ベトナム旅行記(3)<世界遺産の街・ホイアン(1)> [ベトナム旅行]
ベトナム旅行記(3)
<世界遺産の街・ホイアン(1)>
今回のツアー旅行は・・『5つの世界遺産を巡るベトナム縦断ハイライト』
旧サイゴンの観光を終えた翌日は、3か所の世界遺産がある中部ダナンに移動
先ずは、かつて日本人街があった旧市街が世界遺産のホイアンの観光から
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ホーチミン~ダナン
<ラマナ・サイゴンホテル>
旧正月の看板であろうか、玄関口の上に目立って大きい
多くの観光バスが次々に出発して行く、日本人の観光客が圧倒的に多い
ホテルに近い交差点、朝7時前のためか通勤者のバイクもまだ少ない
椅子の人はバイクタクシーだろうか?、その先には道路を斜めに渡る女性が
信号のない道路の横断はゆっくり歩くのがコツ、バイクが方が避けてくれる
ホーチミン空港国内線
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ベトナム中部ダナン
<ダナン空港へ>
ホーチミン空港から約950km、1時間10分のフライトでダナン空港に到着
地理的条件が良く、貿易港・国際空港の整備中で工場誘致に有利など
経済発展が著しく、そして世界遺産を含む観光資源にも恵まれている
<ダナン空港>
ダナンは、ベトナム中部にあるベトナム第3の都市
南北ベトナムをつなぐ、陸路、海路、空路の中央に位置し発展が著しい
通過したのは、空港からホイアンに向かう道路のみ、街の中は不明だが
整然とした街のように思えた、工業団地の造成も進んでいると言う
(左):スポーツセンター(サッカーが盛ん) (右):大規模団地であろうか?
<途中休憩した土産物店>
建物の周囲に多くの石仏を並べ販売、輸入費用を含めても安いのか聞き忘れた
近くの山から石を切り出していたが、今は中東の国から輸入しているそうだ
(左):布袋尊の石像 (右):キンカン(玄関飾りに多く使われている)
ツアーの皆さんは建物の中で民芸品を物色していたが、私は外をブラブラ
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世界遺産・ホイアン旧市街
<ホイアン郷土料理店>
ホイアンは、トゥボン川の河口に位置する港町、かつて日本人町も有った
旧市街には築100年以上の伝統的な建物が残り、世界遺産に登録されている
ホイアンの郷土料理で乾杯
揚げワンタン、カオラウ(うどん)など、ご飯はタイ米とは違い日本米に近い
日本人観光客の集まる所には、何処からともなく物売りの女性がやってくる
お願いをして、荷物をかつぐポーズをして貰った
お礼にモンキーバナナを購入(1ドル)、友人はマンゴーを買い夜のデザートに
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<シクロ(人力車)>
シルク工房に案内され、製作工程の見学と土産物の買い物タイム
ご婦人たちが買物に熱中するなか、街路を少し散歩したが30℃ほどで暑い
工房前からシクロを連ね、世界遺産の旧市街へ約10分の人力ドライブ
友人たちは先頭車辺りに乗ったが、私は後方のシクロに乗車
31台のシクロを連ねると壮観、外国の観光客が盛んに写真を撮っていた
シクロが着いたのはトゥボン川の河畔
費用は旅行会社から受け取っているが、運転手さんに別にチップを2ドル
ここは世界遺産の街、さすがに観光客が多く賑わいも凄い
<来遠橋(日本橋)>
1593年、ホイアンに住む日本人が建造したといわれる屋根付きの橋
ベトナム紙幣2万ドン札にも印刷されている、ホイアンで一番の観光名所
日本人が建造したので日本橋と呼ばれ、地元の人にも親しまれている
来遠橋・・・橋の名にも、日本から遠く離れた400年前の人たちが偲ばれる
仲間と揃って記念撮影、私は左から3人目です
(左):橋の中央に寺が造られているが、これは大ナマズの存在を信じ
その怪物を鎮魂する目的でつくられたという伝説がある
(右):橋を守る「犬の像」と「猿の像(写真はない)」が橋の四隅の置かれていた
橋の中央からトゥボン川を望む
小橋の中央の2人は、ドレスを着て記念撮影する新婚さん、中国人のようだ
ベトナムの正式国名は「ベトナム社会主義共和国」、紀元前から約1000年間
中国の支配を受け、その後も影響受け続けたので中国色が大きいようだが
明るく開放的に思えるのは、気候風土の違いから来るもので有ろうか?
