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東村山を歩く<国宝千体地蔵堂> [東京を歩く]

東村山を歩く

<国宝千体地蔵堂>

北山公園の花菖蒲を観賞し(6月26日・30日公開)、西武東村山駅に戻る途中

鎌倉時代の中期に創建された正福寺に立ち寄った、東村山市内を通る鎌倉街道では

新田義貞と鎌倉幕府軍が対峙した久米川古戦場など、歴史の舞台が残っているが

正福寺も、幕府の執権北条氏が創建するなど鎌倉との関係が深い

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<撮影日:6月20日>

<金剛山正福寺>

山門から地蔵堂

宗派:臨済宗建長寺派の禅宗寺院  創建:鎌倉時代中期

開基:北条時頼(鎌倉幕府5代執権)または北条時宗(8代執権)と言われている

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正福寺石碑

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国宝千体地蔵堂

応永14年(1407年)に建立、都内では赤坂迎賓館と共に国宝に指定されている

北鎌倉円覚寺の舎利殿は鎌倉唯一の国宝建造物ですが、近くから見る事はできない

しかし正福寺の地蔵堂は周囲を一周しながら、真近かで拝観する事ができる

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本尊:延命地蔵菩薩立像

堂内には江戸時代に奉納された15~30センチの小地蔵(約900体)を安置している

一年に3回開帳しているので、拝観に行きたいと思っている

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奉納厄除け小地蔵

参拝者が奉納した小地蔵、この日の社務所は休日状態、奉納は開帳日でしょうか

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正福寺本堂

本尊は千手千眼観音菩薩、参拝したが賽銭箱が見当たらない

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十三仏像

本堂に向かう参道に、不動明王、釈迦如来など十三体の石仏を安置

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薬師如来

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阿弥陀如来

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虚空蔵菩薩

私は丑年、妻は寅年、十二支の守り本尊は二人共に虚空蔵菩薩です

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貞和の板碑

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馬頭観音

左隅に享保6年8月の文字(1723)、八代将軍徳川吉宗の時代です

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<大善院>

東村山駅から続く都道128号線から大善院へ、

民家に挟まれた細い参道歩くと、市道の先に大善院の山門が有る

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通称:東村山野口不動尊

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大善院山門

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大善院本堂

山号:恵日山大善院  宗派:天台宗  本尊:阿弥陀如来

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不動明王三十六童子

富士山の溶岩で高さ7メートルの山を築き、唐金製不動明王と三十六童子を安置

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コロナ退散

東京・大阪・愛知・福岡など大都市での感染拡大に歯止めがかからない

夜の街などから市中の若者・中年世代に拡散したと思えるが、コロナ退散を祈るのみ

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東村山を歩く<北山公園 菖蒲苑2> [東京を歩く]

東村山散歩

<北山公園 菖蒲苑 2>

新型コロナウイルスの影響で菖蒲まつりは中止、例年はイベントを開催し

園内の模擬店では、飲食品、お土産、地元の野菜などを販売し賑わっていたが

今年は観光客も少なく寂しい、花菖蒲も新型ウイルスの被害を受けている

妻にコンデジを渡し花を観賞しながら二人でカメラ散歩、約1時間も菖蒲苑にいた

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<撮影日:6月20日>

<花菖蒲>

八国山を借景にした菖蒲畑

八国山を借景西、豊かな水と緑に囲まれた菖蒲苑、新東京百景に選ばれている

前回の記事でも書いたが、八国山の麓は新田義貞と鎌倉幕府の軍勢が戦った古戦場

宮崎駿監督の「となりのトトロ」は、八国山(作品は七国山)をイメージしている

(この写真は6年前・2014.6.21の撮影です)

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花の種類

約600種類、8000株、10万本の花菖蒲が咲く

多摩湖(村山貯水池)を水源とし、菖蒲f苑に沿って北川が流れている

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花菖蒲の種類

品種は、肥後系、江戸系が有り、それぞれの花の根元には

優雅な花名を記した名札が付いていたが、今年はそれもなく寂しい

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写真の羅列です

妻が撮った写真も採用しています(この花を含め4点)

