった慈恩禅寺の庭園は省略、そして3日目は
郡上八幡を巡る時間の余裕も有ったが、無理をせず大阪・東京へ帰ることにした
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<撮影日:6月14日・15日>
<踊りの町を散策>
郡上八幡旧庁舎記念館
郡上踊りの最初は、ここ旧庁舎前の広場で行われ、場所を変えて30日間
踊りが続けられる、今年は7月14日に始まり9月8日が締め踊りになるが
郡上市内の、神社・寺院・地蔵尊は踊りに関連していると言う
新町通り
郡上踊りのハイライトは、お盆の8月13日から16日まで4日間の徹夜踊り
夜の8時から翌朝の4時、5時まで延々と続けられ、新町通りは徹夜踊りの会場です
橋本町商店街
新町通りから東に入った橋本町も、徹夜踊りの会場です
橋本町下駄屋
踊りの期間は大変忙しい、続けて30日踊ると3足履きつぶすと言う
店の看板
本町通りから清水橋へ
踊りの期間、吉田川(新橋・宮ケ瀬橋)や、小駄良川(清水橋)の橋の上は
踊り疲れて涼をとるのに丁度良いところでしょう(川の写真は前記事)
本町通り
この店(郡上の地酒)や次の写真(肉桂玉の店)の前も徹夜踊りの会場です
一帯は車両が通行止めになり、踊りの輪ができ賑わうことでしょう
肉桂(ニッキ)玉の店
何の店か、何と読むのかと思っていたら、ニッキ(京菓子八つ橋に入っている)と読む
妻は店内でニッキの飴を購入、杉玉のようなものは南天の実で作っていた
肉桂玉店の向かい
防火に一役
職人町通り
本町通りの西側にある職人町、用水路が家の前を流れているが防火用でしょう
ゆっくり歩きたいが、車窓からの撮影で省略です
郡上八幡博覧館
郡上踊りはまだ先、折角だからと郡上八幡博覧館で踊りを見ることにしたが
郡上八幡の滞在は僅か2時間、観光には3倍以上の時間が必要です
郡上おどり
「郡上の八幡出て行く時は、雨が降らぬに袖しぼる」(かわさき)
「かわさき」「春駒」、そして「もう1曲」踊りを披露、全部で10曲有ると言う
右の女性が踊りながら解説
郡上踊りは「国指定重要無形民俗文化財」です
踊りの手順
ホテル郡上八幡
午後4時前にチェックインし、温泉に入湯、そして食事と会話、姉妹は仲が良い
写真は鮎の刺身、他の料理も撮ったが、多くなるので省略します
<郡上八幡駅>
旅行最終日(3日目)、旅館を出る時は雨模様、この日は大阪と東京へ帰るのみ
雨が降っても気にならない、肝心の初日・2日目は好天気に恵まれ皆さんも大満足
晴れ男の面目を保つことができた、待合室で土産を買い名古屋駅へ
長良川鉄道
郡上八幡から美濃太田まで延々と26駅、車両は1両です
長良川を渡る鉄橋
長良川と並行するように走る鉄道、何度も同じ川を渡っていた
宅急便の荷物
途中駅で乗ったのは宅急便の荷物、のどかなローカル線でした
美濃太田駅でJR特急ワイドビューに乗り換え、名古屋駅に向かう
名古屋駅の地下街で昼食のあと、新大阪駅に向かう姉二人と別れ
今回の添乗員旅行(美濃名所旅行記)は終了です、ご覧頂き有難うございました
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美濃名所旅行記(6)<清流の町 郡上八幡> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(6)
<清流の町 郡上八幡>
郡上八幡は清流と踊りの町、湧水や小川のせせらぎが好きで、若い頃には
浴衣を着て盆踊りを楽しんだ私にとって、是非訪ねてみたい観光地の一つでした
しかし、到着した時間は午後1時半、観光できる時間は僅か2時間ほど
高齢者の旅行は無理が禁物のため、予め決めていた観光ポイントのみを見て歩いた
