旅と災害・三つの関わり<大地震&豪雨> [日々の記憶]
旅と災害・三つの関わり
<大地震&豪雨>
旅をしていると、旅先での災害やトラブルを避ける事はできない
しかし、今までは大地震、風水害の渦中に巻き込まれる事はなかったが
今年は、東日本大震災、NZ大地震、台風豪雨など、国内外で発生した災害に
間接的ではあるが関わりを持っていた、そこでその記録を綴ってみた
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ニュージーランド大地震
<地震発生 ・・2月22日 12時51分>
豊かな自然に恵まれたNZは、日本と同じ四季がある南半球の島国
旅の記憶も鮮やかに残っている2月22日、大地震がクライストチャーチを襲い
語学研修中の若い学生たちが、倒壊したビルで無念にも命を落とした
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<大聖堂と広場 ・・12月19日 午後1時30分>
初夏を迎えた12月中旬、ツアー旅行でクライストチャーチに行ったが
僅か2か月後に発生した地震で、この大聖堂の塔も中間から上が崩壊した
2010年のクリスマスを目前にし、聖堂ではミサの練習をしていた
<名園・・モナベイル>
この街は、川を中心にした軟弱な地盤、そのため建物の揺れが増幅し
多くの所では液状化現象が発生した、この公園も被害を受けたであろうか
大聖堂の崩壊と、多くの日本人の犠牲になったビルの映像を見て
妻は、海外旅行には行かないと言いだした
クライストチャーチ大地震から、僅か18日後に東日本大震災が発生!!
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東日本大震災
<大震災に遭遇 ・・3月11日 午後2時46分>
名古屋からの帰路、豊橋付近で大震災に遭遇し列車は急停止
その後浜松駅に移動し延々と停車、詳しい情報が掴めず決断できなかったが
ようやく家族と連絡がつき帰宅を断念、地震発生約4時間後に下車した
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<浜松駅ホーム ・・3月11日 午後4時38分>
地震発生、約2時間後の電光テロップ
「宮城県沖で強い地震が発生」、「全線で運転を見合わせ」・・と繰り返すのみ
東京では一晩中帰宅難民がいたと言うが、帰宅断念でその難を逃れた
<名古屋城 ・・3月11日 13時29分>
カラスが三羽、「金の鯱鉾」にまとわりついて離れようとしない
妻と「何だが不吉だね」と話をしていたが、約75分後に大地震が発生した
<翌朝の日の出 ・・3月12日 6時12分>
駅前のホテルはどこも満室、予約できた舘山寺の旅館に7時半過ぎに到着
未曾有の大災害、目を疑う惨状に唖然とし、テレビを見続けていた
<東北六魂祭 ・・7月16日 午後2時20分>
東北六魂祭を見に仙台へ、この日の気温は今年最高の33℃を記録したが
会場の勾当台公園、定禅寺通りは、大勢の人たちの熱気に包まれていた
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台風12号豪雨被害
南紀地方、奈良南部に甚大な被害を与えた、台風12号の記録的豪雨
熊野那智大社、熊野古道、那智の滝などの世界遺産も被害を受け
歴史的な景観も破壊された、自然の猛威の前には人間は無力である
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<紀伊半島旅行を中止>
9月15日出発の、ツアー旅行の予定していたが被害を知りキャンセル
那智勝浦を除き、熊野三山、熊野古道、谷瀬の吊り橋などの旅は初めて
復元できるには長い年月が必要、果たして行く機会があるだろうか
青岸渡寺の三重塔と那智の滝
熊野古道 大門坂
上の2枚の写真は、親しいブロ友さんの好意で掲載しました
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台風12号が紀伊半島に大きな爪跡を残し、そして追い討ちをかけるように
東日本を縦断した台風15号が、またしても各地に甚大な災害を与えた
