SSブログ
奈良大和路 ブログトップ
前の10件 | -

なら大和路の旅(3)<東大寺大仏殿> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(3)

<東大寺大仏殿>

東大寺の二月堂から大仏殿は、奈良市内を観光すると何時もの定番コース

奈良観光はこれが最後になる可能性があるため、頑張って歩いたが

春日大社まで行く体力もなく、また興福寺の中金堂も見れずに終わった

そして奈良の大仏は誰もが知っている国宝、コメントは控え写真が中心です

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<旅行日:4月1日>

南大門

南大門と通ると東大寺の境内だが、塀で囲まれている訳ではないので

その範囲と広さが分りにくい、この日は戒壇堂には行けなかった

順序は大仏殿が先で南大門は後でしたが、記事を書く都合で順序を入れ替えた

71-111.JPG

鏡池から大仏殿

この眺めが好きで、何時も同じアングルで写真を撮っている

71-114.JPG

東大寺中門

71-117.JPG

大仏殿(金堂)

廻廊から桜(染井吉野)を入れて撮影したが、まだ3分咲きでした

71-123.JPG

大仏殿と桜

71-125.JPG

大屋根と桜

し尾を入れ、満開の桜とコラボ撮影です

71-127.JPG

中門と桜

71-129.JPG

参道の桜

境内でひと際目立つ美しい桜、拝観者は競って撮影、中央下の後ろ姿は私です

71-132.JPG

満開の桜

奈良公園の染井吉野は咲き始めでしたが、この桜は満開(名は不明)でした

71-135.JPG

六角灯篭と大仏殿

大仏殿、盧舎那大仏、そして八角灯篭は国宝です

71-151.JPG

本尊大仏(盧舎那仏)

東大寺の大仏は、聖武天皇の勅願により開眼された

像高15m、掌2.6m、さすがに大きい

71-155.JPG

虚空蔵菩薩坐像

丑年、寅年に生まれた、私たち夫婦の守り本尊です

71-157.JPG

如意輪観音坐像

71-159.JPG

巨大な・し尾

71-161.JPG

柱くぐり(入口)

柱くぐりに順番待ち、若い女性や外国人がチャレンジしていた

71-163.JPG

柱くぐり(出口)

くぐり抜けた女性、妻も子供もくぐったことが有る

71-164.JPG

七重塔の法輪

東大寺には高さ100mの七重塔が二つ(東塔・西塔)が有ったが消失した

71-174.JPG

奈良公園(1)

鹿せんべいの売店、鹿は満腹なのか集まっていない

71-201.JPG

奈良公園(2)

仲良しの鹿、休憩タイムのようです

71-204.JPG

氷室神社

本殿前の枝垂桜は奈良市内で一番の早や咲き、太い枝が切断されていた

71-211.JPG

浮御堂

氷室神社から浮御堂を通り、奈良町(次回)の南側までタクシーで移動

71-221.JPG

次回は、奈良大和路の旅(4)<奈良町さんぽ>を紹介します

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

nice!(52)  コメント(7) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(2)<東大寺二月堂> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(2)

<東大寺二月堂>

古寺の素晴らしい仏像を拝観(前記事)した後は、タクシーで二月堂まで直進

東大寺大仏殿から歩く観光客も多く、二月堂の下には土産物店が並んでいる

ここから若草山は近く、家族全員で上ったことが有るが、それは50年前

今はフェンスで囲まれ自由に出入りが出来ない、春日大社まで歩いた事も有る

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

<旅行日:4月1日>

<二月堂>

二月堂の回廊は、3月12日に修二会(お水とり)と呼ばれる大松明行事が有り

この伝統行事が終わると春が来ると、子供の頃に教わっていた

この日は省エネコース、二月堂から大仏殿、奈良公園まで歩きです

51-111.JPG

参道の階段

登り始めは緩やかな階段だが、途中から急階段になる

苦にならなかった石段も年を重ねると苦しい、外国人女性が仲間を撮影していた

51-114.JPG

二月堂に参拝

本尊は十一面観音菩薩(絶対秘仏)、本尊にお水取りが行われる

東大寺ミュージアムで二月堂の仏像(日航菩薩・月光菩薩)を拝観した事が有る

51-117.JPG

51-116.JPG

妻は一休

参拝を済ませ妻は水分補給をしながら一休み、この日は外国人が多い

51-134.JPG

二月堂から遠望

中央に見える屋根は大仏殿、奈良市内は春霞です

51-136.JPG

外国人のカップル

51-137.JPG

外国人女性

51-139.JPG

ほぼ全員が外国人

隣りの国から来た観光客と違い、人が多くても喧噪はない

51-141.JPG

手を振る外国人

51-143.JPG

二月堂の登楼

51-145.JPG

参道の坂道(1)

