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がんばろう福島 応援紀行①<裏磐梯 五色沼> [みちのくの旅]

がんばろう福島 応援紀行(1)

<裏磐梯 五色沼>

福島県のどこかに応援の旅に行きたい、それも紅葉の美しいところ

思いついたのは裏磐梯の紅葉と大内宿、そして会津の農作物の買い物

 晴天の日(10月27日)を選び、湯野上温泉に宿をとり会津の旅に出発

東北新幹線、磐越西線、路線バスを乗り継ぎ、五色沼散策からスタートした

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毘沙門沼 

裏磐梯に訪れる観光客は例年の水準に戻っていないと聞くが

それでも、毘沙門沼の展望台は多くの観光客で賑わいを見せていた

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売店前の展望台は、雄大な磐梯山が一望できる景勝地

湖畔の紅葉は進み始めていたが、真っ赤に色づくのは数日先のようだ

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色づいたモミジと毘沙門沼を逆光で撮影

観光客の多くは、この沼を見て引き返すか、次の赤沼に行く程度

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私たちは、五色沼自然探勝路を散策し桧原湖に向かう

ここも毘沙門沼の展望ポイント、この景色を見ながら昼食は、おにぎり弁当

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毘沙門沼は、五色沼の中で最も大きい湖沼

奥に歩いて行くほど、コバルトブルーが更に鮮やかに見え美しい

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赤 沼

自然探索路を歩き始めて、二つ目に見える沼は赤沼

この一帯には酸化鉄が沈澱し、アシなど水生植物の根元を赤く染める

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五色沼自然探勝路の全長は約3.7km、全行程を歩いても約1時間

上流の桧原湖側にある沼から、次の沼へと水が流れ下ってくる

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深泥(みどろ)沼

この沼は、三つの色を持っていると言われている美しい沼

微妙な水質と水深の違い、そして水草の繁茂で色の違いが生じると言う

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弁 天 沼

弁天沼は五色沼の中で2番目に大きく、視界が広々と開けた景観が良い

遠くに、吾妻連峰の山並みが望める明るい湖沼であった

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(左):私たちの前をを歩く夫婦  (右):五色沼は湿地帯シダの葉が多い

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瑠 璃 沼

五色沼の中で、最も神秘的だといわれている瑠璃沼

前方には磐梯山を望み、沼の色は見る場所で水の色が変わるという

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真っ赤に紅葉したカエデ、そして美しい湖沼

思わず、綺麗だなぁ~と歓声を上げるほどの絶景であった

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湖畔では、ハイキングに来た人たちが景色を楽しみながら食事をしていた

A11.10.27-17  るり沼12.jpg

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青 沼

青沼は小さいが、五色沼の湖沼群の中で最もコバルトブルー色が濃い

このとき太陽は雲に隠れ、色は一層深まっていたのであろうか

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柳 沼

五色沼自然探勝路で桧原湖に近い柳沼、裏磐梯物産館の近くにある

沼の対岸には、カエデやウルシがあり湖沼を赤く染めて美しい

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五色沼の周辺には、大小合わせて約30か所の湖沼があるというが

自然探勝路から、湖沼を見ることができるのは8か所のみ

A11.10.27-19  柳沼11.jpg

私たちは、景色を楽しみながら約1時間半かけての散策

そして、物産館でタクシードライバーと待ち合せ次の景勝地に向かった

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次回は、がんばろう福島応援紀行(2)「裏磐梯の湖沼群」を紹介します

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がんばろう日本<真夏の山寺・立石寺> [みちのくの旅]

がんばろう日本

<真夏の山寺・立石寺>

東北六魂祭を見た翌日、帰りの新幹線まで時間はたっぷり残っている

それまでの間、何処に行くかと迷ったが、松島には前年の春に行っている

平泉に行くには少し遠い、そこで暑いのを承知で山寺に行く事にした 

2002年の5月以来、9年ぶりだが、おそらく今回が最後の機会であろう

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仙山線・山寺駅

 <駅ホームにて> 

 この日の山形市は猛暑日の予想、下車する人は少ないと想像していたが

東北六魂祭の延長で来た人が多いのか、50人以上が下車をした

(ホームの駅案内、山寺の五大堂、開山堂の写真が使われている)