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花の名札がなく残念です

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カルガモの親子

子どもが3羽、元気に水草を食べていた、生まれたときは多かったでしょう

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紫陽花(アナベル)

八国山の麓、西武電車の線路に沿ってアナベルが咲いていた

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西武電車が通過

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次回は、東村山(国宝千体地蔵堂)の予定でしたが、薬用植物園を先に紹介します

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東村山を歩く<北山公園 菖蒲苑> [東京を歩く]

東村山を歩く

<北山公園 菖蒲苑 1>

朝食がすんだ後、花菖蒲を見に行こうと、妻に提案すると二つ返事で連れて行って

行先は東村山市の北山公園、埼玉県所沢市と接する東京郊外の街ですが

玉川上水駅から西武電車で僅か20分ほど、新田義貞の鎌倉攻めの古戦場があり

となりのトトロ名誉市民は故志村けんさん、何かと話題の多い東村山市です

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<撮影日:6月20日>

<駅前から菖蒲苑へ>

時計台の花菖蒲

東村山駅の東側に比べ人通りが少ない西口、北山公園までは徒歩20分

花菖蒲を見に行くのは今回で6年ぶり3度目、体力が衰えたので

タクシーで行こうと思ったが、並んで待つ人が多いので歩くことにした

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駅前の和菓子店

「だいじょうぶだ」・・志村けんさんのギャグに有ったような気がするが??

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マンホール(絵柄は多摩湖)

ドリフターズ(東村山音頭)・・「東村山 庭先きゃ 多摩湖 ~ ♪ ♪」

志村けんさんは東村山の名を全国に知らしめた功績者、駅前には銅像ができると言う

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行先案内

この日の目的は、北山公園の花菖蒲と、東京唯一の国宝建造物がある正福寺ですが

道を間違え10分以上もロス、北山公園まで20分の予定が30分以上になった

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野菜直売所

農家の門前などで東村山野菜の直売所が多い、妻は早速お買い物です

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保存生垣

農家でしょうか、道路に面した長い生垣はヒイラギです、この辺りは

鎌倉幕府と新田義貞の軍勢が、小手指合戦(所沢市)の後、久米川合戦をした古戦場

新田義貞軍は分倍河原(府中市)の戦いでも勝利し、鎌倉に攻め込んだ

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鎌倉街道が残っているはずだが・・?

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ランチタイム

感じの良い店が有ったので少し早いがランチタイム、前川が横を流れている

東村山駅まで戻った後で食事の予定でしたが、ロスをしたので結果的には助かった

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ランチメニュー

ピザ、カレーパスタのランチ、選んだのはパスターセット  妻は左、私は右

飲み物1品、野菜サラダ、スープ、チョコムースが付き、安くて美味しかった

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弁財天宮

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<北山公園 菖蒲苑>

新型コロナの影響で今年の菖蒲まつりは中止、そのため例年なら道の角地に出ていた

目印になる旗のぼりがなく、私たちと同様に道に迷った夫婦と声を掛け合い到着

花菖蒲の最も見ごろから1週間ほど過ぎていたが、それでも予想より多く咲いていた

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多摩丘陵・八国山

新田義貞が八国山(190m)に陣を敷いたことから、山頂に将軍塚が残っている

となりのトトロでは七国山と紹介、お母さんが入院していた病院も実在する

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八国山の麓を走る西武電車

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菖蒲田の水量

多摩湖から流れる水を利用し菖蒲田の水量は豊富です

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次回は、東村山を歩く<北山公園 花菖蒲苑2>を紹介します

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東京の桜 2020<国立劇場 2> [東京を歩く]

東京の桜 2020

<国立劇場・2>

4月7日午前0時、新型コロナウイルス感染症対策で7都府県に緊急事態宣言が発令されたYaHooニュースを見ると、自分自身の発言に責任を持たないテレビ出演者(芸人など)が、政府や東京都の対策に対し批判する記事が実に多い、今は批判をしている時ではない。