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<撮影日:6月14日>
<清流 吉田川>
郡上八幡の中央を流れる吉田川は長良川の支流の一つ、その吉田川にも
小駄良川や名も知らない川、水路が幾筋も流れ込み、まさに清流の町です
そして川筋には宮ケ瀬小径があり、水を親しみ散策することができる
子供たちが飛び込む橋
橋の上から川に飛び込む子供たちを、テレビ番組で何度も見たが
勇気のいる行動、仲間のステータスでしょう、想像より高く10m以上も有る
警告看板(観光客用でしょうか)
私も小学校の高学年の頃、淀川(大阪)の水道管鉄橋から飛び込んだが、その頃は
息継ぎができるのは背泳ぎのみ、無謀な遊びをしたが、今は親や周りが許さないでしょう
宮ケ瀬橋から新橋
新橋(前方)の欄干から子供たちが飛び込みます、右下は宮ケ瀬小径です
<いがわ小径>
郡上八幡旧庁舎記念館の前から歩き始め、最初に訪れたのは「いがわ小径」
民家に囲まれた用水路沿いに続く長さ約120mの生活道路ですが
この用水は、地域の防火用水としても重要なものとなっている
いがわの由来
郡上八幡では、古くから生活に利用する小河川、用水を「いがわ」よ呼んでいる
管理の行き届いた小径
住民の洗い場
地元の人たちは洗い場組合をつくり、今でも洗濯物の濯ぎなど生活の一部として
利用しているが、観光客から好奇心で眺められ迷惑することが有ると言う
魚のエサ
エサを与える姉妹
水路の錦鯉
山から引いた水路、錦鯉のほかに岩魚やアマゴも泳いると聞いたが見つからず
仲良く記念撮影
マンホールの絵
用水路の水は暗渠を通り吉田川に流れるようです
<やなか水の小径>
生活用水、防火用水のいがわ小径と異なり、やなか水の小径は観光の道
繁華街の新町から角を曲がった町なかにあり、一服の清涼剤のような路地です
玉石の小径
水路も、小径にも玉石が敷き詰められ、柳の並木があり風情は十分
ベンチでひと休みしたいが、時間に余裕がなく通り抜ける
水の飲み場(亀?)
水路の流れ
流れる方向は吉田川とは反対側、水路は暗渠に入り行方は分からない
<宗祇水(白雲水)>
名水百選の第1号に指定された宗祇水、名の由来は文明年間(1470~~80年代)に
歌人の宗祇が、この湧水を愛飲し歌を詠んだことに由来する
宗祇水へ
宗祇水の利用
人々が昔から、飲料水、生活用水として大切に利用した自然の湧水
皆さまも、この水を汚さないようご協力くださいと記載
看板の説明
湧水の仕切り、右から~水源・飲料水・米などの洗場(スイカ冷やしに利用)
野菜などの洗場・さらし場(桶等をつけておく)の順です
<小駄良川>
清水橋から小駄良川、吉田川に流れ込む支流の中で唯一の1級河川です
川を背にした住宅は、独特の3階、4階造りになっている
橋の下で宗祇水が流れ込む
次回は、美濃名所旅行記(7)<踊りの町 郡上八幡>を紹介します
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美濃名所旅行記(5)<名もない池> [中部地方の旅]
美濃名所旅行記(5)
<名もない池>
うだつの上がる町並(前記事)を散策した後は、タクシー会社が推薦する
山里の神社の境内にある「名もない池」に立ち寄ることにした
睡蓮が咲くことから「モネの池」と呼ばれるようになり、マスコミの宣伝により
一躍人気の観光ポイントになったと言う、途中、美濃和紙の里会館にも立ち寄った
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<撮影日:6月14日>
<美濃和紙の里会館>
国道156号線
この日は、岐阜市から関市、美濃市、そして郡上八幡へ、長良川に沿って北上