二月堂から大仏殿の裏側に続く坂道、東京の坂道散歩をブログのテーマにしたが

この坂道も好きなところ、奈良に訪れると必ず歩いている

51-147.JPG

参道の坂道(2)

左は土塀、右側は石積みの塀、古都奈良の風情を感じる

51-149.JPG

シモクレン(紫木蓮)

一般的なシモクレンは外の花弁が濃い紫だが、この花は同じ色、初めて見た

51-151.JPG

51-154.JPG

参道の坂道(3)

坂の下から振り返って二月堂を撮影、、絵になる好きな眺めです

51-161.JPG

大仏殿への道

51-167.JPG

鹿の群れ

鹿が私に近づいてきたが、食べるものは何もない

51-169.JPG

おかっぱ桜

満開になると女性のおかっぱ頭に見えるのが名の由来だが、残念ながらまだ蕾

枝垂れ桜の枝先を、鹿が届かない高さ(約2m)に切り揃えている、正倉院は近い

51-171.JPG

次は大仏殿へ

51-174.JPG

次回は、奈良大和路の旅(3)<東大寺大仏殿>を紹介します

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

nice!(60)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(1)<美しい仏像> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(1)

<美しい仏像>

今回の奈良大和路の旅、目的は長谷寺、薬師寺など古刹と奈良の桜ですが

もう一つ大きな目的は「美しい仏像」の拝観、JR奈良駅前の日航ホテルに荷物を預け

秋篠寺、法華寺、海龍王寺へタクシーで巡ったが、幸い桜の季節に合わせ特別公開

期待した仏像に出会え大満足のスタートでした、この後は二月堂へ向かう

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<旅行日:4月1日>

<秋篠寺>

秋篠寺は平城京の北西、東大寺、春日大社とは逆方向のため行く機会がなかったが

今回の奈良大和路の旅では真っ先に訪問、目的は作家・堀辰雄の「大和路」で

紹介され有名になった「芸妓天立像」の拝観、妻も私も念願が叶った

11-111.JPG

秋篠寺南門

秋篠寺は山号がなく、正門(南門)を山門と称しない

11-114.JPG

11-117.JPG

参 道

雑木林に覆われた静かな境内、参道をゆっくり歩き本堂へ

11-119.JPG

苔の庭に竹箒

11-126.JPG

本堂(国宝)

仏像拝観(本尊:薬師三尊像、十二神将、地蔵菩薩立像、そして芸妓天立像)

堂内で拝観していると寺の僧が、芸妓天立像の説明をしてくれた、重要文化財

11-131.JPG

芸妓天立像

首をかしげ優美な姿の美しい仏像です、写真を購入しスキャンをした

img20240404_13134569 - コピー.jpg

大元堂

11-137.JPG

<法華寺門跡>

法華寺は聖武天皇の妃、光明皇后の発願により、総国分寺の東大寺に対し

総国分尼寺として創建、築地塀は門跡寺格式の5本線が入っている

31-111.JPG

赤門(東門)

女人成仏の根本道場として建立された

31-114.JPG

法華寺境内

築地塀の奥は本堂、左は鐘楼です

31-119.JPG

法華寺本堂

31-121.JPG

本尊・特別公開

十一面観音立像、蓮(ハス)の花を光背にしている、ここでも写真を購入した

img20240404_13150449 - コピー.jpg

境内のしだれ桜

31-137.JPG

31-139.JPG

名勝庭園

31-199.JPG

<海龍王寺>

海龍王寺は法華寺に近く、光明皇后ゆかりの寺院

2011年の秋、平城京の朱雀門、大極殿を見にいったとき、奈良観光のPR誌で見た

海龍王寺の十一面観音立像に惹かれ、この日も奈良の仏像めぐりに加えた

21-111.JPG

表門に大きな龍の絵馬

21-114.JPG

土 塀

表門、中門、境内に古寺の歴史を感じる土塀を残している

21-117.JPG

21-119.JPG

中 門

境内にはユキヤナギが多く見ごろ、写真は省略です

21-121.JPG

本 堂

十一面観音立像(本尊)、文殊菩薩、愛染明王、不動明王を拝観

西金堂には、高さ3m弱の五重小塔(国宝)が置かれているが写真はない

21-133.JPG

本尊・特別公開

美しい十一面観音立像を二度目の拝観、光明皇后の姿を模していると言う

001  mmm (355x510).jpg

中門の桜

21-151.JPG

次回は、奈良大和路の旅(2)<東大寺二月堂>を紹介します

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

nice!(64)  コメント(5) 
共通テーマ:旅行

春の旅行計画<奈良大和路> [奈良大和路]

