八重山諸島を巡る(6)<竹富島~小浜島> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(6)
<竹富島~小浜島>
昨年10月中旬、南の美しい島々八重山諸島へ旅行、その時の記事は
西表島、由布島の順に紹介をしたが、竹富島、小浜島などを残し中断していた
東京から2000km、那覇からも410km、そして尖閣諸島までは約200km
隣の国から武力威嚇を受ける平和で穏やかな島、残りの記事を再開します
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<旅行日:2013.10.15~17>
公開済みの記事
昨年アップした記事を参考のため貼り付けました、宜しければご覧ください
(1)石垣島~西表島 http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2013-10-22
(2)西表島マングローブ http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2013-10-22-1
(3)水牛車と由布島① http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2013-11-05-2
(4)水牛車と由布島② http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2013-10-22-3
(5)竹富島をめぐる http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-8
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竹 富 島
<集落の風景>
公開記事(竹富島をめぐる)の再使用写真を4点
赤瓦の民家やシーサー、白砂を敷き詰めた道と琉球石灰岩で造られた石塀
沖縄の原風景が残る集落を水牛車で巡る、伝統的重要文化財保存地域に指定されている
水牛車から下りたあと集落を少し散歩
赤瓦屋根のシーサー
高台から見た集落
<竹富島 星砂浜>
青い海に白い砂浜、南の島の美しい風景です
ツアーの皆さんは熱心に星の砂を探していたが、私は最初から景色の撮影に徹した
浜辺で戯れる若いカップル
ガジュマルと砂浜
星の砂を拾う人たち
手のひらを砂に押し付け、手に付いた砂の中から星形を探すそうだが・・・
チャレンジした妻は、一つも拾えなかったそうだ
家族(娘・嫁)と自宅用に土産を購入
実は星砂浜に着くと同時に買い求めたが正解でした
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竹富島~石垣間~小浜島
<竹富島東港>
竹富島から石垣島までは東に約6km、前方に見る山並みは石垣島です
高速双胴船に乗船すると、約10分で石垣島離島ターミナルに着く
<石垣島港>
離島ターミナルに到着くと、石垣島と小松島行の二つのグループに分かれる
日航八重山(石垣島)に連泊する人は、ここから添乗員さんと共にバスでホテルに向かう
小浜島に宿泊す私たちは、小型船に乗り換え小浜島港に向かう
1日で・・「石垣島~西表島~竹富島~石垣島~小浜島」のクルージングでした
<小型船の船内>
石垣島から小浜島までは約25分、西表島に近い小浜島へはUターン状態です
次の写真と見比べてください、スリル満点でした
【天気晴朗なれども波高し】・・・船底がドーンと海面を打ち波しぶきが立つ
高速双胴船と比べ波頭の影響を受けやすい小型船、女性たちは悲鳴を上げていた
<小浜島港到着>
青い海に青い空、波頭を打つ船旅を楽しむこと25分、次の観光地「小浜港」に到着
操舵室も出口の一つ、前席に座っていた私は見学を兼ねて撮影した
南の美しい小浜島に上陸、迎えのバスに乗り「はいむるぶし」へ
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はいむるぶし
<ホテル玄関>
はいむるぶし(南群星)とは、八重山地方の方言で「南十字星」を意味する言葉
八重山諸島はハワイ諸島と同じ北緯24度線、1979年オープンのリゾートホテルです
センター棟ロビー
<センター棟>
インフォメーション、ロビー、レストラン、売店などが集まった集合棟
宿泊棟やビーチなどへの移動はレンタルカートが利用できる
<宿 泊 棟>
広い敷地内には、このような宿泊棟が6ヶ所のグループに分かれている
私たちツアーが泊まった部屋はスタンダードルーム、センター棟に近いのが幸いである
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次回は、八重山諸島を巡る<小浜島~石垣島>を紹介します
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八重山諸島を巡る(5)<竹富島を巡る> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(5)
<竹富島を巡る>
