夏の京都旅(4)<大原三千院> [夏の京都]
夏の京都旅(4)
<大原三千院>
京都には数え切れないほど行ったが、すべて個人旅行、今回は祇園祭が目的のため
ツアー旅行を利用したが、2日目は観覧席で山鉾巡行を観賞するのみで、他の予定はなく
添乗員に断り単独行動、旅行3日目は何度も行った、三千院、下鴨神社、八坂神社
ほかに行きたい寺社も有ったが、ツアー仲間と一緒に行動することにした
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<旅行3日目:7月18日>
<大原三千院>
ツアー旅行は時間に制限があり、大原での滞在は80分(長いようで短い)
寂光院へ行きたかったが、三千院とは逆方向で距離はおよそ2倍、時間不足で諦めた
駐車場から参道へ少し歩くと「女とひとり」の碑、添乗員さんに教えてあげた
女ひとりの歌詞
「京都大原三千院 恋に破れた女がひとり ~ ♪ ♪」作詞・永六輔 歌・デュークエイセス
そういえば、1日目(16日)に行った高山寺は「女ひとり」2番の歌詞でした
しそ畑
大原は京漬物「しば漬」の発祥地、漬物店(次の写真)が、しそを栽培している
参道の漬物店
前回言葉を交わした同年代の店主、聴くと近くの山へ歩きに行ったと言う
畑でしそを栽培し漬物を製造販売、元気な高齢者です
しば漬け
知人・家族の土産に必要数を注文し、三千院から帰りに受け取った
呂川沿いの径(ロレツが回らない)
添乗員さんが声明の話をしていたが、声明(経文の朗唱)は三千院の奥の勝林院が始まり
ロレツが回らないは、横を流れる 呂川(ロガワ)・律川(レツガワ)が語源だと教えた
三千院の門前(青もみじが美しい)
昼食は各自対応、私たちは歩きに時間がかかり・昼食抜き、饅頭を買い車内食
山門(御殿門)
人が少なくなるのを待っていると、誰一人いなくなった・・珍しい
前回訪れたたのは、新型コロナが拡大する前の、2019年5月でした
客殿から庭園
いつ来ても、誰かが座っている
持仏堂の扁額
秋海棠(シュウカイドウ)
秋海棠の株
このように大きな秋海棠を見たのは初めてのため、撮影した
有清園から宸殿
往生極楽堂
堂の正面に阿弥陀三尊像を安置、参拝をする
苔の庭が美しい
わらべ地蔵を撮ったが使用せず
弁天池の紫陽花
境内の奥に紫陽花園が有るが見ごろ過ぎ、池に浮かべた紫陽花が良い
大原女の小径
何時もは、宝泉院、実光院に立ち寄るが時間がなく断念、私たちがしんがりです
再び、しば漬け店へ
注文したしば漬を受け取りバスへ、後ろ姿は妻です
<下鴨神社>
昨年3月(2023年)城南宮や北野天満宮で寒梅し、京町家巡りをしたとき下鴨神社へ
その時の記事を公開しているので、今回は写真のみで失礼します
大鳥居
楼門
拝殿前で参拝
糺の森
初めて行った時は出町柳から歩いたが、参道が長いのでその後は車です
祇園祭を見たさに夏の京都を旅行、その関連記事を・計9回公開しましたが
この記事で終了です・・・ご覧いただき有難うございました
体力の衰えを実感した3日間でしたが、可能な限り旅を続けたい、残された人生は少ない
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夏の京都旅(3)<栂尾高山寺> [夏の京都]
夏の京都旅(3)
<栂尾 高山寺>
高尾(神護寺)・槙尾(西明寺)・栂尾(高山寺)の三尾は、何れも紅葉の名所
旅行会社の募集案内は、世界遺産「高山寺」・夏の風物詩「川床料理」を強調
私が選ぶなら高山寺より神護寺ですが、清滝川から往復距離の長いのが難点