国民すべてが「ワン・チーム」になり、国難ともいえる事態を乗り越えなければならない。このような時も、国民の健康と生活を守るために働いている、多くの人たちの事を忘れず、感染しないように行動するのが自分の努め、83歳の私が感染すれば一溜りもない。

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<撮影日:3月24日>

センダイヤ(仙台屋)

高知市内の仙台屋の庭にあった、ヤマザクラ系の新品種を牧野富太郎博士が命名

葉は赤く、花は一重で、花の色はソメイヨシノのより少し濃い

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私はヤマザクラ系の花も好みです

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駿河桜

国立劇場の記念樹、17年前に植樹した当時、幹の太さは親指ほどで有ったと言うが

今は大きな木に育った、ソメイヨシノより少し早く見ごろになる

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駿河小町

国立劇場で生まれた新しい品種、駿河桜の種子から稚木が芽生え成長した

平成23年8月、農林水産省に品種登録をされた

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リキュウバイ(利休梅)

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国立劇場の前庭

例年なら、赤い毛氈を敷いた床几が置かれ、花見弁当も用意しているが今年はない

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卒業式を終え記念撮影、中学生のようですが袴姿です

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桂文珍独演会

大阪の落語家「桂文珍」が国立劇場の大劇場で独演会(1日2題)を20日間開催

東西の落語家が毎日1人応援出演するが、東京の落語家は頑張れ

しかし、開催期間中は新型コロナの感染拡大にぶtかり、不運な公演でした

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私たち夫婦は文珍の大フアン、聞き行けず残念でした(この日が最終日)

桂文珍の母親をネタにした「老婆の休日」などは、何度聞いても楽しめる

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神代曙(今年の見納め)

国立劇場を代表する神代曙、やがてソメイヨシノを後継する桜になる

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コロナで多忙
地元老人会の会長として、定期総会の開催準備をしていたが、緊急事態宣言の発令が近づき三つの密に相当する会場での総会開催を断念し、急きょ総会中止文書作成、総会提出資料、定例会報を前倒しで作成し、役員を集め仮承認、市の公民館のコピー機が借用不可になり、会員105人分の書類を半徹夜で自宅でコピー(2100枚)、緊急事態発令前日に配布した
何かと忙しい1週間が過ぎ久しぶりにブログの更新ができた。

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東京の桜 2020<国立劇場 1> [東京を歩く]

東京の桜 2020

<国立劇場・1>

3月25日、小池都知事は新型コロナウイルスの感染状況について「感染爆発・重大局面」と発表し、移動自粛を要請したが、その後も感染者の数は増え続け、見えない敵との戦いと緊張感は増すばかり、「緊急事態宣言」の発令を要求する声は日に日に多くなっている

このような時、桜の記事のアップはためらうが、3月24日麹町の診療所(前記事)帰りに撮った、国立劇場前庭の美しい桜を紹介します、自粛の慰めになれば有りがたい

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<撮影日:3月24日>

皇居桜田濠

4月2日から3日間、京都の桜を見に行く予定でいたが、新型コロナの影響で中止

宿泊は東急ホテル、移動はすべて観光タクシー、食事場所も十分注意するなど

感染しない自信はあったが、今は自分のことより自粛が一番、残念だが止むを得ない

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内堀通りから国立劇場の桜(1)

半蔵門から内堀通りを三宅坂の方向に少し歩くと国立劇場、振り返って撮影

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内堀通りから国立劇場の桜(2)

左の最高裁判所前にはソメイヨシノがあるが、国立劇場にはソメイヨシノはない

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国立劇場の正面

正面の桜はお目当ての神代曙桜、予想通り丁度見ごろです

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<神代曙(ジンダイアケボノ)