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次回も予約投稿で、石段の温泉街「伊香保温泉」を紹介します
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家族揃って大フィーバー<阪神タイガース応援隊> [日々の記憶]
家族揃って大フィーバー
<阪神タイガース応援隊>
何時からなったのか、妻と3人の子供たちは阪神タイガースの大フアン
次男が、阪神・西武交流戦をネット予約しプレゼントしてくれた
妻は、朝から 「おにぎり、玉子焼きなど」 お弁当作りに大ハッスル
家族揃って野球観戦は初めて、遠足気分でタイガースの応援に行った
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セ・パ交流戦
<西武・阪神 激突号外>
さすがに、阪神タイガース応援紙 「デイリースポーツ」 PR号外を配布
阪神フアンの気持ちも高ぶり、続々と西武球場へ
<西武球場駅>
電車が到着すると、次々に観客が改札から出てくる
駅前は、待ち合わせの人も多く混雑をしていた
<球場に向かう親子>
試合開始まで1時間半、西武・阪神のフアンが球場前に押し寄せていた
6月12日(日曜日)、球場に向かって一目散の親子連れ
<阪神フアン 2組の家族>
ユニフォーム姿の阪神フアン、親子で野球観戦にくる人が多く驚いた
右の写真の家族は、お婆ちゃんも加わり親子三代です
<1塁側入口>
渡辺久信さん(西武球団監督)の、メッセージが気に入った
「我々は出し惜しみはしない、セ・リーグの皆さん、真っ向勝負しようじゃないか」
<内野自由席>
試合1時間以上も前から、自由席は花見のような場所取りです
親に連れられた子供たちは 「大変だ」と、思っていたが、そうでもないようだ
<内野指定席>
次男が、1カ月以上も前にネット予約した席は、下から数えて24列目
階段の上り下りを思えば全体を見渡せる席、まぁ良いかと観戦を始めたが
<野球を200%楽しむ・・大フィーバー親子>
タイガースの選手がヒットを打つ度に、立ちあがってご覧のような大声援
後部席の私には、お陰でボールがどこに飛んだのか分からない
<この写真、試合途中のショーで、自分の姿が大型画面に映し出されると景品が貰えるそうだ>
<前の席にも、大フィーバーのお母さん>
赤い上着にトラッキー帽の 「お母さん」は、試合中ずっとこんな様子
普通の姿の旦那さんは、3才ぐらいの男の子(タイガース姿)の、お守役!
日ごろのストレスを発散し応援に熱が入っているのは、この女性に限らない
<応援バット>
前の人たちに刺激され、応援バットを妻と孫に購入
妻はバットを叩き応援にも熱が入ってきた、ようやく周りの皆さんの仲間入り
<内野自由席の通路にて>
通路に出ると、タイガースフアンの人たちは応援に熱が入っていない
それもそのはず、西武ライオンズの攻撃中でした
<可愛い男の子>
(左):お婆ちゃんに断りを入れて撮影・・両親は応援中?
(右):後ろ姿が様になっている子供・・マイペースでお遊び中!
<孫も応援中>
孫にも1席確保、応援バットにトラッキーの帽子をかぶり応援に参加
賑やかな雰囲気!、長い時間!、心配をしていたが結構楽しんでいた
<阪神タイガース・ラッキーセブン>
六甲おろしの曲に合わせて、応援の華 「風船ショー」の始まり
TVで見る世界であったが、現実この渦の中に身を置くといささか興奮する
<家族全員・風船ショーに参加>
家族もこの渦の中、孫は目を輝かせ、歓声を上げて喜んでいたそうだ
こうして阪神タイガース・フアンが、また一人増える、娘の作戦かな?
<試合の経過>
8回表、ワンアウト満塁で打者金本、初球をセカンドゴロで万事休す!
阪神フアンはマナーが悪いと聞いていたが、今日見た限りではマナーは良好
贔屓(ひいき)の引き倒しもなく、野球の観戦を100%楽しんでいた
この日は日曜日、家族連れが多く・・満員御礼!
阪神フアンの観戦者数は、ホームチームの観戦者よりも多いことがあるが
さすがは、ビッグゲーム!、西武ライオンズのフアンも多かった
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<残 念 会>
馴染みの中華料理店で、楽しい? 残念会!