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次回は、世界遺産の街ホイアン(2)を紹介します
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ベトナム旅行記(2)<旧サイゴン市内観光(2)> [ベトナム旅行]
ベトナム旅行(2)
<旧サイゴン市内観光(2)>
ベトナムは南北に3000kmもある細長い国、国土は日本の約90%だが
東シナ海に面し風土に恵まれ、内陸の国より地政学的にも優れている
1887年からフランスの植民地、日本軍進駐、ベトナム戦争を経て今は統一国家
ドイモイ政策による市場経済で発展途上、国は若く勢いが感じられるが後述
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サイゴン大教会
<聖母マリア教会>
19世紀末のフランス統治時代に建てられた赤レンガ造りのカトリック教会
外観はロマネスク様式で、2本の尖塔が聳えたちフランスを思わせる
写真はバスの車窓からの撮影、右側に光が入っているがご容赦ください
(右):絵葉書を売っていた可愛い女性(根負けして購入)
撮影にモデル料5ドルを要求、1ドルに値切ったが、いい根性で逞しい
(右):時間が遅く(午後5時前)で中に入ることができなかったが
僅かに中を覗く事ができた、教会の中ではミサが行われていた
ベトナムの宗教は90%が仏教だが、次いでカトリック教徒が多い
教会前から続くドンコイ通りは、シェラトンHやブランド店が並ぶメイン通りです
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中央郵便局
サイゴン大教会の隣りに有る、ヨーロッパの駅を思わせる建造物
この建物も、19世紀末のフランス統治時代に建てられたもので観光の名所
内部天井のクラッシックな曲線が美しさを表している
ホーチミン市最大の郵便局として機能をしているが、観光客が圧倒的に多い
上の写真の中央、そして建物に入った左右は土産物売り場になっていた
女性の後ろ姿は、同じツアーの女性たちです
マレーシアの女性たちと国際交流
写真撮影を頼まれたので撮ってあげると、今度は一緒にと言われ仲よく撮影
皆さんのポーズは国境がないようで日本と同じ、モテモテ爺さんでした
人の集まる所には、このような売り子さんがやってくる
モンキーバナナは「ひと房1ドル」、木で熟しているので味が良い
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総合民芸品店
<旅の初日にショッピング>
入口の案内板には日本語と英語の案内が併記されている
2階建の店内は品数も多く、店員はすべて片言の日本語が話せる
妻に「シルクのショール」、そして家族と親戚に「黒炭とナツメの箸」を購入
日本人と思ったらベトナムの女性、アップするのをためらったが思い切って!
サービス満点で、コーヒーを淹れてくれ、そして写真もどうぞと一緒に
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ベトナム南部料理
<ベトナム風お好み焼き>
ベトナム初日の夕食は名物の「バインセオ」、写真の料理は4人前が多い
味は薄味で、地ビールともあい結構美味しく頂いた
(左):お好み焼き(橋で丸めタレをつける、1人分) (右):生春巻き(4人分)
(左):スープ(1人分) (右):魚のすり身を揚げた料理(さつま揚げと似ている)
(右):魚とパイナップルを甘辛く煮た料理、ご飯に載せて食べる(4人分)
デザートに、「ぜんざい(しるこ)」が出てきたのには驚いた
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水上人形劇
<ベトナムの郷土民芸>
両側の人たちが、郷土楽器を演奏しセリフや歌を唄うなか人形の寸劇がある
これもベトナムの土産話の一つになるが、何度も見るものでもない
(左):人形劇のひとコマ (右):人形遣いの人たちが最後に挨拶
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ベトナムで立春(2月4日)
節分の日は立春の前日、今年は2月3日であるが1日遅れで節分を祝う
豆を用意した友人がいたが、部屋で豆撒きもできずビールで乾杯
食事に困った時の予備食にと持参したクラッカー、ビールのつまみになった
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次回は、世界遺産の街ホイアン(1)を紹介します
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ベトナム旅行記(1)<旧サイゴン市内観光(1)> [ベトナム旅行]
ベトナム旅行記(1)
<旧サイゴン市内観光(1)>
関西空港から約5時間強のフライトで到着したのはホーチミン市(旧サイゴン)
私たちの世代には、ベトナム戦争の終結地でサイゴン陥落が記憶に新しい
空港到着は午後2時、約32℃の気温のなか早速市内観光に出発した
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<2012.02.04>
関西空港~タンソンニャット空港
<関西国際空港>
ベトナム航空、受付カウンター
南ウイングの免税店エリア、ベトナム航空の客席乗務員さんが通過して行く
奥さんに頼まれたのか、早速化粧品を買う友人がいた
搭乗機VN-321便
<タンソンニャット空港(ホーチミン空港)>
関西空港から約5時間強のフライト、搭乗機は高度を下げ着陸態勢へ
ホーチミン市上空、 3階~5階建ての住宅、商店が密集している
土地価格が高いため住宅の床面積の小さい、ハノイの記事で再度触れたい
タンソンニャット空港に到着
