アメリカ西部旅行記⑨<バスで巡る・グランドサークル> [アメリカ西海岸]
アメリカ西部旅行記(10)
<バスで巡る・グランドサークル>
ラスベガスを出発し、グランドサークルを巡り再びラスベガスに戻るバスの旅
ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の3州、走った距離は4日間で約1600km
荒涼とした平原、深い渓谷、40℃に近い高温の高地を駈け廻り
スケールの大きいアメリカの大地と、自然の造形美に接する事ができた
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ラスベガス~ザイオン
<荒野を走る・・1>
グランドサークルに向かうハイウエイ
ラスベガス市内から僅か20分ほど走ると、そこは砂漠の中
<荒野を走る・・2>
荒野の上空を横切る飛行雲の群れ
ラスベガス空港に向かう空路だろうか、発着数の多さがうなずける
<荒野を走る・・3>
荒野を走る貨物列車、貨車の列が長い
ガイドさんの話では、多い時には120輌も続いている事があるそうだ
<荒野を走る・・4>
山岳、渓谷地帯に近づいてくる
グランドキャニオンに向かう高速道路より北の道、通行する車両は少ない
<荒野を走る・・5>
車窓には、西部アメリカらしい岩山が見え始める
ザイオン国立公園に近づくと、荒々しい岩肌の山が増えて来る
<砂漠の中のオアシス>
ラスベガスから約1時間半、小さなショッピングセンターで小休止
ドライバーたちは、冷たい飲み物や軽食で身体を休め
多くの車は、セルフサービスのガソリンスタンドで燃料を補給
補給を終えた車が、次々に出発して行く
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レイクパウエル~グランドキャニオン
<ブライスキャニオン>
宿泊したホテル「ベスト ウエスタン ルビーズ イン」の前の道路
前方の奥に、朝日を観賞したブライスキャニオンがある
<砂漠の中の発電所>
レイクパウエル周辺に電力を供給する火力発電所
この道路は発電所とアンテロープキャニオンに行く専用道路だと聞いた
<原野の中の線路>
発電所に石炭を運ぶための鉄道線路、電化されている
石炭は、終着駅から長い距離をベルトコンベアで輸送している
< 一直線の道>
何も遮る物のない、原野を走る真っすぐな道
モニュメントバレーからグランドキャニオンに向かう途中の風景
<渓谷に架かる鉄橋>
昼食をしたインディアンアート店(次の写真)の近く
渓谷に架かる美しい鉄橋は役目を終え、奥に新しい橋が架かっている
<インディアンアート店・・ランチ>
ここはナバホ族の自治区、アルコール禁止のため昼食はコーラーで乾杯
インディアンジュエリー(トルコ石)の、イヤリングとピアスを妻と娘に購入
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グランドキャニオン~ラスベガス
<大平原・・1>
砂漠の中の平原に見られる濃い緑の潅木
ガイドさんに聞くとユタジェニバ、ジンの原材料にもなるそうだ
<大平原・・2>
平原で最も多く見かける小さな木、厳しい環境でも繁殖しているようだ
ラベンダーの一種だと聞いたが、匂いをかぐとセイジの匂いがした
<ROUTE 66>
高速道路ができ役割を終えたが、当時の面影が残る街でショッピング
ルート66の記事は、別途アップします
<フーバーダム>
カリフォルニア、アリゾナ、ラスベガスに、水と電力を供給する水力発電所
爆破テロに備えて、警戒が厳しくなっているそうだ
発電出力は208万kw・・(黒4ダムの約6倍、福島第一原発の約半分)
貯水量は400億トン(日本のダム2500基で25億トン、琵琶湖約280億トン)
ダム完成後、重力で群発地震が発生したという、ダム湖はミード湖と呼ぶ
<ミード湖・湖畔の町>
野生動物ムースの群れが、山中から下りているとの情報があり
ドライバーの好意で見に行く事ができた、お礼を伝えると笑顔でお返し
すぐ近くには児童遊園地が、近づかない限り危害を加える心配がないそうだ
<ラスベガス>
砂漠の中の、賭博の街、不夜城の街にようやく到着した
バスの走行距離は1600km、アメリカ最後の宿泊地に到着です
<バス・ドライバー>
4日間、お世話になったドライバーさんと撮影(レイクパウエルの近く)
ラスベガスのホテルが終着地、礼を言い握手をして別れた
<バスの中でのこと>
毎朝、氷を詰めたクーラーボックスに、ペットボトル(水)を入れ、「1本・1ドル」で・・どうぞ
お金は、各自が横の籠に入れボトルを自分で取りだす仕組みだが、そのお金は4日間も籠の中に置いたまま
市販より安いので、ツアーの皆さんには大好評、ラスベガスに着いた時には100本すべて完売でした
私の座席はクーラーボックスのある後部座席に近いため、いつの間にか皆さんに渡す役目を引き受けていた
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次回は、砂漠の中の不夜城「ラスベガス」を紹介します
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今日は~^
大分走って走ってやっと 辿り着き着きましたね
やっぱり こうして拝見させて頂いて あらためて納得
大平原は半端じゃあない程 広大で凄い道程ですね。
野生動物のムース 広々した平原でのんびりお散歩?可愛いですね
で 待望のラスベガス! 大いに期待しましょう~
by まつみママ (2011-07-29 15:31)
こんな雄大な景色を観て育ったアメリカ人は、懐が深いんでしょうね
by 駅員3 (2011-07-29 17:32)
長い、広い、大きい…ため息。
雄大ですね。月並みですが、スケールの違いに目を見張るばかりです。
by orange (2011-07-30 08:00)
良い天気に恵まれていいですね。
ザイオン国立公園の岩山の岸壁、スゴイ。
木の多い日本の山とは違って、岩稜ですね。
ベガスでのカジノの結果は?