神代曙は、東京の神代植物園で誕生したソメイヨシノ系の新しい品種

花は淡紅色で一重咲き、ソメイヨシノより花の色が濃い

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ソメイヨシノの・・代替種

ソメイヨシノは「てんぐ巣病」に掛りやすいが、神代曙は耐性が強いと言う、そのため

新しく桜の植樹する場合は、ソメイヨシノから神代曙にしているという

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神代曙をアップ

この桜を初めて見たのは7年ほど前、上品な淡い紅色に魅せられ、毎年通っている

花弁が散り始めるころは、花の色が白になるので、咲き始めが特に美しい

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次世代の桜「神代曙」

数十年後、日本を代表する桜はソメイヨシノから神代曙に交代するでしょう

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少し人が増えてきた

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<小松乙女(コマツオトメ)

エドヒガン系の栽培品種で、ソメイヨシノよりやや小さく淡い紅色です

上野公園の小松宮彰仁親王の銅像前に原木が有ることから、この名が付いた

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小松乙女をアップで

花の形は5弁、同じ淡紅色でも神代曙より少し薄いようです

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早稲田大学の田中学長は「早稲田大学の諸君へ」と題し、深夜の高田馬場駅前ロータリーで酒に酔い騒いだ卒業生などに対し猛省を促す文章を発表、学生は何をはき違えているのか

安倍首相は、爆発的拡大をすれば感染者は30倍になる、今はギリギリ持ちこたえている 長期戦を覚悟と28日の記者会見で発言、すべての国民は冷静な行動が必要でしょう

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東京の桜 2020<半蔵門あたり> [東京を歩く]

東京の桜 2020

<半蔵門あたり>

現役時代から定期的に通っている麹町の診療所、目的は常薬の受け取りですが、薬の在庫も底をつき、新型コロナウイルス感染の心配も有るが、備えと注意を怠たらなければ大丈夫、そして診療所に近い国立公園の前庭には、私が好む桜が有るので少し寄り道をした。

電車のつり革や、階段の手すりには一切手を触れない、至近での対面を避け、多くの人が集まる場所には近づかない、立川駅から中央線を利用すると乗客が多いので西武電車を使用、こんな規則を決め行動したが、それから1週間過ぎたが、今のところ異常はない。

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<撮影日:3月24日>

<皇居内堀の桜>

診療所の後は、次の国立劇場に行く前に半蔵門前の公園へ、千鳥ヶ淵緑道から続く

散歩道ですが、桜の開花は5分咲きほど、内堀の土手に咲く春らしい花が美しい

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半蔵門と桜

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公園の桜

例年なら近くの会社員が花見弁当を食べに来る昼休み、人の姿は少ない

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花見客の後ろ姿

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半蔵門と植木の影

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半蔵濠の桜・2点

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千鳥ヶ淵の方向

少し歩けば千鳥ヶ淵ですが、人出が多いと思われるのでスルー

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土手のナノハナ

半蔵濠の土手を覆いつくし黄色の菜の花と白い花のコントラストが良い

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ムラサキハナナの色違いでしょうか?

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足元にはタンポポ

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桜田濠の眺め

半蔵門の前から警視庁方向を撮影、手前の雑草の中には・・次の写真

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ツクシ(土筆)

皇居の堀端にツクシの群生、これでも今年は数が少ないようです

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国立劇場の桜

半蔵門から内堀通りを歩き国立劇場へ、その記事は次回です

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散り始めたサクラに追い打ちをかけるように、3月29日の東京は朝から冷たい雪、昨日は24℃を超えていたので、コロナ騒ぎのなか風邪には要注意、週末2日の自粛要請には恵みの雪かもしれないが、東京の感染者数は毎日増加し、首都封鎖の懸念も増加している

私見ですが、3月末までが大きな節目、4月初めには次のステップに進むかもしれない

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上村松園の美人画<副・京都祇園> [東京を歩く]