阪神タイガースは試合に負けたが、家族で楽しんた野球観戦に大満足
来年も、また交流戦を観に行きたいね、が残念会の結論でした
私は、阪急ブレーブスのフアン、球団解散後は特定の贔屓チームはないが
家族と共に行く野球観戦も、たまには良いものです
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昨日(20日)から、友人たちとアメリカ西海岸を旅行しています
旅行中は、予約投稿で記事をアップしますのでどうぞご覧ください
皆さまのブログには、帰り次第訪問させていただきます
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東北関東大震災<マスコミの報道について> [日々の記憶]
東北関東大震災
<マスコミの報道について>
大震災の発生から1週間、亡くなられた多くの人たちに
謹んで哀悼の意を表すると共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます
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災害の大きさと被災者の方々を思い、記事の掲載を自粛していましたが
マスコミ各社の報道姿勢に大きな疑問を感じ
15日に所用で麹町に行った時の写真を辿りながら記事にしました
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どなたがプレゼントをしたマフラーでしょうか!
(2月22日撮影 立川パレスホテル前のオブジェ)
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<原発被災報道(1)>
15日のTV報道は、各局共に早朝から福島第一原発の放射能漏れと火災の報道に終始
朝の民放番組を見ていると、著名な某キャスターが 「一体何をしているんだ」、と声を荒げていた
現場では数百人の人たちが命懸けで作業に取り組み、家族の方々は心を痛めながら見守っている
この非常事態を深刻に受け止め祈る思いで見つめている、多くの国民の願いを逆なでするような
キャスターの過剰な言動や常識を逸した報道は厳に慎んでもらいたい!
(心配をしながらTV報道に見入る人たち・・立川駅コンコースにて)
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<異常な報道>
NHK(17日夜のニュース)を見ていると、被災者の方々が避難している体育館にテレビカメラが入り
寒さを耐えながら、なすすべも無く横たわっている、高齢者の方々の姿を執拗に追いかけていた
見るに忍びない避難先の現場を、平然と放映するNHKの報道姿勢に対し強い怒りを禁じえない
1人のレポーターの後ろにはカメラなど数人のスタッフが居る、他のテレビ局も押し掛けているだろう
当に、「報道の自由」の名を借りた暴力行為のように思えてならない!!
衣食住が足り、明るく暖かい環境のテレビ局で、アナウンサーが述べる見舞いの言葉が空々しい
(緑の窓口も係員のデスクを除き消灯し暗い・・立川駅)
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<原発被災報道(2)>
福島原発の被災が深刻な事態に直面している事は、全国民が承知し固唾をのんで見守っている
また、日本から脱出する外国人も多く、世界中の人たちも事態の収拾に注目しているであろう
自衛隊、警察、消防、そして東京電力の作業者の方々が身の危険も顧みず、夜を徹して作業をしている
炉心溶融、放射能の飛散など、テレビ局キャスターの過熱ぶりを解説者が抑える場面も目撃した
ヒステリックな報道で、国民の不安を一層煽り立てる報道姿勢は厳に願い下げにして貰いたい
(改札の中は一部の照明を消し節電をしていた・・立川駅)
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<計画停電>
東京では千代田、中央、港、新宿、品川、台東、渋谷、文京、墨田、江東など、山手線の内側と外周地域
そして湾岸地区の、「18の区部」が今回の計画停電「5グループ」の地域に入っていないようだ
この「18区部」が消費する電力量の方が、東京郊外の計画停電地域よりかなり多いと推測している
国や都の中枢機関、そして経済の中心が集中する、この地域を停電できない事は十分理解をしているが
強制的に停電になっている東京の郊外や他県の、地域弱者に支えられている事を、この地域に住人や
企業、商業施設、報道関係、そして誰よりも政府関係者、政治家が十分に理解すべきであろう
(運転間隔は平常の70%だが何時もより利用者が少ない・・立川駅上り線ホーム)
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<未曾有の国難>
今は未曾有の国難、菅首相が実行してきた一連の対策と、ヒステリックな言動には大いに疑問を感じる
