アメリカ西部旅行記(番外編)<昔懐かしい ルート66> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(番外編)
<昔懐かしい ROUTE 66>
シカゴとロスアンゼルスを結ぶ、アメリカを代表する約4000kmの国道
大恐慌時代、アメリカ中西部の人たちはこの国道を通り、西へ西へと移動して行った
ハイウエイの開通で廃線になったが、一部は一般国道として保存されている
ラスベガスからグランドキャニオンに向かう途中にあるノスタルジックな街道です
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テレビドラマ
二人の若者が、シボレーでルート66を旅する1960年代放映の連続TVドラマ
ナットキングコールが歌ったジャズでも知られている
若い世代の人たちには馴染みが薄いが、我々の世代には何故か懐かしい
当時のTVドラマでは、ララミー牧場、ローハイド、ベンケーシーなども有った
セリグマン
グランドキャニオンからラスベガスに向かう、ハイウエイを下りてセリグマンへ
ここはルート66の面影を残す町、右の観光バスも日本人のツアー
<ルート66を走った車>
4000kmの国道を走り抜けた、当時の乗用車とトラックを保存
道路に駐車している白い乗用車も当時のもの、ここは車の博物館のようだ
<ルート66マップ>
シカゴからロスアンゼルスまで、4000kmのルートを描いたロードマップ
途中、色で囲んだ個所は8つの州を表している
<ギフトショップ>
この店は元BARBAR、右の写真の男性がギフトショップに改めた
ルート66の保存活動に携わった、セリグマンの町の功労者です
店内には、ルート66、グランドキャニオンに関する土産物を販売
<昔懐かしいべッティさん>
何の漫画の主人公であったのか思い出せないが懐かしい
お色気たっぷりのポーズは、マリリンモンローを真似ているのだろうか?
<ルート66・・看板>
ギフトショップのご主人が集めたらしい、ルート66の看板の数々
他にも有ったが、よくこれだけの数を集めたものだ
<珍妙なカップル>
バスを降りると、このカップルに出会った、馬ならぬロバには赤い帽子
西部開拓の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚える、ブログ写真はOK
<ユニークな土産物店>
屋根の上に並んでいるのはマネキン、今では見かけない大型車が店先に
日本では考えられない飾りだが、ここまで徹底するとむしろ面白い
さて、この中で本物の人が分かるでしょうか? 答えは簡単ですね!
娘さんの可愛いポーズを撮るのは、お父さんでしょうか?
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キングマン
<ルート66>
ルート66の一方の端に位置するキングマンの町
サイロには、ルート66の道路標識が大きく描かれていた
<サンタフェ鉄道>
ルート66に並行して、キングマン駅を走り抜ける貨物列車
ここでも、貨物の編成は長くどこまでも続いていた
<開放型の貨車>
ガイドさんの説明では、牛など家畜を運搬する貨車だと言う
西部開拓時代には牛の移動はカウボーイの仕事、今は大量輸送です
<行く手には大山岳>
モニュメントバレーで見られる山岳が、キングマンノ町の前方に聳えている
<蒸気機関車・展示>
サンタフェ鉄道の蒸気機関車が保存されていた
貨車編成が長い場合は、蒸気機関車も2・3輌編成で有ったそうだ
<ランチタイム>
昼食は、ここキングマンでバイキング方式の中華料理
旨いとの触れ込みであったが、その味は今ひとつ、スイカが旨かった
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一度は行きたいと願っていた、アメリカ西部旅行
友人たちの誘いで実現でき、アメリカの雄大な景色に触れる事ができた
アメリカ西部旅行記(全11回)、ご覧頂き有り難うございました
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アメリカ西部旅行記⑩<砂漠の不夜城・ラスベガス> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(10)
<砂漠の不夜城・ラスベガス>
ジョン・ スタインベックの小説「怒りの葡萄」に書かれた1930年代のアメリカ
農業の機械化、大資本化、そして大恐慌により発生した大量の失業者は
ニューディール政策によるフーバーダム建設で、活況に湧く西部に移動した
建設現場に近いラスベガスは、労働者の娯楽の場となり発展の端緒となった
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ラスベガス空港
ギャンブルの合法化、、マフィア組織のホテル進出も有ったが、現在では
テーマーパーク型の大型リゾートホテルの進出によってギャンブルの街から
家族揃って楽しめる、エンターテイメントシティーへと大きく発展を遂げた
(人口 約50万人の都市、年間観光客はハワイの5倍 3750万人が訪れる)
<発着ゲート>
UA機の発着ゲートを一歩出ると、ロビーにはスロットマシンが並んでいる
サンフランシスコから到着した日、旅行3日目の写真です
<手荷物受取エリア①>
空港1階の手荷物エリアに下りてくると、派手な看板に目を奪われる
<手荷物受取エリア②>
手荷物を受け取る間にも、スロットマシンをする人がいるのであろうか
ギャンブルの街とは言え、その徹底ぶりには驚かされた
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ラスベガスの町へ
西部アメリカ旅行、最後の観光地は砂漠の中の不夜城・ラスベガス
記事にするには抵抗を感じる、通り過ぎたようなつかの間の夜
ホテル到着は午後4時半、11時間後の翌早朝には帰国の途につく
旅行社が用意したオプショナルツアーには参加せず、仲間で単独行動をした