この日は「旅行1日目」、次のスケジュール「祇園祭・宵山巡り」が待っている
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<旅行1日目4:7月16日>
<栂尾 高山寺>
2014年11月に撮影した・表参道
今までは表参道を歩き高山寺へ向かったが、旅行会社は駐車場に近い裏参道を選択
高山寺まで20mほどの高低差が有り、急坂が続く下りの石段は危険
旅行会社は裏参道の実情を知らずに企画したのか、ツアー参加者は高齢者が多い
2014年11月に撮影した・表参道
鬱蒼とした樹木に覆われた表参道(写真の道)、私たちが歩いたのは置き石を並べた
急階段の裏参道、すれ違う人と譲り合いが必要で、手摺もなく一歩間違えば転落の危険
裏参道を歩いた人の体験をSNSで読むと、高齢者には危ない道だと書いていた
2014年11月に撮影した高山寺
高山寺は4度目、無理をせず駐車場近くの飲食店で待つ選択肢もあった・・反省
栂尾山高山寺
坂下に見える人影は表参道(右手)に向かっている、真っすぐ行くと裏参道です
石水院入口
堂内の善財童子像
本堂の庭
庭を眺める人たち
10年前は縁台に座り眺めたが、今は支えがないと立ち上がれず、しかも時間不足
鳥獣戯画図
本物は、東京と京都の国立博物館に上下巻1巻づつ分け保管しているようです
石水院中庭
クチナシの花
高山寺で見た唯一の花、石水院の前で咲いていた
境内の坂道
この道を登ると左手に茶畑が有るが、ツアー仲間で見に行った人は誰一人いなかった
高山寺の石塀(1)
右に行くと表参道ですが、私たちは石塀の先の裏参道へ直進です
裏参道
この先は置き石の狭い急階段、危険を感じ撮影する余裕はない(雨天なら歩けない)
上りで疲れ、妻は下りで足の指を痛め、祇園祭を見て歩くのに悪影響が残った
<もみじ屋>
川床料理と言えば、川面に設けられた座席で食事ができる納涼床を想定するが
そこは鞍馬(貴船神社)に近い貴船川の川床料理、案内された高尾のもみじ屋は
川の流れを高い部屋から眺める川床料理、旅行前に知らべ違いを分かっていた
座った場所
向かい側の人たちは川を背にし、振り向けば眺めも良い
私たちの席は、手元が薄暗く何の料理なのかよく見えない
川床料理
料理をカメラで撮ると明るいが、眼で見る料理は薄暗く、美味しく味わえない
生ビールを注文し、座椅子を提供してもらった
個人旅行者
食事が終わっても、写真の2人は自分たちの時間
私たちは祇園祭の宵宮巡りのため観光バスに戻る(この日は旅行1日目です)
窓辺から清滝川
私の推奨は「貴船神社と川床料理」、高山寺と川床は納得できない行先でした
次回は、夏の京都旅(4)<大原三千院>を紹介します
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夏の京都旅(2)<祇園祭り番外編> [夏の京都]
夏の京都旅(2)
<祇園祭り番外編>
宵山、山鉾巡行を5回に分け公開したが、2日目は山鉾巡行を観覧席で観賞するのみ
そのため途中で別行動し、紫式部邸宅址の蘆山寺(前記事)、祇園祭り発祥の神泉苑へ
その後は、祇園白川か先斗町辺りでゆっくり会食し、四条通りの神輿御座所で
三基の神輿を拝観する予定でしたが、ハプニング発生し祇園からホテルに直帰した
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<旅行日:7月17日・18日>
<神泉苑>
神泉苑は平安時代初期に造営された日本最初の本格的な庭園です
徳川家康が二条城を築城する際、庭園の大半を割譲し現在の広さになった