春の旅行計画

<奈良大和路 回想記>

ブログネタが無くなったので、次の予定(春の昭和記念公園)まで更新できない

そこで、思いついたのは、4月初めに予定している奈良大和路の旅行

年を重ねると次はない、これで最後だと自分自身に言い聞かせながら計画中ですが

奈良旅行はおそらく最後、行きたい所を選び出し、予告編としてこの記事を作った

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

旅行予定日・4月1日~3日(大阪を含む)

<興福寺>

JR奈良駅から三条通りを東へ約1km歩くと猿沢の池

興福寺を越えると奈良公園、そして背後はならまち、何れも散策を予定している

11-111.JPG

東金堂・五重塔

2018年に中金堂が再建されたが、完成した建物をまだ見ていない

11-114.jpg

<東大寺大仏殿>

奈良公園を歩き南大門から大仏殿へ

旅行する4月初めは桜が見ごろ、大仏殿に桜を重ね撮影したいと思っている

12-111.jpg

12-114.JPG

<東大寺二月堂>

関西では奈良のお水取りが終わると、春が来ると言われている

今年も3月初めにお水取りが行われた、奈良旅行では必ず立ち寄っている

13-111.JPG

二月堂からの眺め

中央の屋根は大仏殿(奈良市内が一望出来る)、右は妻の後ろ姿です

13-114.JPG

二月堂の坂道

何度も歩いている好きな坂道、坂を下ると大仏殿、そして正倉院が有る

13-117.JPG

<薬師寺>

薬師寺を一望できる撮影スポット、背後に若草山が見える(2011年11月撮影)

薬師寺には、五重の塔(東塔・西塔)が二つ有り、東塔は工事が始まっていた

15-111.JPG

金堂(薬師三尊像)

上野の国立博物館(平成館)で、日光・月光菩薩を拝観し感動したことが有る

15-114.JPG

金堂と東塔

この日(2013年3月)は、東塔を大修理中

昨年4月に落慶し、今年は二つの塔を一緒に見ることができる

15-117.JPG

<長谷寺>

花の寺で知られる奈良の長谷寺、本坊の前から本堂(中央)を撮影した

本尊の十一面観音は鎌倉の長谷寺と同体同寸だが、妻は奈良の本尊を崇拝している

A17-111.JPG

長谷寺の登廊

本堂に近づくと階段は急になるが、長谷寺は目標の一つ頑張って登るのみ

17-116.jpg

本尊の特別拝観

本堂内に入ると十一面観音菩薩の真下、妻も足元に手を触れお参りをする

17-118.jpg

<飛鳥寺>

日本最古の本格的な寺院、本尊の大仏も日本最古です、曽我入鹿の首塚もある

20-111.JPG

飛鳥大仏

20-114.JPG

<橘寺(飛鳥)>

聖徳太子の誕生地にできた橘寺(たちばなでら)、花の寺として知られている

大化の改新の舞台になった、板蓋宮は近くに有る

21-111.JPG

花の寺です

21-114.JPG

<岡寺(飛鳥)>

飛鳥の丘に建つ岡寺、本尊は日本最大の塑像(如意輪観音)です

山門を入ると石垣に美しい桜が咲いている

22-111.JPG

岡寺本堂

22-114.JPG

門前の茶店(急な坂)

老夫婦が守っていた茶店、時間に余裕が有れば立ち寄りたい

22-117.JPG

石舞台古墳

古墳の周囲は「桜と花桃」が見ごろ、春の石舞台は華やかになる

宇陀市の又兵衛桜に向かう径筋にあるので、ここにも立ち寄る予定です

25-111.JPG

高松塚古墳

高松塚は坂道を登った丘の上、春の旅行で行けるのか足腰と相談です

25-114.JPG

<又兵衛桜>

後藤又兵衛(戦国武将)ゆかりの枝垂桜、正式名は本郷の瀧桜です

14年前に行った頃とは違い、今はツアー旅行(吉野とセット)で観光客が多いようだ

31-111.JPG

瀧 桜

日本三大桜にも劣らない見事な枝垂桜、この日は満開を過ぎていた、今年は?

31-114.JPG

<ならまち散歩>

古都の風情が残る奈良町、元興寺(世界遺産)、庚申堂にも立ち寄りしながら

町家、買い物、甘味喫茶など、ぶらり散歩を楽しみにしている

41-111.JPG

41-114.JPG

奈良公園の鹿

鹿せんべいを食べさせてあげるか

42-114.JPG

その他に、大神神社、藤原京跡、おふさ観音にも行きたいと思っている

次回は、昭和記念公園<春めく公園>を紹介します

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

nice!(62)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(9)<室生寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(9)

