京都さくら紀行(4)<白川の桜と柳> [京都の桜]
京都さくら紀行(3)<南禅寺・門前通り> [京都の桜]
京都さくら紀行(2)<岡崎さくら回廊> [京都の桜]
京都さくら紀行(1)<平安神宮・東寺の桜> [京都の桜]
京都の桜「追想編Ⅱ」 [京都の桜]
京都の桜「追想版Ⅰ」 [京都の桜]
京都の桜(3)<紅枝垂れなど> [京都の桜]
京都の桜(Part3)
<紅枝垂桜など>
桜が好きな日本人、私も東北、関東、長野、中部、関西などを桜行脚したが
その中でも、現役時代に勤務した会社の工場が大阪に有った関係で
京都の桜を見に行く機会が多かった、しかし昨年に続き今年も多忙が続きで
早々と京都旅行を断念、撮りためた写真の中から抜粋し京都の桜を記事にした
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<京都の桜巡り>
金戒光明寺 三門
くろ谷さんの名で親しまれている、浄土宗の大本山
三門と桜のコラボレーションが良い、石段に観光客の姿がないのも珍しい
勸修寺 観音堂
京都の写真家「水野克比古」さんと出会い、桜の話をしたことがある
東本願寺 渉成園
JR京都駅に近い庭園、京都に着いた日か帰りに立ち寄っている
屋敷町の枝垂れ桜
南禅寺から永観堂に向かう途中に野村美術館がある、その裏側の
屋敷の紅枝垂れ桜は実に美しい、今はツアー観光のコースになっている
桜のシャワー 原谷苑
原谷苑は個人が所有する桜の庭園、園内では約400本の枝垂桜などが咲き誇り
まさに百花繚乱の世界、桜の開花状態により入園料が異なります
ベニシダレ、ハナモモ、レンギョウ、ユキヤナギ、北山杉は引き立て役です
桜のシャワーを浴びながら記念撮影
上賀茂神社 斎王桜
見事な紅枝垂桜の大木、隣には薄い色の御所桜があるが早咲きで散っていた
勝持寺 桜ヶ丘
西行法師が愛した花の名所、2度見に行ったがその年によって違う
大原野神社
桜の名は「千眼桜」、隣の春日茶屋で休息しながら花見をした
正法寺 庭園
勝持寺、大原野神社に近く、枝垂桜の本数は少ないが庭園とのコラボが良い
城南宮 桃山の庭
華麗な「枝垂れ梅」で有名な城南宮、桃山の庭の枝垂れ桜もまた美しい
円山公園
桜守の佐野藤右衛門さんが育てた2代目の桜、一重白彼岸枝垂桜です
平安神宮 神苑
神苑の紅枝垂れ桜、何気なく撮った写真ですが我ながら気に行っている
京都御苑の糸桜
近衛邸跡の枝垂れ桜、京都でも早咲きで知られ梅と入れ替わるように咲く
咲き始めで開花していた枝先のみを撮影したが、かえって良かったようです
本法寺の多宝塔
本阿弥光悦の菩提寺、近くには表千家、裏千家、茶道記念館がある
光明寺(長岡京市)
宗祖法然上人が、初めて念仏の教えを説いた寺院
もみじ参道の紅葉は有名ですが、阿弥陀堂前のサクラも捨てがたい
境内の桜の絨毯が美しい
伏見濠川の花筏
花筏を見つめる母子3代の後ろ姿に惹かれ、お願いをして撮影した
坂本龍馬で知られる「寺田屋」は、この場所から近い
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3回続けた「京都の桜」も、この記事(予約投稿)で締めます
宮城県牡鹿半島「わかめ収穫ボランティア」に参加しています(3月23日~25日)
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京都の桜(2)<水辺の景色> [京都の桜]
京都の桜(Part2)
自治会の仕事もいよいよ年度末、そして定期総会を4月早々に控え資料の準備
また地元3団体の役員を兼ねているので、何かと忙しくカメラ散歩に行けない
そこで、前回(3月7日)にアップした「京都の桜」の続編を作成しました
今年の桜前線は北上が早く東京の見頃は3月下旬、チャンスを逃さず見に行きたい
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<水辺の景色>
嵐山 保津川(大堰川)
嵐山の山裾に点在するサクラは、ヤマザクラ・ソメイヨシノでしょうか
春の訪れを告げるように点々と咲くサクラ、絵になる眺めです
宇治川
宇治橋の東詰めから宇治川の上流を撮影、宇治川の流れは早い
紫式部の源氏物語にも登場する宇治、近くに源氏物語ミュージアムがある
平等院 鳳凰堂
阿弥陀如来を本尊とする阿弥陀堂、国宝、世界遺産に登録されている
鳳凰堂は10円硬貨の裏、伽藍上の鳳凰像は1万円札の裏面に使われている
平安神宮 神苑
東神苑の栖鳳池にせり出した尚美館、その両側の紅枝垂れ桜が美しい
栖鳳池に架かる泰平閣(橋殿)の中間からから撮影をした
オカリナ奏者「宗次郎」の演奏
心に響く音色でした(上の写真とは撮影した年が違います)
神泉苑の夜景
法成就池に浮かぶ龍王船、春らしい華やかな景色です
祇園白川の桜
白川の流れと料亭、そして美しいサクラ、京都らしさを感じるスポットです
20年ほど前は、料理屋の床几に腰を掛けゆっくり眺めていたが・・今は難しい!