皇室の庭園(在庫写真)
歴代の天皇や貴族が、花見、舟遊び、歌舞音曲などを楽しんだ遊興の場所
源義経と静御前が運命の出会いをした場所と言われ、今も華やかな面影を残している
夜の神泉苑(在庫写真)
祇園祭の始まり
平安時代、疫病の流行は悪霊のためと信じられ、それを治めるため、当時の国の数に
相当する、鉾66本を法成就池に立て、悪霊を宿らせる儀式を行った、そして
疫病が治まった後、人々が鉾を持ち市中を練り歩いたのが、祇園祭りの始まりと言う
中神輿渡御
八坂神社の神輿は3基、中神輿は素戔嗚尊を祀っている、神幸祭は7月17日
御旅所から八坂神社に戻る還幸祭は7月24日、その日に中神輿の渡御が有る
善女龍王社
神泉苑では疫病退散のほか、干ばつによる雨乞い神事も行われていた
善女龍王は法成就池に住むと信じられ、空海は成就橋の上で雨乞い祈願を行った
歳徳神(恵方社)
日本唯一の恵方社、毎年その年の恵方に向けて台座をぐるぐる回している
今年の恵方は寅卯(東北東)の方向です
神泉苑 本堂
神泉苑は神社のように思えるが、弘法大師空海を開基とする東寺真言宗の寺院です
本尊は聖観音菩薩、空海が行った雨乞いの祈祷に関連か?、神泉苑は神仏習合です
<西本願寺>
蘆山寺、神泉苑の後は、次の目的の東山へ、この日は山鉾巡行、神輿渡御が有り
四条通りは通れない、そのため遠回りする途中に西本願寺に立ちよった
<祇園祭神輿>
祇園祭の華は、八坂神社から四条御旅所へ渡御する3基の神輿
マスコミ報道は山鉾巡行が中心ですが、山鉾は神輿が渡御する町内の厄払いが目的
どこかで神輿を見たいと、時間調整のため二年坂へ・・(この写真は借り物です)
2年坂「かさぎや」
大正3年創業の老舗「かさぎや」、テレビ京都浪漫でも紹介されていた馴染の店
何時もはぜんざいを食べるが、この日はかき氷(宇治金時)、暑い夏には丁度良い
八坂の塔の径(上)
観光客のほとんどはインパウンド、ここは外国でも知られているスポットのようです
八坂の塔の径(下)
西日が暑いなか、東大路通りを通り抜け建仁寺の勅使門まで・・約1km
建仁寺蓮池
妻が足の指を痛め、建仁寺の境内を通り抜け祇園花見小路へ、写真は撮らず
ハプニング(祇園花見小路)
妻の歩く様子を見ていると無理をさせられない、この後の予定を断念し
タクシーを探しホテルに戻ったが、1日目の高山寺の裏参道が起因している
先斗町(在庫写真)
先斗町辺り飲食を楽しみながら、ゆっくり過ごす予定でいた・がホテルに戻り
私が、コンビニと老舗菓子店へ飲食品の買い出し、前日に続き部屋食体験です
神輿御旅所(借り物写真)
八坂神社の神輿を鑑賞できなかったのは残念だが、ハプニング発生は避けられない
<八坂神社>
旅行3日目(7月18日)割り込み
この日は、下鴨神社、三千院、そして八坂神社に参拝し、京都駅の八条口へ
何れの寺社には何度も行っているので、2日目に続いて自由行動をしたかったが
我がままを避け皆さんと一緒に同行、祇園祭り番外編に八坂神社の写真を入れた
本殿と舞殿
本殿に参拝
神輿は四条の御旅所に1週間奉安され不在、訪れる人が少ない
美しいショット
円山公園を歩いていると、ガイドさんの説明を受ける女性が二人
白地の着物を着て日傘をさす若い女性は外国人、よく似合い美しい
知恩院三門
感光バスの駐車場は八坂神社に近い知恩院前、予定を終了し京都駅へ向かう
次回は、夏の京都旅(3)<栂尾 高山寺>を紹介します
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夏の京都旅(1)<紫式部 ゆかりの地> [夏の京都]