さすがに南国ベトナム、気温は最も低い時期だが、それでも32℃で暑い
前日、岸和田を散歩していた時は約7℃、朝の関空は2℃ほどであったので
その差は一挙に約30℃、汗が出始めるなか、市内観光に出発をした
空港ビルの前、前方にキャノンの広告が見える
ハノイ郊外には、キャノン社のプリンター工場(従業員約1万人)があった
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車窓風景
<交通事情>
公共の交通機関の発達が遅れ、通勤通学者の90%以上はバイクを使用
ラッシュアワー前の午後3時でこの状態、信号が有るのは主な交差点のみで
観光バスは、絶えずクラクションを鳴らし走行していた
<鉄道車両が通過>
ホーチミン、ハノイ間(約1800km)を、1日5往復する列車に出会う
日本のODAにより、高速鉄道(新幹線)の建設が両都市間で開始されるという
また、ホーチミン、ハノイ市内の鉄道建設にも援助、今年から工事が開始される
遮断機は無く、係員(白と黒の矢印)が手で押してゲートを開閉している
車両が通過していない時点でゲートを開け始めていた
ゲートが完全に開いていないが、バイクの通行はすでに始まっている
40%がホンダ、次にスズキ、ヤマハなど、日本製のバイクが大半を占めている
信号を設けると交通渋滞が一層増加するので設置できないと言う
ホーチミンの人口は800万人、バイクは人口の半分400万台はあるそうだ
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統一会館
<旧南ベトナム大統領官邸>
歴代6人の大統領が任についたが、戦争終結後に統一会館と名を改めた
初代大統領の仏教を弾圧に対し焼身自殺で抗議した僧侶がいた(後の記事)
ベトナムは90%が仏教徒、戦う以前に国民の信を失っていたようだ
1975年4月30日、人民解放軍の戦車がレズアン通りから
正面の鉄柵を突破し無血入城を果たし、ベトナム戦争は事実上終結した
その時の戦車が展示されている
(左):内閣会議室 (右):宴会室
大統領執務室、会議室、映画室、娯楽室、夫人室など100の部屋がある
(左):屋上のヘリポート (右):突入した戦車
豪華な花飾り
内閣会議室と宴会室前のロビーに豪華な花のアレンジ、絨毯の絵柄は龍
現地のガイドさんに花の名を聞くと、紅白の梅だと言ったが?
ホーチミンから70km離れたクチには、ベトナム戦争時の地下トンネルがあり
全長は250kmも続くと言うが、今回のツアー旅行には入っていない
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次回は、ベトナム旅行記(2)<旧サイゴン市内観光(2)>を紹介します
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航空機&バス車窓風景<羽田~伊丹~関西空港> [ベトナム旅行]
航空機&バス車窓風景
<羽田~伊丹~関西空港>
昨年6月の西部アメリカ旅行以来、約半年ぶりに友人たちとの海外旅行
今回の行き先はベトナムだが、出発地は関西空港で集合時間が早い
そのため友人たちは私の都合に合わせ、空港のホテルに前泊してくれた
私はひと足早く空港に着き、祖父との僅かな記憶を辿り岸和田の街を観光した
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羽田空港~伊丹空港
羽田空港のチェックインカウンターに行くと、関西空港に向かう搭乗機が欠航
代替機の手配もなく、止むを得ず伊丹空港に行先を変更した
富士山の上空を通過、右奥は八ケ岳、左は南アルプス?
南アルプス連峰 左奥は八ケ岳?、中央奥は北アルプス?
南アルプスに登山される方なら分かるでしょうが、私は分かりません
全日空新鋭機(ボーイング787)、搭乗機の中から撮影(羽田空港にて)
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バス車窓~関空へ
関西空港行き定期バスのりば
航空会社は欠航に対する責任を負わない、伊丹空港があり助かった
左の建物は、時の人「橋下市長」が率いる大阪市役所
淀屋橋から御堂筋、市役所の前は日本銀行大阪支店
難波橋から堺筋、橋を渡ると大阪証券取引所のある北浜
この辺りは、orangeさんのテリトリーですね
正面に難波橋、更に奥に中央公会堂が見える、右は通過した阪神高速1号線
上の写真では、橋が二つあるように見えるが、二つ合せて難波橋?
石油コンビナート
関西空港に近い岸和田辺りまで、重工業地帯が延々と続いていた
搭乗機の欠航でこのような景色を見ることができた
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関西空港~岸和田市
南海電車のりば、奥はJR空港線のりば
ホテルに荷物を預け、南海電車で岸和田市の市内観光に向かう
岸和田城(後日紹介します)
だんじり会館(後日紹介します)
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友人たちと再会
岸和田観光を終え友人たちとの待ち合わせ場所へ
関西空港ビル、南海、JRの改札前から、ホテルに向かうコンコース
ホテルにチェックイン
出発時間が早いので、このホテルに前泊する
ホテルと同じビルの居酒屋で結団式?(実は前祝いに一杯)
アジア系航空会社の客室乗務員たちが数組、会食を楽しんでいた
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次回から、ベトナム旅行記を紹介します
先ずは、最初の訪問地ホーチミン市(サイゴン)の記事をアップします
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