<室 生 寺>

東大寺、法隆寺、薬師寺、春日大社など、古寺古社を3日間で巡拝した

今回のツアー旅行『いにしえの奈良大和路めぐり』は、この記事で終章です

乗用車の運転ができないため、何時もは電車、観光タクシーを利用するが

添乗員に案内され観光バスで巡るのも便利、脱線もしたが良い旅で有った

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女人高野・室生寺 

<太 鼓 橋>

室生寺は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の大本山

室生山の山麓から中腹にかけて堂塔が建つ山岳寺院である

室生川に架かる朱塗りの反り橋を渡ると、室生寺の境内に入る

B13.03.17-71 室生寺69.jpg

 <表 門>

厳しく女人を禁制してきた高野山に対し女性の参詣を許したことから

「女人高野」との別名で呼ばれ親しまれてきた

B13.03.17-71 室生寺11.jpg

<仁 王 門>

この門は昭和40年の再建、朱塗りの色も鮮やかである

B13.03.17-71 室生寺15.jpg

<鎧 坂>

幅の広い急な石段の上には金堂の屋根が見える

石段の両側には石楠花が咲き美しいと聞くが、その時期に訪れた事がない

B13.03.17-71 室生寺19.jpg

<国宝 金堂>

建物の前方は斜面に張り出した高床式の懸造り、平安初期の建立

鎌倉末期に大修理を行い、礼拝部分は寛文12年(1672)に建て替えている

B13.03.17-71 室生寺27.jpg

<金堂 特別公開>

本尊釈迦如来立像(国宝)、十一面観音立像(国宝)、薬師如来立像(重文)

文殊菩薩立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、十二神将(重文)を拝観

B13.03.17-71 室生寺23.jpg

<境内のポスターを撮影>

薬師如来像の左手に薬壷がない、聞くと堂内の梁に薬壷が描かれていた

B13.03.17-71 室生寺29.jpg

<国宝 本堂(灌頂堂)>

真言寺院の中心であるところから灌頂堂と言う、延慶元年(1308)の建立

内陣中央の厨子に如意輪観音坐像(重文)を安置している

B13.03.17-71 室生寺35.jpg

<国宝 五重塔>

屋外の五重塔では最も小さく高さ約16m、法隆寺五重塔に次ぐ古塔である

奥深い樹林に包まれ風情がある、石段下から見上げると大きく美しい

B13.03.17-71 室生寺41.jpg

台風(平成10年)で杉が倒れ大被害を受けたが2年後に修復

損壊の前の五重塔は鬱蒼とした木立に囲まれ、今よりも風情があった

B13.03.17-71 室生寺45.jpg

<奥 の 院>

木立の中の石段(約400段)を上ると弘法大師を祀る御影堂があるが

疲れも溜まり、往復するには時間が厳しいため断念した

B13.03.17-71 室生寺49.jpg

境内の石仏群

B13.03.17-71 室生寺53bbb.jpg B13.03.17-71 室生寺55bbb.jpg

<観光バスが待つ駐車場へ>

室生寺に来る途中、車窓から大野寺の磨崖仏が見れると期待していたが

観光バスは新道を走り見ることができず・・残念であった

B13.03.17-71 室生寺61.jpg

--------------------------------------------------------------------------------------

クラブツーリズム専用特急

近鉄名張駅から名古屋駅まで、2両編成の専用特急に乗車(62名)

同社は、近鉄グループの一員である

B13.03.17-71 室生寺81ccc.jpg B13.03.17-71 室生寺85ccc.jpg

--------------------------------------------------------------------------------------

奈良大和路の旅(全9回の記事)、ご覧頂き有難うございました

次回から、京都旅行記を紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(64)  コメント(23) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(8)<長谷寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(8)