長良川の水運は多くの町を起こし、国道156号線、長良川鉄道を開いたが、しかし
今回の記録的豪雨では、岐阜市の鵜飼い川原には濁流が遅い、関市では氾濫した
四姉妹は後部座席で会話を楽しんでいたが、私は助手席で移り変わる景色を満喫した
和紙の里会館
美濃市に生まれ和紙業を営んでいた、大滝国義氏が収集した和紙本を寄贈
3500冊余りの中から200冊を展示、見覚えがある本も有り興味深く見て回った
寄贈本の展示コーナー
和紙作品の販売コーナー
紙漉き体験コーナー
この方は本職、原材料を聞くと「こうぞ(楮)」だと言っていた
<名もない池>
国道156号線から山側の街道256号線に移り、板取川に沿いしばらく走ると
山里の神社の一画に目指す「名もない池」がある(前方の森の下)
今は「モネの池」と呼ばれ観光客も多く、駐車場に入るのに順番待ちでした
根道神社の鳥居
鳥居の右側に名もない池がある
湧水の池
木橋の奥が湧水のポイントでしょうか、背後の石段を上がると根道神社がある
雨が降ると濁りが出るので、晴れた日が続いた時が良いと言う、ラッキーでした
ニシキゴイ(錦鯉)
水深は1mほど、透明度が良いので池の底に錦鯉の影が映って見える
頭の上に赤いハート模様の錦鯉がいると言うが、探しても見当たらず
スイレン(睡蓮)
スイレンの開花は午前中ですが、水温が低いので咲くのが昼頃になると言う
コーホネ
コーホネはスイレン科の植物、仲間です
アジサイ(紫陽花)
ハートの錦鯉は見れなかったが、代わり紫陽花がハート形でした
神社側から池
テレビの影響は実に大きい、走っていた車は少ないがここには人が多い
池の広さは50m×10mほど、しかし四姉妹の関心は低い
第2鳥居
石段を上がり、根道神社の本殿へ
本殿に参拝
祭神は、伊弉諾尊、大山祇神、根道大神
子宝、延命長寿、縁結びなどに、ご利益があると聞いた
神社から池
ご覧のように観光客が並んでいます
<郡上市内>
モネの池に近い板取川の川筋に、そば店が有るとドライバーに案内されたが休日
郡上八幡の市内に入り、遅い時間の昼食です
ざるそば(全員)
次回は、美濃名所旅行記(6)<清流の町 郡上八幡>を紹介します
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美濃名所旅行記(4)<うだつの上がる町並み> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(4)
【うだつの上がる町並み】
長良川の鵜飼いを楽しんだ翌日は、ワゴンタクシーで約60km先の郡上八幡へ
途中、犬山城に行きたかったが階段が多く姉妹たちには難しい、そこで
美濃市のうだつが上がる町並を散策し、美濃和紙の里会館にも立ち寄ることにした
ドライバーさんは、刃物の関市を進めたが、皆さんは関心が無いので断った
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<撮影日:6月14日>
【うだつ(卯建・梲)】
北側の通り
うだつとは、屋根の両端に作られた防火壁、火事の際に類焼を防ぐための壁だが
当時の商人(住人)たちは財力を競うため、隣家の間に立派なうだつを設けた
横に長い写真を3点使用していますが、トリミングをしています
南側の通り
うだつを競う住宅
同じうだつの写真が3点続きます
うだつが上がる家
左は平田家、右の住宅は古川家、明治初期の建物です
競ううだつ
平田家、古川家の間には瓦屋根、左の平田家が設けたのか樋が同じです
町並を歩く姉妹
うだつ守り猫・四伸
四神とは東西南北の護り神、東に位置し「青龍」(腹部に龍の模様)です
美濃和紙の店
皆さんは店内に入り買い物、妻は和紙ではなく「匂い線香」を買っていた
町の銀行