夏の京都旅(1)
<紫式部 ゆかりの地>
四条通りの街角で、山鉾巡行・辻回し(前々回記事)などを観賞したあと
旅行会社が手配した御池通りの観覧席へ移動し、長刀鉾などの巡行を観賞(前記事)
ツアー仲間より辻回しなどを多く見ているので、最後まで観覧席に留まらず
予約した観光タクシーとの待ち合わせ場所へ、紫式部ゆかりの蘆山寺へ向かった
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<旅行2目目:7月17日>
<蘆山寺(ろざんじ)>
妻がNHKの大河ドラマ「光る君へ」を見ているので、紫式部ゆかりの蘆山寺へ案内
蘆山寺は京都御所の東側に隣接し、静かで落ち着いた環境に有る
正式名は、廬山天台講寺です
紫式部邸宅跡址
紫式部はこの邸宅で結婚し一人娘を育て、そして源氏物語を執筆した
蘆山寺の境内
白塀の向こうは源氏の庭、左手は本堂、境内には元三大師堂も有る
紫式部顕彰碑
「めぐりあひて みしやそれとも わかむまに 雲かくれにし 夜半の月影」紫式部
大弐三位(娘)が詠んだものも有り、二人とも百人一首に入っている
紫式部像
本堂の入口で迎えるのは紫式部像、撮影可と表記している
蘆山寺本堂へ
本尊は阿弥陀三尊像、阿弥陀如来、脇侍の観音菩薩、勢至菩薩に参拝
源氏の庭
光源氏に因んだ名の庭、住職が拝観者に説明をしていた
枯山水庭園
縁台から俯瞰できるようになっている、座布団も敷いてある
庭の西側
庭の中央(南側)
白砂の周囲は低木、その奥に高木を配置し見栄えがよい
庭の東側
2本の高木(松?)が高さを競っているように見え、カメラを向けた
庭の東側(苔の島)
白砂に苔の島
白砂を敷き詰めた庭に緑の苔の島、約1000㈱の桔梗が植えられている
桔梗の花
6月から9月初旬まで咲き続けるが、見ごろは7月初旬~上旬(よい時期に行けた)
桔梗は朝顔?
紫式部が生きた平安時代、桔梗の花を朝顔を言っていた
「朝顔は 朝露を負ういて咲くといへど 夕刻こそ 咲き増されなん」・読人しらず
夕方の方が美しいと詠んでいるが、朝顔は夕方には萎んでいる
私は・花が最も美しく見える時間帯は夕暮れ時と思っている
白い桔梗
おまけ
宇治場の南詰(平等院の参道入口)にも紫式部の石像が有る
次回は、夏の京都旅(2)<祇園祭り番外編>を紹介します
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祇園祭り(5)<山鉾巡行・観覧席> [夏の京都]
祇園祭り(5)
<山鉾巡行・指定観覧席>
四条通りの山鉾町で、鶏鉾、菊水鉾の辻回し、月鉾など山鉾の巡行出発を見送り
地下鉄を利用し、御池通りの観覧席に10時半に到着し、長刀鉾など巡行を観賞したが
山鉾巡行日は、天気の特異日と言われほど晴れた日が多く、気温も上昇するが
今年は、路面の観覧席に座っていても厳しい暑さを感じず、上々の祭り天気でした
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<旅行日:7月17日>
<山鉾の巡行順序>
祇園會
祇園間売りは祇園社(八坂神社)の祭り、祇園會(ぎおんえ)と呼んでいる
山鉾巡行は、前祭(17日)23基、後祭(24日)11基、後祭は逆方向に巡行する
(1番) 長刀鉾
長刀鉾保存会の人たちが、のぼり旗に先導され観覧席前を通過
長刀鉾はくじ知らずで毎年1番、24日の後祭は端弁慶山がくじ知らずの1番です
長刀鉾の正面にお稚児さん
音頭取りの2人が、掛け声と共に扇子を上下させ巡行(右隅に妻の手)
観覧席は最前列、山鉾全体(鉾頭まで)の写真は撮れない