この国難のとき、無策の民主党が政権政党であった事が国民にとって最大の不幸で有ったかも知れない
しかし、今は個人の考えを声高に発言する時ではないので、ここでは控えたい
災害復興には膨大な資金を必要とし、そして長い年月がかかると予想される、災害復興国債の発行
バラマキ予算の棚上げ、時限増税の実施などを行い、潤沢な資金の準備が必要だと愚考している
政府はメンツを捨て、自民党などの野党、そして民間にも協力を願い、この国難に対処して貰いたい
(JR四ツ谷駅でも福島原発のニュースを放映、角館、北上のポスターが侘びしい)
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<節電について>
被災地域では暖をとる灯油が枯渇し、また救援物資を運ぶトラックのガソリンが不足していると聞く
食料品など買い占めも有るようだが、避難生活をしている被災者を思い節度ある行動をして欲しい
また各テレビ局は計画停電の域内に入らず、暖房が効き照明が煌々とついたスタジオでニュース報道
報道内容は、どの局もほぼ同じ事の繰り返しで、深夜放送は依然として続けられている
テレビ局は 「節電不要の聖域」なのだろうか? 国民はキー局6社の節電対応に注目している
(ガソリンスタンドに並ぶ車の列、麹町から一番町方向に入った道)
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<報道の偏り>
100カ国を越える国から支援の申し出が有り、すでに被災地で救援活動に従事されている国も有る
また、世界各国では被災者に祈りを捧げていると聞く、国民の一人として涙する思いで感謝を申したい
新聞・テレビの報道では、どこで何人死亡した、何人が行方不明だと、暗いニュースが多いようだが
自衛隊、消防隊、そして外国の救援隊などの活動で、どれだけ多くの人たちが救われたのか報道がない
マスコミの「報道の自由」は暗いニュースを伝える事だけではない、「マスゴミ」と揶揄されないよう願いたい
(新宿通りは何時もより大幅に交通量が少ない、前方は皇居半蔵門)
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<立川駅ビル&デパート>
駅北口のデパート(伊勢丹、高島屋)は、午後5時までの時短で営業をしていた
しかし、買い物客が少ない店内の照明は煌々とつき、暖房温度も平時と同じように見受けられた
立川は人口17万8千人、8万4千所帯、果たしてデパート1店の使用電力量は何所帯分に相当するのか?
(立川駅ビル「ルミネ」に貼り出された休業通知、南側の駅ビル「グランディオ」も休業中)
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<わが家の停電>
16日の午後6時40分から、わが街・立川市でも計画停電の実施が始まった
60数年ぶりに体験する暗闇の中での生活、電気に依存しきった生活、例え熱源が都市ガスであっても
風呂、床暖房、石油ストーブ(電気着火式)などは、無用の長物となり使い物にならない
幸い妻が数年前に電池着火式の石油ストーブを購入していたので、初使用で暖をとる事ができた
しかし、真冬に逆戻りした寒い避難先での生活を強いられている方々の事を思うと心が休まらない
(18日に撮影した、わが家の遅咲きの梅です)
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<日本人の誇り>
日本には、こんな素晴らしい言葉が有る、「思いやり」 「心配り」 「譲り合い」 「助け合い」 そして「労わり」です
大災害を受けたなか冷静に行動をする人たち!、帰宅難民に食物やトイレを提供する人たち!
多くの国民は冷静に受け止め混乱も無く生活を続け、諸外国から賞賛の言葉を受けている
災害義援金、ボランティア、避難者を受け入れる家庭、民宿、旅館など「善意の輪」が広がり始めている
東京、新潟、そして遠く大阪、兵庫、京都などの自治体でも、被災者の受け入れを準備、実施している
失いかけていた「日本人の誇り」を、この大災害を契機に取り戻し一層強固な形になって欲しい
日本と日本人の素晴らしさを、世界に向けて発信する絶好の機会である
(大震災前日の朝9時20分に撮影、前記事に続き使用しました)
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<長引く・・電力不足>
東京電力の原子力発電の依存度は全発電量の33%を占める、また関西電力では何と64%と言う
代替エネルギー開発が急がれるが、新エネルギーの太陽光、風力発電はまだまだ発電量が少ない
福島第一原発1号機の発電量は46万kw、2~6号機は1基当たり 78.4万kw、総発電量は438万kwになる
日本一の水力発電所、黒四ダムは33.5万kw、福島第一原発だけで黒四ダムが13ヵ所の能力に相当する
世界唯一の被爆国、原子力アレルギーの国民感情を思うと、原子力発電を是とは言えないが
原子力が占めていた発電量の大きさも、この機会に知っておくべきであろう!