竹富島は周囲約9キロの平坦で小さな島、自転車で回れば半日もかからない
集落は島の中央に集まり、むやみな開発を避け古来からの文化を守るため
独自の憲章を設け昔ながらの家並みを保存、沖縄の原風景が残っている
この集落は昭和62年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された
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水牛車で巡る
<水牛車乗り場>
竹富島東港から、新田観光の迎えのバスで水牛車の乗り場へ
ツアー客が水牛車に分乗し集落観光に出発、巡回時間は約20分です
赤瓦の民家やシーサー、白砂を敷き詰めた道と琉球石灰岩で造られた石塀
まさに沖縄の原風景が手付かずで残っている集落である
く
民家を造るときは、屋根は赤瓦に石塀は琉球石灰岩を使用するなど決まりがあるそうだ
琉球石灰岩の元はサンゴ礁、風が抜け台風に強いという
沖縄の代表的な民謡「安里屋ユンタ」が生まれた竹富島
絶世の美女「安里屋クヤマ」が生誕した民家や墓が残っているが、見に行けず
<御者のお姉さん>
水牛車巡りの終りは、御者「美人のオネエさん」が、島唄「新安里屋ユンタ」を披露
琉球よいとこ一度はおいで サーユイユイ 春夏秋冬 花見てくらす
【マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ】
アンダーライン箇所を合唱・「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ」 は、また会いましょうの意
<ユニークなシーサー>
新田観光(水牛車観光)、土産物店のシーサーです
敷地内にもシーサーが、水牛をイメージしたように思える
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集落を散策
<ハイビスカスが咲く道>
水牛車で出発地に戻ると、添乗員さんが出発まで20分ご自由に過ごしてくださいと言う
夫婦揃って好奇心旺盛な二人、残り時間は少ないが集落の散策に再出発をした
<水牛車に出会う>
水牛は、水牛車が石塀の角に当たらないよう外側に大きくカーブしながら回る
水牛は巡回コースを覚えていて、四つ角に差し掛かると曲がって行く
<レンタサイクル>
島内を自転車で巡ると半日も掛らない、若者は民宿に泊まり自転車で観光するようだ
サイクリングの途中、ひと休みする若者たちが二組
<立派な民家>
琉球石灰石に囲まれた立派な構えの民家、観光写真で見た覚えがある
正面の石壁は男性は右に回り、女性は左から入ると言う
上の民家のシーサー、悪霊を寄せ付けないと牙をむいている
<なごみの塔>
竹富島のランドマーク、この塔を除くと民家の屋根が島内で最も高いそうだ
島内を一望できるが、上がれるの一人のみで順番待ち、時間が無いので諦めた
塔に上がれば、赤瓦の家並みを一望できるが、これは塔の下での撮影です
暖簾が掛った民家の店先に・・花の鉢が置いて有った(次の写真です↓↓)
目を引く美しさでした
<食事処を2店舗>
①食事処「うえのや」 この日は休業していた
②食事処「かにふ」 店内を見たかったがその時間はなし
<シーサー>
許容時間が20分では忙しい、ツアー旅行の限界でしょう
ツアー客の数人はなごみの塔まで行ったが、半数以上の人は土産物店で過ごしていた
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八重山諸島の記事をしばらく中断し、秋の旅行記を続けます
次回は、四ツ谷~麹町散策記<昭和記念公園の秋情報>を紹介します
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八重山諸島旅行記(4)<水牛者と由布島②> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(4)
<水牛車と由布島(2)>
由布島は亜熱帯の花の楽園、妻は一日中いても飽きないと喜んでいたが
ツアー旅行は時間がままならない、昼食を含めて約1時間半で次の島へ移動
花や蝶など撮った写真が多く、一つの記事に収まらず二つに分ける事にした
もう一度訪れたいが遠い、本島では1月下旬に寒緋桜が満開になると言う
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亜熱帯植物園
<ハイビスカスの道>
由布島の亜熱帯植物園を散策すると、先ず目に付くのはハイビスカス
急ぎ足で歩くのは勿体ないと言いながら通り抜けた
ピンクと白色のハイビスカス
<由布島蝶々園>
塩ビシートで囲まれ温室になっているが、入口もシートで加温設備は見当たらない
蝶々園の中は亜熱帯の花園、風雨を避け蝶の生息に適した環境を維持している
<オオゴマダラ>
金色のサナギで知られる大型の蝶、幸いサナギ(右)を見つける事ができた
左は羽化して間もなくのオオゴマダラ、羽の先にはまだ金の繭が残っている
花の蜜に集まる蝶々
花の蜜を吸うオオゴマダラ
美しい花だがその名は??
サンタンカ(山丹花)
大きな実をつけたこの木の名も? アダンでしょうか?