<長 谷 寺>

長谷寺は、全国に末寺を3000寺以上かかえる、真言宗智山派の総本山 

高浜虚子が、「花咲かば堂塔埋れつくすべし」と詠んだ花の寺でもある

しかし、この日は花に埋れるにはまだ早い3月17日、妻のツアー目的は

本尊「十一面観音菩薩立像」の拝観、観音さまの慈悲に包まれると言う

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本尊・特別拝観

<真言宗豊山派 総本山>

 平安の昔、紫式部が「仏の中のみ仏」と賞賛したという長谷寺の観音さま

火災により焼失したが、現在の本尊は室町時代の天文7年(1538)建立

右手に錫状、左手に水瓶を持つ「長谷寺式十一面観音」とよばれている

B13.03.17-51 長谷寺11.jpg 

<西国観音霊場第八番>

ご詠歌・・・『いくたびも 参る心ははつせ寺 山もちかいも 深き谷川』

B13.03.17-51 長谷寺19.jpg

<仁 王 門> 

平安時代一条天皇の御世に建立されたが、現在の門は明治18年に再建

帰る前の撮影で人の姿が少ない、仁王門を入ると登廊が続く

B13.03.17-51 長谷寺15.jpg 

<登 廊>

石段は399段、段差が低く上に行くほど高い設計で年長者には登りやすい

4月下旬には石段の途中で牡丹を観賞することができる 

B13.03.17-51 長谷寺23.jpg

<石段の道>

歓喜院(左)、梅心院(右)の間を通る坂道、桜の時期は撮影ポイントです

B13.03.17-51 長谷寺21.jpg

<再び登廊>

 途中で振り返り撮影・・・この場所は私が好きなアングルです

B13.03.17-51 長谷寺24.jpg

<国宝 本堂(大悲閣)>

徳川三大将軍家光の寄進により、慶安3年(1650)に建立した

本堂の前面に懸造りの舞台がつく大きな建造物である

B13.03.17-51 長谷寺27.jpg

<五重塔・遠景>

大悲閣の舞台より五重搭を望む、撮影ポイントです

B13.03.17-51 長谷寺35.jpg

(左):この日に撮った写真 ⇒ (右):3年前に撮った写真

B13.03.17-51 長谷寺39bbb.jpg 11.04.11-01  長谷寺15 B.jpg

<本堂拝殿>

本尊十一面観音菩薩立像(重要文化財)を安置

日本最大級の木造仏像(高さ約10m)で、拝殿から観音像の上半身を拝観

B13.03.17-51 長谷寺31.jpg

<本尊・特別拝観>

この日は特別拝観中、本尊の足元まで入り手を触れ拝観ができる

妻はいつも観音像の姿に癒され、足をさすりお参りをしている

B13.03.17-51 長谷寺45.jpg

サンシュウが咲く坂を急ぎ足で下る僧侶

B13.03.17-51 長谷寺54.jpg

<本堂眺望>

本坊前から大悲閣(本堂)を眺める、この場所も絶景ポイントです

ツアー仲間の夫婦を案内すると喜んでいたが、最も美しいのは桜の時期 ↓↓

B13.03.17-51 長谷寺49.jpg

3年前の在庫写真です

この記事をアップするころは、このような眺めになっているでしょう

11.04.11-01  長谷寺22 A.jpg

ツアー旅行の拝観は忙しいが、時間いっぱい境内を散策した

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追加・・昭和記念公園のチューチップ

渓流広場のチューリップが例年より1週間ほど早く見ごろを迎えました

見ごろは後2週間ほど続くと思われます  (撮影:4月9日)

102aaa.jpg

これから見に行かれる方のために、この写真をアップしました

-----------------------------------------------------------------------------------------

次回は、奈良大和路の旅(終章)<室生寺>を紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(68)  コメント(28) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(7)<吉野蔵王堂&明日香> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(7)

<吉野山&明日香>

奈良旅行も最終日、今回のツアーは人気が高く総勢62名をバス2台に分乗

前日の唐招提寺と夕食は別行動で知らなかったが、女性が転倒し腕を骨折

思わぬアクシデントで、同行の2人と共に東京へ引き返し28名に減少した

この日も見所が多く、朝7時45分にホテルを出発し金峯山蔵王堂に向かった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金峯山寺(蔵王堂)

<参 道> 

吉野山から大峯山に至る金峯山は、万葉の昔より聖地として知られるところ

白鳳年間(7世紀末)に修験道の開祖役行者が修行し蔵王権現を感得し

その姿を桜の木に刻み堂を建て祀ったのが蔵王堂、金峯山寺の草創という

B13.03.17-11 吉野11.jpg

<国宝 仁王門>

本堂は南を正面に、仁王門は北を正面にし互いに背を向け建っている

これは吉野と熊野に通う巡礼者のために配慮したためという

B13.03.17-11 吉野15.jpg

<仁王像> 

見上げるように大きい仁王像(重文)、その高さは5.1mもある

B13.03.17-11 吉野19bbb.jpg B13.03.17-11 吉野21bbb.jpg

<国宝 蔵王堂>

三体の金剛蔵王権現を本尊とする、修験本宗の総本山

東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築で、現在の建物は天正19年(1591)の再建

B13.03.17-11 吉野29.jpg

金剛蔵王権現(座高7m)は、四百数十年にわたり鎮座する日本最大の秘仏

逆立ちする頭髪、口の両端から刃のな牙、悪魔を払う憤怒の形相をしている

B13.03.17-11 吉野33.jpg

仁王門の横から見た吉野の山

B13.03.17-11 吉野37.jpg

<参 道>

朝10時ごろで早いためか参詣者の姿は少ない

B13.03.17-11 吉野41bbb.jpg B13.03.17-11 吉野43bbb.jpg

<ティータイム>

吉水神社に行く時間はあったが、往復するには30分が必要

前日歩いた(約3万歩)の疲れも残り、私は珈琲、妻は葛きりを頂き休息する

B13.03.17-11 吉野47.jpg

<黒 門>

この門を通りバスが待つ駐車場へ、前方を歩くのはツアー仲間です

B13.03.17-11 吉野51.jpg

<吉野の山>

金峯山寺を開いた「役行者」が、桜の木に蔵王権現を刻んだことから

桜は神木となり、そして信者からの献木により日本一の桜の名所になった

B13.03.17-11 吉野55.jpg

-------------------------------------------------------------------------------------