<サーカス サーカス>
宿泊したのはこのホテル、世界最大級のサーカスをホテル内で楽しめる
1階はスロットマシンが独占し、館内はまるで盛り場の様相を呈している
少し部屋で休息をした後、ホテル内のバフェでディナーをし夜の町へ
<ベラージオ>
ラスベガスは、多くの観光客が訪れる砂漠の中のリゾート地
かつてはギャンブルの町として知られていたが、今は大型ホテルが提供する
スケールの大きいアトラクションが観光のハイライト
<噴水ショー>
サーカスサーカスから2階建のバスに乗り、下車したのはこのホテル
大音響に合わせて変化する、噴水ショーが始まっていた
<パリス・ラスベガス>
エッフェル塔、凱旋門など、パリを代表する建物を再現したホテル
高さはパリのエッフェル塔の半分だが、ラスベガスの町が一望できる
シニア料金(10$)を払い30分ほど待って、エレベータで展望台へ
<パリスの中のスロットマシン>
遊んでいる人は撮影禁止のため、人のいない所を狙い撮影、天井は夕景画
私は、このような賑やかなマシンは疲れるので挑戦したいとは思わない
カジノと言えば、ルーレットやカードを想像していたが、その場所は別のようだ
<エッフェル塔からの夜景①>
パリス・ラスベガスの全容、30階ほどありそうだ
ラスベガス大通りには、このような大型ホテルが並んでいる
<エッフェル塔からの夜景②>
ストリップ地区の中心を通る、ラスベガス大通りを場所を変えて撮影
べラージオの噴水ショーも、上から見る事ができる
<再び、べラージオ>
パリス・ラスベガスの前に戻って来ると、噴水ショーが始まっていた
中間には広いラスベガス大通りが有るが、噴水の迫力は伝わって来る
<ミラージュ>
水面から火柱が立ち上がり、大爆発とともに大噴火を起すショー
通りでは、多くの家族連れが火山のショーを楽しんでいた
<ラスベガス大通り>
大通りを移動するには、運転本数が多いこのバスが便利
乗り降り自由のチケットを買い乗車、24時間走っているそうだ
同じ場所で、カメラを変えて撮影
<ベネチアン>
ラスベガスのホテルやイベント会場では、毎日ファッションショーや
エンターティナーが演じる豪華なショーが行われていると言う
1泊11時間の短い滞在では、ラスベガスを知る事ができない
<再び、サーカスサーカス>
ホテルに戻ったのは午後10時半、カウンターバーを探し先ずはビール
ベッドに入ったのは12時前、モーニングコールは深夜の2時半でした
<ツアーの目的>
旅行社のタイトルは『アメリカ4つの国立公園とモニュメントバレーを巡る旅』
ラスベガスの文字は一言もない、グランドサークルに向かう為の中継都市
ラスベガスに行ったよと人に言えても、楽しんできたとは言えないラスベガス
ショーを見てカジノで遊ぶには、更に2泊以上の追加が必要でしょう
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帰国の途に
<空港の夜明け>
午前5時半、ラスベガス空港の彼方に朝日が上りはじめた
<機内にて>
サンフランシスコに向かうUA機の機内
シェラネバダ山脈であろうか、雪をかぶった山が続いていた
サンフランシスコで、UA機の国際線に乗り継ぎ帰国の途に
フライトは約11時間強、関西空港には予定より少し早く到着をした
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次回は、アメリカ西部旅行記、最終章「ルート66」を紹介します
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アメリカ西部旅行記⑨<バスで巡る・グランドサークル> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(10)
<バスで巡る・グランドサークル>
ラスベガスを出発し、グランドサークルを巡り再びラスベガスに戻るバスの旅
ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の3州、走った距離は4日間で約1600km
荒涼とした平原、深い渓谷、40℃に近い高温の高地を駈け廻り
スケールの大きいアメリカの大地と、自然の造形美に接する事ができた
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ラスベガス~ザイオン
<荒野を走る・・1>
グランドサークルに向かうハイウエイ
ラスベガス市内から僅か20分ほど走ると、そこは砂漠の中
<荒野を走る・・2>
荒野の上空を横切る飛行雲の群れ
ラスベガス空港に向かう空路だろうか、発着数の多さがうなずける
<荒野を走る・・3>
荒野を走る貨物列車、貨車の列が長い
ガイドさんの話では、多い時には120輌も続いている事があるそうだ
<荒野を走る・・4>
山岳、渓谷地帯に近づいてくる
グランドキャニオンに向かう高速道路より北の道、通行する車両は少ない
<荒野を走る・・5>
車窓には、西部アメリカらしい岩山が見え始める
ザイオン国立公園に近づくと、荒々しい岩肌の山が増えて来る
<砂漠の中のオアシス>
ラスベガスから約1時間半、小さなショッピングセンターで小休止
ドライバーたちは、冷たい飲み物や軽食で身体を休め
多くの車は、セルフサービスのガソリンスタンドで燃料を補給
補給を終えた車が、次々に出発して行く
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レイクパウエル~グランドキャニオン
<ブライスキャニオン>
宿泊したホテル「ベスト ウエスタン ルビーズ イン」の前の道路
前方の奥に、朝日を観賞したブライスキャニオンがある
<砂漠の中の発電所>
レイクパウエル周辺に電力を供給する火力発電所
この道路は発電所とアンテロープキャニオンに行く専用道路だと聞いた
<原野の中の線路>
発電所に石炭を運ぶための鉄道線路、電化されている
石炭は、終着駅から長い距離をベルトコンベアで輸送している