<水牛の池>
水辺で休む水牛、お腹が大きい雌牛、そして子牛たちも多くいた
<戻りの水牛車>
先ずは記念撮影、出発前にガイドさんが撮って貰った
旅行中に撮った写真の数は約400枚、記念撮影は少ない
水牛車は30分間隔で由布島に渡り、島内観光を済ませた観光客を乗せて戻ってくる
そのため、観光客に見合う数の水牛車が同時に浅瀬を往来する
戻りのは干潮時間
潮が引いた浜には、水牛の足跡と車輪の跡が続いている
<水牛車で島唄ライブ>
御者のオジイが三線を弾き島唄「花」を披露、御者は三線が必須条件のようです
最後は張り出した歌詞(屋根の下)を見ながら合唱・・花の歌詞は次です ↓↓
『川は流れてどこどこ行くの 人も流れてどこどこ行くの~いつの日か花を咲かそうよ』
観光客をもてなし楽しませてくれた・・ひと時でした
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竹富島へ
<高速船の船内>
由布島の観光を終え、再び西表島の大原港から高速船で竹富島に向かう
左の島は西表島の北部、遠くに見える島影は小浜島と思われる
同じ会社(石垣島ドリーム観光)の小型船を追い抜いて行く
高速船の」船内は、ほぼ満席状態です
<竹富東港桟橋>
迎えのバスにのり島中央の集落に向かう、海の色は青い
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次回は、八重山諸島を巡る<竹富島を歩く>を紹介します
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八重山諸島を巡る(3)<水牛車と由布島①> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(3)
<水牛車と由布島(1)>
由布島は周囲約2kmの小さな島、竹富島などから来た人たちが住んでいたが
1944年の超大型台風で大きな被害を受け、島民は西表島の美原に移った
そのような中、ひと組の夫婦が島に残り一頭の水牛を使いこつこつと植樹を続けた
現在では島全体が亜熱帯植物園になり、年間多くの観光客を迎えている
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水牛車で行く
<浅瀬を渡る水牛車>
西表島あら由布島までは僅か400m、満潮でも水位は大人の膝までの高さである
歩けば5分ほどで行けるが、水牛車に乗りのんびり15分かけて浅瀬を渡る
この日の干潮は正午ごろ、渡り始めたのは11時過ぎです
御者のオジンの説明を聞きながら由布島に向かう、島の水牛は約30頭です
この水牛「ひばりちゃん」は力強い、前を行く水牛車(上の写真)に追い付いた
愛称「ひばりちゃん」は13歳、長男も次男も水牛車を引いていると言う
由布島に上陸、前方の建物は待合所です
御者は水牛帽を被った・・この「オジン」でした
海を渡る風が強く、季節風が例年より早く吹き始めたようだと言っていた
亜熱帯植物園
<園内の道>
島内は、約4万本近いヤシ類など亜熱帯樹林が生い茂る植物園
上陸後は沖縄の食材を使った料理の昼食、ビールを飲みたいが急ぐためスルー
食後に向かった所は・・マンタ浜と由布島茶屋
住民たちが使った井戸が残っていた、海抜1.5mの島だが1m掘ると真水が出るそうだ
<マンタの浜>
小浜島との間にあるヨナラ水道はマンタの通り道「マンタウエイ」を呼ばれている
対岸は小浜島、西表島、黒島、新城島などが一望できる
<由布島の海岸>
干潮の時間、妻はヤドカリなどが居ないかと探していたが取り残された小魚がいた
前方に見える島は、朝ドラ「ちゅらさん」のロケ撮影が行われた小浜島です
この花はハマヒルガオ(浜昼顔)でしょうか
<由布島茶屋>
マンタの浜にある茶屋、ブーゲンビリアを見ながらアイスクリームを味わう妻
コーヒーを飲みたかったが残り時間が少なく断念、花を観賞しながら蝶々園に向かう
<島内で見た花々>
赤いブーゲンビリアの花を2点、島の奥にブーゲンビリアガーデンがあるが行けず
(左):コバノセンナ (右):キオオゴチョウ
左の花は、東京都薬用植物園で見た「デュランタ・レペンス」に似ている、 左は??
