老人会旅行(2)<八ッ場ダム> [北関東の旅]
老人会旅行(2)
<八ッ場ダム>
老人会旅行2日目は、群馬県長野原町に建設中の八ッ場ダム見学研修と
長寿地蔵(ぴんころ地蔵)拝観、この二つの見学・拝観は私の大きな目的です
先ずは八ッ場ダムの記事から綴りますが、案内人がバスに乗り込み説明です
この日は朝から上々の好天気、晴れ男の私に軍配が上がったようです
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<旅行日:6月1日>
<八ッ場ダム研修>
平成21年(2009年)に民主党政権が誕生し、当時の前原国交大臣はマニフェストを
理由に八ッ場ダムの工事を中止したが、すでに建設工事は大きく進捗していた
前原誠司議員は民主党の中でも骨のある人物と期待していたが残念な思いをした
やんば見放台(みほうだい)へ
その数年後、草津温泉に向かうバスの車窓から、完成していた湖面橋を見上げたが
長い年月をかけ受け入れた地元の人たちの心情を思うと、強い憤りを感じた
ダム本体建設現場
昭和22年のカスリーン台風では、利根川などの決壊により関東平野は大洪水に見舞われ
溢れた水は東京都内まで押し寄せ、江戸川区、葛飾区、足立区が甚大な被害を受けた
八ッ場ダムは利根川水系の八木沢ダムなどと共に、治水と利水(渇水)の役割も果たす
ダム本体
ダムの高さ116m、完成すると白線の位置になる
案内人の説明では、昼夜交代で工事を実施していると言う
生コンクリート製造プラント
砂利・砂は吾妻川の川原で採集しコンベア(上の写真)搬送しているようです
見放台から展望(1)
ダム湖の水面は白線の位置になる、2年後に貯水を始め1年間様子を見ると言う
見放台から展望(2)
数年前、バスの車窓から見上げた湖面橋は八ッ場大橋であったのか?
集落を通過しながら橋を見たのは覚えている、JR吾妻線の鉄橋は撤去か?、放置か?
湖面より下の樹木を放置すると木の根がダムの取水口に絡むため、すべて伐採する
見放台から展望(3)
川原湯が有った集落は、高台に造成された場所に移転していた
八ッ場ダムの概要
気がとがめたのか、前原議員は2年前にダムの工事現場をお忍びで見に来たが
住民たちから冷たい視線を受けたと言う
皆さんは記念撮影
八ッ場の周囲に、サクラを1万本植樹すると言う
見ごろは東京よりひと月遅い4月末、草津温泉とセットで観光名所になるでしょう
見放台からバスへ
全ての完成は5年後、見に行きたいが果たしてどうなるか?
湖面橋(不動大橋)からの眺め
貯水量は東京ドーム87個分(1億750万㎥)、バスの車窓から撮影
浅間酒造観光センター
清酒など買物をしたが、八ッ場に観光客を呼び込む拠点の一つでしょう
私の土産
<嬬恋ハイウェイ>
私は旅行責任者のため座席は最前列、妻は隣りの席で大喜びです
これも責任者の特権ですが、車内では朝夕の挨拶など気が抜けません
新緑が眩しい
<鬼押し出し>
浅間山の大爆発で押し出された溶岩流、その規模の大きさは実感できるが
今回は、景色を眺めそして休憩のみ、浅間山の全景は見えないが略満足です
溶岩と観音堂
鬼押し出しに入らず望遠で撮影、今まで3度ほど入園したことがある
鬼押し出しのゲート
レンゲツツジ
浅間山を望み・次へ
軽井沢から佐久市へ、次の目的は長寿地蔵(ぴんころ地蔵)です
添乗員旅行から帰ってきました、お陰さまで晴れ男健在でした
次回は、老人会旅行(3)<ぴんころ地蔵>を紹介します
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