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<山寺駅 駅舎>

 山寺の表玄関にふさわしい、寺社造りの落ち着いた駅舎

右の櫓のような建物は展望台、8年前に来た時にはなかった

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<展望台からの眺め> 

白い丸で囲んだ中に、五大堂(左)、開山堂(右)が見える

下の大きな建物は、立石寺の本坊

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<宝珠橋にて>

山寺は宝珠山の中腹に立つ寺院、立谷川に架かる橋を渡ると近い

(左):仙台行きの電車が鉄橋を渡る  (右):正面に五大堂が見える

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<対 面 石>

慈覚大師が立石寺を開くにあたり、この地を支配していた狩人磐司馨三郎と

巨石(宝珠橋の横)の上で対面し、寺院建立の了解を得たと伝えられている

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宝珠山 立石寺

<山寺登山口>

この日の山形は猛暑日、盆地の一角のため山が有っても暑い

前回は30分も掛けずに登ったが、今回は時間を掛けゆっくり登ることにした

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<立石寺 根本中堂>

清和天皇の勅命により、860年に慈覚大師円仁によって開基された霊場

比叡山延暦寺から移された法灯が、1100年間途切れることなく灯っている

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<山 門>

鎌倉時代の建立と伝えれている山門、開山堂、五大堂などへの登山口

奥の院までの石段は、ここから870段ほど

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<石段を登る>

樹林に覆われた参道の石段、しかし風が通る場所は少なく蒸し暑い

木陰で強い日差しを避け、水分を補給しながら登り続ける

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<弥 陀 洞> 

長い歳月、風雨が直立した岩肌を削り、阿弥陀如来の像をつくり出した

仏の姿(約5m)を見ることができる人には、幸せが訪れると言う

私には、袈裟を広げた仏像のように見えたがが果たしてどうか?

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<仁 王 門>

1848年(嘉永元年)に再建された、けやき造りの優美な門

左右に安置されている仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれている

(この辺りからの登りは、石段も急で太陽を遮る物もなく最も厳しい)

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<開山堂の前から>

 この写真には写っていないが、仁王門は右下の建物のさらに下にある

正面に、奥の院が有るが工事中のため写真を撮らず

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<開 山 堂>

 慈覚大師の尊像を安置している開山堂・・・ようやく到着

岩の上に建つ小さな堂は写経を納める納経堂、境内で最も古いと言う

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<五 大 堂>

大堂は、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場、山寺随一の展望台

通り抜ける風を受けながら眼下の景色を楽しんだ・・・疲れが癒される

(ここまでの時間は40分、前回より遅いが猛暑の中では上出来と自己満足)

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素晴らしい眺めです

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<五大堂の中で>

常識をわきまえない輩!・・文化財に落書きをするのは許せない行為です

前回は、左の写真の柱付近で弁当を食べている3人連れの中年女性を見た

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<石段の途中で見た花> 

(左):ユキノシタ?  (右):大きなギボウシ、赤い花の名は?

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 <山寺を下る>

松尾芭蕉の「奥の細道」・・・「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

真夏のこの時期、しかし蝉の声を聞く事はなかった

(せみ塚、芭蕉像など、芭蕉ゆかりの場所で写真を撮ったがどれもボツ)

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<涼をとる人たち>

 山門の前の売店では、多くの人たちが疲れた身体を休めていた

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水分補給をこまめにとり、持参していたペットボトルの水を空にしたが

それでも喉の渇きは癒されず、かき氷で生き返った思いがした

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暑い盛りの山寺、これだけ多くの参拝者を見たのは初めての経験

駅近くの駐車場も満車状態、これも東北六魂祭の効果であろう

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再び・仙台駅

<仙山線で仙台駅へ>

駅の構内に、出展していた東北6県の出店でお土産を買い

地下の飲食店街を歩いたが、どの店も満席で外まで人の列が続いていた

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<東北六魂祭について>

六魂祭が目的で訪れた仙台、多くの人たちが集まり東北への感心の高さと

そして大震災に負けず復興に向かう、東北6県の勢いに接するを事ができた

これからも毎年開催しようと言う計画があると聞く、六魂祭を契機に各地の

祭りも更に活性化するであろう、 被災地が復興を果たすまで継続を望みたい

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次回は、アメリカ西部旅行記に戻し「グランドキャニオン」を紹介します

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がんばろう日本<東北六魂祭> [みちのくの旅]

