がんばろう福島 応援紀行①<裏磐梯 五色沼> [みちのくの旅]
がんばろう福島 応援紀行(1)
<裏磐梯 五色沼>
福島県のどこかに応援の旅に行きたい、それも紅葉の美しいところ
思いついたのは裏磐梯の紅葉と大内宿、そして会津の農作物の買い物
晴天の日(10月27日)を選び、湯野上温泉に宿をとり会津の旅に出発
東北新幹線、磐越西線、路線バスを乗り継ぎ、五色沼散策からスタートした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毘沙門沼
裏磐梯に訪れる観光客は例年の水準に戻っていないと聞くが
それでも、毘沙門沼の展望台は多くの観光客で賑わいを見せていた
売店前の展望台は、雄大な磐梯山が一望できる景勝地
湖畔の紅葉は進み始めていたが、真っ赤に色づくのは数日先のようだ
色づいたモミジと毘沙門沼を逆光で撮影
観光客の多くは、この沼を見て引き返すか、次の赤沼に行く程度
私たちは、五色沼自然探勝路を散策し桧原湖に向かう
ここも毘沙門沼の展望ポイント、この景色を見ながら昼食は、おにぎり弁当
毘沙門沼は、五色沼の中で最も大きい湖沼
奥に歩いて行くほど、コバルトブルーが更に鮮やかに見え美しい
-----------------------------------------------------------------------------------
赤 沼
自然探索路を歩き始めて、二つ目に見える沼は赤沼
この一帯には酸化鉄が沈澱し、アシなど水生植物の根元を赤く染める
五色沼自然探勝路の全長は約3.7km、全行程を歩いても約1時間
上流の桧原湖側にある沼から、次の沼へと水が流れ下ってくる
-------------------------------------------------------------------------------------
深泥(みどろ)沼
この沼は、三つの色を持っていると言われている美しい沼
微妙な水質と水深の違い、そして水草の繁茂で色の違いが生じると言う
-----------------------------------------------------------------------------------
弁 天 沼
弁天沼は五色沼の中で2番目に大きく、視界が広々と開けた景観が良い
遠くに、吾妻連峰の山並みが望める明るい湖沼であった
(左):私たちの前をを歩く夫婦 (右):五色沼は湿地帯シダの葉が多い
------------------------------------------------------------------------------------
瑠 璃 沼
五色沼の中で、最も神秘的だといわれている瑠璃沼
前方には磐梯山を望み、沼の色は見る場所で水の色が変わるという
真っ赤に紅葉したカエデ、そして美しい湖沼
思わず、綺麗だなぁ~と歓声を上げるほどの絶景であった
湖畔では、ハイキングに来た人たちが景色を楽しみながら食事をしていた
------------------------------------------------------------------------------------
青 沼
青沼は小さいが、五色沼の湖沼群の中で最もコバルトブルー色が濃い
このとき太陽は雲に隠れ、色は一層深まっていたのであろうか
------------------------------------------------------------------------------------
柳 沼
五色沼自然探勝路で桧原湖に近い柳沼、裏磐梯物産館の近くにある
沼の対岸には、カエデやウルシがあり湖沼を赤く染めて美しい
五色沼の周辺には、大小合わせて約30か所の湖沼があるというが
自然探勝路から、湖沼を見ることができるのは8か所のみ
私たちは、景色を楽しみながら約1時間半かけての散策
そして、物産館でタクシードライバーと待ち合せ次の景勝地に向かった
---------------------------------------------------------------------------------------
次回は、がんばろう福島応援紀行(2)「裏磐梯の湖沼群」を紹介します
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんばろう日本<真夏の山寺・立石寺> [みちのくの旅]
がんばろう日本
<真夏の山寺・立石寺>
東北六魂祭を見た翌日、帰りの新幹線まで時間はたっぷり残っている
それまでの間、何処に行くかと迷ったが、松島には前年の春に行っている
平泉に行くには少し遠い、そこで暑いのを承知で山寺に行く事にした
2002年の5月以来、9年ぶりだが、おそらく今回が最後の機会であろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仙山線・山寺駅
<駅ホームにて>
この日の山形市は猛暑日の予想、下車する人は少ないと想像していたが
東北六魂祭の延長で来た人が多いのか、50人以上が下車をした
(ホームの駅案内、山寺の五大堂、開山堂の写真が使われている)
<山寺駅 駅舎>
山寺の表玄関にふさわしい、寺社造りの落ち着いた駅舎
右の櫓のような建物は展望台、8年前に来た時にはなかった
<展望台からの眺め>
白い丸で囲んだ中に、五大堂(左)、開山堂(右)が見える
下の大きな建物は、立石寺の本坊
<宝珠橋にて>
