京都旅行記(8)<古寺巡拝) [京都の桜]
京都旅行記(8)
<古寺巡拝>
京都の東山は、清水寺、知恩院、建仁寺などの古刹、そして八坂神社が有るが
何度も参拝しているので、今回は青蓮院の庭園、三十三間堂、六波羅蜜寺の仏像拝観と
そして六道の辻の珍皇寺へ、何れも数年から数十年ぶりの巡拝です、京都には
再訪したい寺社が数多く残っているが、行ける回数が限られる年齢になった
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<旅行日:3月8日>
<青蓮院>
青蓮院は、粟田御所呼ばれる天台宗三門跡のひとつ、最澄や円仁など高僧の
住居で有ったが、鳥羽法皇が殿舎を造営し門跡寺院としての青蓮院が始まった
知恩院から平安神宮に向かう神宮道は何度も通っているが、青蓮院は久しぶりです
大楠(天然記念物)
親鸞聖人お手植えの楠の巨木、枝が土塀を乗り越え張り出している
華頂殿から庭園
この日のは、華頂殿から庭園を眺めるのが目的、静かな時を過ごせた
相阿弥の庭を眺める女性2人、1人は欧米系の女性でした
しばし庭を眺める
華頂殿の部屋
襖絵、三十六歌仙の撮影はOK、 寝殿、小御所は見学できるが撮影は禁止
小御所の屏風
小御所から庭園
<三十三間堂>
今回の旅行は、観梅が目的で寺社巡りをしたが、仏像の拝観をしていないので
この日は行先を東山一帯の寺院に絞り、三十三間堂と六波羅蜜寺(次)で
仏像を拝観したが、寺院の仏像はいずれも撮影不可、ブログに使う写真がない
国宝 仏像拝観
中央に巨像の千手観音菩薩、その左右に千体の観音立像、1001体が本尊です
また、風神・雷神像、二十八部像、すべてが国宝で、厳粛な思いで参拝拝観をした
三十三間堂 庭園
三十三間堂 通し矢の場所
<六波羅蜜寺>
六波羅蜜寺は、踊り念仏で知られる空也上人が建立した寺院
空也上人は十一面観音を車に乗せ引きながら念仏を唱え、病人に茶をふるまい
救ったという、当時は疫病が流行し、鴨川は遺体の捨て場で葬送の場であった
空也上人像の写真
上人の口から6体の阿弥陀仏の小像が吐き出され、南無阿弥陀仏の6像になっている
この日、六波羅蜜寺に訪れたは「空也上人像」の拝観が目的でした
本堂と十一面観音立像
本尊は秘仏のため、お前立観音像が境内に配置されている
右下に「一願石」があり願いを込めて3回廻す、妻は回していた
この奥に収蔵館「令和館」がある
空也上人像、薬師如来坐像、四天王立像、地蔵菩薩像、平清盛像などを拝観した
門前から六道の辻へ
<六道珍皇寺>
六道とは、仏語で衆生が生前の業因により生死を繰り返す、六つの迷いの世界
天上道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道を言う(六地蔵は六道です)
六道の辻
六道の辻は、六道へ通じる道の分かれる所の意で、一般的に珍皇寺の門前です
お参り
六道の辻「この世への出口」
小野篁(たかむら)「閻魔王宮の臣」
小野篁「冥府との往復の井戸」
小野篁は御所の臣、井戸から「あの世と・の世を」を行ったり来たりしたという
この日は拝観できず、入口の隙間から遠く見えるようになっていた
迎え鐘
お盆の六道まいりでは、あの世から霊を迎えるため、お堂の穴から延びる綱を
引いて鐘を鳴らす、鐘の下には冥界に通じる穴が有り、そこからあの世へ鐘の音が
響くという、 妻と二人で綱を引き鐘を鳴らした(綱は中央の下に見える)
3月初旬の京都旅行記、出し遅れになりましたが、この記事で終章です
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京都旅行記(7)<洛北 寺社巡拝> [京都の桜]
京都旅行記(7)
<洛北 寺社巡拝>
今回の京都旅行は、梅の名所と町家散策、そして寺社巡拝が中心でしたが
その記事を作成中に季節は進み、春の花や桜が見ごろになり、花だよりを優先
そのため、季節性が低い京都の寺社を後回しにしていたが、ようやく順番が来た
この日は、10年以上訪ねていない寺社を選んだが、すべて巡るには時間不足でした