がんばろう日本

<東北六魂祭>

東北大震災から早や4が月が過ぎたが、いまだはかどらない復興支援

この国難の時に延命に明け暮れ国を危うくする、資質も力量もない首相

しかし被災者の人たちは、困難に屈せず必死に立ちあがろうと頑張っている

東北6県の不屈の魂をつなぐ「東北六魂祭」、開催を知り仙台に訪れた

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東 京 駅

 <はやて121> 

7月16日、10時56分発「はやて121号」盛岡行の先頭車両

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<混雑する改札口> 

東京駅構内、新幹線への乗り換え改札はご覧のように大混雑 

中央通路も駅ナカも、土産物や弁当を買う人たちで溢れていた

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<座席予約表示>

改札近くのモニター画面を見ると、どの列車も満席で××表示

一番下は山形新幹線、福島から山形に向かう

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私たちが乗った車両は、乗客の90%以上が仙台駅で下車をした

全車指定席であったが、ドアー付近に立っている人もいた

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仙台駅~会場

<仙 台 駅>

東北六魂祭の開催を、朝刊の報道で知った6月初め

その日に、仙台のホテル(10軒以上)に電話を入れたが、どこも満室

ようやく予約できたのが、新しくできたリッチモンドホテルでした

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<クロスロード>

午後1時ごろホテルにチェックインをし、ロビーで小休止のあと 

早速、クロスロードを通り勾当台公園の六魂祭の会場へ

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<一番町通り>

仙台の七夕まつりは8月6日~8日、ここは一番賑わう場所

この日の人出は六魂祭に行く人が多く、通りは活気にあふれていた

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勾当台公園 

<東北六魂祭>

一番町を過ぎ定禅寺通りを渡ると 、メイン会場の市民広場

混雑が更に激しくなった1時間後には、このゲートは出口専用になった

(東北六魂祭の題字は、盛岡市の高橋卓也君12歳の制作)

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<仙台・七夕まつり> 

 仙台市役所の2階には、七夕飾りが並び興を添えていた

市役所前の広場は、ねぶたの山車、竿灯、大わらじなどが待機していた

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<青森・ねぶた祭り>

 ねぶた囃子のなか「ヤッセラーヤッセラー」と、掛け声えで踊る人たち

ねぶた祭は東北を代表する夏祭、青森を練り歩く山車より小型だと聞いた

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(左):ねぶたの山車で記念写真・・やはり人気が高い

(右):踊り子さんも人気者・・一緒に写真を撮る人が多い

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<秋田・竿燈まつり>

竹竿にたくさんの提灯を吊るした竿燈、全長8m、50kgもあるそうだ

秋田では多くの竿燈が集まり妙技を披露する、国無形重要民族文化財

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<福島・わらじ祭り>

福島市の信夫三山にある足尾神社の祭礼に由来する夏まつり

長さ12m、重さ2トンの大わらじを、約80人の男性が担ぎ奉納すると言う

放射能の汚染はないと言っていた、私は福島の野菜も牛肉も気にしない

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<メインステージ>

舞台では、さんさ踊りを披露していたが、前の人の頭が見えるだけ

腕を思い切り伸ばして撮ったのが・・・この写真です

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<東北の土産>

秋田と青森が店を並べていた、ブログ用にと断り撮影

妻が買ったのは、岩手県のせんべい汁専用「かやきせん」でした

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<暑さをしのぐ>

この日の気温は33℃の予報、観光に来た年配者は木陰で涼を求め

子供たちは、噴水広場で水浴びを楽しんでいた

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定禅寺通り

<パレード会場>

パレードは六魂祭のハイライト、東北の夏祭りが一度に観賞できる

パレードの開始は午後5時、1時間半前には立錐の余地がない混雑であった

午後2時ごろ通りを横断した時も、猛暑のなか場所取りが始まっていた

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(左):定禅寺通りの歩道は、人、人、ひと ・・・見る場所を探し青葉城の方向へ

 (右):メディアパークで涼をとり会場に戻ると、仙台の踊り手さんたちが集合

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<割り込む人たち>

定禅寺通りの中央分離帯で、パレードを見るための場所を確保したが

(左):後から来た人たちが、シラン?を植えた柵内になだれ込んできた

(右):右の人たちは、最初からこの場所で立っていた

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パレード開始

 <仙台・すずめ踊り>

東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げ、 予定時間より20分遅れて開始

 仙台すずめ踊り連盟のチームのひとつ、お囃子に合せて踊りを披露

地元仙台の人たち、パレード進行の手伝いも担当していたようだ

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<山形・花笠まつり>

 「揃ろた揃ろたよ 笠踊り揃ろた~」、耳に馴染んだ花笠音頭

ミス花笠に選ばれた女性を先頭に、踊りの列が続いた

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 スゲ笠に紅花をあしらった花笠、華やかな揃いの浴衣で踊る