ゆっくりした速度ですが、撮影している間に通過する
(2番) 油天神山
2番くじを引き当て、長刀鉾に続いて油天神山が巡行
山鉾町で最も西側の油小路通りに祀られている、天神を勧請したのが名の由来
(3番) 伯芽山
中国の琴の名人拍芽が名の由来、ホテルに近く朝の巡行準備も見物した
(4番) 白楽天山
唐の詩人白楽天が名の由来、山は鉾とは異なり屋台の上に松の木を飾っている
御池通り
河原町通りから新町通りまでの約1km強を山鉾が巡行する
旅行会社は中間の13ブロックを予約、5列55番まであり、私たちは最前列でした
(5番) 函谷鉾
前方からやってくるのは函谷鉾、保存会の人たちが山鉾の中で最も多い
立ち上がって撮影したが観覧席が後ろに4列有るので、この写真の他は座って撮影
囃子方さんたちが、笛、太鼓、鉦のお囃子を演奏しながら通過
(6番) 山伏山
八坂の塔(法観寺)が傾いたとき、法力によって直した山伏の浄蔵に由来する
綾傘鉾
(7番) 綾傘鉾
屋台、鉾柱はなく金の鶏と金の幣の傘鉾、鉾とは言え他とは違い趣きがある
この日の朝、綾小路の会所前で出発準備をしている綾傘鉾を見て来た
綾傘鉾・棒振り囃子
(8番) 保昌山
和泉式部に紫宸殿の紅梅を手折ってほしいと頼まれた、平井保昌さん)の恋物語に由来
のぼり旗を持っているのは、背の高い外国人(黒人さん)です
(10番) 霰(あられ)天神山
永正年間の大火の際に急に霰が降ってきて鎮火、霰と共に降りて来た天神を祀る
(11番) 芦刈山
難波の浜で芦を刈っていた老翁が3年ぶりに妻と再会を果たした謡曲・芦刈に由来
(12番) 孟宗山
中国の史話、孟宗が病身の母が欲しがった筍を真冬の雪の中から掘り当てたことに由来
(13番) 月鉾
1日目に、月鉾内に搭乗、宵山で駒形提灯を観賞、この日の朝は巡行出発を見送り
月鉾とは縁の多い祇園祭でした、ツアー旅行者が「月鉾!」と声をかけていた
山鉾巡行・見納め
旅行会社のスケジュールは、観覧席までのバス送迎のみで、後は自由行動
この後も10基の山鉾が続くが、四条通り(前記事)で山鉾出発を見送ったので後は省略
御池通りを後に
私たちはツアー仲間と別れ一足お先に単独行動です
観光タクシーと待ち合わせの地下鉄東山駅へ、駅前で軽食をとり次の目的地へ
向かったのは、蘆山寺(紫式部ゆかり)、神泉苑(祇園祭り発祥地)、二年坂などです
次回は、夏の京都旅(1)<蘆山寺>を紹介します
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祇園祭り(4)<山鉾巡行・街角観賞> [夏の京都]
祇園祭り(4)
<山鉾巡行・街角観賞>
祇園祭の山鉾巡行は、この日の夕刻に行われる八坂神社の御神体を乗せた3基の神輿が、町内を渡御し御旅所に収まるまでの道筋を清めるためのもの、祇園祭の主体は神輿です
山彦巡行を観賞する場所は、旅行会社が手配した御池通りの観覧席からですが、会場着は朝の9時ごろ、先頭の長刀鉾が四条通り出発する時間も9時、観覧席前を通過するまで約2時間ほどの待ち時間が有るため、私たち夫婦のみ別行動、街角で山鉾の整列を見守った
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<旅行日:7月12日>
<山鉾の交差点>
函谷鉾
綾小路や新町通りで準備中の山鉾を見て回った後は、室町通りから四条通りへ出ると
前方に函谷鉾、曳手さんも揃い巡行OKの状態ですが、綱は逆方向になっている
長刀鉾など四条河原町での辻回しは混雑し満足に見れないと判断し、街角席を選んだ
伯牙山・函谷鉾