< 一直線の道>
何も遮る物のない、原野を走る真っすぐな道
モニュメントバレーからグランドキャニオンに向かう途中の風景
<渓谷に架かる鉄橋>
昼食をしたインディアンアート店(次の写真)の近く
渓谷に架かる美しい鉄橋は役目を終え、奥に新しい橋が架かっている
<インディアンアート店・・ランチ>
ここはナバホ族の自治区、アルコール禁止のため昼食はコーラーで乾杯
インディアンジュエリー(トルコ石)の、イヤリングとピアスを妻と娘に購入
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グランドキャニオン~ラスベガス
<大平原・・1>
砂漠の中の平原に見られる濃い緑の潅木
ガイドさんに聞くとユタジェニバ、ジンの原材料にもなるそうだ
<大平原・・2>
平原で最も多く見かける小さな木、厳しい環境でも繁殖しているようだ
ラベンダーの一種だと聞いたが、匂いをかぐとセイジの匂いがした
<ROUTE 66>
高速道路ができ役割を終えたが、当時の面影が残る街でショッピング
ルート66の記事は、別途アップします
<フーバーダム>
カリフォルニア、アリゾナ、ラスベガスに、水と電力を供給する水力発電所
爆破テロに備えて、警戒が厳しくなっているそうだ
発電出力は208万kw・・(黒4ダムの約6倍、福島第一原発の約半分)
貯水量は400億トン(日本のダム2500基で25億トン、琵琶湖約280億トン)
ダム完成後、重力で群発地震が発生したという、ダム湖はミード湖と呼ぶ
<ミード湖・湖畔の町>
野生動物ムースの群れが、山中から下りているとの情報があり
ドライバーの好意で見に行く事ができた、お礼を伝えると笑顔でお返し
すぐ近くには児童遊園地が、近づかない限り危害を加える心配がないそうだ
<ラスベガス>
砂漠の中の、賭博の街、不夜城の街にようやく到着した
バスの走行距離は1600km、アメリカ最後の宿泊地に到着です
<バス・ドライバー>
4日間、お世話になったドライバーさんと撮影(レイクパウエルの近く)
ラスベガスのホテルが終着地、礼を言い握手をして別れた
<バスの中でのこと>
毎朝、氷を詰めたクーラーボックスに、ペットボトル(水)を入れ、「1本・1ドル」で・・どうぞ
お金は、各自が横の籠に入れボトルを自分で取りだす仕組みだが、そのお金は4日間も籠の中に置いたまま
市販より安いので、ツアーの皆さんには大好評、ラスベガスに着いた時には100本すべて完売でした
私の座席はクーラーボックスのある後部座席に近いため、いつの間にか皆さんに渡す役目を引き受けていた
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次回は、砂漠の中の不夜城「ラスベガス」を紹介します
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アメリカ西部旅行記⑧<グランドキャニオン> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(8)
<グランドキャニオン>
数億年におよぶコロラド川の浸食と地層の隆起作用によってつくり出された
全長約450km、深さ約1600mの、途方もないスケールの大渓谷
人類の歴史よりも長い時間をかけてコロラド川が削った岩壁には
原始の微生物しかいなかった頃の地球の記憶が閉じ込められていると言う
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イーストリム展望台
<デザートビュー>
岩壁に建つ、高さ21mのウオッチタワーから渓谷を眺める
タワーの内部には、ホピ族のアーティストが描いた壁画が有った
<コロラド川>
デザートビューは、コロラド川がカーブするため、かなり上流まで見渡せる
ズームアップして撮影、渓谷の切り込みがよく分かる
<高校生の3人組>
記念写真の撮影を頼まれたので、私もブログ用にと断り撮影
さすがに若い女の子、明るくにぎやかでした
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サウスリム展望台
<ヤパパイポイント>
ここは展望ポイント、対岸のノースリムまで何と17kmも有るそうだ
海抜2100m(対岸は2400m)の高地だが、気温は38℃もあったそうだ
<カッコいい男性>
岩の上に座っている姿がさまになっている帽子の男性
カメラを向けて撮影を頼むと、親指を立ててOKサインをしてくれた
<若者たち>
中央の若者に、ワンスモアと呼びかけたら、やじろべえの姿を再演してくれた
柵もない岩の上、もし倒れたら大変、丁重にナイスを連発しておいた
<大胆な女性たち>
凄いですねアメリカの女性たちは、断崖の石の上に平然と座っている
右の女性は岩から立ちあがる所、一歩間違えばダイビングです
<恐るおそる>
こちらは安全を確認して下を見降ろしている、それでも恐ろしい
仲間の中には、少し高所恐怖症の人が2人いた
<パークレンジャー>
実は一緒に写真を撮ったが、背は同じでもベルトの位置がまったく違う
オマケに私は少しメタボ体形、残念ながらアップするのを諦めた
左は、グループの人のカメラを5台ほど預かり、順々に撮っている様子です
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サウスリム展望台
<マザーポイント>
朝日の観賞、ブライスキャニオン、モニュメントバレーに続き3日連続
右上に見える点々は朝日の観賞に来た人たち、日本人が90%だと言う
<稜線に昇る朝日>
待ったかいが有って、素晴らしい朝日を観賞することができた
<展望台で見る人たち>
切り立った崖、渓谷に日が射し始めころが撮影チャンス
しかしガイドに急かされて、刻々と変わる光と影の絶景が撮れず
ホテルに戻りシャワーをどうぞ、朝食を含め2時間、一体どうなっているのか
<美人とツーショット>
別のグループを案内して来た添乗員さんに、偶然再会・・・あらぁ~!