山寺は宝珠山の中腹に立つ寺院、立谷川に架かる橋を渡ると近い
(左):仙台行きの電車が鉄橋を渡る (右):正面に五大堂が見える
<対 面 石>
慈覚大師が立石寺を開くにあたり、この地を支配していた狩人磐司馨三郎と
巨石(宝珠橋の横)の上で対面し、寺院建立の了解を得たと伝えられている
-----------------------------------------------------------------------------------------
宝珠山 立石寺
<山寺登山口>
この日の山形は猛暑日、盆地の一角のため山が有っても暑い
前回は30分も掛けずに登ったが、今回は時間を掛けゆっくり登ることにした
<立石寺 根本中堂>
清和天皇の勅命により、860年に慈覚大師円仁によって開基された霊場
比叡山延暦寺から移された法灯が、1100年間途切れることなく灯っている
<山 門>
鎌倉時代の建立と伝えれている山門、開山堂、五大堂などへの登山口
奥の院までの石段は、ここから870段ほど
<石段を登る>
樹林に覆われた参道の石段、しかし風が通る場所は少なく蒸し暑い
木陰で強い日差しを避け、水分を補給しながら登り続ける
<弥 陀 洞>
長い歳月、風雨が直立した岩肌を削り、阿弥陀如来の像をつくり出した
仏の姿(約5m)を見ることができる人には、幸せが訪れると言う
私には、袈裟を広げた仏像のように見えたがが果たしてどうか?
<仁 王 門>
1848年(嘉永元年)に再建された、けやき造りの優美な門
左右に安置されている仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれている
(この辺りからの登りは、石段も急で太陽を遮る物もなく最も厳しい)
<開山堂の前から>
この写真には写っていないが、仁王門は右下の建物のさらに下にある
正面に、奥の院が有るが工事中のため写真を撮らず
<開 山 堂>
慈覚大師の尊像を安置している開山堂・・・ようやく到着
岩の上に建つ小さな堂は写経を納める納経堂、境内で最も古いと言う
<五 大 堂>
五大堂は、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場、山寺随一の展望台
通り抜ける風を受けながら眼下の景色を楽しんだ・・・疲れが癒される
(ここまでの時間は40分、前回より遅いが猛暑の中では上出来と自己満足)
素晴らしい眺めです
<五大堂の中で>
常識をわきまえない輩!・・文化財に落書きをするのは許せない行為です
前回は、左の写真の柱付近で弁当を食べている3人連れの中年女性を見た
<石段の途中で見た花>
(左):ユキノシタ? (右):大きなギボウシ、赤い花の名は?
<山寺を下る>
松尾芭蕉の「奥の細道」・・・「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
真夏のこの時期、しかし蝉の声を聞く事はなかった
(せみ塚、芭蕉像など、芭蕉ゆかりの場所で写真を撮ったがどれもボツ)
<涼をとる人たち>
山門の前の売店では、多くの人たちが疲れた身体を休めていた
水分補給をこまめにとり、持参していたペットボトルの水を空にしたが
それでも喉の渇きは癒されず、かき氷で生き返った思いがした
暑い盛りの山寺、これだけ多くの参拝者を見たのは初めての経験
駅近くの駐車場も満車状態、これも東北六魂祭の効果であろう
--------------------------------------------------------------------------------------
再び・仙台駅
<仙山線で仙台駅へ>
駅の構内に、出展していた東北6県の出店でお土産を買い
地下の飲食店街を歩いたが、どの店も満席で外まで人の列が続いていた
------------------------------------------------------------------------------------
<東北六魂祭について>
六魂祭が目的で訪れた仙台、多くの人たちが集まり東北への感心の高さと
そして大震災に負けず復興に向かう、東北6県の勢いに接するを事ができた
これからも毎年開催しようと言う計画があると聞く、六魂祭を契機に各地の
祭りも更に活性化するであろう、 被災地が復興を果たすまで継続を望みたい
--------------------------------------------------------------------------------------
次回は、アメリカ西部旅行記に戻し「グランドキャニオン」を紹介します
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんばろう日本<東北六魂祭> [みちのくの旅]
がんばろう日本
<東北六魂祭>
東北大震災から早や4が月が過ぎたが、いまだはかどらない復興支援
この国難の時に延命に明け暮れ国を危うくする、資質も力量もない首相
しかし被災者の人たちは、困難に屈せず必死に立ちあがろうと頑張っている
東北6県の不屈の魂をつなぐ「東北六魂祭」、開催を知り仙台に訪れた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東 京 駅
<はやて121>
7月16日、10時56分発「はやて121号」盛岡行の先頭車両
<混雑する改札口>
東京駅構内、新幹線への乗り換え改札はご覧のように大混雑
