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越前加賀旅行記(6)<加賀温泉郷 山中温泉> [北陸の旅]

越前加賀旅行記(6)

<加賀温泉郷 山中温泉>

加賀温泉郷には粟津・片山津、山代温泉もあるが、私が選んだ2日目の宿は山中温泉

温泉街の散策と外湯、そして3日目のアクセスの良さが、その理由です

日の暮れるのが早い晩秋、予定した時間より少し遅れ午後2時過ぎに旅館に到着

しばらく休息をしてから、鶴仙峡、ゆげ街道、温泉街、山中座などを散策した

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<添乗員旅行:11月5日・6日>

<山中温泉ぶら散歩>

旅館・白鷺湯たわらや

創業800年の老舗旅館、温泉街の散策に便利なのが選んだ理由です

宿泊費も予算内でリーズナブル、料理も美味しい旅館でした

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ロビーから見た眺め

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鶴仙峡を歩く

温泉街を散策する予定が、鶴仙峡を歩こうと急階段を下りて遊歩道へ

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約500m歩くと目的の橋

置き石に支えられた橋、設計通りの石なのかは不明?

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あやとり橋

勅使河原宏氏がデザインしたユニークな橋、あやとり橋の名も良い

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あやとり橋から鶴仙峡

10年前に、あやとり橋からこおろぎ橋まで鶴仙峡を歩いた事がある

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ゆげ街道

山中漆器、九谷焼、土産物店が建ちならぶ雰囲気の良い街道

午後4時を過ぎ観光客が少ない中、隣の国のツアー客が買い物をしていた

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菊の湯と山中座

ゆげ街道の中心は、山中座と山中温泉の湯元「菊の湯」

姉妹たちが、菊の湯に入りたいと言うので入湯、足湯も有り源泉が飲める

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菊の湯(おとこ湯)

奈良時代の高僧行基が1,300年前に発見、以来浴場の場所が一度も変わった事がない

昭和の初めまで旅館には内湯がなく浴客はこの湯に入っていた、私も入湯する

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湯上り美人??

菊の湯(左)、山中座(右)、山中座のロビーで買った土産を持ち旅館へ

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山中座 舞台と客席

山中の芸能が観賞できるホール、総湯「菊の湯」、旅館の内湯とロビー

そして温泉街を走るバスなどからも、山中節が流れてくる徹底ぶりでした

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格天井(山中座のロビー)

山中座のロビー天井は、山中漆器の粋を極めた豪華な蒔絵の格天井です

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旅館のロビー(3日目の朝)

翌朝(11月6日)、旅館の支払いを済ませ姉妹たちが集まる前にコーヒータイム

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こおろぎ橋

山中温泉の名勝地「こおろぎ橋」、妹が蟋蟀の漢字を見て驚いていた

10年前は橋まで車で行けたが、今は一般車は通行止め、国道から歩いて下りる

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こおろぎ橋の碑

松尾芭蕉、竹下夢二など多くの文人墨客が訪れたようだ

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鶴仙峡から

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栢野の大杉

山を越え越前福井へ行く前に、菅原神社の大杉を見に途中下車

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天覧の大杉

昭和22年10月、昭和天皇がこの地を行幸された時に立ち寄られた

樹齢2,300年、幹回り11.5m、樹高約55m  天然記念物の大杉です

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妻がモデルです

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山を越え福井市へ

旅行3日目、次の目的地は越前竹人形の里と永平寺です

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次回は、「2015年を振り返る」を紹介します

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越前加賀旅行記(5)<名勝庭園 那谷寺> [北陸の旅]

越前加賀旅行記(5)