八重山諸島で何度も見かけた花 「キバナキョウチクトウ」
<東屋風の建物のシーサー>
この島には、住民が住んでいた時代の小学校の校門が残っていたが・・撮影せず
妻は、一日中いても飽きない島だと言っていたが、その通りである
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次回は、八重山諸島を巡る<水牛車と由布島(2)>を紹介します
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八重山諸島を巡る(2)<西表島マングローブ> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(2)
<西表島マングローブ>
西表島は沖縄本島に次ぐ大きな島、90%が亜熱帯の原生林に覆われている
このジャングルの島は、天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめ貴重な
鳥類、昆虫、植物などが生息する島として、国の国立公園に指定されている
今回の八重山観光、仲間川の両岸に広がるマングローブ森林からスタートです
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仲間川を遊覧
<大原港遊覧船>
石垣港から高速船で約35分、乗客はこの3隻の遊覧船に分乗し仲間川に向かう
河口の乗り場までバス移動をすると思っていたが、直接マングローブの森林に向かった
大原港を出た遊覧船は、仲間川に架かる橋の下を通り上流へ
この橋の上は西表島を半周する唯一の県道、総距離(53キロ)に信号は2ヶ所のみ
橋を通過すると前方に亜熱帯のジャングルが見えてくる
この辺りは川幅も広く眺めが良い
<マングローブの森林>
マングローブとは、熱帯、亜熱帯地域の河口汽水域に生育する樹木の総称を言う
西表島にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなど沖縄に生育する7種が全てある
マングローブは樹木を支える多数の支持根を持っている
また横に広がっているタコ足状の小さな根は、マングローブの木の呼吸根です
根の下には、数種類のカニが生息している、大きなシジミもいるらしい
根に勢いをなくした樹木は風雨にさらされ倒木になる
<操縦は・・若く美しい女性>
操船とマングローブ森林の説明を兼ね、生息する動植物などを的確に紹介していた
サキシマスオウノキ
<巨樹を上陸観賞>
仲間川で唯一の上陸観光、木道が整備され数分で行ける場所に有った
大きな板状の根を持つ巨樹、「森の巨人たち百選」に選ばれている珍しい樹木です
南太平洋からインド、熱帯アメリカ、日本では沖縄本島、宮古島、八重山諸島に分布
推定樹齢約400年
樹高:20m 幹回り:3.6m 板根の高さ(最高の根):3.3m
仲間川を下る
<上流に向かう遊覧船>
この辺りは仲間川の幅は狭く深いため、遊覧船のすれ違いができるところ
青空とマングローブの森林
前記事で少し書いたが干潮時間は正午ごろ、潮が引くと航行できなくなると言う
乗船時間は、9時20分から10時40分、干潮時間が近づいていた
<仲間川の河口付近>
若者たちが手を振りながら、カヌーで上流域に向かって行く
カヌーをこぐ若者たちは10人ほど、健康的で良い
川岸で遊ぶ親子連れ、小魚やアサリがいるそうだ(ズームアップ撮影です)
<河口の桟橋に到着>
待っていたバスに乗り、次の目的地の由布島に向かう
<イリオモテヤマネコ>
バスのドライバーの説明では、西表島に生息するイリオモテヤマネコは80匹ほど
1週間続けて山中に滞在しても、1匹に出会うか?、出会わないかの確立とのこと
「とびだし注意」の大きな看板が道路に有ったが、発情期にはオスが飛び出すことが有る
道路下に専用トンネルが十数ヵ所設けられ、車が通ると音が出る仕組みもある
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次回は、八重山諸島を巡る<水牛車と由布島(1)>を紹介します
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八重山諸島を巡る(1)<石垣島~西表島> [沖縄旅行]
八重山諸島を巡る(1)
<石垣島~西表島>
沖縄は一度旅をするとまた行きたくなる島、金婚式記念に家族旅行をしてから
早いもので一年が過ぎた、昨年は沖縄本島のみを観光したが、今回のプランは
八重山諸島の石垣島、西表島、由布島、竹富島、小浜島の5島を巡るツアー旅行
台風の影響で懸念した天気も略良好、何時ものように旅の順に記事を進めます