巽橋の上から撮影(この桜は樹勢が弱ったようです)
哲学の道
疎水に流されるサクラ、紅枝垂れ桜はソメイヨシノより1週間ほど遅い
嵯峨野 大沢の池
サクラ(染井吉野)が満開の大沢の池を1周、前方中央は大覚寺の心経宝搭です
対岸では時代劇の撮影を行われるが、撮影現場に出会ったことがない
旧佐賀御所 大覚寺
勅使門と宸殿前の紅枝垂れ桜を、大覚寺の屏の外側から撮影
境内(宸殿)からも撮影したが逆光でボツでした
大覚寺の外塀と堀
半木(なからぎ)の道
賀茂川の左岸を北山大橋から北大路橋まで.約 0.8km(京都植物園に隣接)
川沿いに約70本の八重紅枝垂れ桜を植栽し、桜のトンネルになる
賀茂川の流れと紅枝垂れ桜
岡崎疎水
琵琶湖疎水(岡崎疎水)を巡り船内からサクラを楽しむ十国舟
10年ほど前、1時間半ほど待ち乗船の順番になると突然の雷雨で中止になった
インクライン
琵琶湖疎水を船運ルートの途中に設けられた傾斜鉄道跡、今は観光スポットです
高瀬川一乃船入
鴨川の水を分流し人や物資を運んだ高瀬舟、今は観光用に係留されている
白川の柳
紅枝垂れを撮影した日と同じ4月上旬、ヤナギの新緑が実に鮮やかです
テレビドラマによく使われている、華頂道(知恩院)の石橋上で撮影
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次回は、南極・北極科学館を紹介します
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京都の桜<懐かしい思い出> [京都の桜]
京都の桜
京都が遠くなった、長年続けていた古都観光、昨年は一度も行けなかった
冬は秘仏拝観や花灯路、春は桜の名所、秋の紅葉巡り、初夏は枯山水など庭園
そして古寺巡礼と仏像拝観、四季を通じて自分流の愉しみ方を持っていた
今年も京都の桜を見に行けそうになく、蔵出し写真でひと足早い桜を綴ります
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<京都の春を先取り>
在庫写真の中から、観光客が少ない穴場的な桜の名所を抜粋しました
東寺の桜と五重塔
桜守の「佐野藤右衛門」さんが、移植に携わった八重紅枝垂れ桜
移植した翌年の撮影です、今は素晴らしい桜に成長した事であろう
善峯寺(京都西山)
紅葉の名所ですが、桜も多く10年ほど前に行った時は更に桜を植樹をしていた
養源院(三十三間堂東隣)
本堂正面の枝垂れ桜、伏見城の血天井でも知られている
豊臣秀吉の側室「淀殿」、徳川秀忠の正室「お江」に所縁の寺院
南禅寺境内
白い塀となだらか坂、このコラボが好きで季節を問わず写真を撮っている
今は外国人観光客が増え、この写真のように人の姿がない撮影は無理でしょう
南禅寺門前屋敷街
平安神宮の神苑、半木の道、原谷苑などと共に紅枝垂れ桜の名所
私の好きなスポットでしたが、今では隠れた名所と言えず年々人が増えている
勸修寺参道(小野)
参道の紅枝垂れ桜、白塀には染井吉野、二つのコラボが良い
有名な醍醐寺は南東2kmに有るが混雑が激しく、私は静かな勸修寺が好きです
上品蓮台寺(千本通)
境内に紅しだれ桜が4~5本、この日も誰にも出会わず花見をした
アクセスは少し不便だが、東京近辺にこの寺院が有れば連日大混雑でしょう
神泉苑(二条御池通)
平安時代に造園された日本最初の庭園、春の苑内は華やかです
境内には「恵方を司る歳徳神」が祀られ、毎年大晦日に社を恵方に向け移動させる
長岡天満宮(長岡京)
天満宮の八条ヶ池、前方の建物は時代劇の撮影でお馴染です
高瀬川一之船入
鴨川から分流した高瀬川、浅く埋めた川に昔の高瀬舟を置いている
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<京都の思い出>
ウエスティン都ホテル京都(この写真は2014年12月撮影)
都ホテル京都で開催された業界の全国総会(10年前)に、妻を伴い参加した
その時のことが強く印象に残っている妻は、今も思い出話をする
祇園芸妓の踊り
総会が終了し宴席へ、参加者は全国から集まった約200人(婦人同伴10組)
宴会が始まると照明が点灯し芸妓の踊り、宴席は一挙に華やかになる
祇園小唄を踊る(芸妓、舞妓さん)
「祇園恋しいや~だらりの帯よ」の歌に合わせ、16人が一斉に後ろ姿を見せる
舞妓さんが・お酌
コンパニオンも呼ばれていたが、芸妓・舞妓さんがお酌に回ると後方の席へ
背後は会長、副会長夫妻などの主賓席、10年前は若い、妻は〇〇夫人です
副会長夫人(北海道)と妻
