京都さくら紀行(13)<古寺巡拝2> [京都の桜]
京都さくら紀行(13)
<古寺巡拝2>
そうだ京都・行こう、4月初めはサクラ、11月下旬は紅葉巡りが中心でしたが
二つの季節を除くと、冬は秘仏の特別拝観、花灯篭、初春は梅の花、そして
初夏から初秋には、枯山水庭園や仏像拝観を目的にしていた、今回の旅行は
紅シダレの名所が主ですが、移動途中に思い出し立ち寄った寺院も有る
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<撮影日:4月7日~9日>
<法然院>
法然上人が弟子と共に草庵を設けた地、江戸時代初期に知恩院38世の萬無が
念仏道場として再興、哲学の道の一筋山側に有り、森に囲まれ山気に満ちた
山門の佇まいが良く何度も訪れている、哲学の道を通ったが花見客で賑わっていた
茅葺屋根の山門
参道から撮る山門は撮影ポイント、門の下でカメラを構え動かない男性がいた
山門から境内
銀砂壇から山門
参道から撮っても、境内から振り返っても、絵になるところです
何年前なのか、山門の下で弁当を食べている女性グループが5人
その非常識に唖然とし、写真を撮る気にならず注意した事が有る
銀砂壇の紋様
波に浮かぶサクラでしょうか、秋はモミジを描いている
本堂付近から撮影
若い女性と一緒に、人の姿が途切れるのを待って撮影をした
手水鉢とツバキ
山門から参道
法然院から、銀閣寺、金戒光明寺は近いが・・・スルー!
哲学の道
元々、哲学の道は計画に入れてなかったが、法然院、安楽寺を追加したので通り道
疎水に架かる二つの橋の間を歩いたが、さすがに人は多い
<住連山安楽寺>
法然上人の弟子、住連と安楽が開いた念仏道場、宮中の女官を出家させたことから
処刑された悲劇の僧侶、寺名は二人の名をとっている、春と秋のみ公開されるが
この日は平日のためか非公開、法然院から近く、山門前の新緑が美しい
秋の安楽寺(撮影日2012.12.5)
<源光庵>
鷹峯にある曹洞宗の寺院、悟りの窓、迷いの窓で知られ参拝者が密集するため
拝観を中止していたが4月1日から再開、しかし、この日は法要が行われ拝観できず
3年前、詩仙堂でもあったが京都の寺はこのような事が多い、山門にも丸窓が二つある
悟りの窓(丸窓)、迷いの窓(角窓)
二つの窓の前には行列ができていた、若い人が多い(撮影日2010.11.18)
<釘抜地蔵>
10年ほど前、京都の地蔵尊を巡ったが、そのとき印象に残っているのは
祇園四条の目疾地蔵尊と、この釘抜き地蔵尊です、嵯峨野から市中に戻る途中
この地蔵寺を思い出し、そうだ・行こう、ドライバーに立ち寄りを依頼した
釘抜地蔵「石像寺」
病や心の苦しみを救ってくれる、弘法大師空海ゆかりの寺院です
石像寺本堂(地蔵堂)
地蔵堂には、弘法大師が自ら刻んだとされる石造地蔵菩薩像が安置されている
この地蔵様が夢の中で釘を抜き、苦しみを取り除いたという伝説が有り
そのことから、苦抜き、釘抜き地蔵と呼ばれるようになったと言う
お参りの仕方
歳の数だけ本堂を回るそうだが、それは無理、私たちはひと回りでした
釘抜きのモニュメント
御礼絵馬
八寸釘2本と釘抜きが付いた、珍しい絵馬
祈願をし苦しみが癒えると、お礼にこの絵馬を奉納する習わしになっている
地蔵堂外壁
本堂を取り囲むように絵馬がぎっしり、1000枚ほど有るという
私たち夫婦には大きな苦しみはないが、妻はお参りをして良かったと喜んでいた
次回は、京都旅行記を中断し、地元の記事を紹介します
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