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羽田空港
<第一ターミナル出発ロビー>
台風26号が北上中で羽田空港は雨天、那覇空港に向かう途中ですれ違いそうだが
天気図では500キロ以上離れ心配はない、飛行中は殆ど雲の中で揺れはあった
翌16日に伊豆大島で大規模な土石流が発生、亡くなられた方々のご冥福を祈ります
<ホテル日航八重山>
前日は、直行便ではなく那覇空港で乗り継ぎ新石垣島空港に到着
石垣島鍾乳洞で夕食と見学を済ませホテル着は午後9時半、ツアー旅行の泣き所です
ロビーに貼りだされた天気予報は芳しくない
満潮、干潮の時間が出ているが干潮は昼ごろ、離島巡りは塩の道引きが影響する
ホテル玄関前、赤瓦の東屋風の建物は喫煙所になっていた
<ホテルの前の飲食店>
このホテルは市街地の外れ、10店舗ほど飲食店が並んでいたが狙いは宿泊者であろうか
西表島へ
<石垣島離島ターミナル>
離島巡りの足は連絡船、私たちが乗ったのは高速の双胴船(8時10分出港)
目的の西表島まで約30キロ、高速船で35分のクルージングです
石垣島を出港、桟橋が鉄道駅のプラットホームのように並んでいる
<Japan Coast Guaro(海上保安庁)>
「海上保安庁の巡視船」が石垣港に停泊、波しぶきを受け見づらいがご容赦ください
東京から石垣島までは約2000キロ、守るべき日本列島は長い
上の写真を大きくトリミングをすると、巡視船が3隻見える(白の囲い)
尖閣諸島は石垣島から西に約200キロ、隣の国は沖縄本島をも狙いに定めている
この美しい沖縄の島々、他国の侵略を許してはならない (前方は竹富島です)
『夏川りみさんが唄う 芭蕉布・・「海の青さに 空も青 南の風の~」 お聞きください』
素晴らしい歌です ⇒⇒ http://www.youtube.com/watch?v=6kImjKvDIko
水平線に見える島は、「ちょいのりさん」が行かれた黒島です
竹富島です
西表島が見えてくる
<西表島・大原港>
心配をしていた天気も回復し、青空が広がっていた
大原港の桟橋
高速船から遊覧船に乗り換え
向かうのは仲間川マングローブの森林、大原港から直接遊覧船で行く
船内で思ったのは沖縄と国の安全、NHK沖縄は相変わらずオスプレイの危険報道
緊張が増す沖縄海域に対し、軸足は日本ではなく隣の国に置いていると勘ぐりたくなる
マスコミ各社は越谷市の竜巻被害現場をヘリコプターで低空から執拗に報道していたが
機体の危険・安全性は?、騒音は二の次で取材優先? 気分を治して旅を続けます
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次回は、八重山諸島を巡る(2)<マングローブの森>を紹介します
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沖縄 家族旅行記(終章)<壺屋やちむん通り> [沖縄旅行]
沖縄 家族旅行記(終章)
<壺屋やちむん通り>
私たち夫婦の結婚50年を祝い、子供たちの発案で実現した沖縄家族旅行
旅行中、絶えず心の負担になっていたのは、時の政治に翻弄される現状と
沖縄の痛ましい歴史であったが、沖縄の文化と、首里城、グスク(城址)などの
世界遺産にも訪れ、僅かではあるが沖縄の歴史を知り得た記念旅行になった
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<沖縄3日目:10月13日>
やちむん通り散策
<やちむん通り入口>
やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のこと、妻と娘の希望を入れ散策
坂の上の入口には、陶器で造った案内板があった
両側に置いてあるシーサーは、背後の壁に同化して分かりにくい
<石畳の道>
琉球石灰石を敷き詰めた、ゆるやかな石畳の坂道
通りには陶芸店が点在している、右は老舗陶芸店の「つぼや工芸店」
<陶芸と喫茶・南釜>
登り窯「南窯」に隣接する喫茶店、コーヒーを飲みたいが時間が足りない
南窯は、この店に隣接し残っているが今は使われていない
かつて、この地区には窯元が多かったが周辺の都市化によって
読谷村やちむんの里などに移転している
その記事は コチラ⇒ http://koh925.blog.so-net.ne.jp/2012-10-23-3
<通りを散策>
妻は、やちむん通りを歩きながら陶芸店へ
順番に店の中を覗き買い物に余念がないが、私はカメラ散歩で別行動
この陶芸店、商標看板に見覚えがる
たしか、kuwachanさんも立ち寄り買い物をされていた