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<撮影日:73月7日>
<紫野 今宮神社>
平安京で流行した疫病を鎮めるため、疫神を祀り御霊会を行ったのが始まりで
健康長寿、災疫鎮静の神社とされている、コロナ禍での高齢夫婦に丁度良い
また、5代将軍綱吉の生母に上り詰め「玉の輿」の語義になった桂昌院に由縁がある
楼門から拝殿へ
拝 殿
本 殿
祭神は、大己貴命、事代主命、奇稲田姫命の三柱を祀っている
摂社 疫神神社
祭神は、素戔嗚尊(須佐之男命)です
末社 織姫神社
手水舎「お玉の井」
西陣の八百屋の娘から3代将軍家光の側室になり、5代将軍の生母になった
お玉さん(桂昌院)が足しげく参拝していた、今宮神社の再建にも貢献している
神橋から東門
東門の参道
今宮神社名物あぶり餅の店、京都旅行記(5)の京町家で紹介した
<大徳寺>
大徳寺は曹洞宗大徳寺派の大本山、京都五山の一つで広大な敷地内には
20余りの塔頭があるが、常時拝観できるのは大仙院など4院のみ
今宮神社に近く立ち寄ったが、境内を歩いたのみで塔頭には拝観せず
三玄院
戦国大名ゆかりの塔頭が多い、石田三成の墓所がある、門には拝観謝絶表記
正受院
他の塔頭では、大仙院(枯山水庭園)、高桐院(参道の紅葉)が知られている
芳春院
前田利家の夫人芳春院が建立した塔頭、前田家の菩提寺です
芳春院の参道
事前に予約した人のみ拝観受付をしていた、庭園が素晴らしい
大徳寺の境内
土塀と樹木の道は、時代劇のロケ地い使われることがある
<下鴨神社>
正式名は賀茂御祖神社、賀茂別雷神社(上賀茂神社)と共に、京都の寺社では
最も歴史が古く、葵祭(賀茂祭)で知られている、30年ほど前に出町柳から
糺の森を歩き参拝したが遠いため、神社近くの駐車場まで直行でした
楼門から境内へ
舞殿から楼門
舞殿から中門
拝殿、本殿、そして干支の社は中門の奥にある
干支の社
若い女性が私と同じ干支社でお祈り、5周り違う?
御手洗(みたらい)社
若い女性たちは水みくじ(お御籤)を水面に浮かべ運勢を占っている
土用の丑の日に、ローソクを手に足を御手洗池に浸し、お参りする行事がある
浮かび出る文字を待つ
輪橋(そりはし)と紅梅
境内を流れる御手洗川に架かる倫橋、下鴨神社で唯一の紅梅です
尾形光琳が描いた、国宝「紅白梅図屏風」は、この紅梅がモデルになったという
京都旅行記(終回)<古寺巡拝>です
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京都旅行記(6)<祇園~先斗町> [京都の桜]
京都旅行記(6)
<祇園~先斗町>
京町家、お茶屋など、京都の伝統的木造建造物を見て歩いた、今回の京都旅行
梅の名所、寺社巡拝を兼ね、上七軒、祇園新橋、花見小路などを巡ったが
2日間の旅行では時間が不足、西陣や三条辺りの京町家は見れずに終わった
京都旅行記は長くなったが、青蓮院、六波羅蜜寺など古寺の記事が残っている
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<旅行日:3月8日>
<祇園花見小路>
一力茶屋から歌舞練場に続く祇園花見小路、この時間(午後2時半過ぎ)は
観光客が少ない時間帯、赤い提灯に明かりがつく夕暮れは、外国人の姿が増えてくる
祇園の茶屋
花見小路の路地
表通りから脇道に入り、祇園の店が並ぶ路地をぶらり散策
お茶屋でしょうか
表通りへ
路地道から花見小路へ、着物姿の女性を入れて撮影
祇園の京町家は粋がある
歌舞練場の前から
観光客が多くなるのは日暮れ時、この日も欧米系の観光客を見かけたが
旅行制限がなくなると、舞妓さんを追いかけ着物に手を触れる隣国人も増加する
<八坂の塔>
東大路通りから八坂の塔に向かう道で、2日間世話になった観光タクシーと別れ
自分の足を頼りに散策、ここは観光客が多い坂道ですが珍しく人が途絶えた
下河原通り
町家が並ぶ下河原通りを少し散策、平日だが着物姿の女性が多い(女子大生?)
