伊勢志摩旅行記①<伊勢神宮 外宮参拝> [中部地方の旅]
伊勢志摩旅行記(1)
<伊勢神宮 外宮参拝>
昨年10月、妻の4姉妹を浜名湖に案内して以来、半年ぶりに旅のお供
今回は二人の姉の希望を入れて、伊勢神宮の参拝と志摩半島の観光が目的
何時ものように、旅の計画、宿の手配、スケジュール表とパンフレットの作成
そして、高齢の女性たち(お婆さん4人)の旅先案内人が私の役割です
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(旅行日:4月24日)
豊受大神宮(外宮)
<伊勢市駅>
近鉄の鶴橋駅(大阪)から二人の姉が、私は妹と妻を連れて東京を出発
伊勢市駅で待ち合わせをし、先ずは外宮の参拝に向かう
「ようこそ お伊勢さんへ」・・親しみを込めた言葉で私たちを迎えてくれた
<外宮参道>
伊勢市駅から続く外宮参道、かつてこの通りには路面電車が走っていた
右側には大正初期に建造した木造3階建ての旅館(山田館)がある
参道を約500mほど歩くと、前方に外宮が見えて来る
<表参道火除橋>
この橋は堀川に架かる橋、火災を防ぐため外宮の外側には掘を巡らせている
この橋を渡るといよいよ神域に入る、また裏参道側にも火除橋がある
<第一鳥居>
火除橋の左先にある手水舎で、手を洗い口をすすぎ身を清めて参道を進む
正面には第一鳥居、そして右には「清盛楠」があるが後述
<第二鳥居>
第二鳥居を通ると樹木はいよいよ鬱蒼とし神域の雰囲気が増してくる
皇族の参拝は、ここで御車から降り修祓(お祓い)をされ本宮に向かわれる
<神 楽 殿>
正宮の近くから神楽殿を振り返る、奥に見えるのは第二鳥居
神楽殿では、神楽の奉奏や供え物の奉納、神楽舞などが執り行われる
<御正殿(正宮)>
豊受大神宮は外宮と呼ばれ豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る神宮
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の大御饌(御食物)の守護神であり
農業を始めすべての産業を守る神として、豊受大御神が祀られている
<遷宮造営(白線の先)>
第21代雄略天皇の22年(5世紀)、天照大御神のお告げにより
丹波の国からこの伊勢の国にお迎えしたと伝えられている
<外玉垣南御門>
拝殿に向い参拝、この先は撮影禁止になっている
先に外宮に参拝をし、次に内宮に行くのが正規の参拝ルートだそうだ
<多 賀 宮>
豊受大御神の荒御魂(あらみたま)を祀る、外宮第一の別宮
外宮境内の小高い檜尾山上にあり、約100段の石段を上がった所にある
<土 宮>
外宮の土地の守り神で大土御祖神(おおつちみやのかみ)を御祭神とする
宮川の氾濫を防ぐ堤防守護の神を祭っている
<風 宮>
級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)の風神を祀る
農作物の成長を妨げないよう、天候の順調を祈られている
<勾 玉 池>
この池は明治22年に造られ、池そのものが勾玉の形をしている
奥は、「せんぐう館」と「舞楽の舞台」、仲秋の名月には神宮観月会が行われる
池の中の堤、そして中央の緑の個所も勾玉の形をしている
6月には花菖蒲が咲き美しいそうだ(白の矢印)
<清 盛 楠>
樹齢1000年以上の楠の大木、平安末期に平清盛が参拝に訪れたとき
冠に触れた枝を切らせたという逸話があり、この名がついた
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次回は、伊勢志摩旅行記(2)「伊勢神宮内宮」を紹介します
妻は、この旅行から帰った6日後に入院をしました
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浜名湖 添乗員日記⑦<浜松フラワーパーク> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(7)
<浜松フラワーパーク>
浜松は東京と大阪の中間、タクシードライバーに聞くと観光客は浜松を素通りし
減少しているという、そう言えば旅行会社のパンフレットも見かけない
今回の旅行では、観光案内所と旅館から浜名湖周辺の観光情報を入手したが
行けなかった古寺、名所もあり、改めて浜名湖の見どころの多さを実感した
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<撮影は・・10月21日です>
フラワーパーク
<エントランス前>
妻の4姉妹を案内した、2泊3日の浜名湖添乗員の旅も、この日が最終日
旅館の車で送ってもらい、フラワーパークの花見散歩で時を過ごした
公園のゲートを入ると、鉢植えのアメジストセージが驚くほど多く咲いていた
<コスモス畑>
フラワーパークは起伏の大きい公園、コスモス畑は低地にあった
コスモスの前は、ヒマワリ畑であったようだ
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ローズガーデン
<幼稚園児とお母さんたち>
バラの名を三つほどノートに書き、文字の学習をしているようだ
お母さんたちも、子供と一緒に頑張っていた
ローズガーデンの隅で咲いていた花、その名は??