陶芸の店が並ぶ、やちむん通りの中間付近
外国人の母と娘、この辺りに住んでいるのか声を交わしながら歩いていた
<重要文化財・新垣家>
壷屋やちむん通りで、最も関心があったのは新垣家の石塀と建物
メインの通りから少し入った正面にあるが、ご覧のように工事中
沖縄から帰った後、調べていると
週間タイムス住宅新聞社「壷屋の息吹未来への継承」の記事を発見
同社の編集部に電話し、記事と写真のアップを了承して頂いた
その記事は下記 ↓↓、どうぞご覧ください
http://www.jpress.co.jp/jyutaku/konsyunosimen_home/1369gou/osusume_2_1369.html
<陶芸店・清正陶芸工場>
左の道から新垣家を通り抜けると、昔の面影が残るすーじ道(路地裏)がある
石垣が続く細い道を歩きたかったが、那覇空港へ急ぐため時間不足
<陶芸店・すじる商店>
赤瓦屋根に赤い窓と引戸の店、東ヌアーの左隣にある
ここは、やちむん通りの坂下の入口近くです
<東ヌカー>
説明パネルでは、ヌカーとは共同井戸の一つ、約300年前に村が出来たとき
最初に掘られた井戸、貴重な飲料水として使われていた、と書かれていた
<やちむん通り入口(下)>
案内板とシーサーが見送ってくれる、背後の樹木はかじゅまる
国道330号線(ひめゆり通り)に面し、ここから那覇空港までは一直線です
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沖縄旅行記・・終章はこの曲で
<芭蕉布>
駅員3さんからコメントを頂き、改めて聞きなおした・・この曲
どうぞ・お聞きください
海の青さに空の青 南の風に緑葉の 芭蕉は情に手を招く 常夏の国 我した島沖縄
コチラ⇒⇒ http://www.youtube.com/watch?v=EndgkNL-I6I
私の友人が、沖縄に足を向けて眠れない、だから行けないと言っていた
これは大きな勘違い、沖縄の資源は「青い海と空」、観光客は年間600万人
観光産業が4000億円でGDPの10%強を占め最も高い、リピート客も多い
被災地への旅行が、東北地方の人たちに勇気と元気を与えるのと同様に
沖縄旅行が観光立県の活性化に繋がるのも事実、尖閣諸島は隣国に脅かされ
政治の乱れは救いがたい、領土を護る強い国家でなければ沖縄観光も危うい
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私たち家族の沖縄旅行記、長々と綴りましたがこの記事で終章です
ご覧いただき有難うございました
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沖縄 家族旅行記(15)<牧志市場&国際通り> [沖縄旅行]
沖縄 家族旅行記(15)
<牧志市場&国際通り>
沖縄旅行の最後の楽しみは、国際通りのショッピングと牧志市場でのグルメ
事前に調べておいた、市場本通りに近い駐車場にレンタカーを置き
早速、家族揃って牧志市場2階の食堂へ、食事の後は自由行動にした
さすがに那覇一番の繁華街、観光客や地元の買い物客で賑わっていた
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<沖縄3日目:10月13日>
牧志市場
<市場本通り入口>
駐車場(後方)から国際通りまでは、僅か100mほどの距離
国際通りを渡ると、正面が牧志市場に向かう市場本通りの入口です
<市場本通り>
デパート、スーパーの進出で客足が減少したと聞くが、多くの人で賑わっていた
首都圏の中核都市で増加している、シャッター通りとは無縁のようだ
(左):三線の店・・おじさんが三線を弾きながら店番!
(右):全国配送無料・・貴女も無料配送?とジョークをいうと、明るい声でノー!
<第一牧志公設市場>
市場の入口が分からず周囲を見渡すと、看板(右上)が見えた
店舗の間の細い通路が市場の入口、冷房のため開閉式になっていた
<豚肉の店(1階)>
妻が嫌がっていた豚の顔、今は恐れることはない
現役時代(35年ほど前)に立ち寄ったときは、豚の生首が並んでいた
<カラフルな魚の店(1階)>
市場には約200の店舗があり、精肉、鮮魚、青果などが業種ごとに集まっている
鮮魚店で赤い魚と車えびを買い、2階の食堂で調理を依頼する
<ツバメ食堂(2階)>
予め予約をしていたので直ぐに案内されたが、席が空くのを待つ人もいた
子族の席は柱の右側、長男、次男、娘婿、そして孫の顔が見える
<家族が頂いた料理>
車エビは・・・塩焼きに!
市場で買った赤い魚・・・半身を刺身!・残りは煮つけにした!