上村松園美人画

<副・京都祇園>

奈良市内にある松柏美術館、上村松園3代の作品が展示され見に行きたいと

思っていたが機会が無く見逃していた、今回、山種美術館で松園などの美人画を

鑑賞できると知り、開催3日目でしたが、神田明神を参拝したあと美術館へ

写真が少ないので、京都祇園の想い出と併せて、日本伝統の美を紹介します

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<撮影日:1月5日>

<山種美術館>

上村松園と美人画の世界

JR恵比寿駅から約12分、坂道や歩道橋の上り下りでやや疲れたが

美人画の良さを再認識、見終わった後は妻とティールームでゆっくり休憩です

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展示の見どころ

『季節を感じる衣装や丹念に描かれた日本髪、繊細な表情を見せる目元や指先など

松園芸術の粋をご堪能ください』・・山種美術館のパンフレットから抜粋

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美人画の解説をするには役不足、写真をゆっくりご覧ください

春のよそをひ(1936年)

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庭の雪(1948年)

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牡丹雪(1944年)

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牡丹雪をトリミング

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蛍(1013年)

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新蛍(1929年)

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折鶴(1940年)

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展示作品の冊子を購入

展示作品は松園の美人画18点、ほかに鏑木清方、清方の弟子の伊東深水など

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足立美術館にて

松園の美人画を初めて見たのは足立美術館、その時にクリアファイルを買った

奈良の松柏美術館に行けないが納得です

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日本髪の髪型がすべて違います、女性の髪を結う事ができた上村松園

松園だからこそ、このような繊細な美人画が描けたのでしょう

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<京都の想い出>

現役時代、業界の定期総会が、北海道、東北、九州など毎年各支部の交代で開催され

そして宴席には妻を伴い出席していた、総会中同伴の夫人たちは名所を観光

関西支部の会場は京都のウエスティン都ホテルでした(この写真は7年後の秋)

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祇園の踊り(2007.5.25)

宴会が始まると会場は暗くなり照明が舞台に集中、そして芸妓さん二人の踊り

参会者150人ほどの中、夫婦参加(8組)は最前列のテーブルで

芸妓さん、舞妓さんの踊りを見物、ブログを始める前で撮った写真は2点のみでした

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華やかな踊り

「祇園小唄」の曲に合わせて、舞妓さん、芸妓さん16人が踊りを披露

「祇園恋しや だらりの帯よ」の歌詞になると、全員が後ろ向きの姿を見せてくれた

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舞妓さんと一緒に

古希を迎えた13年前、二人とも若かったが妻にとっては懐かしい想い出

いまだに、お父さんのお陰で良い体験ができたと喜んでいる

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北海道支部長夫人と妻

芸妓さんたちに負けない美しい人ですが、残念ながら写真にマスクを入れた

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祇園で2次会

宴会の後は、祇園花見小路の置屋さんに押しかけ2次会(左は業界の会長夫人)

芸妓さんを交え祇園の夜を体験(約30人)、男たちは舞妓さんの名刺を貰っていた

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祇園白川の夜桜(2009.4.8)

仲の良い人たち8人を祇園白川に案内したが、皆さんは初めての場所

女性たちはお互いに親しい関係、来年もまた逢いましょうねと、声を掛け合っていた

翌年は東京支部(日航ホテル台場)、その次は北海道支部(札幌パークホテル)でした

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今年は数年ぶりに京都の桜を見に行く予定です、楽しみにしている

次回は、地元の日本舞踊を紹介します

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正月の神田明神と渋谷 [東京を歩く]

正月の神田明神と渋谷

現役時代、勤務先の業績向上を願い、毎年神田明神に初詣を続けていたが

現役引退後は参拝する機会も少なくなった、この日は山種美術館で開催されている

上村松園の美人画の観賞を兼ね、久しぶりに神田明神に訪れたが

境内には、ガラス張り3階建てのモダンな文化交流館が完成し一変していた

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<撮影日:1月5日>

<神田明神 初詣>

正月3が日は勿論、4日・6日は、銀行、証券会社など企業が多く混雑する

そこで、選んだのは1月5日(日曜日)、着いた時間は午前11時頃でしたが

参拝者の人出は想定通り、この日は私の誕生日でした

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随神門

随神門の前に参拝者の行列、手水舎を境内から門外に移したのが原因ですが

境内に入るにも行列の隙間を通り抜ける、正月3か日と4日はさぞ混雑したでしょう

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随神門から拝殿

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社殿に参拝

総朱漆塗りの社殿(拝殿、幣殿、本殿)、列に並び参拝をする

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銭形平次の石碑

野村胡堂の時代小説、銭形平次の長屋は神田明神下、子分の八五郎の碑もある

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猿回し芸(日光猿軍団)