中央通路も駅ナカも、土産物や弁当を買う人たちで溢れていた
<座席予約表示>
改札近くのモニター画面を見ると、どの列車も満席で××表示
一番下は山形新幹線、福島から山形に向かう
私たちが乗った車両は、乗客の90%以上が仙台駅で下車をした
全車指定席であったが、ドアー付近に立っている人もいた
----------------------------------------------------------------------------------------
仙台駅~会場
<仙 台 駅>
東北六魂祭の開催を、朝刊の報道で知った6月初め
その日に、仙台のホテル(10軒以上)に電話を入れたが、どこも満室
ようやく予約できたのが、新しくできたリッチモンドホテルでした
<クロスロード>
午後1時ごろホテルにチェックインをし、ロビーで小休止のあと
早速、クロスロードを通り勾当台公園の六魂祭の会場へ
<一番町通り>
仙台の七夕まつりは8月6日~8日、ここは一番賑わう場所
この日の人出は六魂祭に行く人が多く、通りは活気にあふれていた
-------------------------------------------------------------------------------------
勾当台公園
<東北六魂祭>
一番町を過ぎ定禅寺通りを渡ると 、メイン会場の市民広場
混雑が更に激しくなった1時間後には、このゲートは出口専用になった
(東北六魂祭の題字は、盛岡市の高橋卓也君12歳の制作)
<仙台・七夕まつり>
仙台市役所の2階には、七夕飾りが並び興を添えていた
市役所前の広場は、ねぶたの山車、竿灯、大わらじなどが待機していた
<青森・ねぶた祭り>
ねぶた囃子のなか「ヤッセラーヤッセラー」と、掛け声えで踊る人たち
ねぶた祭は東北を代表する夏祭、青森を練り歩く山車より小型だと聞いた
(左):ねぶたの山車で記念写真・・やはり人気が高い
(右):踊り子さんも人気者・・一緒に写真を撮る人が多い
<秋田・竿燈まつり>
竹竿にたくさんの提灯を吊るした竿燈、全長8m、50kgもあるそうだ
秋田では多くの竿燈が集まり妙技を披露する、国無形重要民族文化財
<福島・わらじ祭り>
福島市の信夫三山にある足尾神社の祭礼に由来する夏まつり
長さ12m、重さ2トンの大わらじを、約80人の男性が担ぎ奉納すると言う
放射能の汚染はないと言っていた、私は福島の野菜も牛肉も気にしない
<メインステージ>
舞台では、さんさ踊りを披露していたが、前の人の頭が見えるだけ
腕を思い切り伸ばして撮ったのが・・・この写真です
<東北の土産>
秋田と青森が店を並べていた、ブログ用にと断り撮影
妻が買ったのは、岩手県のせんべい汁専用「かやきせん」でした
<暑さをしのぐ>
この日の気温は33℃の予報、観光に来た年配者は木陰で涼を求め
子供たちは、噴水広場で水浴びを楽しんでいた
---------------------------------------------------------------------------------------
定禅寺通り
<パレード会場>
パレードは六魂祭のハイライト、東北の夏祭りが一度に観賞できる
パレードの開始は午後5時、1時間半前には立錐の余地がない混雑であった
午後2時ごろ通りを横断した時も、猛暑のなか場所取りが始まっていた
(左):定禅寺通りの歩道は、人、人、ひと ・・・見る場所を探し青葉城の方向へ
(右):メディアパークで涼をとり会場に戻ると、仙台の踊り手さんたちが集合
<割り込む人たち>
定禅寺通りの中央分離帯で、パレードを見るための場所を確保したが
(左):後から来た人たちが、シラン?を植えた柵内になだれ込んできた
(右):右の人たちは、最初からこの場所で立っていた
------------------------------------------------------------------------------------
パレード開始
<仙台・すずめ踊り>
東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げ、 予定時間より20分遅れて開始
仙台すずめ踊り連盟のチームのひとつ、お囃子に合せて踊りを披露
地元仙台の人たち、パレード進行の手伝いも担当していたようだ
<山形・花笠まつり>
「揃ろた揃ろたよ 笠踊り揃ろた~」、耳に馴染んだ花笠音頭
ミス花笠に選ばれた女性を先頭に、踊りの列が続いた
スゲ笠に紅花をあしらった花笠、華やかな揃いの浴衣で踊る
<盛岡・さんさ踊り>
笛と太鼓のお囃子、華やかな衣装に身を包んだ踊り手さんたち
花笠踊りに負けない、元気が貰える踊りでした
前方がつかえているのか、踊りを中断し待っている時間が長い
<待っていたが・・・>
ねぶたが中止、続いて竿燈も中止、更にパレードも時間途中で切り上げ
主催者が予定した観客数(5万人)は大幅に増加し、人が溢れたのが要因
想定外のトラブルにブーイングも発生したが、冷静に受け止めた人も多い
(帰りに、現役時代に行っていた国分町の寿司屋で夕食を楽しんだ)
---------------------------------------------------------------------------------------
翌17日は、定禅寺通りの片側をパレードに、もう一方を見物用に使い分け
無事にパレードを実施し、元気な東北を全国に発信したそうだ
東北への応援歌で訪れた旅行だが、逆に東北人のパワーを頂いた!