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<盛岡・さんさ踊り>

笛と太鼓のお囃子、華やかな衣装に身を包んだ踊り手さんたち

花笠踊りに負けない、元気が貰える踊りでした

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前方がつかえているのか、踊りを中断し待っている時間が長い

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<待っていたが・・・>

ねぶたが中止、続いて竿燈も中止、更にパレードも時間途中で切り上げ

主催者が予定した観客数(5万人)は大幅に増加し、人が溢れたのが要因

想定外のトラブルにブーイングも発生したが、冷静に受け止めた人も多い

(帰りに、現役時代に行っていた国分町の寿司屋で夕食を楽しんだ)

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翌17日は、定禅寺通りの片側をパレードに、もう一方を見物用に使い分け

無事にパレードを実施し、元気な東北を全国に発信したそうだ

東北への応援歌で訪れた旅行だが、逆に東北人のパワーを頂いた!

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記事が長くなりましたが、最後までご覧頂き有り難うございました 

次回は、山寺・立石寺の参拝記を紹介します

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みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記③)松島~塩釜~仙台 [みちのくの旅]

みちのく姉妹旅 

<迷・添乗員日記③>

(3日目) 松島~塩釜~仙台

この日で、妻の姉妹旅行も最終日、観光船で松島湾を巡りながら塩釜港へ

そして、杜の都仙台をミニ観光をして、それぞれ大阪、東京に帰ります

初夏のような初日・強風の夜・雪の朝と、変化の激しい天候に翻弄された3日間でした

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  (撮影 2010年4月15日)

 日本三景・松島

<ホテルニュー小松・好風亭>

設備、サービス、食事、そして松島湾の眺めも素晴らしい、申し分のない旅館でした

詳しくは・コチラ⇒ http://www.new-komatsu.co.jp/

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<JRの「大人の休日倶楽部」の宣伝ポスター>

「吉永小百合さん」 と 「ポスターの文言」

芭蕉はなぜ、「おくの細道」で松島の句を詠まなかったのか

おなじ月を見ていたら わかる気がしました

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<モデルさんが・・・変わりました!!>

「吉永小百合さん」のポスターと同じ足湯に入る

月夜では有りませんが、ただ単純に喜んでいる・・・野暮な夫婦です!!

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<五 大 堂>

 慈覚大師が延福寺(現瑞巌寺)を開基した際に、五大明王を安置し祀った

現在の五大堂は伊達正宗が創建したもので、重要文化財に指定されている!!

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<出会い橋(福浦橋)>

朱塗りの橋を渡ると、宮城県の自然公園福浦島に行く事ができる!!

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<松島観光船>

松島海岸から湾内の島を巡りながら、塩釜港までのクルージングです!!

乗船したのは、左側に停泊している観光船です

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<観光船を追うカモメ>

塩釜から松島海岸に向う観光船・・・餌を求めてカモメが追って行く!!

よく見ると船室はガラガラ、全員がデッキに集合・・中学生の修学旅行らしい?

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<カモメと戯れる>

どこまでも追ってくる、カモメに餌(かっぱえびせん)与え、童心に戻って楽しんだ

空中でも!、海に落ちた餌にも!・・・見事にダイビングキャッチです!!

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仁王島(左)と、もう一つの島(右)?、名を聞き逃した

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<塩 釜 港>

塩釜漁港が見えてくる・・・間もなく観光船の船着き場です!!

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 杜の都仙台

<仙 台 駅>

駅の歩道橋は日本一の規模、JR東日本系のメトロポリタンホテルが前方に見える

仙台市内をタクシーでミニ観光(あおば通り~仙台城址~定禅寺通り~仙台駅)です

花見山公園とは一転して、仙台の桜はようやく開花した程度でした!!

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本丸石垣の横を通り、仙台城址に向うレトロなバス

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本丸跡から下を見ると・・・

広瀬川と断崖に囲まれた、天然の要塞で有った事がよく分かる!!

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<仙台市内の景色>

さとう宗幸さんの青葉城恋唄!・・・『広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず~ 』

広瀬川は、車窓とこの場所から眺めることで済ませた

高層ビルが増えている・・・運転手さんの話では学校の跡地を再開発しているそうだ!

どの辺りが国分町通りかな、出張して来るとよく飲み歩いたのが懐かしい!!

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<伊達政宗 騎馬像>

伊達正宗が縄張りし造営した、伊達62万石仙台城の本丸跡

震災、戦災、明治維新後の破却によって、往時を偲ぶ建造物は何も残っていない!!