全国総会の懇親会で、毎年顔を合わせているのでお互いが知り合いです
総会を開催中、女性たちは清水寺、二年坂、三年坂、高台寺などを観光していた
祇園の置屋で二次会
宴会がが終ると約25名が祇園花見小路の置屋へ(一力亭の少し先)
業界の会長夫人、副会長夫人と妻、このあと親しい人たちを祇園白川へ案内した
妻が見たテレビでは、中国人観光客が舞妓さんたちを追い回し、身体も触ると言う
祇園の人たちは、来ないでほしいと悲鳴を上げていると言う
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京都の桜、写真が多く残っていますので次の機会にアップします
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京都の春2013(10)<東山の古刹> [京都の桜]
京都の春 2013・・(10)
<東山の古刹>
西陣、上七軒の京町家をめぐり歩き、そして神社仏閣を拝観したあと
今回の訪問先に決めていたのは建仁寺、京都の古刹には何度も訪れているが
祇園に近い建仁寺は、いつも拝観が終わった夕刻で境内を通り過ぎていた
京都駅に向かう前に立ち寄り拝観、そして知恩院も追加し東山の古刹を巡った
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<旅行日:4月5日>
建 仁 寺
建仁寺は、建仁2年(1202)鎌倉幕府の二代将軍源頼家が寺領を寄進
栄西禅師が天台・真言・禅の三宗兼学の寺として創建したのが始まり
臨済宗建仁寺派大本山、寺格は京都五山の第三位に列せられている
<三門(望闕楼)>
御所を望む楼閣という意味で「望闕楼」の名を持つ
勅使門、三門、法堂、本坊は禅宗寺院の形式で一直線に建ち並んでいる
放生池は散り始めた桜で花筏になっていた
<本 坊>
京都五山の寺格は、南禅寺:別格、 天竜寺:第一位、 相国寺:第二位
建仁寺:第三位、 東福寺:第四位、 万寿寺:第五位の順
<方丈庭園>
方丈の前庭に枯山水様式の大雄苑がある、奥に見えるのは三門の望闕楼
<
<俵屋宗達・国宝 風神雷神図>
この風神雷神図はレプリカ、原本は京都国立博物館に寄託している
大琳派展(上野)で、俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の屏風図を同時に見た
<法堂内特別拝観>
法堂正面の須弥壇に本尊釈迦如来坐像と二体の脇侍を安置
天井には創建800年を記念し、小泉画伯筆(2002年)の双龍が描かれいた
建仁寺は、屏風・襖絵・天井画を含め堂内の撮影は自由であった
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東山を歩く
八坂の塔に上る坂道、この辺りは観光客が少なかったが
二年坂は観光客が多い、いつも左のぜんざい屋で休むがこの日は通過
高台寺の坂上で八坂の塔を撮影
高台寺道の賑わいと満開の桜
高台寺道から一歩入ると石塀小路
二年坂、三年坂、高台寺道の喧騒が嘘のように人が少ない
この日の気温は24℃、疲れた身体をこの店で休める
新幹線の発車まで約2時間、知恩院と白川の柳を見に行く事にした
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知 恩 院
浄土宗総本山 華頂山知恩院、三門(国宝)の大きさは日本一
三門とは・・空・無相・無願の悟りに通じる、三つの解脱の境地を表わす門
特別拝観の時に上がったが、楼内には諸仏を安置し荘厳な雰囲気で有った
三門の下から石段を撮影
石段の坂上から三門を見下ろす
勢いで石段を上ったが、京都を歩いた2日間の疲れも重なり少しダウン
女坂を下り知恩院を後にする
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白川の流れと新緑
<新緑の柳と石橋>
白川の流れと石造りの一本橋、柳が芽を吹く新緑の頃は美しい
ここは知恩院の華頂通りと白川が交わる所、この眺めが好きで立ち寄った
この一本橋(石橋)は、比叡山で阿じゃ梨の千日修行を終えた行者が
京の町に入洛するときに、最初に渡る橋だと言う
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「京都の春2013」 長くなりましたが終章です、ご覧頂き有難うございました
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