僅か3歳の男の子、教え込まれた猿芸を披露、最後まで楽しく拝見した

ご祝儀に長方形のお札1枚(妻と2人分)進呈した

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甘酒(平野屋)

350円の甘酒を妻と二人で1杯、何故か?、味が薄かった

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御茶ノ水駅 工事現場(聖橋から)

御茶ノ水駅の周辺には順天堂大学、医科歯科大学、日本大学などの病棟が多く

また駅のホームが狭いため、神田川の上に仮設桟橋を設けバリアフリー工事を実施中

工事現場に関心が有ったが、聖橋の中央は立入禁止、お茶の水橋からも撮影(次ぎ)

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お茶ノ水橋から

中央線、総武線のホームの上に、バリアフリー通路、改札、駅舎などを建造

工事が終われば仮設桟橋も取り除かれ、聖橋の景観が戻るでしょう

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<渋谷ぶらり>

御茶ノ水から山種美術館に近いJR恵比寿駅へ、ルートは幾通りも有るが

数日前に利用を開始した、東京メトロ渋谷駅を経由することにした

完成した新しいホームは、見違えるように広く斬新なデザインになった

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ホームの表示板

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元のホーム

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渋谷駅前ロータリー

元旦のカウントダウン、ハローウィンの大騒ぎなど、何かと話題の多い渋谷の街

若者たちが集まる駅前のロータリーは、さすがに人が多い

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少女3人・目的は?

持っている紙には・「私たちと写真を撮りツイッターにあげませんか」と記入

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外国人家族とガイド

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外国人とハチ公

国籍の違う外国人たちが、交代でハチ公と記念撮影

日本観光のパンフレットに、忠犬ハチ公の謂れを紹介しているのでしょう

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ポーズが決まっています

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忠犬ハチ公

飼い主が亡くなった事が分からず、毎日~10年間も主人を迎えに通ったハチ公

渋谷に集まる若者たちより、外国人の方がよく知っているようです

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えびす像(JR恵比寿駅)

ここから、上村松園の美人画を見に山種美術館へ

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次回は、上村松園と美人画の世界を紹介します

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令和元年の記録(2)<大浮世絵展> [東京を歩く]

令和元年の記録(2)

<大浮世絵展>

江戸東京博物館の開館20周年記念の一つとして、2014年に開催された大浮世展

その時は、菱川師宣の「見返り美人」が評判で、浮世絵展を見に行ったが

今回は、見逃すことができない「人気絵師5人の競演」、開催期日も1月19日まで

箱根旅行の翌日に立ち寄ったが、美人画、役者絵、風景画の数々に納得した

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<撮影日:2019.12.25

歌麿、写楽、北斎、広重、国芳・夢の競演

浮世絵展を観賞し改めて実感したのは、海外に流出した浮世絵の多さです

欧米系の美術館が所蔵する作品を頼りにしないと、今回の浮世絵展は成り立たない

江戸から明治初期の流出を残念に思うが、日本文化を世界が認めたのも事実でしょう

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江戸東京博物館 全景

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会館のシンボルマーク

次の、写真(役者絵)と見比べてください

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写楽が描いた役者絵です

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特別展示室の入口

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大浮世絵展のポスター

ポスターと浮世絵はネットから拝借した画像ですが、ご覧ください

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<喜多川歌麿・美人画>

高島おひさ (ベルギー王立美術歴史博物館所蔵)

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寛政の三美人(メトロポリタン美術館所蔵)

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ポペンを吹く娘(ギメ東洋美術館所蔵)