----------------------------------------------------------------------------------------
記事が長くなりましたが、最後までご覧頂き有り難うございました
次回は、山寺・立石寺の参拝記を紹介します
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記③)松島~塩釜~仙台 [みちのくの旅]
みちのく姉妹旅
<迷・添乗員日記③>
(3日目) 松島~塩釜~仙台
この日で、妻の姉妹旅行も最終日、観光船で松島湾を巡りながら塩釜港へ
そして、杜の都仙台をミニ観光をして、それぞれ大阪、東京に帰ります
初夏のような初日・強風の夜・雪の朝と、変化の激しい天候に翻弄された3日間でした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(撮影 2010年4月15日)
日本三景・松島
<ホテルニュー小松・好風亭>
設備、サービス、食事、そして松島湾の眺めも素晴らしい、申し分のない旅館でした
詳しくは・コチラ⇒ http://www.new-komatsu.co.jp/
<JRの「大人の休日倶楽部」の宣伝ポスター>
「吉永小百合さん」 と 「ポスターの文言」
芭蕉はなぜ、「おくの細道」で松島の句を詠まなかったのか
おなじ月を見ていたら わかる気がしました
<モデルさんが・・・変わりました!!>
「吉永小百合さん」のポスターと同じ足湯に入る
月夜では有りませんが、ただ単純に喜んでいる・・・野暮な夫婦です!!
<五 大 堂>
慈覚大師が延福寺(現瑞巌寺)を開基した際に、五大明王を安置し祀った
現在の五大堂は伊達正宗が創建したもので、重要文化財に指定されている!!
<出会い橋(福浦橋)>
朱塗りの橋を渡ると、宮城県の自然公園福浦島に行く事ができる!!
<松島観光船>
松島海岸から湾内の島を巡りながら、塩釜港までのクルージングです!!
乗船したのは、左側に停泊している観光船です
<観光船を追うカモメ>
塩釜から松島海岸に向う観光船・・・餌を求めてカモメが追って行く!!
よく見ると船室はガラガラ、全員がデッキに集合・・中学生の修学旅行らしい?
<カモメと戯れる>
どこまでも追ってくる、カモメに餌(かっぱえびせん)与え、童心に戻って楽しんだ
空中でも!、海に落ちた餌にも!・・・見事にダイビングキャッチです!!
仁王島(左)と、もう一つの島(右)?、名を聞き逃した
<塩 釜 港>
塩釜漁港が見えてくる・・・間もなく観光船の船着き場です!!
----------------------------------------------------------------------------------------
杜の都仙台
<仙 台 駅>
駅の歩道橋は日本一の規模、JR東日本系のメトロポリタンホテルが前方に見える
仙台市内をタクシーでミニ観光(あおば通り~仙台城址~定禅寺通り~仙台駅)です
花見山公園とは一転して、仙台の桜はようやく開花した程度でした!!
本丸石垣の横を通り、仙台城址に向うレトロなバス
本丸跡から下を見ると・・・
広瀬川と断崖に囲まれた、天然の要塞で有った事がよく分かる!!