3年前の在庫写真(2点)

吉野の桜は約3万本と数えられているが、ほとんどは山桜(シロヤマザクラ)

下千本、中千本、上千本、そして奥千本へ、約ひと月かけて咲き継いで行く

10.04.09-0001  吉野の桜1 吉水神社.jpg

<歴史の舞台になった・吉水神社>

     ①天武天皇(壬申の乱の挙兵)   ②源義経(静御前との別れの地)

     ③後醍醐天皇(南朝行宮と崩御)  ④豊臣秀吉(吉野の花見)

10.04.09-0107  吉野の山7 吉水神社4.jpg

『吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ悲しき』  静御前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明 日 香 

<石舞台古墳>

飛鳥歴史公園にある日本最大の方墳、岩の総重量は約3200トン

天井石は77トンもあり、当時の優れた土木・運搬技術の高さが伺える

B13.03.17-31 明日香19.jpg

横穴式石室が露呈する独特の形状をし、天井石の上が広く平らで

舞台のように見える形状から、古くから「石舞台」呼ばれていたという

B13.03.17-31 明日香11.jpg

被葬者は明らかではないが、7世紀初頭の権力者で大化の改新で滅ぼされた

蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれている

B13.03.17-31 明日香15.jpg

石舞台古墳をつくったと考えられる説明パネルです

B13.03.17-31 明日香25.jpg

--------------------------------------------------------------------------------------

 車窓写真を(2点)

<天武天皇・持統天皇陵を・・車窓から>

B13.03.17-31 明日香31.jpg

<橘寺を・・車窓から>

聖徳太子誕生の地に建つ橘寺、桜が美しい寺でした

B13.03.17-31 明日香35.jpg

---------------------------------------------------------------------------------------

次回は、奈良大和路の旅<長谷寺>を紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(54)  コメント(24) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(6)<江戸の町並み今井町> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(6)

<江戸の町並み今井町>

飛鳥、白鳳期の文化遺産が数多く残る橿原市、その一角に江戸時代へ

タイムスリップしたような今井町がある、ツアー行先は唐招提寺を残すのみだが

何度も拝観している古寺、妻に私の考えを伝えると今井町に行きたいという

そこでツアーから離脱し、薬師寺(前記事)から電車で目的地に向かった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今井町を歩く