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大温室(クリスタルガーデン)
<パティオ>
スペインの中庭(パティオ)をイメージした広場で大温室の入口にある
温室に一歩入ると、球根ベゴニアの花に圧倒される
<ガーデンシアターにて(1)>
お母さんと同伴の園児たちは、はしゃぎまわっていた
<ガーデンシアターにて(2)>
こちらは、2人の先生に引率された20人ほどの園児たち
私は、自分で言うのも変だが無類の子供好き、幼い子供は誰もが可愛い
同伴のお母さんは居なく、手をつないで通り過ぎて行く
お母さんと一緒の園児と比べると寂しそう、全員にハイタッチをしてあげた
ブーゲンビリア & ハイビスカス
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大温室から大噴水へ
<大温室前のガーデン>
妻の4姉妹、何を話しているのだろうか?、私はカメラをバシャ・バシャ!
<見晴らしの丘>
季節の花をあしらった、子供向けのオブジェ
<大 噴 水>
大空に舞う水鳥をイメージした噴水
水と光と音楽の大噴水はこの公園の見どころ、夜のショーが美しいそうだ
旅の締め
4姉妹さんの旅の締めは、浜松駅で食事とおしゃべり、そして大阪と東京へ
そのころ、私は一人で新居関所(最初の記事)の見学に向かっていた
帰宅した後は、皆さんの旅のアルバム作り、我ながらお疲れさまでした
皆さん口をそろえて、楽しかった来年も連れて行って! これじゃ~断れない!
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幼稚園のお遊戯会
孫が入園して初めてのお遊戯会・・・9月で満4歳になりました
森の物語のきこり役で始めから終わりまで舞台に、そしてクラス全員合唱に
私は足の怪我で残念ながら留守番、これは妻が撮った写真です
入園8ヶ月でこのような劇ができる幼稚園生、成長の早さには驚くばかりです
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次回は、紅葉を見にもう一度「昭和記念公園」を紹介します
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浜名湖 添乗員日記⑥<東海の名園 龍潭寺など> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(6)
<東海の名園 龍潭寺>
今回の旅で、大きな目的の一つは東海の名園で知られた龍潭寺
若いころ会社の旅行で行っているので、妻の姉妹を是非案内したかった寺院
小堀遠州の庭園は、さすがに素晴らしく本堂の廊下に座りしばらく眺めた
庭園のことばかり触れたが本堂の前庭も、そして仏像、寺宝も見逃せない
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<撮影は・・10月20日です>
萬松山 龍潭寺
<山 門>
風光明媚な奥浜名湖、浜松市井伊谷にある、古刹 萬松山龍潭寺
奈良時代に行基菩薩が開基したと伝えられている、井伊家の菩提寺
<仁 王 門>
関ヶ原の戦いの後、井伊家が近江に転封なったが庇護を受けてきた
近江の国(彦根)にも龍潭寺があるが、ここから分寺されたもの
<本 堂>
宗派は臨済宗妙心寺派、本尊の虚空蔵菩薩は本堂に安置されていた
<本堂前庭>
上の写真の中央から撮影、白い砂地は浜名湖の形を表しているそうだ
美しい庭園です、前方に見えるのは仁王門
(左):龍の彫刻・・左甚五郎作と記されていた(本堂鶯張り廊下の上)
(右):鬼瓦・・屋根瓦を銅板に改修したことにより保存、展示されていた
<小堀遠州作・庭園>
江戸初期に本堂北庭として築かれた池泉鑑賞式庭園
西側の井伊家霊屋から見た庭園です
昭和11年の国指定名勝記念物、中央の池の形は心字池になっている
東海一の名園と言われるのに相応しい眺めです
春はサツキ、秋にはドウダンツツジが咲き変化に富んでいるという
東側の庫裡から見た庭園です
(左):井伊の赤備えで知られた甲冑と兜 (右):庫裡にあった小さな石仏
<共保出生の井戸>
井伊家の始祖(井伊共保)の出生史跡が田んぼの中に残されていた
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三ケ日駅
天竜浜名湖鉄道天浜線の駅舎、国の登録有形文化財に指定されている
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大乗山宝池院 摩訶耶寺
<山 門>
奈良時代に行基菩薩の開基で創建された、高野山真言宗の寺院
本堂内で、住職らしい僧侶に拝観料を支払い説明を受ける
<本 堂>
本堂の格天井には極彩色の花鳥が配されている
不動明王像(国宝)、千手観世音菩薩像(国宝)、阿弥陀如来像(重文)が
本堂左の寺宝棟内に、手が届くような場所に安置されていた
本堂脇の石仏群
<中世の庭園>
本堂の左奥には、池の周囲に築山、石組みを配した庭園が有った
中世の代表的な庭園と言われているそうだ、桜の季節は美しいと思える
水蓮なのか水草が多い
摩訶耶寺の奥山には、臨済宗の古刹方広寺があるが時間不足で諦めた
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次回は、浜名湖添乗員日記、最終章「フラワーパーク」を紹介します
