老人会旅行(3)<ぴんころ地蔵> [北関東の旅]
老人会旅行(3)
<ぴんころ地蔵>
健康で長生き(ぴんぴん)し、迎えが来たときは楽に大往生(ころり)
年を重ねると誰もが願うことですが、私たち夫婦も、そして旅行仲間も同様でしょう
今回の旅行で関心事の一つはぴんころ地蔵、予備知識がないだけ関心も深い
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<旅行日:6月1日>
<成田山薬師寺>
旅行会社の案内は、佐久ピンコロ地蔵を案内人付きで参拝と紹介しているだけで
寺院の名も説明もない、同室の人から小さな寺院だと聞いていた
私の疑問は不動明王と薬師如来の何れが本尊なのか、その答えは次に続きます
参 道
石柱の門から仲見世を通り山門へ、この参道は成田山です
成田山薬師寺の由緒
成田山薬師寺の由緒を調べると、真言宗智山派の名刹、後に成田山新勝寺から
不動明王を勧請したので、山号は成田山、そして寺名は真言宗の薬師寺です
地蔵尊案内人
ぴんころ地蔵は山門の前(上の矢印)、面白おかしく説明をしていた
お参りの仕方を説明
手を合わせ、深く頭を下げ、顔を見合わせ、頭をなでる
背後の幕の紋もぴんころ、左手に持っているのは蓮の花の蕾です
ぴんころ地蔵尊
右手を頬に当て優しい顔をした地蔵尊、皆さんの願いを叶えてくれそうです
お参りする妻
妻は自分の姉妹たちと、そして私の姉の名を口ずさみながら、お願いしたと言う
ぴんころ地蔵 由来
地元の高齢女性が発案し、商店街が町おこしのため協力し15年前に造立
参拝者は年間10万人、NHK大河ドラマ真田丸の放映中は2倍の人が来たと言う
「元祖」の名が付いているが、評判を聞きコピーが出現した時の備えでしょうか
成田山山門
扁額の銘を読めないが、龍岡城五稜郭の通用門を移築したと記されていた
成田山不動明王堂
皆さんは山門から正面の不動明王堂に向かったが、薬師寺の名を知らず
本尊を安置した本堂(次の写真)に参拝する人は少ない
本堂(薬師堂)
数年前に建て替えたので新しく見えるが、この建造物が薬師寺の本堂です
扁額の銘は醫王山(医王山)、元の寺号は医王山薬師寺であったようです
南側(城山公園側)に本堂の参道が有るが写真を撮り忘れる
境内の花
参道の仲見世
毎月の第2土曜日に、商店街の山門市が行われ賑わうと言う
妻の買物
買い物はぴんころ地蔵の根付、妻の姉妹と私の姉、そして私たちの分です
参道入口の商店
ぴんころ地蔵の案内人はこの店の経営者、土産は佐久の鯉の甘露煮などです
バラの公園
駐車場の奥はバラの公園、前日のバラのトンネル(川島町)は期待外れでしたが
埼玉県より気温が低い佐久市、予期せぬバラに出会い得をした気分になった
大輪のバラ
上信越自動車道(1)
ぴんころ地蔵の拝観を終え高速道を東京立川へ、前方は浅間山です
私たちはドライバーの後ろの席、移り変わる景色を眺めながら帰路につく
上信越自動車道(2)
碓氷峠を下り道の駅ららん藤岡へ、前方の山は妙義山です
老人会旅行の全スケジュールを終了、何事もなく無事に立川に帰着した
次回は、添乗員旅行記<岐阜長良川>を紹介します
------------------------------------------------------------------------------------------------------------