戦国時代に、一向宗(浄土真宗)の寺内町として造られた環濠集落

江戸時代には豪商が軒を連ねる、南大和最大の商都として栄えたという

東西600m、南北310m内に、江戸の伝統を受け継ぐ500棟の町家が残り

国の重要文化財9件、県指定文化財3件、市指定文化財が5件もある


B13.03.16-81 今井町11.jpg

<飛鳥川に架かる蘇武橋>

近鉄八木西口駅から歩いて5分、飛鳥川を渡ると今井町です

町並み全体は「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けている

B13.03.16-81 今井町15.jpg

<今井町東側>

今井町の特徴は、外部からの侵略を防ぐため堀を巡らせた環濠集落である

織田信長の一向宗攻めは明智光秀の仲介で事なきを得たという

B13.03.16-81 今井町19.jpg

<称 念 寺>

今井町の中核となった寺院で、寺内町を支える町政全般の拠点であった

17世紀初頭ころに建造された本堂は改修工事中で拝観できず

明治天皇が畝傍御陵行幸のときに行在所とした碑(左)が立っている

B13.03.16-81 今井町99.jpg

<山 尾 家>

八大将軍吉宗の時代、巡検使の本陣となり、桂小五郎も(木戸孝允)も投宿

幕末には町年寄をつとめた大商家、当時の庭も残っているという、重要文化財

B13.03.16-81 今井町29 山尾.jpg

<旧上田家(丸田家)>

旧は上田家で「壷八」の屋号をもち、肥料商などの商いをしていた

江戸時代末期の屋敷構えを残す貴重な建物、重要文化財

B13.03.16-81 今井町31 上田.jpg

<大川珈琲屋>

珈琲店ではなく「珈琲屋」が気に入った、私は珈琲、妻は紅茶で小休止

B13.03.16-81 今井町35 大川珈琲.jpg

<町 並 み>

この町は時代劇の撮影に使われることが有るそうだ

B13.03.16-81 今井町41.jpg

<上 田 家>

今西家と共に惣年寄を勤めた家柄、江戸初期には酒造業も営んでおり

有力商家と共に「今井札」を発行するほど経済力を持っていた、重要文化財

B13.03.16-81 今井町45 音村.jpg

B13.03.16-81 今井町47 音村.jpg

<旧米谷家>

「米忠」の屋号をもち広く肥料や金物を扱っていた商家、重要文化財

建物と内庭を拝見したが、土間、煙り返しなど農家風の民家になっている

B13.03.16-81 今井町55 旧米谷.jpg

<町 並 み>

この通りには、小さな町家が多く並んでいる

B13.03.16-81 今井町59.jpg

<河 合 家>

江戸初期に上品寺村から移住し、古くから「上品寺屋」の屋号で酒造業を営む

現在も造り酒屋、正面の格子と太い柱にも豪商の片鱗が伺えるという

B13.03.16-81 今井町67 河合.jpg

清酒「しぼりたて」を購入し家族にも発送、いいお酒でした

B13.03.16-81 今井町69 河合.jpg

この店は女性用の小物を扱っていたようだが?

B13.03.16-81 今井町71.jpg

今井町の「床屋」さん

B13.03.16-81 今井町75.jpg

自宅前で野菜を商う店、妻は安いと言っていた

B13.03.16-81 今井町73.jpg

<豊 田 家>

江戸時代には、大名に金を貸すほど栄えた材木商、重要文化財

 木材商らしく、2階正面の壁に「丸に木の字の紋」をつけた豪壮な外観です

330aaa.jpg

<今 西 家>

惣年寄の筆頭で、領主、代官の町方支配の一翼を担い自治権が委ねられていた

慶安3年(1650)の建築で今井町で最古、全国の町家でも極めて古いという

B13.03.16-81 今井町95.jpg

<今西家と掘割り>

破風を設けた城郭の概外観をもつ建物、慶安3年(1650)の建築

この区域では、埋め立てられた掘割りを復元している

B13.03.16-81 今井町91.jpg

---------------------------------------------------------------------------------------

次回は、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(69)  コメント(26) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(5)<薬師寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(5)

<薬 師 寺>

 天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願し薬師寺の建立を発願

飛鳥の藤原京に造営されたが、平城遷都に伴ないこの地に移された

その伽藍はわが国随一の荘美を誇ったというが、度重なる兵火や災害により

東塔を除くすべて焼失した、高田好胤管主の発願と説法努力により復活した

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

法相宗大本山 薬師寺

<南 門>

駐車場から近い南門を入ると、正面には中門と回廊がある

右手の勧進所で僧侶の法話を聞き、般若心経の写経と書籍を購入

B13.03.16-61 薬師寺11.jpg

<薬師寺伽藍>

甦った白鳳伽藍は、ユネスコの世界遺産に登録されている

 左から、大行動、金堂、西塔です

B13.03.16-61 薬師寺15.jpg

左から、西塔、東塔(工事中)、回廊です

B13.03.16-61 薬師寺19.jpg

<金 堂>

薬師寺の本尊、国宝「銅造の薬師如来坐像、脇侍日光・月光菩薩立像」を安置

白鳳~奈良期(7~8世紀)の作品の中で最高傑作の一つと言われている

像高は、薬師如来(約2.5m)、日光・月光菩薩(約3.2m)  写真は次です

B13.03.16-61 薬師寺27.jpg

<国宝 薬師三尊像(白鳳時代)>

平城遷都1300年を記念し、2008年に東京国立博物館で行われた国宝薬師寺展

1時間半も並び、光背を外した日光菩薩、月光菩薩、そして聖観音菩薩を拝観

金銅仏の律動的で美しい姿に感動をしたのを、今も鮮明に覚えている

B13.03.16-61 薬師寺44.jpg

(左):月光菩薩立像、  (右):日光菩薩立像

中央の薬師如来坐像に身体を寄せるようにしている、写真が悪いがご容赦を

B13.03.16-61 薬師寺47vvv.jpg  B13.03.16-61 薬師寺51bbbvvv.jpg

<西 塔>

昭和56年(1981)に復興された新しい塔、鮮やかな色である

六重塔に見えるが、修理中の東塔と共に三重の塔です

B13.03.16-61 薬師寺31.jpg

<東塔工事>

 薬師寺に現存する最古の建造物、2018年12月まで解体修理を行っている

東寺、興福寺、醍醐寺の五重塔に次ぎ4番目の高さ(34m)である

B13.03.16-61 薬師寺42.jpg

<仏 舎 利>

解体修理中に、芯柱の最上部から仏舎利が発見された

東塔の中で公開をしているが、行列ができ拝観するには15分もかかる

002bbbb.jpg

<大 講 堂>

弥勒菩薩三尊像、仏足石などを拝観

東院堂において、銅造聖観音立像を拝観したが写真は撮っていない

B13.03.16-61 薬師寺39.jpg

<輿 楽 門>

薬師寺の北門にあたる門、玄奘三蔵院伽藍が北側にあるが拝観せず

私たち二人はツアーから離れて別行動、その記事は次回です

B13.03.16-61 薬師寺55.jpg

-----------------------------------------------------------------------

在庫写真

左から、東塔(修理工事の前)、中門&回廊、金堂です

10.04.07-0101  薬師寺1.jpg

薬師寺の撮影スポット、工事が本格化する前に大池から撮影

左から金堂、西塔、東塔、そして工事建造物、背後は若草山と春日山(右)