昨年12月、ニュージーランドでお世話になった女性
こちらのグループは、雄大な景色をゆっくりと見ていたようです
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ホテルにて
< キャニオン・プラザ・リゾート>
館内の設備、部屋は、まずまずのホテルでした、撮影は到着日の夕方
<買い物・・到着日の夕>
ホテルの前の道路を渡り、ガソリンスタンドに併設したコンビニへ
目的は、ホテルの部屋で飲むビールの買い出し、この日で3日連続です
<日本人の若者・・到着日の夕>
このホテルに3泊し、別の所にバスで移動するそうだ
聞くと、金沢、島根、東京から来たと言う、好感が持てる人たちでした
無気力な若者が増えるなか、このような若者に出会うと嬉しい、勿論ブログOK
<ホテルの裏で>
朝日を見終えて戻って来ると、部屋のすぐ裏で鹿が草を食んでいた
エルク(オオツノシカ)だと言う、他に夜行性の動物を見たが写真は撮れず
<裏山を散策>
時間が余ったので、裏山を歩きグランドキャニオンの花をウオッチング
名は知らないが、このような花が所々に咲いていた
右の花は、ユタアカベ(サボテン科)だと言っていた
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次回は、グランドサークル、バス走行録を紹介します
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アメリカ西部旅行記⑧<大いなる西部・モニュメントバレー> [アメリカ西海岸]
アメリカ西海岸旅行(8)
<大いなる西部・モニュメントバレー>
西部劇映画、ジョンウエインが初主演した駅馬車のメロディーが口に出る
赤茶けた原野の中に、メサやビュートと呼ばれる岩山が林立する雄大な風景
しかし、ここは先住民ナバホ族の居留地、アメリカの国立公園ではなく
ナバホ族が管理・運営する公園で、アメリカの中の独立国のような地域です
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モニュメントバレー
<ホテル グルーディング・ロッジ>
グールディングス氏夫妻が、1923年に創設した宿舎跡に建つホテル
氏は、ジョンフォードをこの地に案内し、西部劇映画、ロケ地のメッカになった
<ホテルの全景>
岩山を背に、全室バレー側に向いて建つ眺めの良いホテル
左上の建物がレストラン、その左に博物館がある
<復元した建物>
ホテルの敷地内に、グールディングス夫妻が住いした当時の建物を復元し
ナバホ族の人たちが管理する歴史博物館になっている
<駅 馬 車>
広大な荒野の道を砂塵をかぶりながら、何百キロも走り抜けた駅馬車
駅馬車は、西部開拓の歴史の象徴のように思える
<部屋のテラス>
テラスから眺める、モニュメントバレーの大平原・・撮影は翌朝です
<テラスで記念に1枚>
男なら一度は見たい憧れの風景、記念の写真です
<至福のとき>
日暮れ(午後9時ごろ)まで添乗員さんを交え歓談、まさに至福の時です
レストランにはアルコールを置いていないので、テラスで乾杯
帰国後ネットで調べると、この地ではアルコールを売る事も飲む事も禁止されていた、気が付かない事でした
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大西部の原風景
<撮影ポイント① 朝日>
夜明け前、ナバホ族の女性が運転する四輪駆動車でバレーの見どころへ
舗装されていない、むき出しの赤土の道をバウンドしながら走行
大平原に昇る朝日
<撮影ポイント② 逆光>
登りはじめた太陽に向かい逆光で撮影
バレーを周回する道が見える、撮影場所はビジターセンターの横
<撮影ポイント③ ジョンフォード・ポイント>
ジョンフォード監督が、映画撮影のときの一番お気に入りの場所
我々の到着に合わせ、崖の上に乗馬した人が待機していた
<撮影ポイント④>
撮影した映画、駅馬車、捜索者、黄色いリボン、アパッチ砦、荒野の決闘など
今は、原住民の人権の為か、インディアンが登場する映画を見る事がない
<トーテムポール・・右の石柱>
映画「アイーガー・サンクション」で、クリントイーストウッドの登頂シーンを撮影
彼はアイガー北壁のシーンを含め、スタントマンなしで取り組んだそうだ
<撮影ポイント⑤>
ビュート(岩山)には狼煙が上がり、そして岩陰からは銃や弓を持った
インディアンが奇声を出しながら飛び出してくる、そんな錯覚を覚える場所
<四輪駆動車>
幌馬車ではないが 幌をかぶった四輪駆動車でバレーを巡回した
車の中からの眺め
<ナボホ族の人たち>
中央の女性がドライバー、右は観光用に乗馬姿を見せてくれた男性
ナバホ族の人たちが加工したネックレスを販売していたが
土産物を選ぶ時間もなく次のポイントに移動・・申し訳ない思いをした
<ナホバ族の居留地>
この居留地では、ナバホ独自の大統領を持ち、独自の法律、国旗、大学校
そして、警察組織を有する、アメリカ合衆国の中の半独立国だと言う
<観光バスの車窓から>
次の目的地グランドキャニオンへ、モニュメントバレーを後にする