計画停電が何時になれば終息するのか、政府からも東京電力からも一切発表がない!
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今回の大震災で、日本の経済規模はかなり縮小する事は避けられないが、素人の論評は差し控えたい
長い記事になりましたが、ご覧頂きありがとうございました
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今後の状況を判断しながら、来週から記事を再開する予定です
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東北・関東大震災<旅のレポート> [日々の記憶]
東北・関東大震災
観測史上かつて経験をした事がない巨大地震
想像を絶する大災害、被災現場の惨状に目を奪われ心が痛む
亡くなられた方々に衷心より哀悼の意を表すると共に
被災を受けられた多くの人たちに対し心よりお見舞い申し上げます
また、助けを待つ人たちの一刻も早い救出を願って止みません
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名古屋・常滑の旅を終え、帰宅途中に新幹線の車内で震災に遭遇しました
旅の記事は、落ち着き次第アップしますが
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<3月10日 新幹線三島付近>
寒さが厳しい朝9時過ぎ、快晴の富士山の姿を眺めながら名古屋に
39時間後に大震災が発生するとは信じられない景色です
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<常滑やきもの散歩道>
かねて、訪ねて見たいと思っていた焼き物の町・常滑市の坂道散歩
散歩ルートは標識が整備され歩きやすい
でんでん坂、散歩コースの見どころの一つ
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<尾張大野城>
大河ドラマ「江」が最初に嫁いだ、佐治一治の居城を再建
江は数奇な運命を辿り、三度目の嫁ぎ先が二代将軍秀忠の正室
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<徳川美術館>
以前から観覧したいと願っていた、尾張徳川家の収蔵品の数々
国宝(源氏物語絵巻)、重要文化財などが、多数展示されていた
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<名古屋城>
この城を見学するのも今回が初めて、本丸御殿を造営していた
仕事で来ることも多かったが、名古屋市内の観光は殆どしていない
カラスが三羽、「金の鯱鉾」に纏わりつき離れようとしない
妻と 「何だか不吉だね!」 と話をしていたが、約1時間半後に大震災が発生
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<新幹線浜松駅>
浜松駅の上り線ホーム、運転見合せ中のテロップが流れている
駅での待機は3時間以上、情報不足のなか下車をし浜松で宿泊した
情報が伝わらない車内放送
JR東海の車内放送は、東北地方で大地震が発生、東京から静岡まで線路を点検中
東北・山形・秋田新幹線は運転中止、東京の鉄道も運転を見合わせていると繰り返すのみ
東京に戻る頃には、JR、私鉄などは運転を再開しているだろう、と淡い期待を持ち待ち続けた
宿泊場所を探し浜松に宿泊
山梨に行っていた次男から電話が入り、東京、千葉などの状況を伝えてきた
そこで直ぐに決断し浜松駅を出て観光案内所へ、駅周辺のホテルを探したが、どこも全館満員
やっと予約ができたのは舘山寺の旅館、タクシーに乗り旅館到着は7時過ぎでした
被災を受けた人たちには申し訳ない気分で、食事を撮りながらテレビを見続けていた
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福島原発で爆発
(今朝の読売新聞一面のトップ見出しです)
昨夜、就眠する時に一番気になっていたのは、福島原発の1号機
朝、新聞を見て・・・一瞬、『原子炉が爆発』 したと驚愕した!
身を挺して原発を守ろうと取り組んでいる、多くの人たちがいる
「原発が爆発」 と 「原発で爆発」 が、と、で では大いに意味が違う
TVカメラが被災現場に近づくにつれて、目を覆う惨状が入って来る
被害にあった人たちを気遣っている多くの人たちは、報道に注視している
興味本位で、国民の不安を煽るような見出しは厳に謹んで欲しいものだ!
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