375  aaa vv.jpg

4月3日~5日は京都旅行をしています

---------------------------------------------------------------------------------------

次回は、奈良大和路の旅<江戸の町並み・今井町>を紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(48)  コメント(13) 
共通テーマ:旅行

奈良大和路の旅(4)<法隆寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(4)

<法隆寺>

 志半ばで崩御した用明天皇の志を継ぎ、推古天皇と聖徳太子が創建

天智天皇の時代に火災に遭ったとされるが、戦火や天災を受けることなく

8世紀初頭の、世界最古の木造建造物、仏教美術品が2300点以上も残る

これら国宝の歴史遺産群は、日本で初めて世界文化遺産の指定を受けた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西院伽藍

<南大門(室町時代)>

法隆寺の総門、火災による焼失のあと永享10年(1438)に再建

B13.03.16-51 法隆寺11.jpg

<参 道>

南大門を額縁に見立て、参道及び西院伽藍を撮影

B13.03.16-51 法隆寺17.jpg

<西院伽藍正面>

ここから見る眺めは飛鳥時代の姿を現在に残す景観であろうか

B13.03.16-51 法隆寺21.jpg

<中門及び回廊(飛鳥時代)>

入母屋造りの重厚な二重門、門の中央には柱が立っている

中門の左右には、日本最古の塑像金剛力士像(8世紀初)が置かれている

B13.03.16-51 法隆寺29.jpg

<世界文化遺産の碑> 

「日本最初の世界文化遺産 法隆寺」 平山郁夫書と記されている

B13.03.16-51 法隆寺33.jpg

<大講堂(平安時代)>

延長3年(925)に焼失後、正暦元年(990)に再建された入母屋造の本堂

堂内には、同時期の本尊薬師三尊像と四天王像を安置している

B13.03.16-51 法隆寺37.jpg

<金堂(飛鳥時代)>

釈迦三尊像、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、四天王像などの仏像を安置

釈迦如来像は飛鳥大仏と同様に面長、聞くと奈良時代以降は今の顔立ちという

B13.03.16-51 法隆寺41.jpg

<五重塔(飛鳥時代)>

日本最古の五重塔、塔の高さは約32m、錫と銅製の相輪は11mもある

釈迦入滅を表す涅槃像(塑像群)を拝観した

B13.03.16-51 法隆寺45.jpg

<五重塔 隅鬼(邪気)>

諸寺院の五重塔を拝観するといつも邪気を探すが、この塔にはあった

B13.03.16-51 法隆寺53.jpg

中門の前から東院伽藍に向かう参道

B13.03.16-51 法隆寺25.jpg

大宝蔵院百済観音堂 拝観

百済観音、夢違観音、玉虫厨子など、国宝仏像及び美術品を多数展示

八頭身で優美な姿の百済観音像に魅了される

-----------------------------------------------------------------------------------------

東院伽藍&中宮寺

<東院伽藍への参道>

B13.03.16-51 法隆寺55.jpg

<夢殿(奈良時代)>

聖徳太子の威徳を偲んで建てられた、東伽藍中心の八角円堂

太子の等身の救世観音像(飛鳥時代)が安置されているが拝観できない

B13.03.16-51 法隆寺57.jpg

<中宮寺表門>

聖徳太子の母、穴穂部間人皇后ゆかりの尼寺、受付を通り本堂へ

境内の大きな木の刈り込みに方に驚き、樹木名を聞いたがメモを紛失した

B13.03.16-51 法隆寺67.jpg

<中宮寺本堂>

かすかに首をかしげ微笑を浮かべる「弥勒菩薩半跏像(国宝)」を拝観

B13.03.16-51 法隆寺71.jpg

<法起寺(車窓から撮影)>

法隆寺地域の仏教建造物の一部として世界遺産に登録されている

奥に見える塔は、日本最古の三重塔として知られている

B13.03.16-51 法隆寺75.jpg

この地域には、三重塔を有する古刹法輪寺もある

-----------------------------------------------------------------------------------------

次回は、奈良大和路の旅<薬師寺>を紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


nice!(69)  コメント(21) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | - 奈良大和路 ブログトップ