新年初さんぽ<神田~日本橋> [東京を歩く]
新年初さんぽ(1)
久しぶりに日本橋へ行こう、そして銀座の歩行者天国も歩いてみようと
妻を誘い、アンテナショップでの買い物を兼ね、都心の名所を巡ったが
足腰が衰えた高齢者、日本橋を歩く機会はここれが最後になるかも知れない
歩き始めて感じたのは、日本橋室町生まれの母親に、お出でと誘われたような気がした
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<撮影日:1月7日>
<神田~日本橋>
日本橋中央通り
逆光で画像が暗いが、三越本店から日本橋の方向を撮影
左の高層ビル群はコレド室町1・2、右手は日本橋三井タワーです
日本橋三井タワー
日本橋一帯は三井不動産の開発で、高層ビル群に生まれ変わった
神社の鳥居(中央通り)
福徳神社
小さなビルの屋上に追いやられていた神社、三井地所の開発で地上に戻った
初詣(1月7日)
福徳神社この日で4度目、お参りをして行こうと立ち寄ると長蛇の列
その大多数は若い女性、恋愛成就などご利益を願ってお参りでしょうか?
この場所からお参り
列に並ぶと30分以上、次の予定も有り、この場所から参拝をした
ビルの仲道
コレド室町1,コレド室町2に挟まれた仲道、福徳の森から続く趣の有る通りです
老舗の店
三井本館
重要文化財に指定されている歴史的な建造物、左の道を進むと日本銀行本店が有る
三越本店
三越創業350周年
江戸時代の呉服屋「越後屋」から数えて350年、重要文化財です
越後屋の暖簾をくぐり店内へ
店内の1階
数年前に改装し店内はホワイト一色、横目で見て通り過ぎる
天女の像
三越本店のシンボルは、1階中央ホールの天女像、玄関を守るライオン像
パイプオルガンも有ったがどこかに移設、案内係の女性としばし歓談
アンモナイトの化石
フランスから取り寄せた大理石、アンモナイトの化石(3か所)に案内してくれた
私のルーツ
母親は日本橋室町の呉服商の次女として生まれたが、関東大震災で被災し家族と共に大阪に移住、それ以来東京に一度も来れず他界、呉服商をしていた頃の話を祖母に聞かされたが、覚えているのは女中さんのこと、電気を点けてと頼むと、電球を団扇で煽ぎ、また三越のエレベータには草履を脱いで乗ったと言う、今から100年以上前の、わが家の昔話です
福島県アンテナショップ
神田駅から歩き始めて近い場所、柏屋の薄皮饅頭、干し芋などを購入
新潟県アンテナショップ
三越本店の斜め向かい、越後村上の塩引き鮭(半身)、柿の種などを購入
日本橋
1911年に竣工した石造りの二重アーチ橋、橋の中央には日本の道路の起点になる、道路元標が埋め込まれている、橋の向こう側には築地に移転する前の魚河岸が有った、橋の上の首都高速道路を地下化する事業が進められているが、一体何年先の事か?
橋の麒麟
東京市道路元標
日本国道路元標
京都、大阪、鹿児島などへの里程標があったが、文字が崩れ写真は撮らず
皆様から、米寿祝いのコメントを頂き有難うございました(前記事)
日残りて 昏るるに いまだ遠し
次回は、新年初さんぽ(2)<新橋~有楽町>紹介します
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正月3が日の出来事 [地域特定なし]
正月3が日の出来事
<元旦(さくら)>
自宅近くの小学校に咲く十月桜、その名の通り毎年10月に咲き始めるが
寒い時期の桜のため長く楽しめる、妻と二人で静かに過ごした元旦
少し風は強いが快晴、新年を祝ったあとカメラを持って、今年最初の撮影です
気温が高かったためか、例年より花の散り始めが早い
松の木
早や新芽が出だしたのか?、新年を祝う松竹梅の一つです
能登半島大地震
猛威を振るった新型コロナは収束傾向、次は大きな地震が来ると妻に話をしていた矢先
元旦早々に能登半島大地震が発生し、悪い予想が的中、亡くなられた方々のご冥福を祈り
自治会の賀詞交換会(14日)では、私の挨拶の後に全員で黙とうを捧げた
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<正月2日・初詣>
現役時代は、社業の発展を願い神田明神へ、そして国の安泰を祈願しに日枝神社に初詣
今年は地元の氏神様のみ、以前は自転車で往復していたが、妻は自転車を処分
同じ立川市内に住む、次男家族の送り迎えでお参りしたが、振り返れば年を重ねた
阿豆佐味天神社
本 殿
境内社
自治会の神輿は境内社の一つ八雲神社を勧請している
水天宮
無事に誕生を願った孫娘も今年は小学1年生、元気で成長している
羽田空港 航空機事故
妻に促されてテレビを見ると、衝突し火炎に包まれながら滑走路を走る日航機
乗客の安否を心配していると全員脱出と報道、涙が出るほど嬉しい思いをしたが
落ち着いて行動した日本人乗客に誇りを感じる、他の国では・奇跡はどうか?