<仙台市内の景色>
さとう宗幸さんの青葉城恋唄!・・・『広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず~ 』
広瀬川は、車窓とこの場所から眺めることで済ませた
高層ビルが増えている・・・運転手さんの話では学校の跡地を再開発しているそうだ!
どの辺りが国分町通りかな、出張して来るとよく飲み歩いたのが懐かしい!!
<伊達政宗 騎馬像>
伊達正宗が縄張りし造営した、伊達62万石仙台城の本丸跡
震災、戦災、明治維新後の破却によって、往時を偲ぶ建造物は何も残っていない!!
<土井晩翠>
荒城の月の作詞者、学校の校歌は晩翠の作詞が多い
運転手さん、晩翠は仙台でで生まれ、通った学校はここですと説明してくれた
<再度 仙台駅>
お土産も買い、後は東北新幹線で帰るだけ!(大阪組は更に東海道新幹線)
お昼は構内の新名所?「すし、牛たん通り」・・・高齢者ツアーですから寿司店です!!
また、行きましょう!を合言葉に東京駅でお別れ・・・元気が何よりですね!!
迷・添乗員も、無事に役目を果たし解放されました・・・が!
----------------------------------------------------------------------------
添乗員の仕事は、自宅に帰っても・・・まだ続きます
撮った写真をチェッし、プリント(2L版/約30枚)、アルバムに閉じて郵送です
楽しかったね!、花見山の写真がキレイ!! と電話をいただき、ようやく終了です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みちのく姉妹旅・迷添乗員日記①~③・・・これで終わります!!
最後まで、ご覧頂き有り難うございました!!
みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記②)桃源郷・花見山公園~松島 [みちのくの旅]
みちのく・姉妹旅
<迷・添乗員日記②>
(2日目) 花見山公園~松島
姉妹旅の2日目は、今回の旅行のハイライトである「花見山公園」です
岳温泉を出発するときは雪が舞っていたが、心配した天気もどうにか持ち直し
福島市内は、曇りがちだが晴れ間ものぞく、まずまずの天気になった!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(撮影 2010年4月14日)
ライブカメラの映像
前夜の強風で花が散っていないかと、不安な気持ちで着いた福島駅
改札を出るとご覧のような生中継映像が有った・・・皆さん、わぁ~キレイ!!
添乗員としては、ホットした瞬間でした
<駅前の花飾り>
しかし、岳温泉は朝から雪、当然ここも冬に近い寒さ
花見山公園で、お弁当を広げる予定でいたが断念、取り急ぎ花見に向う!!
-----------------------------------------------------------------------------------------
花見山公園
花見山が見渡せる、「絶景のポイント」に皆さんを案内
何度も(昨年も)来ているが、この場所から眺める花見山は初めてです
如何でしょうか!! 正に桃源郷です~素晴らしい景色ですね!!
<花見山公園 外周の道>
トウカイザクラ、レンギョウ、後ろに見えるピンク色はハナモモです!!
中央の白い花はモクレンの大木です・・・多くのカメラマンが狙うポイント!!
染井吉野が、ここでは目だたず、ひっそりと咲いていた!!
<花見山に登る道>
坂を上がるにつれて、今が盛りと咲く、多くの花が目の前に現れてきます
サクラ、ハナモモ、レンギョウ、ボケ・・・などなど!!
<花見山の頂上>
山頂から見る景色は素晴らしいが、あいにくの曇り空で良い写真が撮れず
天気が良ければ、遠くの方に雪をかぶった山が見える!!
<公園の入口付近>
この花見山は、個人(阿部一郎さん)の持ち山で、ご好意により入園は自由
毎年、花見に訪れる人が増え、ボランティアの人たちが園内の各所で説明をしている
(観光バスは、歩いて15分以上もかかる所に停車・・・個人で行くのがお薦めです)
入口に有る庭園も立派で、チューリップ畑なども有る!!
<トウカイザクラ>
花見山公園で一番多い花です・・・切り花用として栽培しているようです?
<皆さん・ひと休み>
右の二人が大阪から来た姉、左端は近くに住む妹です
皆さん、それぞれ年季の入った「大バアチャン」・・・後ろ姿が物語っています!!
旦那様は、私とあと一人・・・残りの二人は旅行が嫌いで毎年自宅待機です!(変)
花見山公園に、皆さん大満足、迷添乗員も案内して良かった・・ヤレヤレ!!