八坂庚申堂
若い女性に人気が高い庚申堂、いつ来ても着物姿の女性が集まって来る
八坂の塔 上の道
撮影スポット
ここまで来ると観光客が多い、二年坂、三年坂は近い
<二年坂~石塀小路>
三年坂には行かずに、二年坂の石段を下り「かさぎや」へ
京都へ行くと何時も立ち寄る馴染の店、ぜんざいを食べ疲れをいやす
二年坂
かさぎやの女将さんは、観光客がかなり戻って来たと言う
コロナの前は、中国人と修学旅行生ばかりで、日本人客は来ないと嘆いていた
一年坂
着物を着せたマネキン、若い女性に着物を貸出す店でしょう
石塀小路
観光客が多い高台寺下の道から、下河原通りに抜ける道
京都らしい建物が並ぶ、私が好みの小路ですが、観光客は少ない
旅館 田舎亭
京都を舞台にした、TVドラマシリーズに使われた事がある
路地の道
2階屋が張り出し空洞状の路地、通り抜けると下河原通りです
流しのタクシーを呼び止め、華頂通りなどに寄り道しながら三条大橋へ
<先斗町>
先斗町は京都の花街の一つ、歌舞練場があり鴨川踊りが行われる
夏の風物詩は鴨川に張り出した川床、残念ながら利用したことがない
花街先斗町
提灯を出している店は茶屋でしょうか、先斗町は通り抜ける人が多い
食事処が並ぶ
海外にも紹介されているのか、外国人観光客(欧米系)が多い
町家風の店
出格子に小さな犬矢来(右)、私たちは途中で夕食をした
次回は、
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京都旅行記(5)<京町家 祇園白川~> [京都の桜]
京都旅行記(5)
<京町家 祇園白川~>
旅行2日目、午前中は城南宮しだれ梅、そして智積院、三十三間堂、六波羅蜜寺など
古寺を巡拝し、イノタコーヒ本店でランチタイムを楽しんだ後、京町家を歩こうと
祇園白川、祇園花見小路、二年坂、石塀小路、そして最後に先斗町などを巡ったが
足腰が弱った高齢者、移動距離が長い場所は、観光タクシーを利用し省エネです
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<旅行日:3月7日>
<祇園白川・新橋通り>
白川筋は必ず訪れる好きな場所、桜が咲き始めると一挙に華やかになるが
この日は、柳がようやく芽吹き始めた状態、観光シーズン前で訪れる人は少ない
料理茶屋
すだれを掛けている窓は北向き、目隠しでしょう
巽橋から花見小路
犬矢来を組んで有るが、道幅が狭いためた丸みが少ない
巽橋から白川の流れ
しだれ桜が、川面に降り注ぐように咲き始めると風情が増す
辰巳稲荷
祇園の芸妓さん、舞妓さんもお参りに来る辰巳稲荷、白川筋と新橋通りの角にある
<祇園新橋(茶屋町)>
出格子に日除けのすだれが掛かる町家、京都らしさを感じる通りです
ここは「全国伝統的建造物群保存地区」に指定されている
小さな結婚式
昨年もアップしたが意味不明、ドライバーに聞くと結婚衣装を着せ記念撮影です
<イノダコーヒー本店>
イノダコーヒー本店は、京都らしさ満点の町家造り
店内に一歩入ると、昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気を味わえる
次の、京都旅行(紅葉の時期)でも行きたいコーヒー店、六角堂に近い
コーヒー有名店
観光タクシーのドライバーに頼むと、京都で一番ですと案内された