(左):フーチャンプル (右):ゴーヤチャンプル
(左):牛肉ヤキソバ (右):カニチャーハン
(左):ソーキソバ (右):沖縄風みそしる
ご飯と一緒に味噌汁を頼んだが大きさに驚いた(お椀と比較してください)
沖縄料理は思ったよりも薄味、美味しく頂いた
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ゆいレール
<牧 志 駅>
那覇空港と首里城を結ぶ、全長約13kmの沖縄唯一のモノレール
家族は国際通りでショッピング、私は一人でゆいレールの牧志駅に向かい
県庁前駅までの2駅を乗車、国際通りを歩いて元の場所に戻ることにした
<車内の様子>
座席を譲ってくれたが、たった二駅景色を見たいと丁重にお断りをした
沖縄の人たちは高齢者に親切、嬉しい思いをした
<県庁前駅>
駅ホームに入線する直前、前方に見えるのは沖縄県庁舎です
<フラメンコ>
県庁前の複合商業ビルの広場でフラメンコを踊る女性
沖縄のご婦人たちは踊りが上手、このような場所もステージです
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国際通り
<国際通りを歩く>
沖縄県庁前の交差点から安里三叉路までの約1.6km
那覇最大の繁華街、多くの店舗は夜10時まで営業をしているそうだ
国際通りの入口に置かれたシーサー、通りの右側にも有る
前方から来る若い女性は修学旅行生のようだ
途中の店で、石敢當とシーサーをセットにした置物を購入
ここから国際通りを左に歩き、ゆいレールで牧志駅~県庁前駅へ
そして県庁前(右方向)から国際通りを歩き、再びこの場所に戻ってきた
2回分の写真を、一つの記事に纏めましたので長くなりました
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次回は、沖縄家族旅行記(終章)<壷屋やちむん通り>を紹介します
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沖縄 家族旅行記(終章)<首里金城石畳の道> [沖縄旅行]
沖縄 家族旅行記(14)
<首里金城石畳の道>
沖縄旅行の中で、コバルトブルーの古宇利大橋、今帰仁城址などグスクと共に
私が一番興味をそそられ、歩いてみたかったのは首里金城町の石畳の道
首里城の駐車場は満杯で入れず、反対側の民営駐車場に入れたので
ここまで車を回したが、幸い坂入口の民家に駐車でき散策をスタートした
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<旅行日:10月13日>
石畳の道を歩く
<坂上の入口>
尚真王時代、1522年に首里城から那覇港への主要道路として整備された道
琉球石灰岩で舗装された石畳道は、日本の道百選に選らばれている
約250m続く道沿いには、昔ながらの赤瓦屋根の民家が立ち並び美しい
琉球王朝時代、国王が中国の冊封使と共に識名園に向かった道
当時(500年前)の石畳や石垣が一部残っているそうだ
<石畳道一番の美観>
赤瓦を積んだ石塀、少し曲線を描いた石畳の道
急な坂の下には町並みが見え、この坂道で最も美しい景観であった
<赤瓦屋根の門構え>
上の写真の石塀から続く、立派な門構えの住宅
門の両側には、赤瓦屋根と同色のシーサーが置かれていた
<ちゅらさんの家>
坂を下って来ると、娘がこの家を見つけ「ちゅらさんの家」だと教えてくれた
NHK「ちゅらさん」では、那覇の古波蔵家として外見が使われたという
赤瓦屋根の住宅、門内には看板(白い矢印)が立っている
その看板には、このようなお願いが書いてあった
古波蔵家の撮影に使用された民家(左)を、坂の下から撮影
ここでは住宅の改築や建替え時に、市から石垣などに補助金が出るそうだ
<首里金城の大アカギ>
石畳道の途中を左側(東)に、約40mほど歩くと聖域の御獄に着く
内金城獄境内に、樹高約20m天然記念物の大アカギ(樹齢300年)がある
石垣で囲まれた大アカギ
沖縄独特の御獄の形式で、赤い格子門は神を敬う拝所の門だという
大アカギに向かう道で見た坂下の景色、立派な住宅が建っている
<金城村屋>
石畳道のほぼ中間辺りに金城村屋がある
この地域の人たちの集会所、中に入って休息をする事もできるそうだ
金城村屋の少し下から撮影、大きな木は「かじゅまる」
坂道と石壁の建造に要した労力と年月が偲ばれる、この景観も素晴らしい
<金城大樋川>
金城村屋の左隣にある共同井戸、崖の下から二つのかけ樋で地下水を導く
石積の下には、半月形の貯水池が設けられ排水路もある
かつて金城村屋は広場で、坂道を上下する人馬が大樋川で喉を潤し休息した
途中で見た花と果実、その名は?