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<土井晩翠>

 荒城の月の作詞者、学校の校歌は晩翠の作詞が多い

運転手さん、晩翠は仙台でで生まれ、通った学校はここですと説明してくれた

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<再度 仙台駅>

お土産も買い、後は東北新幹線で帰るだけ!(大阪組は更に東海道新幹線)

お昼は構内の新名所?「すし、牛たん通り」・・・高齢者ツアーですから寿司店です!!

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 また、行きましょう!を合言葉に東京駅でお別れ・・・元気が何よりですね!!

迷・添乗員も、無事に役目を果たし解放されました・・・が!

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添乗員の仕事は、自宅に帰っても・・・まだ続きます

撮った写真をチェッし、プリント(2L版/約30枚)、アルバムに閉じて郵送です

 楽しかったね!、花見山の写真がキレイ!! と電話をいただき、ようやく終了です

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みちのく姉妹旅・迷添乗員日記①~③・・・これで終わります!!

最後まで、ご覧頂き有り難うございました!!


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みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記②)桃源郷・花見山公園~松島 [みちのくの旅]

みちのく・姉妹旅

<迷・添乗員日記②>

(2日目) 花見山公園~松島

姉妹旅の2日目は、今回の旅行のハイライトである「花見山公園」です

岳温泉を出発するときは雪が舞っていたが、心配した天気もどうにか持ち直し

福島市内は、曇りがちだが晴れ間ものぞく、まずまずの天気になった!!

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  (撮影 2010年4月14日)

ライブカメラの映像

前夜の強風で花が散っていないかと、不安な気持ちで着いた福島駅

改札を出るとご覧のような生中継映像が有った・・・皆さん、わぁ~キレイ!!

添乗員としては、ホットした瞬間でした 

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<駅前の花飾り> 

しかし、岳温泉は朝から雪、当然ここも冬に近い寒さ

花見山公園で、お弁当を広げる予定でいたが断念、取り急ぎ花見に向う!!

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花見山公園

花見山が見渡せる、絶景のポイント」に皆さんを案内

何度も(昨年も)来ているが、この場所から眺める花見山は初めてです

如何でしょうか!! 正に桃源郷です~素晴らしい景色ですね!!

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<花見山公園 外周の道> 

トウカイザクラ、レンギョウ、後ろに見えるピンク色はハナモモです!!

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中央の白い花はモクレンの大木です・・・多くのカメラマンが狙うポイント!!

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染井吉野が、ここでは目だたず、ひっそりと咲いていた!!

 10.04.14  姉妹旅行 花見山公園19.jpg

<花見山に登る道>

坂を上がるにつれて、今が盛りと咲く、多くの花が目の前に現れてきます

サクラ、ハナモモ、レンギョウ、ボケ・・・などなど!!

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10.04.14  姉妹旅行 花見山公園13.jpg

<花見山の頂上>

山頂から見る景色は素晴らしいが、あいにくの曇り空で良い写真が撮れず

天気が良ければ、遠くの方に雪をかぶった山が見える!!

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<公園の入口付近>

この花見山は、個人(阿部一郎さん)の持ち山で、ご好意により入園は自由

毎年、花見に訪れる人が増え、ボランティアの人たちが園内の各所で説明をしている

(観光バスは、歩いて15分以上もかかる所に停車・・・個人で行くのがお薦めです)

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入口に有る庭園も立派で、チューリップ畑なども有る!!

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<トウカイザクラ>

花見山公園で一番多い花です・・・切り花用として栽培しているようです?

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<皆さん・ひと休み>

右の二人が大阪から来た姉、左端は近くに住む妹です

皆さん、それぞれ年季の入った「大バアチャン」・・・後ろ姿が物語っています!!

旦那様は、私とあと一人・・・残りの二人は旅行が嫌いで毎年自宅待機です!(変)

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 花見山公園に、皆さん大満足、迷添乗員も案内して良かった・・ヤレヤレ!!

福島駅で、それぞれお好みの弁当を求め、仙台に向う新幹線の車中で昼食をする

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松島瑞巌寺

国宝の本堂と庫裡、宝物館、そして天然記念物の臥龍梅などを見る予定で有ったが

皆さんは、すっかりお疲れの様子、また気温も下がり寒くなって来たので

拝観は諦めて境内を散策し・・・早々に宿泊する旅館に向った!!