<名勝庭園 那谷寺>

今回の越前加賀旅行、姉妹たちは数十年前に永平寺、東尋坊には訪れているが

それ以外の観光地は初めて、その中で「那谷寺は必見の寺」だと知らせていた

旅行日を11月上旬に決めたのが良かったのか、名勝指定園に指定されている境内は

紅葉が見ごろを迎え、皆さんに良い所に連れて来てもらったと喜ばれた

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<添乗員旅行:11月5日>

<那谷寺(なたでら)>

観音霊刹 白生山那谷寺

那谷寺は白山信仰の寺で、養老元年(717)に大徳泰澄神融禅師によって開創された

1,300年の歴史のある古刹です、南北朝の争いなどで2度焼き尽くされたが

加賀藩主前田利常によって再建、境内全体が庭園(国名勝指定園)になっている

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那谷寺 山門

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参道を行く

樹林に覆われ苔むした境内、苔の写真も撮ったが蔵入りです

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紅葉の境内

樹林の参道を抜けると、景色は一変し紅葉が美しい境内です

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奇岩遊仙境

観音浄土を思わせる天然公園の遊仙境、太古の噴火活動の跡と伝えられ

長い年月の間、波や風雪に洗われ今日の奇岩が形成されたと言う

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本殿・大悲閣

岩窟の中腹に建てられた、四棟舞台造りの大悲閣、本殿は岩窟内に有り

厨子に本尊の「十一面観音菩薩」が安置されている

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拝殿の彫刻

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拝殿の舞台から

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色づき始めのモミジ(撮影日:11月5日)

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鎮守堂から展望

白山妙裡大権現を祀る山上鎮守堂から、奇岩遊仙境を展望

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展望台の姉妹(右の3人)

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山上鎮守堂から奇岩遊仙境 2点

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金堂・華王殿

十一面観音菩薩立像(約10m)を祀る金堂、見事な仏像でした

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庫裡書院と庭園(特別拝観)

大悲閣から書院(重要文化財)と名勝庭園へ、雪吊りが行われていた

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三尊石琉美園

阿弥陀三尊のような自然大岩壁を中心に深山幽谷をあらわした庭園です

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苔におおわれた庭園 2点

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那谷寺(石川県加賀市)を後にして、この日の宿「山中温泉」に向かう

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次回は、越前加賀旅行記(6)<加賀温泉郷 山中温泉>を紹介します

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越前加賀旅行記(4)<東尋坊など> [北陸の旅]

越前加賀旅行記(4)

<東尋坊など>

旅行の良否は、旅行当日の天気により大きく影響を受けることが多い

私たちも10年前、晩秋の越前・能登半島旅行では大荒れに見舞われた経験がある

好天気を味方につけるのは時の運であろうが、幸い今回の旅行は3日間とも快晴

旅行前日の午前中は雨、旅行後は翌日から下り坂、その中間は最高の旅行日よりでした

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<添乗員旅行:11月4日>

<名勝 東尋坊>

断崖絶壁が延々と約1km続く柱状節理の東尋坊、越前加賀国定公園にある

越前海岸を代表する景勝地、国の名勝、天然記念物に指定されている

朝9時前に着いたので観光客は少ないが、隣の国から来るツアーも多いと言う

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静かな東尋坊

東尋坊の景観は、岸壁に打ち寄せ砕け散る日本海の荒波を想像するが

この日は吹く風も弱く白い波柱も見えない、穏やかな日本海でした

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TVドラマの撮影場所

タクシードライバーの説明では、写真の岸壁で2時間ドラマを撮影するそうだ

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遊覧船の発着

東尋坊~雄島の周遊コース、穏やかな海で遊覧には丁度良い

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断崖に立つ姉妹

妻の姉妹たちは高所恐怖症には関係なし、足場が悪い場所も平気でした

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コマーシャル撮影

聞くと、日世コーンの新しいキャラクタの撮影です

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東尋坊から雄島を望む

波のない日本海、これでは琵琶湖と同じだと苦情を言った観光客がいたと言う

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神の島 雄島

磯の香りを感じながら、朱塗りの橋(224m)を渡ると大湊神社が有る

雄島は心霊スポットとしても知られ、島の道を反時計方向に歩くと災いが有るという

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添乗員(旗は持っていません)