店内を撮影(1枚のみ)
職人が焙煎した豆をネルドリップで味わうコーヒー
コロンビア産のコーヒーとトーストなどを注文、妻も私も大満足でした
コーヒー
トースト
玉子サンド
このあと二年坂の馴染の甘党店に立ち寄るため、高齢夫婦にはパン食で丁度良い
屋外のテラス席
レンガ造りの仕切り道
この町家は元は問屋、店舗と母屋を隔てる粋な廊下でしょうか
レジと土産売り場
<おまけ>
華頂通りの河津桜(3月8日)
知恩院の古門(通りの前方)を通ると、白川に架かる石橋があり
橋の上から眺める柳の並木が好きで、華頂通りは何度も歩いている
鴨川の河津桜
三条大橋の近くでしばし休息したが、この日は気温が高く寒さを感じない
この後は、先斗町で夕食タイムにしたが写真は撮らず
次回は、京都旅行記<祇園~先斗町の町家>の予定でしたが
昭和記念公園<春が来た>の記事を割り込みます
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京都旅行記(4)<京町家 上七軒> [京都の桜]
京都旅行記(4)
<京町家 上七軒巡り>
今回の京都旅行、目的は梅の名所ですが、もう一つは京町家を巡り歩きたい
そのため、洛西の嵐山・嵯峨野などは旅行コースから除した、そして夕食場所も
京町家の「おばんざい店」をネットで探していると、四条烏丸駅の近くで見つけ
旅行出発の前に予約、京都の食べ歩きも奥が深く、リーズナブルな料金で楽しめた
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<旅行日:3月7日>
<上七軒 街並み>
上七軒は、北野天満宮の東参道に広がる日本最古の茶屋の街、織物の街・西陣の
奥座敷として栄え、祇園には及ばないが舞妓・芸妓が集まる花街です
出格子の町家(茶屋)
格子は、家の中からは見えるが外から見え難く、暑い夏も風通しが良い
黒い格子塀
格子塀は、犬矢来(竹や木材を円形に曲げ格子の下を飾る)の代わりでしょうか
犬矢来は、犬や猫の放尿により、家屋が腐食するのを防ぐ役目をしでいる
北野をどり
上七軒歌舞練場では、3月20日から北野踊りが開催される
京和菓子「老松」
夏ミカンをそのまま使った和菓子を貰った事がある
京つけもの「もり上七軒店」
妻は美味しい「しば漬け」と「ちりめん山椒」を買っていた(クーポン券)
舞妓・芸妓さんの団扇
<今宮神社 旧参道>
今宮神社の東門を出ると、名物の「あぶり餅」の店が2軒競い合っている
左は一文字屋、右はかざりや、建物は京町家です
一文字屋
14年前(2009.4.10)、この店で「あぶり餅」を食べたことがあるが
店内から、松の木が屋根の上まで伸びているのに、驚いた記憶がある
時代劇の撮影場所
この場所は、鬼平犯科帳など時代劇のロケ地に度々使われている
NHK旅番組の撮影
女性タレントに続き撮影班がウロウロするので、あぶり餅を食べるのを諦めた
タクシードライバーが、放送日(3月24日)を聞いてきたが関心はない
<おばんざい>
京町家でのおばんざい、綾小路通りから細い路地に入ると予約した店がある
案内は黒板に書いたメニューのみで行き過ぎたが、京都らしさを感じる路地奥です
路地の道
路地の奥から
おばんざい「にしむら」
出格子の町家を改装した店、予約時間は5時と7時のいずれかで2回転
予約した5時前には3組の客が開店を待ち、若い人たちにも人気のある店でした