岐阜市の古い町並みにも有った十六銀行、町に特化しているようです
山田家住宅
元町医者の住宅、今は町のギャラリーになり無料開放です
煙突のような吹き抜け天井、その名も用途も不詳です
町の護り神
屋根の上に小さな祠、高齢の地元男性に聞くと町の守り神だと言っていた
南の通りにまた一つ
看板あれこれ
伝統的な建造物保存地区、看板も町並に似合っている
酒屋の杉玉
美濃和紙 灯りの店
北の通り
妻が立っている場所(左)は町の案内所兼土産物店、水洗トイレも有り小休止です
次回は、美濃名所旅行記(5)<名もない池>を紹介します
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美濃名所旅行記(3)<長良川鵜飼い> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(3)
<長良川鵜飼い>
妻の姉妹を案内する添乗員旅行、続けた年数は11年、姉妹の平均年齢も80歳を超えた
東は福島県から宮城県、西は広島県から愛媛県まで旅行をしてきたが
北海道と九州は遠く航空機を嫌う姉がいて対象外、今回の長良川の鵜飼いは
残された聖域のような観光地、好天気にも恵まれ遅くまで旅の醍醐味を楽しんだ
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<撮影日:6月13日>
<鵜飼い舟>
十八楼の鵜飼小路(写真は前記事)を通り抜けると鵜飼観覧船の乗り場
旅館の人たちに見送られ出発です、次の船も後に続く(矢印:十八楼出口)
別の旅館に泊まる人は長良橋の下で乗船、十八楼は実に便利です
長良川に漕ぎ出す観覧船
トイレ船も同行
仲居さん
十八楼の仲居さんが同乗し、食事や飲み物の接待、そして乗客との話し相手
船の後方は若い船頭さんは、鵜飼いの解説をしてくれます
姉妹たち
向かいの席の妻と何やら談笑、私は裏方で撮影係りです
旅館で食事を済ませ観覧船に乗ることもできるが、船内での会食を選び正解でした
観覧船の客(夫婦2組)
船員の背中(UKAI)
船頭さんは船の後ろで舵取り、舳先の船員さんは1年目だと言っていた
6月とは言え夜は肌寒い、岸辺に発着させるときは川の中に足を踏み入れいていた
浅瀬に係留
この場所に係留し、会食を楽しみ、そして鵜飼いの見物です
この日の鵜飼観覧船は15艘、多い日(土日など)は40~50艘の船がでるという
船内の弁当
夕暮れが迫る中、心地よい川風を受けながら船内で頂く会食は情緒がある
旅館「十八楼」の料理長が用意した弁当は、さすがに美味しい
鮎の塩焼き
焼き立ての鮎を時間に合わせて、別の船で運ぶサービスに大満足です
この他に鮎雑炊と、そしてデザートに果物と水菓子が出たが撮影せず
先ずは・ビールで乾杯
民謡踊りの流し船
踊り子さんを乗せた舟が、何度も鵜飼観覧船の前を往復
五木ひろしの「長良川艶歌」も一曲、踊り手さんは独身など資格がいるそうです
長良川艶歌
水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら~~
打ち上げ花火
日暮れと共に打ち上げ花火を20発ほど、鵜飼いが始まる直前にも合図で5発
舟内の提灯
御料鵜飼
この日は、1年に8回行われる御料鵜飼いの日、鵜匠が皇室に収める鮎を捕るため
普段、禁漁区である長良川古津地区での漁を終え、鵜匠たちが戻ってきます
鵜飼いの期間
毎年5月11日~10月15日まで、毎日続けられる
狩くだり
長良川を下りながら漁を続ける鵜匠、1人で10~12本の鵜を操っている
船頭に「鵜の岬(日立市)」で捕獲したのかと聞くと、よくご存じですねと言っていた
鵜匠の衣装
黒い風折烏帽子に漁服、そして腰蓑姿、この人は鵜匠頭だと聞いた