巡行順番により函谷鉾⑤は後ろに下がり、伯牙山③がのぼり旗を先頭に通り過ぎる
3番くじを引いた伯芽山③、函谷鉾はくじ知らずの5番です、長刀鉾は1番です
白楽天山
4番くじを引いた白楽天山④が、交差点で待機
裃姿の人たちは、後から出てくる綾傘鉾の人たちです
白楽天山・油天神山(右奥)
長刀鉾に続く2番くじを引いたのは油天神山②、白楽天山を追い抜いて行く
この場所は山鉾のスクランブル交差点、巡行の動きを見ていると楽しい
子どもたち
この場所は室町通りと四条通りの交差点、振り返ると私たちの葉後に大勢の人がいた
座っているのは近くの保育園児、時々頭の手ぬぐいに水をかけ冷やしていた
月 鉾
月鉾の人たちが記念撮影、後ろに鉾が待機しているが写真に入っていない
綾傘鉾1
室町通りから出て来たのは綾傘鉾、巡行順序は7番です
綾傘鉾2
棒振り囃子に続いて、囃子方さんたちが登場
綾傘鉾3
台車に乗せた傘鉾が通過、台車は小さく鉾柱がない
鶏鉾1
室町通りから綱の曳手さんが続々登場、9番くじの鶏鉾です
鶏鉾2
囃子方さんが祇園囃子を奏でながら四条通りへ
鶏鉾3
鉾柱(約25m)の高さを測るため撮影したが、9階建てのビルに劣らない
鶏鉾4
鶏鉾の辻まわし、後で知ったが河原町通りから室通りへの辻回しで車輪が故障した
鶏鉾5
40人以上の曳手さんが、綱の曳き目の前までやってきた
芦刈山・鶏鉾
辻回しを終えた鶏鉾の横を、巡行順序11番の芦刈山が登場し、鶏鉾と共に通過
月鉾1
前日(16日)、月鉾保存会の会所内で鉾に飾る懸装品や稚児人形を鑑賞し
月鉾内に搭乗したので親しみがある、稚児人形が前に見える
月鉾の辻回しは、新町通りから四条通りに出た所で終えている
月鉾2
祇園囃子を演奏しながら四条通りを河原町通りまで巡行
この後、旅行会社が手配した御池通りの指定観覧席でも巡行を観賞する
太子山
14番くじを引いた太子山が交差点を通過する
菊水鉾1
室町通りの北側、ビルの間から現れたのは17番くじを引いた菊水鉾です
菊水鉾2
稚児人形を囲むように祇園囃子を演奏する囃子方さんたち
唐破風屋根の美しい鉾、宵山の駒形提灯も美しく印象に残っている
菊水鉾3
薄く割った竹を敷き、水を掛けるなど辻回しの準備中
菊水鉾3
曳手さんが綱を引き辻回しを開始、3回で90度旋回した
菊水鉾4
外国人の若者たちが菊水鉾の巡行を見つめるなか、地下鉄の四条烏丸駅へ
地下街で冷たいジュースを飲みトイレを使用し、御池通りの指定観覧席に向かう
約1時間半立ち続け疲れたが、山鉾観賞の特等席でした
次回は、祇園祭(5)<山鉾巡行・観覧席>を紹介します
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祇園祭り(3)<宵山巡り・長刀鉾など> [夏の京都]
祇園祭り(3)
<宵山めぐり2>
祇園祭は、神輿渡御の前後に「前祭り」と「後祭り」を2回に分け開催されるが
今回の旅行は、長刀鉾、函谷鉾、船鉾、月鉾など、23基の山鉾が巡行する前祭り
すべての山鉾が保存会の会所前に並び、駒形提灯と祇園囃子が宵山を華やかに盛り上げる
午後6時から2時間半かけて巡った山鉾は10基、予定した山鉾は観賞でき納得です
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<旅行日:7月17日>
<四条通り界隈>
月 鉾
祇園祭の記事で月鉾を紹介するのは、最初の搭乗記に続いて2回目
室町通り(前記事)から四条通りに出ると月鉾は直ぐ近く、早速向かったが
高張り提灯、駒形提灯に明かりが灯る、日暮れの月鉾は宵山らしく美しい