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次回は、またまた中休みをし・・「東北六魂祭」を紹介します
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アメリカ西部旅行記⑦<太陽と大地の芸術・アンテロープ> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(7)
<アンテロープキャニオン>
広大なグランドサークルの、ほぼ中心に位置するレイクパウエル地域
赤茶けた大地に、龍のように曲りくねった湖が続き
そして太陽と大地が生んだ砂漠の中の芸術、アンテロープキャニオンがある
ここでは、大西部の広大な大地と、水流が造った神秘の洞窟を紹介します
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レイク・パウエル
<ダムに沈んだ渓谷>
南北戦争の英雄パウエル将軍が命がけで下った、もう一つのグランドキャニオン
彼がグレンキャニオンと名づけた壮大な渓谷は、1世紀後ダムに沈んだ
アメリカ環境史上、最悪の汚点と言われているが、ダムが残した功績も大きい
<ダム湖の遠景>
湖岸の周囲は3100km、貯水量は日本のすべてのダム湖より多いと言う
この下には、グランドキャニオンに匹敵する渓谷があった
<砂漠の中の発電所>
石炭火力発電所があり、パウエル市周辺の全電力を賄っている
写真は無いが、多数の教会、ホテル、そして空港も有る大きな街だった
<ビデオを撮るひと>
映画「猿の惑星」の撮影が、この地で行われたそうだ
日射しが強く外気温度は40℃に近いが、湿度が低いので凌ぎやすい
<街の入口で>
広大な平原とレイクパウエルを見降ろす砂漠の中の街
レイクパウエルの豊富な水の恩恵を受けている
右側には広大な景色を一望できる立派なホテルが有った
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アンテロープ・キャニオン
<幌のついたジープ>
パウエル市内で、専用のジープに乗り換えキャニオンへ
ここは街の中心地、道の向かいの大きなスーパーマーケットで小休止
<砂漠の中へ>
パウエル市内を通り抜け、砂漠の中の道を走る
火力発電所の手前を左に行くと・・・アンテロープキャニオン
<ここは先住民(ナバホ族)の居留地>
ナバホ族のガイドと一緒でなければ、アンテロープキャニオンには入れない
ジープが満席になったので、私はこの人が運転する車の助手席に
しかし黒人ドライバーのため、ゲートで説明をし許可を得ていた
<枯れた川床を走る>
砂塵が舞い上がる道を、ガタガタと上下に振動を受けながら走る
砂がカメラに入るので要注意、車内から撮影をした
<キャニオンの入口>
観光客を運んできたジープが待機していた
キャニオンの観光を終えて帰るジープ
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太陽と大地の芸術
<水流の渦ガ刻んだ洞窟>
砂丘が固まって岩となり、岩は水に砕かれて砂に戻り紋様を残す
目の前の亀裂に足を一歩踏み入れると、そこには幽玄の世界が待っていた
ここは光が演出する色の芸術、カメラマンが憧れる絶好の撮影ポイントです
<美しい紋様>
深さ36m、幅2、3mほど、砂の色は同じだが光によって色合いが変化する
しかも螺旋状に浸食されているので、太陽の光が地表にまで届かない
このアングルは、洞窟の中の見どころ
大鷲が翼を広げた形に似ていると言う、如何でしょうか
<光が多い洞窟>
光が多く射し込む場所は、一層色も鮮やかに見える
まさに、「太陽と大地の芸術」と呼ぶに相応しい眺めです
<洞窟を通り抜けると>
洞窟をを越えると、そこは荒涼とした干上がった川
しかし強い雨が降ると、ここは暴れ川に変貌し砂を運び流れ下る
水は一気に岩の割れ目に流れ込み鉄砲水となる
この洞窟に流れ込んだ水は、すざましい渦に巻き込まれ岩を浸食すると言う
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次回は、大いなる西部「モニュメントバレー」を紹介します
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アメリカ西部旅行⑥<赤い尖塔群・ブライスキャニオン> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行(6)
<赤い尖塔群・ブライスキャニオン>
コロラド高原を走るバスの旅、ラスベガスからザイオン国立公園へ
そしてブライスキャニオンまで、グランドサークルを時計方向に440km走る
一夜明けた4日目は、ブライスキャニオンに昇る朝日の観賞へ
数万年の時を経て造り出された、荒野の中の造形美には驚きを隠せない
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車道の風景
<奇妙な岩山>
ザイオン国立公園からブライスキャニオンまでは約80kmの距離
グランドサークルの中央に近ずくに連れ、奇妙な形をした山が増えて来る
<ペッパー&シュガー>
レストランで見かける胡椒と塩の容器に似ているので、この名がついた