雄島は東尋坊と同じ柱状節理の島、皆さんと橋を渡ることにした

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大湊神社の鳥居

源義経が落ち延びる際に立ち寄り、家臣の兜を奉納したと伝えられている

また朝倉義景のもとに身を寄せていた、明智光秀が訪れ漢詩を詠んだ話も残っている

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<北潟湖展望>

北潟湖から白山連峰を見渡せる「福井ふるさと百景ビューポイント」

ドライバーさんに、冠雪した白山を見たいと依頼すると、風羽里展望台に案内された

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白山連峰

暖かい日で霞んでいるが、見れただけでラッキーでした

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風羽里展望台

風羽里には風力発電機が10基、施工前の説明と違い回転音でもめているそうだ

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<吉崎御坊>

史跡 吉崎御坊跡

比叡山延暦寺などから迫害を受け、京都から逃れた「本願寺8世蓮如上人」が

浄土真宗布教の拠点として吉崎山に建立、北陸を中心に多くの門徒が集まり発展した

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蓮如上人象

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北潟湖から日本海

小高い山の向こう側は大聖寺川の河口、北潟湖は喫水湖です

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本願寺吉崎西別院

吉崎御坊の跡地から階段を下りると、本願寺吉崎西別院がある

静かな佇まいの別院です、大谷派吉崎別院も有ったが立ち寄らず

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西別院本堂 参拝

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吉崎寺の像

蓮如上人の弟子となり所領を寄進した大家彦左衛門、吉崎山の僧坊が出火したとき

逃げない上人を背負い避難、現在の吉崎寺の住職婦人に説明を聞き美術品を拝観する

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越前から加賀へ

県境を越え石川県の加賀市へ、吉崎は両県にまたがっている

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越前加賀旅行記(5)<那谷寺>を紹介します

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越前加賀旅行記(3)<一乗谷朝倉氏遺跡> [北陸の旅]

越前加賀旅行記(3)

<一乗谷朝倉氏遺跡>

今回の旅行は、越前和紙の里、東尋坊、那谷寺、竹人形の里、永平寺などの名所巡り

しかし、私が選んだもう一つは発掘中の特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」です

歴史に関心が低い姉妹たちに、朝倉義景のことを聞くと知っていたのは姉一人

栄華から滅亡を道をたどった歴史、姉妹たちもその悲劇に関心を持ってもらえた

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<添乗員旅行:11月4日>

<朝倉義景屋敷跡>

重要文化財「唐門」

応仁の乱(1467)の活躍により台頭した朝倉氏は、一乗谷に本拠を移し

主家の斯波氏を追放、以来5代103年間にわたり栄華の時代を築いたが

織田信長との戦いに破れ滅亡、広大な城下町は焼き討ちに会い灰燼に帰した

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朝倉義景の館跡

義景館跡では、諏訪館跡庭園(義景の妻の館)、湯殿跡庭園(高台の庭園)

南陽寺跡庭園(将軍足利義昭を招いた庭園)などが発掘されている

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唐門から城下

神社仏閣、武家屋敷、町屋などの発掘調査を福井県が続けている

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主家の滅亡は、武家、町屋の婦女・子供たちも、生きる道を奪われ深刻事態を