月鉾 駒形提灯
提灯には、月の字・三日月・星形などが有り、他の山鉾と違いを感じる
月鉾 屋台
祇園囃子 コンコンチキチン・コンチキチン
演奏する囃子方さん、太鼓2名、笛8名、鉦8名の計18名だと言う
菊水鉾
謡曲「菊慈童」から発想された鉾、町内の井戸、菊水井にも因んでいる
四条通りから室町通りの北側へ入ると菊水鉾、細い通りから祇園囃子が聞こえてくる
菊水鉾 駒形提灯
駒形提灯の明かりが、薄明りのマジックアワーの空に映え、実に美しい
孟宗山
函谷鉾
中国の孟嘗君が鶏の声によって函谷関から脱出できたと言う古事による
四条通りと烏丸通りが交差する西側に有り、函谷鉾保存会の規模が大きい
函谷鉾 駒形提灯
函谷鉾 屋台
祇園囃子を演奏する囃子方さんを撮ったが、歩きながらの撮影でぶれている
烏丸通り
両側の明かりは屋台露店、若者が多く中央分離帯には座り込んでいる人もいる
四条通りと烏丸通りの間違えに気づき途中から引き返したが、この先は御池通りでした
四条通り
烏丸通りも、ここ四条通りも左側の一方通行、前方の提灯は長刀鉾です
長刀鉾
鉾先に大長刀をつけているのが名の由来、お稚児さんが乗る唯一の鉾です
東京で見る祇園祭りのテレビ放映は、長刀鉾のお稚児さんと四条河原町の辻回しです
長刀鉾 駒形提灯
宵山めぐりで長刀鉾は欠かせず、屋台と高張提灯を見に行った
長刀鉾 屋台
ここでも囃子方さんが祇園囃子を演奏、交通整理の係員の声が大きく聞きにくい
長刀鉾を通り抜け
四条通り
四条通りの中央に仮設フェンス、四条河原町の近くでようやくUターンした
外国人夫婦(函谷鉾)
午後6時から約2時間半巡ったが、油小路(ホテルの西側)の油天神山、芦刈山
太子山、木賊山などは歩き疲れて断念、ホテルに戻ることにした
<三井ガーデンホテル>
ホテルロビー
ロビーの演出
壁のデザインは金魚絵で夏風、提灯の明かりが照明です
大浴場の入口
部屋で一休みをした後は、1階の大浴場へ
女湯・男湯
マッサージ効果のあるジェットバスを何度も使い、疲れた身体を癒す
部屋で夕食
宵山めぐりで食事処はどこも混雑、三井ガーデンホテルは夕食レストランはなく
コンビニで、巻き寿司、缶ビールなどを買い、ホテルの部屋で遅い夕食です
次回は、祇園祭り4<山鉾巡行・街角観賞>を紹介します
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祇園祭り(2)<宵山巡り・山鉾町> [夏の京都]
祇園祭り(2)
<宵山めぐり1>
祇園祭りのハイライトは7月17日に実施される前祭の山鉾巡行、テレビの報道は
長刀鉾の稚児と四条河原町での辻回しが注目されているが、しかし
祇園祭の雰囲気を楽しむには、山鉾巡行前日の宵山、前々日の宵々山でしょう
宿泊ホテルは、四条通りから西洞院通りに入った、山鉾町の三井ガーデンホテルです
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<旅行日:7月17日>
<山鉾町を歩く>
綾小路
三井ガーデンホテルから少し南へ歩くと綾小路、伯芽山保存会の会所があり、曳山の前後には駒形提灯が飾られ点灯待ち、この先の新町通り、室町通りには山鉾が多い
杉本家住宅が有り、妻は姉妹の1人を料理番組で知っていたので、屏風、調度品、庭などを見学(1人1500円・20分、撮影禁止)、私は説明は聞こえず、室内が暗いので早々に退散
伯芽山の会所内
着物姿の女性
杉本家住宅から出て来たと思える女性、祇園祭は着物がよく似合う
浴衣姿の女性
スマホで手撮りの若い女性2人、私が映っている?