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<正月3日・米寿>
新年早々に発生した能登半島大地震と航空機事故、3日は何事もないよう願ったが
この日は家族が集まる日、妻が用意した雑煮(わが家は白みそ)とおせち料理で
お祝いをした後、孫娘がハッピーバースデーツーユーを歌いながら・・このケーキ
そして・花束
孫娘が描いた絵(幼稚園の年長)
じいちゃんおたんじょうびおめでとう、じいちゃんげんきをしてね・・宝物です
そして・サプライズ
今年は88歳、喜寿・米寿・白寿は、昔から数え年で祝うのが慣わし、子供たちが・・
金色の帽子、ちゃんちゃんこ、白扇を用意・・まさに驚きでした(誕生日1月5日)
玄関に花
自宅の万両
元旦・2日は、暗いニュースが続いたが・・3日は家族に感謝
今年も健康寿命を保ち、1年を通し元気で過ごしたい
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京都紅葉紀行(7)<もみじの永観堂> [秋の京都]
京都紅葉紀行(7)
<もみじの永観堂>
京都には、清水寺、東福寺など紅葉の名所が多いが、秋は観光客で最も混雑する時期
私たちは年を重ねた高齢夫婦、今後、京都旅行は益々難しくなると判断し
混雑を承知で、永観堂の紅葉を予定に加えたが、美しい紅葉に出会え大満足
途中、立ち寄った六角堂では暗い曇り空、永観堂に着くと青空が戻り幸いでした
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<撮影日:12月3日>
<永観堂の紅葉>
総門(入口)
永観堂は、浄土宗西山禅林寺派の総本山、本尊は阿弥陀如来(見返り阿弥陀)
訪れた回数は4度以上(紅葉のライトアップも見に行った事が有る)
参道から境内
中 門
夢庵から紅葉
放生池の紅葉・3店
弁天社に架かる錦雲橋、ここから見る紅葉は実に美しい
大玄関(諸堂入口)
釈迦堂、御影堂、阿弥陀堂を拝観するため大玄関へ
堂内の紅葉
勅使門
御影堂から境内の紅葉
阿弥陀堂から境内へ
左に振り向いている、その姿が珍しい阿弥陀仏(正面から見て右)、以前は
正面からも、振り向いた姿も近くから拝顔できたが、網が張られ見づらくなった
阿弥陀堂(石段の上)
落ちモミジ・2点
この近くで座り込み休憩、カメラマンが私たち高齢夫婦を撮っていた
放生池と紅葉
美しい紅葉、お気に入り写真です(階段の途中から撮影)
多宝塔
境内の茶店
空いた席を探し、甘酒を飲みながら休憩です
南門(出口)付近の紅葉
この写真を撮り永観堂から南禅寺へ、期待通りの紅葉に大満足でした
取り残されたもみじ
ツアブキ
京都の紅葉はイロハモミジが中心のため見ごろは遅く、例年は11月下旬ですが
高温続き影響で更に遅れると想定し、12月3日に行ったのが正解でした
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京都紅葉紀行(6)、嵯峨野 宝筐院> [秋の京都]
京都紅葉紀行(6)
<嵯峨野 宝筐院>
この日の午前中は嵯峨野、午後は京都市内に戻り、紅葉の名所を巡回したが
宝筐院も、嵯峨野の紅葉の名所、嵯峨釈迦堂(清凉寺)のすぐ近くに有り
観光客の多いところですが、約30分の間に出会った拝観者は僅か10人ほど
青苔の庭園に、モミジ・ドウダンツツジの真っ赤な紅葉が美しい寺院でした
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<撮影日:12月3日>
嵯峨野の穴場(宝筐院)
平安時代、白河天皇の勅命で創建されたが、室町時代に、二代将軍足利義詮の
保護を受け臨済宗の寺院となった、山門前の石柱は楠公菩提寺宝筐院と刻まれている
楠公とは南朝の武将「楠木正成」のこと、本尊は十一面千手観世音菩薩です
境内は紅葉庭園
山門右のくぐり戸を通り境内に入ると、目前に美しい紅葉が広がっている
鹿王院(前記事)と共に、知る人ぞ知る嵯峨野の紅葉の穴場でした
観光客が数人
カメラマン一人(私)
妻が撮影したが、私も妻もデジカメです
庭園の小径
真っ赤なドウダンツツジ
ドウダンツツジ
落ちモミジ
石庭の落ちモミジ
石灯篭と落ちモミジ
青苔にモミジ
マンリョウ(万両)
頭上の紅葉・5点
新緑の季節に、青モミジと苔庭を見にもう一度訪ねたい
次回は、京都紅葉紀行(7)<もみじの永観堂>を紹介します
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宝筐院 庭園の撮影について