長良川の鵜匠は「宮内庁式部職鵜匠」に任命されている、鵜匠は6人です
鵜のくちばし
引き上げられた鵜の嘴(くちばし)を見るようにと言われたが良く分からない
総がらみ
鵜飼いのフィナーレは、鵜舟が川幅いっぱい横一列になり
一斉に鮎を浅瀬に追い込む総がらみ、停泊した場所からすべてを見れなかった
総がらみを終えた鵜舟
手縄を操り鵜を引き寄せる鵜匠、ご苦労さまと声をかけているように見える
漁を終えた鵜
鵜舟の縁に引き上げられた12羽の鵜、無造作に並んでいるように見えるが
経験の長い鵜から、若い鵜まで順に2羽づつ並べ、そして籠に入れて行く
篝火(かがり火)
燃え尽きようとする松の木の篝火、鵜飼いのショーは終了です
夕刻6時30分に乗船し十八楼に戻ったのは9時30分(御料鵜飼があり30分遅い)
長良川の舟遊びを満喫し、その後は温泉で疲れを癒し夢の世界へ、よい一日でした
<次回は、添乗員旅行記をひと休みし、高幡不動の紫陽花まつりを紹介します>
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美濃名所旅行記(2)<鵜飼いの宿> [中部地方の旅]
美濃名所 旅行記(2)
<鵜飼いの宿>
今回の添乗員旅行、一番の目的は私を含め初めて体験する長良川の鵜飼い船です
しかし、宿泊する旅館を選択するのも鵜飼いの楽しむための大きな要素
そこでネットで調べ決めたのは、乗船場所に直結した老舗旅館「十八楼」でした
そして、古い町並みも十八楼の玄関前から続き、皆さんに満足をして貰えた
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<撮影日:6月13日・14日>
<旅館「十八楼」>
記事をまとめる都合で、2日目(14日)の写真をアップします
鵜飼い船の乗船場には人影もなく静かな朝、十八楼の全景が川面に写り美しい
十八楼の1階から隧道の鵜飼小路を通り抜けると、直接乗船場に出られる
十八楼前の通り
向かい側の駐車場から撮影したが、古い町並みに合わせ和風です
十八楼の玄関
岐阜駅からタクシーが着いたの民家のような玄関前、意外な感覚を受けた
玄関の自動ドアーが開くと
左に受付、奥に進むとロビー、そして途中に土産物売場が有る
十八楼お休み処
ようこそ川原町へ、おかげさまで創業150周年と記載、右は珍しい手湯です
記念撮影
左から、下の姉、妹、上の姉、そして妻、平均年齢は80歳を超えています
この写真は1日目(13日)、上の写真は2日目、日光に違いがあります
<川原町>
鵜飼船の乗船場入口(長良橋南詰)から西に300mほど続く古い町並み
十八楼はその東側一帯を締めている、岐阜城に向かう前に皆さんと散策、そして
2日目(14日)は、早朝に一人で散歩、撮った写真が混在しています
古い町並み
飛騨地区に馬籠宿、妻籠宿など旧中山道の宿場町、そして美濃地区には
2日目に観光する、美濃市、郡上市の城下町、岐阜県には古い町並みが多い
早朝のためか人通りがない
十六銀行の支店?
川原町屋
提灯の文字は、レストラン、珈琲、紅茶、あんみつ
格子戸から外を眺めながら、珈琲を飲みたくなる店でした
鵜飼の絵提灯
<再び十八楼>
十八楼ロビー
内風呂から露天風呂(翌朝に撮影)
露天風呂(翌朝に撮影)
部屋から鵜飼船の乗船場
船が準備され船頭の姿も見える、鵜飼い場所は長良橋の上流域です
部屋から長良川
鵜(ウミウ)のはく製
鵜飼小路
この小路を通り抜けると長良川、鵜飼い船の乗船場です
前を歩くカップルに続き乗船場へ、次回は鵜飼い船の記事をアップします
次回は、美濃名所旅行記(3)<長良川鵜飼い>を紹介します
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