(左):ペッパー (右):ソルト
森の中に聳える、巨大な蟻塚のように思えた
<チェッカーボード・プレート>
石灰層の山肌を流れ下る雨水、そして風に吹かれて横に飛ぶ水
ガイドの説明では、水の流れに浸食されこのような模様がついたと言う
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リゾートホテル
<BEST WESTERN Ruby's Inn>
ブライスキャニオン国立公園の入口に一番近い、ロッジ風のホテル
レストラン、大きな売店、屋外プール、コインランドリーなども完備している
部屋数は368室、道路の向かいのキャンプ場?からも食事に来る人がいる
人気の高い滞在形、6月から10月は予約が取り難いそうだ
(左):ホテルのロビー (右):夕食には地ビール
コロラド高原での1泊目・・・仲間同士の楽しみ
売店で買った地ビールを持ち込み、仲間と遅くまで部屋で痛飲をした
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ブライス キャニオン
<朝日の観賞>
グランドキャニオンのように、川によって浸食された渓谷ではなく
川床、湖床の堆積地層が隆起し、長年の風雪や氷によって浸食されたもの
色鮮やかな小尖塔が露呈し、このような独特の地形を形成した
<無数の小尖塔群>
バスを降り森の中の道を通り抜けると、突然、正面にこの眺めが
何千、何万の土柱があるのだろうか、目を疑うような風景である
<赤い土柱>
岩石に含まれた鉄分が酸化し、赤い色に染まっていったもの
この地の標高は2400m以上、稜線に太陽が昇る前だがすでに明るい
<昇る朝日>
二つ上の写真と同じ場所で撮影をした
<朝日を浴びて>
稜線の上に朝日が昇り、土柱の尖塔群に光が指し始めると
このような、燃え上がるような鮮やかな色に変色する
<大地が造り上げた芸術>
城壁にも、教会にも見える、無数の亡霊と表現するガイドブックも有った
<恐るおそる・・下を>
足を滑らせると下まで一直線、同じツアーの女性に覗いて貰った
琵琶湖の西側から参加した妙齢の女性たちでした
<土柱の底へ>
大きな土柱は60m、ビルの10回以上に相当する
最深部まで下りるとアーチが有ると聞いたが、時間がないので諦めた
<荒れた赤土に咲く花>
ガイドさんの説明では、ユリ科の花だと言っていたが?
<再びホテルへ>
ホテルに戻ってから朝食、荷物をまとめてレイクパウエルに出発
向かい側には小さななロッジがあり、キャンピングカーも駐車していた
<ホテル前の道路>
少し先は大平原、この写真を見ても広大さが分かる
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7月16日、17日 仙台で開催されている「東北六魂祭」に行っています
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次回は、レイクパウエル、アンテロープキャニオンを紹介します
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アメリカ西部旅行記⑤<岩峰と渓谷・ザイオン国立公園> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(5)
<岩峰と渓谷・ザイオン国立公園>
レイクパウエルを中心に、半径約230kmの地域をグランドサークルを呼ぶ
その中には、40か所を超える国立公園、州立公園がある
3泊4日でコロラド高原を走る旅、ラスベガス空港から最初向かったのは
グランドキャニオンと並び最も古い国立公園、ザイオンキャニオンでした
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ザイオン国立公園
<博物館の西峰>
バージン川の両岸に、屏風のように垂直にそびえ立つ巨岩と渓谷美
荒涼としたコロラド高原の中で、ここは清涼感を与えてくれる渓谷と緑がる
<タワー・オブ・ザ・バージン>
ウエストテンプル(西の神殿)は、ザイオン国立公園の最高峰(2655m)
その右には、バージン搭と呼ばれるスケールの大きな岩山が続く
<朝日を浴び金色に輝く岩峰>
博物館の中に貼っていたポスターから拝借、荘厳な写真です
ザイオンとは、聖地イェルサレムの聖峰、シオンの丘を指す言葉だそうだ
<博物館の中で>
髭の男性と素敵な女性、ブログ用にと願い撮影させて頂いた
アメリカ人は明るくサービスも良い、いい写真です(自己満足)
<博物館の東峰>
ガイドさんが、白い枠の中にアーチがあると説明をしていた
ツアー仲間の多くは分かったようだが、目の悪い私には無理なこと
この写真が、アーチです
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ミニ・トレッキング
<ザイオン・ロッジ>
エメラルドプールと呼ばれている場所まで、往復約40分のトレッキング
ランチは、トレッキングから戻ってから、参加者は30名中の約半数
<バージン川の流れ>
バージン川両岸の、カエデとヤナギの新緑が目に優しい
ヤナギは上高地で多く見かける、ケショウヤナギと同じ種類だろうか?