宝筐院では、三脚・一脚の持ち込み禁止、また大型・中型カメラも使用を禁止、記念撮影のための小型カメラ(35ミリ一眼レフ、デジカメ)は使用を許可。 以下はその理由です。
以前は撮影を許可していましたが、通路上に三脚を広げて他の拝観者の通行を邪魔したり。場所の取り合いで喧嘩をしたり、苔庭の中に踏み込んで苔を踏みにじり、庭を荒らしたり、「撮影の邪魔だからそこをどけ」など我が物顔で拝観者を仕切ったりといった、マナーの悪いカメラマンによるトラブルが度重なり、境内の寺としての雰囲気が台無しになりました。
鎌倉東慶寺は撮影禁止、祇園花見小路から一歩入った町家も禁止、線路内にカメラマンが立ち入るなど、心無いカメラマンによるトラブルが絶えず、楽しみを奪われた人も多い。
正月早々不似合いな文章ですが、ご容赦ください、私も怒鳴られた経験がある。
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京都紅葉紀行(5)<嵯峨野 鹿王院> [秋の京都]
京都紅葉紀行(5)
<嵯峨野 鹿王院>
昨年12月2日・3日に旅行した京都の紅葉巡り、記事の半数は年を越し今年の公開です
この日は、常寂光寺、二尊院、祇王寺などは避け、穴場的な鹿王院、宝筐院を選んだが
いずれの寺院も紅葉が見ごろ、入山者は少なく外国人の観光客は誰一人いない
「そうだ京都、行こう」は南禅寺でしたが、京都には隠れた名所が残っている
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<撮影日:12月3日>
<渡月橋 8時40分>
嵐山は、朝日を横から受ける時間帯が最も美しく、ホテルを早く出発したが
渡月橋に着くと、空は雲に覆われ嵐山の紅葉は今一つ
天龍寺から竹林の小径に向かう予定でしたが、コース順を変え鹿王院に行く
<鹿王院>
鹿王院は、足利三代将軍義満が建立した臨済宗の寺院、本尊は釈迦如来
山門と土塀に古寺らしい風格を感じる、天龍寺、竹林の小径など嵯峨野の中心と
道路を挟み反対側に有るため、ここまで訪れる観光客は少ない
鹿王院山門
着いた時間は9時少し前、この人たちも開門を待っていた
もみじの参道(開門前)
山門から続く紅葉のトンネル、太陽は雲に隠れていた(9時前)
山門(晴れた空)
この写真は境内を巡回した帰りに撮影したが、まさに晴れ男でした
もみじの参道(開門後)
庫裏前のもみじ
妻が撮った私
鹿王院庫裏
庫裏の玄関から、客殿、本堂、舎利殿に向かう
内庭の紅葉
部屋から内庭
庫裏から舎利殿
客殿から舎利殿
嵐山を借景にした本庭(枯山水)、この位置から嵐山が見えない
客殿と庫裏
庫裏を後に山門へ
参道から山門
美しい紅葉に大満足、紅葉の名所も訪れる人が少ない
<嵐山 9時50分>
鹿王院から再び嵐山、渡月橋へ、太陽を受けると最初の写真とは景観が違う
鹿王院の紅葉、そして宝筐院(次の記事)の紅葉、太陽の日差しに感謝です
次回は、京都紅葉紀行(6)<嵯峨野 宝筐院>を紹介します
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新年のご挨拶 [ごあいさつ]
あけまして
おめでとうございます
令和6年元旦
皆様には、穏やかな新年を迎えられたここと存じます
猛威を振るったコロナはほぼ収まり、日常生活が戻ってきました
今年は、新たな船出の年になるよう願っています
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人生100年時代・まだ先が有る
「人生これから・これから」とブログを始め15年目、今年は数え年で88歳米寿です、体力の衰えは隠しようがないが、気力は残っています。
「人生100年時代・まだ少し先がある」を合言葉に、残された時間を大切に日々精進し、人生の坂道を歩んで行きたいと思っています。
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<今年も・旅と散歩へ>
しだれ梅(城南宮)
しだれ桜(退蔵院)
チューリップガーデン(昭和記念公園)
新緑の日本庭園(昭和記念公園)
もみじの(永観堂)
昨年は地元の自治会長を引き受け、好きな旅行を楽しむ機会が少なくなったが今年4月に肩の荷を下ろし、記憶に残る旅をしたいと思っています
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