by Jetstream777 (2011-07-30 11:04)
見渡す限りの大平原が凄いですね。規模が違います。
真っ直ぐで何もないところ走っていると、気が遠くなりそうですね。
by kuwachan (2011-07-31 00:00)
まつみママさん
おはようございます
4日間で走った距離が1600km、青森から大阪辺りまで
走ったのでしょうか、アメリカは本当に広いですね
ラスベガス、とにかく時間が少ないので表通りを観光しただけに
終わりました、一攫千金はできません(笑)
駅員3さん
おはようございます
舗装された道路を快適なバスで走り抜けた旅でしたが
こんな荒野を、幌馬車などで移動したアメリカ人の開拓魂には
敬服します
orangeさん
おはようございます
行けども、走れども、赤土の荒野が広がる大平原
アメリカは本当に広いと感じましたが、住めと言われたら
考え込んでしまうでしょうね
by koh925 (2011-07-31 10:25)
Jetstream777さん
おはようございます
グランドサークルの中の国立公園には満足しましたが
ラスベガスでは、とにかく時間不足で夜の町を散歩した
だけに終わりました、一攫千金はお預けです(笑)
kuwachanさん
おはようございます
行けども、走れども、どこまで行っても赤土の荒野が続く
西部アメリカ、そして渓谷、本当に雄大な景色を満喫しました
でも、観光に行くには良いですが私には住めません(笑)
by koh925 (2011-07-31 10:35)
こんにちは。
40℃ですか〜 でも高地は乾燥していたらそんなに暑くは感じませんか? 鉄道も道路もとにかく一本道ですね〜〜
良いドライバーさんで愉しい旅になりましたネ。
by yakko (2011-07-31 16:04)
気持ちのいい位の風景ですね
アメリカならではって感じですね~
by くまら (2011-07-31 17:20)
アメリカのバスの座り心地はいかがですか。
by Silvermac (2011-07-31 18:03)
丁度400記事目ですね。
ラスベガスを出るとなにしろ荒涼として何もないですね。
行けども行けども同じようですが、もう来ないと思うと車窓の風景しか楽しめないですね。途中にオアシスもあったんですね。
by 旅爺さん (2011-07-31 18:07)
映画の中でしか見ることが出来ないような風景ですね。
貨物列車は長いし、トレーラーもすごく大きいし…
何といってもダムが圧巻ですね ^^;
全てにおいて桁外れに大きな国アメリカ…この国を相手に無謀な戦争を
吹っかけた当時の軍国主義連中は、ただただアホウとしか言いようが
ないと思います (^^)
by なかちゃん (2011-07-31 18:18)
追伸で~す ^^
400記事目到達、おめでとうございます (^^)
by なかちゃん (2011-07-31 18:19)
yakkoさん
こんばんは
2000mを超える高地でも大陸型の気候は高温になるのでしょうが
砂漠地帯の為、湿度が低いので助かります
いいドライバーでした、言葉が不自由でしたが気は合ったようです
くまらさん
こんばんは
行っても、走っても同じ景色が続きます
私は、カメラを持って良い景色を撮ろうと頑張っていましたので
退屈はせずに済みました
Silvermacさん
こんばんは
そうですね、1600kmもバスの旅を続けると腰も悪くしそうですが
あまり気にせずに過ごしました、座席の具合は良かったと思っています
by koh925 (2011-07-31 19:28)
旅爺さん
こんばんは
400記事、気が付きませんでした、有り難うございます
おっしゃるように、行けども行けども同じような景色でしたが
あまり退屈をしなくて済みました、景色を見続けていました
なかちゃんさん
こんばんは
おっしゃるように桁外れに大きい国でした
山本五十六は、勝つことはできないと思っていたようですね
映画「風と共に去りぬ」を、戦時中に撮影していたのですから、
軍国主義の日本とは違いますね
400記事、旅爺さんにも教えてもらいました、気が付きませんでした
by koh925 (2011-07-31 19:36)
niceが出ないのでコメント欄でポチッと・・。
by 淳司 (2011-07-31 22:09)