<川沿いの遊歩道を歩く>
途中で半数の人が引き返す、暑いのと寝不足で参っていたようだ
途中で見た、白い花とリス
<エメラルドプール>
目的は崖の上から流れ落ちる滝、しかし残念ながら晴天続きで枯れていた
雨が降ると、ザイオンの岩山には無数の滝が現れるそうだ
<バージン川にかかる橋>
ミニトレッキングの帰りに撮った写真、美しい風景です
この景色を見ただけでも、トレッキングをしたかいが有った
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シャトルバスに乗って
<景勝ポイントへ>
日本ではあまり知られていないザイオン、私も今回の旅行で初めて知った
雄大な景色を展望地から上から見下ろす、グランドキャニオンとは違い
ここは直接自然と接する事ができるので、欧米人には人気が高いという
<車窓からの風景・・その1>
シャトルバスは無料、10分ごとに走っているので利便性が高い
<車窓からの風景・・その2>
バスの車窓から、移り変わる景色を眺めるのも楽しい
<バスの天井>
岩峰が見えるように天井を開放、さすがは観光地でサービスがいい
<景勝ポイント>
バスを降り見に来たのはこの景色、前方の岩壁から滝が流れ落ちるはず
しかし、目指す滝はここでも枯れていたが、素晴らしい青空が贈りもの
<浅瀬の流れ>
バージン川の中を、靴を履いたまま歩くトレッキングコースがあるそうだ
人気のあるコースだというが、ツアー旅行では時間がなく無理な願い
<スナップ写真です>
(左):仲睦まじい老夫婦をパチリ (右):両親に断り可愛い女の子をパチリ
流れを見つめる女性をパチリ
<帰りのバス>
シャトルバスに乗り、出発地のザイオンロッジに戻る
岩峰をトレッキングし、渓谷を上から眺めるコースがあるそうだ
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次回はアメリカ西部旅行記「赤い尖塔群・ブライスキャニオン」を紹介します
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アメリカ西部旅行記④<ヨセミテ国立公園> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(4)
<ヨセミテ国立公園>
シェラネバダ山脈の中央に広がる、東京都の1.5倍の広大な国立公園
氷河の浸食によってできた巨大な岩峰、U字谷に落ちる無数の滝と渓流
年間350万人の観光客が訪れる、アメリカで最も人気の高い公園のひとつ
世界遺産に認定された雄大な公園は、私の期待を満足させてくれた
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グレージャーポイント
<絶景ポイント>
ヨセミテバレーの南壁、標高2199mから眺める180度の絶景ポイント
ハーフドームを真近に、遠くにはシエラネバダ山脈を望見できる
<ハーフドーム>
名の通り丸いドームを、ナイフで半分に切り落としたような形状をしている
麓から頂上までは1443mの花崗岩の一枚岩、標高は2693m
2万年前に氷河が造り出した岩峰、氷河の高さは1000mも有ったという
<岩峰とヨセミテ滝>
氷河によって削られた岩壁、ヨセミテ滝の下は氷河特有のU字形渓谷
かつて、この渓谷は巨大な氷河で埋め尽くされていた
<二つの滝>
(左):ヨセミテ滝 (3段の滝、アッパー420m、全高739m 世界5番目)
(右):センチネル滝 (階段状に流れ落ちる滝、全高610m 世界7番目)
<展望小屋とハーフドーム>
雄大な景色に溶け込んだ、岩壁の上に建つ石造りの小屋
若者二人が記念撮影、カメラマンは小屋の中
<小屋の中から>
石造りの窓枠を額縁にして撮影、お気に入りのアングルです
<パークレンジャー>
女性のパークレンジャー、ガイドさんの説明ではエリートだそうだ
ブログ用にと断りカメラを向けると・・ニッコリ笑顔、姿勢も素晴らしい!
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トンネルビュー・展望台
<景勝ポイント>
グレイシャーポイントとヨセミテバレーの中間にある有名な展望ポイント
中央奥にハーフドーム、右にブライダルベールの滝が望める
左の岩峰、エルキャピタンは谷底から1095mの一枚岩(標高2307m)
ここはアメリカ有数の観光地、外国人のツアーも多いようだ
こちらが・・外国人なんですが!
<記念に一枚>
左端が私です、右の二人も一緒に帽子を買った仲間
気温は40℃近い、2000mの高地とは思えない高温です
エルキャピタンは、ロッククライマー憧れの世界最大級の岩峰
日本人の平山さんが2時間37分で登頂し世界記録を持っているそうだ
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ヨセミテバレー
<ヨセミテ滝へ>
ヨセミテ渓谷を巡るトレインバスがあるが、ツアーでは時間不足
ヨセミテ滝を観察しながら滝つぼまで歩くのみ
<木立ちの奥に滝>
木立ちの間から、アッパー滝とロウアー滝が見える
ロウアー滝の滝つぼに近ずくと冷風が吹き、暑い渓谷もしのぎ易い
<ヨセミテ滝>
豪快に流れ落ちる3段目のロウアー滝、水しぶきがレンズを濡らす
ガイドさんの説明では、華厳の滝と同じ高さだと言う
雪解け水を集めた滝、秋から翌年の春までは枯渇するそうだ
<滝の下流の橋>
水しぶきが風に乗って飛んでくる、橋の上はしぶきの通り道
立ち止まるとシャワー状態のため、上の写真を撮り大急ぎで通り抜けた
<ブライダルベール滝?>
風でしぶきが吹き上げられ、霧になって広がる美しい滝だというが
このブライダルベール滝を観賞できず通過、車窓からの撮影
<マーセド川>
ヨセミテ渓谷から流れ下る渓流、車窓から撮影
この川を右に左に見ながら下流域へ、急流下るレジャーボートも見かけた
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車窓の風景
<山火事の跡>
3年前、落雷による火災で広大な面積の樹木が焼けたそうだ
山火事の後には、松の一種の樹木が育ち始めている
<ジャイアント・セコイヤ>
ヨセミテバレーの南には、セコイヤ(樹高62m、周囲29m)の森がある
バスの車窓から見た木はジャイアントではないようだ、山林の中は残雪
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次回は、西部アメリカ旅行記を中休みし、東京の湧水を紹介します
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アメリカ西部旅行記③<ヨセミテ~バス旅> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(3)
<ヨセミテ・バス旅>
サンフランシスコからヨセミテの間に広がる、カリフォルニア大平原のバス旅
農園地帯や草原など、車窓から雄大な景色を眺めるのも旅の醍醐味の一つ
しかし、2日目にもまたトラブルが発生し、スケジュールを狂わせたが
旅にハプニングはつきもの道連れにし、西部アメリカ旅行を楽しんだ
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大平原バスの旅
<ベイブリッジ>
サンフランシスコ湾を横断し、観光バスはこの日の宿泊地ヨセミテへ
車窓から撮った写真が続きますが、ご容赦ください
<高速道路を一路東へ>
この高速道路は片側6車線、アメリカでは10車線以上の道路もある
<大農園地帯>
南北750km、東西100kmも続く、広大なセントラルバレー(大農園地帯)
カリフォルニアはフルーツの一大生産地、その距離は青森~静岡に相当する
アーモンド、ぶどう畑などが有ったが、この写真はコーン畑です
小休止したフルーツショップの前で
土産にドライフルーツを購入したが、その味は??