<わき道の石畳>
この脇道もこのような石畳、入ってみたいが時間不足でスルー
入口には、石敢當が埋め込まれていた
<首里殿内>
石畳道の坂下にあった、琉球泡盛と和琉の創作料理で知られた店
また那覇に来ることがあれば、立ち寄ってみたい食事処です
首里殿内入口のシーサー
<石畳道・坂下の入口>
琉球王朝時代の道は、この先にも残っているが、今は石畳の道ではない
若い女性が一人歩きしていたが引き返して行った、左は首里殿内です
首里城の至近距離にありながら、訪れる人の少ない首里金城町石畳の道
名勝と呼ぶに相応しい心に残る坂道であった
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次回は、沖縄家族旅行記(15)<国際通り&牧志市場>を紹介します
次回は、昭和記念公園秋景色<名残りのコスモス>を紹介します
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沖縄 家族旅行記(13)<世界遺産・首里城> [沖縄旅行]
沖縄 家族旅行記(13)
<世界遺産 首里城>
琉球王国の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った首里城
その中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術には
高い文化的・歴史的価値があるとされ、2000年12月日本では11番目に
首里城は世界文化遺産に登録されました・・首里城公園のパンフレットより抜粋
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<沖縄3日目:10月13日>
首里城公園
<守 礼 門>
首里城は、1406年に尚巴志が琉球王国支配のため居城として以来
1879年に、最後の国王尚泰が明治政府に明け渡すまで500年続いた
守礼門は、沖縄を代表する施設として記念紙幣2千円札の絵柄になっている
扁額の守禮之邦は、『琉球は礼節を守る国』という意
<世界遺産・園比屋武御獄石門>
国王が外出をするときに安全祈願をした礼拝所
琉球の石造建造物の代表的なもので、国指定重要文化財になっている
形は門になっているが、人が通る門ではなく神への礼拝の門である
<歓 会 門>
首里城の城郭に入る第一の正門、歓会とは歓迎するという意味
アーチ上の門の上に木造の櫓が載せられている
<瑞 泉 門>
瑞泉とは「立派なめでたい泉」という意、門前にある龍樋に因み名づけられた
孫(左の後ろ姿)が、瑞泉門に向かう石段を先頭で登って行った
さすがに沖縄観光一番の名所、修学旅行生、観光客の姿が後を絶たない
<龍樋(りゅうひ)>
龍樋とは、龍の口から湧水が湧き出していることから名づけられた
この水は、王や王宮の人たちの飲料水として使われていた
<漏 刻 門>
漏刻門とは中国語で水時計という意味だという
門の上の櫓に水槽を置き、水が漏れる量で時間を計ったと言われている
<広福門前の石垣>
漏刻門を通ると首里城の中心域、日影台と呼ばれる日時計が置かれていた
那覇市内が見えるが見通しが悪い、下は久慶門、奥に見えるのは歓会門です
<首里森御獄(すいむいうたき)>
広福門を入ると下之御庭、その中央に首里森御獄がある
城内にある拝礼所の一つ、琉球開闢神話では神が造った聖地とされている
<奉 神 門>
下之御庭までは首里城公園の無料区域
奉神門を入ると有料域になる、正面に首里城の正殿がある
<正 殿(1)>
御庭の正面に正殿、左右には北殿と南殿があり御庭を取り囲んでいる
南殿の番所から本殿内の見学に向かう
<正 殿(2)>
正殿の前には、琉球石灰岩で造られた高さ4,1mの「大龍柱(吽形)」が立つ
右側には「阿形」がある、正殿上の唐破風の壁が美しい、瓦屋根の上は龍
<正 殿(3)>
様々な儀式が行われた正殿前の広場(うなー)、南殿の書院から撮影
庭の色違いは儀式のとき位の異なる官吏が立つ目印、前方は役人が働く北殿
<御差床(うさすか)>
国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われた場所
須弥壇に似た台座の上に玉座が設けられている
<御差床(2)>
一階は下庫裏と呼ばれ、主に国王自らが政治や儀式を執り行う場がある
中央は国王が出御する玉座、背後には2階に上がる階段が見える
<儀式のミニュチア>
中国の紫禁城は知らないが影響を受けているように思える
<久慶門への坂道>
淑順門から坂道を下り久慶門を出て場外へ、前方は歓会門です
<再び守礼門>
琉球の貸し衣装を着た親子4人、守礼門の前で記念撮影です
皆さんは衣服の上に重ね着、足元はスニーカーですが和める後姿です
<甦る首里城の碑>
首里城復元の証しを後世に伝えるため、2009年に記念碑が建立された
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次回は、沖縄家族旅行記(14)<金城町石畳の道>を紹介します
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