福島駅で、それぞれお好みの弁当を求め、仙台に向う新幹線の車中で昼食をする
------------------------------------------------------------------------------------------
松島瑞巌寺
国宝の本堂と庫裡、宝物館、そして天然記念物の臥龍梅などを見る予定で有ったが
皆さんは、すっかりお疲れの様子、また気温も下がり寒くなって来たので
拝観は諦めて境内を散策し・・・早々に宿泊する旅館に向った!!
<総 門>
<杉並木が続く・参道>
<瑞巌寺の門前>
<修業僧が生活した洞窟>
<円 通 院>
----------------------------------------------------------------------------------------
<ニュー小松 好風亭>
朱塗りの出会い橋(福浦橋)の少し先・・・高台に建つ眺めの良い旅館です!!
次回は、松島と仙台市内の観光記事をアップします!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みちのく姉妹旅(迷・添乗員日記①)二本松・霞ケ城 [みちのくの旅]
みちのく姉妹旅
<迷・添乗員日記①>
(1日目) 霞が城&岳温泉
毎年、続けている妻の4姉妹の小旅行、大阪と東京から集まり目的地を目指します
旅行の計画、パンフレット作成、旅館と特急列車の手配、そしてバアチャンたちの引率
それこそ、一人で何役もしていますが・・・結構楽しんでやっています!!
(今回は、二人の姉(大阪在住)の希望で、東北地方を選びました)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(撮影 2010年4月13日)
今年の旅行先
<少し見にくいのですが・・・旅行チラシです>
1日目・・東京駅で待ち合せ新幹線と東北本線で、二本松の霞が城から岳温泉へ
2日目・・岳温泉を出発し福島の花見山公園、そして瑞巌寺を見て松島の旅館へ
3日目・・観光船に乗り松島を見ながら塩釜港へ、そして仙台市内の簡単な観光
---------------------------------------------------------------------------------------
二本松城(霞ケ城)
<霞ケ城 正面>
この城は、山頂の本丸天守台跡と、山麓の箕輪門、二重櫓の一帯の二か所で
山城と平城の城壁を見る事ができる・・・いずれも見事な石組で素晴らしい!!
<二本松少年隊の像>
戊辰戦争では、12歳~17歳の少年たち63名が出陣し、16名が犠牲になった
会津の白虎隊よりも、幼い年齢で有ったそうだ!!
(右の女性像は、戦いに行く子供の名を着物に縫い付ける母の姿だそうです)
<二重櫓と箕輪門>
<箕輪門>
<箕輪門と二重櫓>
<枡形(虎口)石垣>
<箕輪門に向う石段>
霞ケ城で、最も素晴らしい景観をしている石段の坂
満開の桜を見る予定であったが、ようやく蕾がほころび始めた程度・・・残念!!
<天守台・本丸跡>
足利尊氏に奥州探題を命じられた、畠山高国が築城した山城
その後、伊達、蒲生、加藤、丹羽へと移り変わるが、今も畠山氏の時代の遺構が残る
<自尽の碑>
戊辰戦争の責任をとって自尽(割腹)した、城代家老と勘定奉行の碑
戊辰戦争では、官軍との激しい交戦によって500名以上の戦死者を出した
安達太良山
霞ケ城からの「安達太良山」の眺め・・・雲が近づいてきて山頂は見えず
智恵子が言う・・・安達太良山の青空を望む事ができなかった!!
<傘 松>
樹齢約350年の老松(アカマツ)で、天然記念物に指定されている!!
<智恵子抄詩碑>
『あれが阿多多羅山(安達太良山) あの光るのが阿武隈川』 と記されている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岳 温 泉
<温泉街を流れる水路>
旅館の人に聞くと、昨年の同じ時期は桜が満開この日はまだ蕾が堅い
岳温泉の背後には、あだたら高原、安達太良山が控える観光、登山の中継地
<旅館 㐂ら里>
館内はリニューアルされ、部屋、ロビー、風呂などの施設はかなり良くなっていた
サービスも申し分ないが、料理の内容が今ひとつだと感じた!!
<フロント玄関に続く通路>
宿に着いた頃から天気が急変し、夜半には20mを越える強風が吹き荒れた!!
----------------------------------------------------------------------------------
<翌朝は雪>
前日は初夏を思わせる陽気、夜は台風のような風が吹き続けていたが
夜明けの景色を見ると・・・一転して真冬に逆戻りしたような雪景色に驚く!!
不安な、気持ちを抱えて次の目的地へ向かった!!
--------------------------------------------------------------------------------------
次回は、桃源郷・花見山公園の記事をアップします!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・