<総 門>

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<杉並木が続く・参道>

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<瑞巌寺の門前>

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<修業僧が生活した洞窟>

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<円 通 院>

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<ニュー小松 好風亭>

朱塗りの出会い橋(福浦橋)の少し先・・・高台に建つ眺めの良い旅館です!!

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次回は、松島と仙台市内の観光記事をアップします!!

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みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記①)二本松・霞ケ城 [みちのくの旅]

みちのく姉妹旅

<迷・添乗員日記①>

(1日目) 霞が城&岳温泉

毎年、続けている妻の4姉妹の小旅行、大阪と東京から集まり目的地を目指します

旅行の計画、パンフレット作成、旅館と特急列車の手配、そしてバアチャンたちの引率

それこそ、一人で何役もしていますが・・・結構楽しんでやっています!!

(今回は、二人の姉(大阪在住)の希望で、東北地方を選びました)

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 (撮影 2010年4月13日)

今年の旅行先

<少し見にくいのですが・・・旅行チラシです>

1日目・・東京駅で待ち合せ新幹線と東北本線で、二本松の霞が城から岳温泉へ

2日目・・岳温泉を出発し福島の花見山公園、そして瑞巌寺を見て松島の旅館へ

3日目・・観光船に乗り松島を見ながら塩釜港へ、そして仙台市内の簡単な観光

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二本松城(霞ケ城)

<霞ケ城 正面>

この城は、山頂の本丸天守台跡と、山麓の箕輪門、二重櫓の一帯の二か所で

山城と平城の城壁を見る事ができる・・・いずれも見事な石組で素晴らしい!!

10.04.13  姉妹旅行 二本松城1.jpg

<二本松少年隊の像>

戊辰戦争では、12歳~17歳の少年たち63名が出陣し、16名が犠牲になった

会津の白虎隊よりも、幼い年齢で有ったそうだ!!

(右の女性像は、戦いに行く子供の名を着物に縫い付ける母の姿だそうです)

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<二重櫓と箕輪門>

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<箕輪門>

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<箕輪門と二重櫓>

10.04.13  姉妹旅行 二本松城6.jpg

<枡形(虎口)石垣>

10.04.13  姉妹旅行 二本松城7.jpg 10.04.13  姉妹旅行 二本松城8.jpg

<箕輪門に向う石段>

霞ケ城で、最も素晴らしい景観をしている石段の坂

満開の桜を見る予定であったが、ようやく蕾がほころび始めた程度・・・残念!!

10.04.13  姉妹旅行 二本松城17.jpg

<天守台・本丸跡>

足利尊氏に奥州探題を命じられた、畠山高国が築城した山城

その後、伊達、蒲生、加藤、丹羽へと移り変わるが、今も畠山氏の時代の遺構が残る

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<自尽の碑>

戊辰戦争の責任をとって自尽(割腹)した、城代家老と勘定奉行の碑

戊辰戦争では、官軍との激しい交戦によって500名以上の戦死者を出した

10.04.13  姉妹旅行 二本松城11.jpg 10.04.13  姉妹旅行 二本松城11A.jpg

安達太良山

霞ケ城からの「安達太良山」の眺め・・・雲が近づいてきて山頂は見えず

智恵子が言う・・・安達太良山の青空を望む事ができなかった!!

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<傘 松>

樹齢約350年の老松(アカマツ)で、天然記念物に指定されている!!

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<智恵子抄詩碑>

『あれが阿多多羅山(安達太良山) あの光るのが阿武隈川』 と記されている

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岳 温 泉

<温泉街を流れる水路>

 旅館の人に聞くと、昨年の同じ時期は桜が満開この日はまだ蕾が堅い

岳温泉の背後には、あだたら高原、安達太良山が控える観光、登山の中継地

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<旅館 㐂ら里>

 館内はリニューアルされ、部屋、ロビー、風呂などの施設はかなり良くなっていた

サービスも申し分ないが、料理の内容が今ひとつだと感じた!!

10.04.13  姉妹旅行 岳温泉2.jpg

<フロント玄関に続く通路>

10.04.13  姉妹旅行 岳温泉3.jpg

宿に着いた頃から天気が急変し、夜半には20mを越える強風が吹き荒れた!!

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<翌朝は雪>

前日は初夏を思わせる陽気、夜は台風のような風が吹き続けていたが

夜明けの景色を見ると・・・一転して真冬に逆戻りしたような雪景色に驚く!!

10.04.13  姉妹旅行 岳温泉4.jpg

不安な、気持ちを抱えて次の目的地へ向かった!!

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次回は、桃源郷・花見山公園の記事をアップします!!

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