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<東洲斎写楽・役者絵>

三代目大谷鬼次の江戸兵衛(ベルギー王立歴史美術博物館所蔵)

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市川蝦蔵の武村定之進(ボストン美術館所蔵)

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<葛飾北斎・富嶽三十六景>

神奈川沖浪裏(江戸東京博物館所蔵)

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凱風快晴(江戸東京博物館所蔵)

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深川萬年橋下(江戸東京博物館所蔵)

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芥子(江戸東京博物館所蔵)

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<歌川広重「東海道五十三次」

東海道五十三次之 蒲原夜之雪(ミネアポリス美術館所蔵)

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東海道五十三次之 庄野白雨(江戸東京博物館所蔵)

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江戸名所百景・亀戸梅屋敷(江戸東京博物館所蔵)

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<歌川国芳>

相馬の古内裏(所蔵:?)

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館内の売店

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この記事の作成に当たっては、ネットから写真を拝借しました

新年1月5日は山種美術館で上村松園の美人画を観賞、その記事は後日紹介します

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二の丸庭園<見納めの紅葉> [東京を歩く]

<二の丸庭園 2019年>

2019年 最後の紅葉

今年の紅葉は遅れている、まだ間に合うだろうと二の丸庭園に向かったが

想像より遅れ12月5日の時点でまさに見ごろ、錦秋の秋とも言える状態でした

この時期は、自治会、老人会の行事が重なり、紅葉の名所に旅行をできないが

二の丸庭園の紅葉と、行幸通りのイチョウ(前記事)で納得する事が出来た

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<撮影日:12月5日>

<皇居平川門>

平川濠に架かる木橋を渡る出てくる人たち

何度も平川門を使用しているが、この日は特に多く大嘗宮からの戻りです

私たちは入れ替わるように入ったが、大嘗宮には行けないと入口で念を押された

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橋から竹橋方向

前方正面は、鏑木清方の美人画を鑑賞した東京近代美術館です(前記事)

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梅林坂

大嘗宮から帰りの人たちです、皇居内の乾通り・本丸天守台を経て平川門、大手門へ

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江戸城石垣

大手門に向かう人たち、私たちは二の丸庭園が目的です(本丸へは行けない)

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石垣の紅葉(木の名は?)

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<二の丸庭園>

諏訪の茶屋

二の丸庭園には何度も訪れているが、春から初夏が多い

この日は12月5日、季節は晩秋を過ぎ初秋のはずですが、紅葉は今が旬

モミジ、カエデなどの紅葉は逆光で撮ると輝きが増すが、順光でも実に美しい

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池に映る景色(1)

小堀遠州の作庭がルーツと言う池泉回遊式庭園、池に映る紅葉が美しい

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池に映る景色(2)

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池に映る景色(3)

ビル屋上のクレーンを入れたが、映りがよくない

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雪見灯篭と紅葉

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樹木の名は?

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都道府県の木

美しい紅葉樹は、広島県の県木モミジです

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<二の丸の雑木林>

この雑木林は、昭和天皇の発意により武蔵野の面影を残す樹林として

昭和57年から60年にかけて整備されたと記されていた

元は、二の丸御殿などが有った場所でしょうか?

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コナラの黄葉

前方の坂は本丸に向かう汐見坂ですが、この日は通行止めでした

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モミジの紅葉・3点

雑木林の道から逆光で撮影したが、まだ青葉が多く残っている

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映える紅葉

多くの人がこの紅葉を撮っていたが、上の写真2点は私だけでした

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望遠で撮影

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山茶花

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十月桜

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<皇居大手門>

多くの人たちは大嘗宮が目的なのか、後からも人が続くが

紅葉には関心がないのか、二の丸庭園に立ち寄らない人の方が多い

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大手門の枡形

大手門を出るのに通航制限で何度の停止、この門を出ると内堀通りが有り

歩道から人が溢れだすのを防ぐための処置で、10分以上かかった

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次回は、地元の行事<自治会・老人会>を紹介します

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