京都さくら紀行(7)<嵯峨大覚寺> [京都の桜]
京都さくら紀行(7)
<旧嵯峨御所 大覚寺>
妙心寺、仁和寺、そして次に向かう天龍寺は、嵐電を利用すると便利で良いが
今回の旅行は、一か所でも多く京都のサクラを巡りたい、そして体力の衰えも理由に
3日間観光タクシーを予約したが、おそらく京都のサクラは最後の機会
嵯峨嵐山へ道路を走ると、天龍寺より大覚寺が近いので、コース順を入れ替えた
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<撮影日:4月7日>
<大覚寺境内>
大覚寺は真言宗大覚寺派の大本山、平安初期に嵯峨天皇が離宮を設けたのが始まりで
正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」と呼ぶ、寺院に改められた後も、後宇多法皇が
ここで院政を行い、南北朝時代には南北和解の場になるなど政治色の強い寺院でした
有栖川の石橋
土塀と石垣に間を流れる有栖川、お堀のような存在です
太秦撮影所に近い影響で、時代劇映画やテレビの撮影によく使われる
表門から玄関へ
若い男女はいずれも着物姿、この日は華道嵯峨御流の生花展が行われていた
嵯峨御流の生け花
生花も良いが、私は晩秋に行われる嵯峨菊の花壇展示が好みです
宸 殿
宸殿から勅使門
紅しだれと勅使門
紅しだれと宸殿
紅しだれ桜
旧嵯峨御所の境内を華やかに彩る紅しだれ、期待通りの美しさでした
五大堂から大沢の池
大覚寺の本堂は五大堂、五大明王を安置している
抹茶席が用意されていたが、退蔵院の茶亭で賞味したので、この場はスルー
大沢の池
池から撮った写真がなかったので、10年前の写真(2011.4.14)を代用します
この日は、大沢池の景観とサクラを見ながら池を一周した
放生池の花筏
花弁が風に流され半円形に、背後の景色と共に絵になる眺めです
心経宝塔
護摩堂
鬼平犯科帳、剣客商売など、時代劇の撮影に度々使われる場所です
池の中道
大沢の池と放生池を隔てる中道、この道も時代劇のロケ地に使われる
池の畔でスナップ撮影
大沢の池を撮る男女二人、京都は着物姿の女性が多くよく似合う街です
有栖川と石垣
この川の中でも、時代劇の剣劇シーンの撮影が行われている
ドライバーが待つ駐車場へ
次回は、京都さくら紀行(8)<嵯峨野天龍寺>を紹介します
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------