迎えた事であろう迫害・逃亡・殺戮・自害・・人の哀れを感じる

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<復元した町並>

土塀に囲まれた重臣の屋敷が右側に並び、道路をはさんで武家屋敷や庶民の町屋が

形成されている、復元された町並はこの一角のみだが発掘している区域は実に広い

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武家屋敷の内側

敷地の段差ごとに、重臣の屋敷が分かれていたと思われる

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越前朝倉 夢舞台

陽光を浴び輝くように美しい紅葉が、栄華の時代を象徴しているのであろうか

係りの人に聞くと樹木はヤマモミジと言う、心を奪われる眺めでした

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妻が撮った写真

別の地区では大甕を並べた紺屋、数珠屋、鋳物師、刀研ぎ師など職人の家や

坪庭のある医者の家なども、多数並んでいたと言う

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ツアー旅行客

発掘現場からは、繁栄を物語る様々な調度品や生活用具、職人の道具などが出土

ツアー客には、ボランティアガイドが説明をしていた

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スナップ写真を2点

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<民宿ちひろ>

越前三国港に近い民宿を予約、高級料理旅館「望洋楼」の姉妹店

越前カニの解禁は2日後の11月6日から、民宿らしい料理を期待したがやや不満

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部屋から東尋坊

望洋楼(海側)に宿泊した時は、東尋坊から歩いて帰ったが約20分でした

源泉かけ流しの貸切り風呂が三つ、望洋楼から引いているのでしょう

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日本海に沈む夕日

民宿ちひろの部屋からも眺められるが、姉妹たちを誘い屋外へ

穏やかな日本海に沈む夕陽、美しい眺めに大満足です

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翌朝の食事処

日本海を眺めながら朝食を頂いた、前の建物は望洋楼です

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ウミウ(海鵜)の群れ

ウミウも朝の食事中、餌の捕獲に10秒以上潜っていた

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次回は、越前加賀旅行記(4)<東尋坊>を紹介します

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越前加賀旅行記(2)<越前福井を巡る> [北陸の旅]

越前加賀旅行記(2)

<越前福井を巡る>

今回の旅行は、11月4日から6日までの3日間、その間に昭和記念公園の紅葉や

自治会関連の行事などを優先させたので、約ひと月半も記事のアップが遅れた

旅行中に撮った写真は500枚以上、ようやく整理を終え行先ごとに分類すると

記事の数は10回分、このままでは年を越しそうですが、マイペースで続けます

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<添乗員旅行:11月4日>

<岡太神社・大瀧神社>

和紙の里で紙漉き体験をした後は、五箇地区にある越前和紙ゆかりの神社へ

社殿には二つの神社の祭神を祀っているが、その説明は長くなるので省略

目的は、紙祖神・岡太神社(おかもとじんじゃ)でした

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境内から神門

鬱蒼とした樹木に覆われた境内、神門の両側には廻廊を巡らせ

拝殿、社殿を囲んでいる、想像していた以上の重厚な神社でした

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神門から拝殿

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拝殿と社殿

普通の神社は、拝殿と社殿をそれぞれ独立して建てられているが

当神社の説明によれば、一間社流造り本殿の屋根を入母屋造りの拝殿に連結して

葺きおろした複合社殿と記載、国の重要文化財の指定を受けている

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神社の扁額

岡太神社、大瀧神社名を併記している

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紙祖神・川上御前

今から1500年ほど前、岡太川の上流に美しい女性があらわれ「この村里は谷あいで田畑がすくなく暮らしにくいところです。しかし水清らかな谷川と、緑深い山々に恵まれています。紙漉きを生業とすれば生活も楽になでしょう」と。紙の漉き方を教えてくれたと言う。  里人が「どなたさまですか」とたずねると「岡太川の川上に住むもの」と答え立ち去った、以来里の人たちは、この美しい女性を川上御前と崇め、紙祖神として岡太神社に祀った。