<風力発電機が並ぶ丘>
この丘には、9000基もの風力発電機が建っている
広大な土地があるからできること、総発電量は不明、原発1基より小さいか?
老朽化した物から、順次日本製の大型発電機(高さ60m)に更新している
<大平原地帯>
アメリカ中央平原に広がる、温帯草原地帯をプレーリーと呼ぶそうだ
ガイドさんの説明では、南北に420kmも続くと言う
ゴールデンステートと表現される枯れた牧草畑
映画の撮影にも使われたと聞いたが、その作品名は記憶の彼方へ!
夕刻、ゴールドラッシュに沸いた町マリポタで途中下車をし夕食
この日に食事をした回数は、日本、飛行機内、アメリカで ・・合せて計6回
そして、ホテルの部屋に入ったのは午後11時、なんとも長い一日でした
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ハプニング(その2)
<ベストウエスタン ヨセミテゲートウエイ イン>
ヨセミテの南麓オークハーストの町にあるホテル、長い名が場所を表している
ヨセミテ国立公園のゲートまでは25km、約30分で行ける近い距離
<皆さん揃って早朝散歩?>
観光バスにトラブルが発生、ドライバーがチェックをしているが結果は?
そこで、ホテルから約600m離れた、朝食レストランへ歩いて行く事に
アメリカ旅行の2日目は、思わぬ早朝散歩(6時)から始まった
<ツアーの観光バス>
後で聞くとブレーキの故障だという、レストランで食事を終えても治らない
結局、車で約1.5時間ほど離れた街から代行バスが来るのを待つ事になった
<スーパーマーケット>
代行バスが到着するまで、お買い物をと案内されたのはスーパーマーケット
ここで、観光バスが到着するのを延々と待った
こんなに交通の便が悪い所にマーケットが?、と思うのは日本人の常識
車社会のアメリカでは、朝7時ごろでも、どこからか車が通って来る
駐車場で撮った名も知らない花、木陰ではツアー仲間が涼をとっている
店内は日本のマーケットと同じようだ
ここはカリフォルニア、フルーツが山のように積まれていた
アメリカでは似合いの、帽子とTシャツを購入(仲間二人も)
ツアーの女性たちに、カッコイイ~と煽てられ、持ってきた帽子は鞄の底へ
右側の、ブラックベア&セコイヤの木の模様を選んだ(セットで20ドル)
待つこと1時間半、ようやく代行バスが到着しヨセミテに向けて出発をした
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ヨセミテ国立公園
グレーシャーポイント、ヨセミテバレーなどの名所を観光
その時の記事は、次回に紹介します
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再びサンフランシスコ
<霧のゴールデンゲートブリッジ>
40℃近いヨセミテバレーから戻って来ると、何と気温が10℃ほどに急降下
前日なら晴れていたゴールデンゲートブリッジも、この日は霧に霞んでいる
UA機の延着がこんな所にもしわ寄せ、寒いので早々にバスに戻った
<サンフランシスコの夜景>
世界三大夜景と言われるダウンタウンの夜景も、霧に覆われ見通しが悪い
ベイブリッジの下の明るい灯りは、SFジャイアンツが試合をしているため
<ケーブルカー>
ケーブルカーの乗車は夕刻の予定であったが、相次ぐ事故で大きく変更
チャイナタウンでの夕食を先にして、夜景を見てからケーブルカーに
人影も途絶え始めた10時半過ぎでは風情も無く、単に体験乗車であった
<ホテル ウイットコム>
翌朝は、6時04分初の便でラスベガスへ、モーニングコールは朝の2時過ぎ
満足に寝る時間もない、過酷なスケジュールになってしまった
UA機、バス、相次いだトラブルは、サンフランシスコ観光に大きく影響
サンフランシスコが初めてのツアーの人たちには気の毒でした
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治安が良くなってきたアメリカ
初めてアメリカに行った頃は治安が悪く、渡米する前に心得を聞かされた
① 歩道はビル側ではなく車道側を歩くこと・・連れ込まれない為の注意
② 万一に備えポケットには、なにがしかのドル紙幣を用意しておくこと
③ ジャケットの胸にいきなり手を入れず、両襟を持って開ける事 など
シカゴでは黒人の若者が騒ぐ横を通り、これより先に行くなと老婦人に注意された
SFでは、ユニオンスクエアのホテルに宿泊、その夜近くで拳銃の殺人事件が発生
(黒人の社会的地位と生活が向上し、オバマ大統領が誕生する時代になった)
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次回は、ヨセミテ国立公園を紹介します
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