店内の写真
生ビール
気温20度で暑い一日、まずは生ビール、この後は清酒です
妻は・ジャスミンティー
お刺身
鯛・鰤・鮪・鰆・甘エビ・紋甲イカ・蛸 7品
小鉢料理
いろいろ野菜の酢の物
妻は、ご飯と京漬物を注文していた
鰆の西京焼き
食事を終え外に出ると、隣りの町家に人の列、聞くと開店前のバーでした
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次回は、京都旅行記(5)<京町家・祇園白川~コーヒー有名店>を紹介します
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京都旅行記(3)<梅花めぐり> [京都の桜]
京都旅行記(3)
<梅花めぐり>
京都市内には、梅宮大社、梅小路公園、随心院など、梅の名所は多いが
東京では知られていない寺社にも、調べると見に行きたい梅が有る
京都御苑、興正寺、智積院の梅もその一つ、城南宮や北野天満宮のような
華やかさはないが、周囲の環境にとけこみ観梅に訪れた価値はあった
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<旅行日:3月7日~8日>
<京都御苑>
蛤御門
蛤御門は「禁門の変」で、長州藩と会津・薩摩藩など幕府軍が交戦した門
その時の弾痕が残る門柱を通り、御苑内を右手に行くと梅林が有る
京都御所
御苑を歩く
一挙に春が来たような暖かい日、地元の人たちはベンチで寛いでいた
御苑の白梅
見ごろが続く梅、散ってしまった梅、撮った写真が不出来でこれ一つです
桃の蕾
<興正寺>
三 門
西本願寺の脇門跡であったが独立し、真宗興正派の本山となった寺院
堀川通に面し、西本願寺は興正寺の北側にある
御影堂と阿弥陀堂
今年は宗祖親鸞聖人の生誕850年、開宗800年の節目の年
西本願寺、東本願寺、ここ興正寺でも法要が盛大に行われるでしょう
三門の梅(目的の梅)
大きな、白梅、紅梅が三門の両脇で咲いているのが特徴、花は散り始めていた
三門の外から紅梅
紅梅の背後に見える、二層屋根の伽藍は阿弥陀堂です
堀川通り
興正寺の三門前から、西本願寺の方向を撮影
西本願寺 大玄関
興正寺と西本願寺の間は北小路通り、西本願寺の大玄関門が有る
観光タクシーのドライバーは開かずの門だと言っていた、周辺に龍谷大学がある
国宝 唐門
今までは、西本願寺の境内から唐門を見ていたが、外から見るのは初めてです
<智積院>
金 堂
真言宗智山派の総本山、成田山新勝寺、川崎大師平間寺、高尾山薬王寺は本山
大書院には長谷川等伯の障壁画(国宝)があるが、この日は非公開でした(4月~)
仏足石
金堂前の梅林
智積院の梅は広い境内に点在し、境内を巡りながら観梅できるのが特徴
紅梅(まだ蕾)
白梅(満開)
思いのまま
紅白が混じる源平咲きですが、毎年異なるので思いのままと名が付いた
<しょうざんリゾート>
庭 園
鷹ヶ峯の麓にあるリゾート地、敷地内にはホテル、結婚式場、レストラン、そして
敷地内を流れる紙屋川には納涼床もあるが、私の目的は日本庭園です
ヶ
北山杉
鷹ヶ峯の光悦寺、源光庵(悩みの窓、悟りの窓で有名)から
紅葉の時期に歩いて行った事はあるが、梅を見に来たのは初めてです
苔の庭
苔寺(西芳寺)のように、庭園内は苔で覆われ趣がある
梅林の茶室?