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<ドライブ途中で>

タクシーの車窓から撮った写真を2点、柿の木が多い

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一乗谷朝倉氏遺跡

和紙の里から丸岡城に向かう途中に立ち寄ったが、その記事は次回です

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<越前丸岡城>

丸岡城は、北ノ庄の城主柴田勝家の甥・柴田勝豊が、天正4年(1576)に築城

以来、青山氏、本多氏、有馬氏など、明治維新まで18代の城主の居城であった

短い手紙で有名は「一筆啓上火の用心・・」と言えば、思い出す方も多いでしょう

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丸岡城の構造

丸岡城は、現存する天守閣の中で最も古い建築、姫路城などのように芯柱はなく

一層が二階三階を支える構造になっている、国宝に指定されていたが

昭和23年の福井大震災により倒壊。現在は国の重要文化財の指定をうけている

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天守閣前の石段

15年ほど前に上がったが、天守閣の階段は石段より更に急角度になっている

今回は高齢の姉妹たちと一緒、下から見上げるだけで断念した

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「一筆啓上」の書簡碑

「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥せ」

徳川家康の功臣、鬼の作佐「本多作左衛門」が陣中から妻にあて出した書簡です

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「一筆啓上」の解説

ドライバーと妻の姉妹に、次のように解説をした、火の用心「城の守りを頼むぞ」

お仙泣かすな「嫡子の教育を任した」、馬肥やせ「戦への備えを怠るな」

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石製しゃち(鯱)

天守閣の屋根は石瓦、鯱も石で造った時期が有ったが福井大震災で落下した

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お静慰霊碑

丸岡城の築城で人柱になった、お静の慰霊碑です

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アメリカカエデの道

越前三国港に向かう道のカエデが美しいと、ドライバーが遠回りをしてくれた

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次回は、越前加賀旅行記(3)<一乗谷朝倉氏遺跡>を紹介します

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越前加賀旅行記<越前和紙の里> [北陸の旅]

越前加賀旅行記

<越前和紙の里>

毎年続けている、妻の4姉妹を案内する添乗員旅行、数えてみると今回で13回目

頼まれると断れない性格で長く続けているが、平均年齢77歳以上のご婦人を

高齢の私がガイドする高々齢者旅行、12回も続けていると旅行先の選択に困る

今回選んだのは福井県を中心にした、越前加賀の歴史を辿る2泊3日の旅行です

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<添乗員旅行:11月4日>

<越前福井へ>

新幹線の富士川鉄橋から撮影、この日の朝、立川市内から見た山梨県側の富士山は

山頂付近が冠雪していたが、静岡県側はこのような状態でした

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北陸本線武生駅

今回は大阪の姉が所用で参加できず4名の旅、観光タクシーを3日間予約した

西宮からくる姉と武生駅で待ち合わせをし、添乗員旅行のスタートです

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<紙漉き体験>

予約せずに訪れても、すぐに和紙漉きができる施設「ハピルス館」

世界にたった一枚の和紙づくり体験をして貰うため、姉妹たちを最初に案内した

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白無垢と打掛け

ハピルス館に入ると正面に、越前和紙を使用したこの作品を展示

越前和紙戦国衣装コンクールで大賞を受賞した作品、まさに芸術品です

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手漉き体験品

うちわ、色紙、名刺、コースターなど、私たちは「はがき」を選ぶ

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手漉きをする姉妹たち

原料に楮(こうぞ)を使い、ネリを使う「流し漉き」技法を応用

スタッフがレクチャーしてくれるので、誰でも簡単に和紙づくりが出来る

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妻の作品です

押し花や切り紙を使い、好みのデザインの和紙漉きをする

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私の漉いた和紙

我ながらセンスが悪い、ハガキに使うのも難しいようだが

今回参加できなかった妻の姉と、神戸に住む私の姉にプレゼントした

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押し花と切り紙

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楮(こうぞ)

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<和紙の里通り>

ハピルス館の前から続く、約200mの美しい里の道

和紙の里「五箇地区」のメイン通りであろうか、歩きたくなる通りです

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通りを散策

タクシードライバーに、通りの先で待つように頼み散策をした

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瓜立の工芸館

紙漉きの工程を一つの工房内で再現した工芸館

越前和紙のすべてが分かる「紙の文化博物館」も有るが、時間不足で入館せず

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五箇地区の案内板

紙漉きの里「五箇地区」、和紙業者が軒を連ねる町が有るが行けずに残念

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次の目的地へ

前方のイチョウが美しい所まで少し散歩、その記事は次回にアップします

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次回は、越前加賀旅行記(2)<越前福井を巡る>を紹介します

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