屏風祭
宵山に合わせて行われる屏風祭り、新町通り、室町通りで多くの旧家が参加
鉾の暖簾
伯牙山
最初の写真と同じ伯芽山、駒形提灯に明かりが点いた
岩戸山
天岩戸を開いて天照大伸を出現させた日本神話に由来、山とはいえ鉾と同じ車輪を
つけた大きな曳山、鉾柱の代わりに屋根上に真松が立っている
岩戸山 駒形提灯
岩戸山 屋台
白楽天山
船 鉾
唯一船の形をした船鉾、日本書紀によれば子供(後の応神天皇)を身ごもったまま
朝鮮半島に出征した女神(神功皇后)に由来する
船鉾 駒形提灯
船鉾・屋台
祇園ばやしを奏でる囃子方さん、、笛の人は通りに聞こえるように吹いている
船の舳先には金色の鳥(げき)が取り付けられている
鶏 鉾
天下がよく収まり、訴訟用の太鼓に苔が生え鶏が宿ったと言う、中国の古事に由来
四条通から室町通を南へ少し入った場所、翌日はこの近くで巡行出発を見送った
鶏鉾 駒形提灯
四条通りに近づくと人出が多く、屋台で演奏している囃子方さんを撮り忘れる
屋台露店(1)
屋台露店(2)
食事店はどこも満員、行儀は悪いがカステラボールを買い食べながら宵山を巡る
屋台露店(3)
室町通りと四条通りの角地、背後の提灯は鶏鉾(翌日はここで山鉾巡行を見る)
祇園祭り山鉾絵図
烏丸通り(中央の上下道)の西側、四条通の南国に山鉾が集中している
左端の上下道は堀川通、ホテルは2本目の通りの西側、山鉾巡行ルートは青い線です
次回は、祇園祭り(3)<宵山巡り、長刀鉾など>を紹介します
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祇園祭り(1),<月鉾 搭乗記> [夏の京都]
祇園祭り(1)
<月鉾 搭乗記>
一度は見に行きたいと思っていた京都の祇園祭、個人旅行も選択肢の一つでしだが
ホテル手配、山鉾巡行を観覧席から鑑賞、そして山鉾(月鉾)の搭乗も有る
クラブツーリズムのツアー旅行を利用、祇園祭りのブログはこの記事の他に
宵山巡り2回、山鉾巡行2回の計5回、テレビでは味わえない生の祭りを体験した
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<旅行日:7月16日>
<四条通り>
四条傘鉾
京都駅から観光バスに乗車し、四条通に近い御池通りで下車
最初に見たのは四条傘鉾、鉾の中では最も小さく曳山と同じ程度です
郭巨山
四条通り(御池通と烏丸通の間)の南北に山鉾が集中、長刀鉾のみ河原町通り側です
<月鉾(つきほこ)>
天照大神、素戔嗚尊(スサノオ)の兄弟神で、夜と水徳の神・月読尊を祀っている
鉾の高さ約25m、重量12トン、車輪直径2m、巡行には約40人の曳手が必要です
月鉾保存会
月鉾の前後を飾る駒形提灯、月鉾保存会の会所から鉾への渡り廊下が見える
保存会の2階から月鉾
稚児人形(於兎丸)
かつては生のお稚児さんでしたが現在は人形、現在は長刀鉾のみ
鉾を飾る懸装品と御幣
まさに動く美術館、刺しゅうや調度品が素晴らしい
懸装品
写真を見ると月鉾の屋根の下に飾っているようです
リアルな写真を撮影1(辻回し)
リアルな写真を撮影2(新町通り)
鉾に渡るツアー仲間
鉾の天井下に左甚五郎のうさぎ彫刻が有ると聞いたが、写真写りが悪い
渡り廊下
鉾の内部は撮影禁止になっていた
渡り廊下から四条通り
月鉾の正面
記念の土産(厄除ちまき・手提げ)
ホテルでテレビを見ていると、長刀鉾でちまき買うのに2時間待ちの行列
夕方から宵山巡ったが完売した鉾が多かった、月鉾搭乗の土産は有難い
手ぬぐいと団扇
山鉾巡行の札
月鉾の土産は妻と私の二人分、次男の嫁に1式分け与えた
パンフレットの表紙
次回は、祇園祭り2<宵山めぐり1>を紹介します
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