風変わりな酒樽茶室
庭木の手入れをしていた人に聞くと、元は酒樽、今は使われていないと言う
白 梅
紅 梅
次回は、京都旅行記(4)<京町家巡り・上七軒>を紹介します
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京都旅行記(2)<北野天満宮> [京都の桜]
京都旅行記(2)
<北野天満宮>
京都の梅で外せないのは北野天満宮、15年ほど前に梅苑を巡ったときは
古木が多かったが、その後しだれ梅を植え、展望テラスを設けるなど苑内を一新
また、境内も梅の木が増えたように感じられ、まさに賞梅の季節でした
この日は、天満宮に隣接する上七軒(京町家)を歩いたが、その記事は後日です
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<旅行日:3月7日>
天満宮 楼門
北野天満宮は菅原道真を祭神として祀る、全国約12,000社の天満宮、天神社の総本社
天神信仰の発祥の地であり、京都では「北野の天神さん」と呼ばれている
楼門の扁額
文道大祖 風月本主(学問文学の祖で、和歌に長じた人)
菅公御歌(大宰府に行く前に詠んだ)
東風吹かばにおいおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな
楼門から境内
牛の石像
大宰府に向かって配置、目が赤いのは泣いているからと言う
紅白の梅と中門
中門(三光門)
中門の両側に白梅と紅梅を植えてあるが、いずれの梅もまだ小さい
中門の扁額
中門から社殿
社殿 参拝
社殿前の紅梅
梅苑(花の庭)
梅苑の梅(写真の羅列です)
飛び梅
京都から、福岡の大宰府まで一夜で飛んで行ったと言う、飛梅伝説の紅梅
紅梅と白梅
展望デッキから梅苑
正面の建物は文道会館、左に休憩所があり昆布茶と菓子を頂いた(次の写真)
梅苑を見ながら休憩
昆布茶を飲みながら小休止、老松の煎餅もサービスでした
事態は、京都旅行記(3)<御苑・寺院の梅>を紹介します
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京都旅行記(1)<城南宮しだれ梅> [京都の桜]
京都旅行記(1)
<城南宮しだれ梅>
今回の旅行は、城南宮、北野天満宮など京都の梅が目的でしたが、興正寺、今宮神社
六波羅蜜寺、六道珍皇寺など、15年以上前に参拝し再訪していない寺社へ巡拝と
そして、京町家を巡る旅ですが、さすがに城南宮のしだれ梅は評判通りの美しさ
開園時間(9時)より15分早く到着したが、参道には長蛇の列ができていた
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<旅行日:3月8日>
<源氏物語 花の庭>
桓武天皇の平安遷都の際、国の安泰と都の守護を願って創建された城南宮
神苑では曲水の宴が行われ、しだれ梅、桜、椿、藤、躑躅などが咲く花の庭園です
定刻前に入苑を開始、5分ほどで鳥居の前に進むことができた
拝殿から本殿
祭神は、国常立尊(国土の守護神)、大国主命、神功皇后などを祀っている
境内のしだれ梅
神苑入口の案内
春の山
美しいしだれ梅の花園、撮った写真を羅列
*15年前のしだれ梅*(2008.3.16)
上の写真に比べ梅の木はまだ幼い(入苑者も少なかった)
場所を移動して撮影
カメラの列
落ち椿を入れて撮影
落ち椿(藪椿)
この写真を撮っていると、椿が一つ落下した
有楽(ツバキ)
城南宮には60種類の椿が植栽されている
千代の春(ツバキ)
室町の庭(楽水亭)
しだれ桜の蕾はまだ固い、満開の時に撮った写真は次の通りです
*12年前のしだれ桜*(2011.4.13)
楽水亭の梅
池の錦鯉
本殿に参拝
神楽殿で、この巫女さんの神楽舞いがあった
次回は、京都旅行記(2)<北野天満宮>を紹介します
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京都さくら紀行(終章)<西本願寺> [京都の桜]
京都さくら紀行(終章)
<西本願寺>
歳を重ねると、これが終いだと思いながら旅行先を決める事が多くなる
今回の京都さくら紀行も同じ思いで計画し、サクラの名所を数多く巡ったが
現役時代からメンバー会員になっている、東急ホテルを拠点にし3連泊
京都東急ホテルの南隣りは西本願寺、わが家の宗旨は浄土真宗本願寺派です
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<撮影日:4月7日・8日>
<京都東急ホテル>
五条通りから、堀川通りを南側に少し入ると京都東急ホテル
京都の景観を守るため、フロントは地下1階にし建物を低く抑えている
前方の車は3日間利用した個人タクシー、乗り降りが楽なワゴンタイプにした
ホテルの1階
いつも季節の花を活けているが、宿泊中はサクラでした
エスカレータでフロントへ
フロントロビー
朝食を済ませた後、朝8時前に撮ったが、ご覧のように旅行客の姿がない
フロントで聞くと、宿泊客は少し増えたが、コロナ前に戻るにはまだ遠いと言う
レストラン「風花」
3日間共、朝食(バイキング会場)で利用した
和食「たん熊」
2日目の夕食で利用した
部屋からの眺め
西本願寺の境内が見渡せる部屋、会員の特典を使いグレードアップをした
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<西本願寺>
京都、大阪では、お西さんと呼ばれ親しまれている西本願寺、堀川通りに面している
2日目の朝、サクラ巡りをする前に参拝したが、国宝、重要文化財が多い寺院です
御成門・太鼓楼(重文)
太鼓楼は、新選組が屯所に使用したことが有る
築地塀(重文)と堀川
阿弥陀堂門(重文)
正面に阿弥陀堂が見える
阿弥陀堂(国宝)
阿弥陀仏に参拝
御影堂門(重文)
目隠塀(重文)が有り御影堂は見えない
御影堂(国宝)
御影堂と阿弥陀堂
渡り廊下で結ばれている、右は天然記念物の大銀杏です
唐門(国宝)
40年ぶりに修復工事は終了し、桃山時代の華麗な姿に蘇った
唐門は豊臣秀吉が築いた聚楽第から移築したと言われている
美しい彫刻・3点
京都さくら紀行、行く先々で写真を撮り過ぎ、16回も記事を綴ったが今回で終章です
紅しだれは見納めと思うが、京都では「庭園巡り、仏像拝観、町屋歩き、紅葉名所」など、
行きたい所がまだまだ残っている、実現させるには健康寿命を長く保つ事が一番です
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京都さくら紀行(15)<町なか散歩> [京都の桜]
京都さくら紀行(15)
<町なか散歩>
東寺の夜桜、退蔵院、原谷苑の紅しだれ、そして仁和寺の御室桜などを巡ったが
京都の町も人出は戻り始めている、新型コロナ感染症の拡大後2年半過ぎた
オミクロン株の感染は増えているが重症者は少ない、またデルタ株のように強力な
変異種は確認されていない、インフルエンザと同じ第5類に下がる事を願っている
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<撮影日:4月8日>
<三条から寺町通り>
三条大橋にて
三条大橋の西詰で下車をし、この日の町なか散歩をスタート
鴨川の左岸を四条大橋まで歩くと、しだれ桜の並木が続くが疲れのため断念
京都の有名珈琲店とおばんざい料理が目的で、元気を出して歩き始めた
弥次喜多の像
東海堂五十三次を歩いた、弥次喜多道中も三条大橋を渡り執着です
三条通りの店舗
京都らしい、扇子、着物、小物、刃物などの店が並んでいた
寺町通り
珈琲店「スマート」
京都は珈琲店が多いが、三条大橋に近い自家焙煎のこの店でコーヒータイム
地元の人にお客さんが並んでいるよと紹介されたが、約10分ほど順番待ちをした
美味しいコーヒーで休憩
矢田寺(地蔵堂)
本尊は約2mの地蔵菩薩立像、地獄で亡者を救う地蔵尊として信仰を集めている
送り鐘(亡者を送る)が知られているが、コロナで打つことができなかった
誓願寺
誠心院
寺町京極通り
この日の夕食は、HPを見て予約した寺町通りに近い「おばんざい店」
私が想定した店とは違い少しガッカリ、批判を避けるため写真の公開は控えます
木屋町筋高瀬川
京極寺町通りから木屋町筋へ、高瀬川のソメイヨシノはまだ残っていた
先斗町
四条大橋から南座
祇園白川に行きたかったが、この日の歩数は19,900歩、疲れもピークでホテルに戻った
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<撮影日:4月9日>
<錦市場通り>
今回の京都旅行の観光終いは、妻の願いも入れ買い物を兼ねて錦市場へ
この市場は最後の機会になるかも知れないと思いながら歩いた
人出が多い
妻が買い物
だし巻き卵
帰りの新幹線の中で飲むビールのつまみに購入
錦天満宮の鳥居
錦市場から寺町通りを過ぎると錦天満宮
鳥居の両端が建物にめり込んでいる(矢印)、建物が後でできたためでしょう
錦天満宮の入口
天満宮に参拝
左に集まっている若い人たちは、参拝より「からくり御神籤」が目的のようです
人が近づくと神楽が鳴り獅子舞が踊り、コインを入れると獅子が御神籤を運んでくる
花手水
次回は、京都さくら紀行(終章)<西本願寺とホテル>を紹介します
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