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浜名湖 添乗員日記⑤<舘山寺温泉 散策> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(5)
<舘山寺温泉 散策記>
旅の2日目は、奥浜名湖のみかん狩り(紹介済み)や古寺を巡るドライブ旅行
同じ旅館に連泊すると、スケジュールに余裕を持って行動できる
朝は寒山寺に参拝し境内の山を散策、そして夕刻には宿の周辺を巡った
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<撮影は・・10月20日です>
舘山散策
旅館の前から鳥居はすぐ近く、石段を登り舘山の遊歩道を散策する
参道を登ると、正面に愛宕神社、右に舘山寺が建つ
<愛宕神社>
神亀4年(727)に、舘山一円を境内として創建された神社
祭神は火之迦具土神、創建年は舘山寺より約90年ほど早い
<舘 山 寺>
810年に弘法大師のよって創建された曹洞宗の古刹、本尊は虚空蔵菩薩
この寺名が、舘山寺温泉の名の由来になっている
<縁結び地蔵尊>
地蔵堂を覆うように付けられていた絵馬、「心の字の上に鍵の絵」がある
良縁の願いを忘れず、心の思いに鍵をかけお地蔵さんに願いを託すそうだ
遊歩道には、台風15号で倒れた樹木が残っていた、穴大師(左)にも見える
(左):穴大師・・弘法大師の作と伝えられる石仏が穴の奥に安置されている
(右):高さ約16mの聖観世音菩薩、子育て観音として親しまれている
<舘山の展望台より>
東名高速の浜名湖橋を渡ると(左)、浜名湖サービスエリア
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大草山展望台
みかん狩り、奥浜名湖ドライブに向かう前に大草山の展望台から舘山寺を一望
内浦湾の奥の白い建物は「山水館」、右に舘山寺の伽藍も見える
浜名湖と内浦湾の間は舘山寺温泉街、ロープウエイの出発駅が有る
反対方向には富士山も見えたが写真は撮れず
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山水館 欣龍
3月11日、新幹線の車中で東日本大震災に遭遇、帰宅を諦め宿泊した旅館
女将さんに聞くと、震災のあと宿泊客が激減しゼロの日も有ったという
料理も、サービスも良い、舘山寺温泉で一番の老舗旅館です
<旅館の中庭>
内浦湾に面し景色が美しい、奥に見えるのは大草山展望台
今回の旅行プランの立案では、山水館の若女将さんたちに世話になった
<舘山寺浮見堂(1)>
皆さんと内浦湾を散歩、大草山と往復するロープウエイが見える
浮見堂は、湖岸から橋を渡った約25m先に建つ
<舘山寺浮見堂(2)>
内浦湾に入ってきた遊覧船、フラワーパーク港に向かうようだ
<出航する遊覧船>
左の二つの建物は宿泊した旅館「山水館」、立地条件は抜群です
旅館の隣りが遊覧船の港、中央の奥は舘山寺です
<サンビーチ・しぐれ橋>
松の木の葉が赤く枯れている、台風15号による塩害と思われる
<浜名湖の夕景>
奥浜名湖、三ケ日の方向に沈む夕日、旅館から撮影
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次回は、東海の名園「龍潭寺」などを紹介します
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浜名湖 添乗員日記④<和紙タオル・・体験記> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(4)
<和紙タオルなど体験記>
平均年齢ウン十歳の、姥桜さんたち(本人たちの言葉)を案内する旅行
今回は「和紙タオルの手染め体験」、そして「みかん狩り」の記事を紹介します
お気に召して貰えるか少し心配をしていたが、皆さん揃って大喜び
女性はこのような小さな体験を喜ぶもの、添乗員としてしてやったりでした
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<撮影は・・10月19日、20日です>
和紙のタオル屋さん
<しゃぶしゃぶ体験工房>
ここは、前記事で紹介した浜名湖ガーデンパークと舘山寺温泉の中間
タクシーで行くと伝えると、迎えに行くとの社長の言葉
浜名湖の活性化に繋がればと良いと、ご親切に旅館まで送迎してくれた
宿泊した旅館に、浜名湖の観光案内パンフレットを頼んだところ
このカタログが送られてきたので、早速旅行のプランに組み入れた
しゃぶしゃぶ体験は、一人500円
この日は、私たち5人のみの体験でしたが、すでに準備が整っていた
タレントの中尾彬さんが、旅番組で紹介しているビデオ(約10分)見た後
お兄さんが、和紙タオルができた経緯などを説明し、次は皆さんの体験です
先ずは、タオルをお湯に浸けて・・・しゃぶしゃぶ!!
この後は、輪ゴムで自分が好む所(数か所)を、シッカリと縛り・・・
お兄さんが、染料の中にタオルを浸けて
その後は水洗いをすると、マイ・タオルのでき上がりです
世界でただ一つの、マイ・タオル(ハンカチ大)のでき上がり
皆さんに披露して貰いましたが、ご満悦でした
上は私の作品(これは失敗作ですね)、左下は妻、右は妹の作品です
姥桜さんたちは、早速旅館で使っていた
皆さんは、大きいタオルを家族や知人の土産に購入(1本1000円)
使った評価を後で聞くと、肌に優しいと大好評でした
ネット販売もしています、電話なら1枚目の写真に出ています
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ここから先は、旅の2日目(10月20日)の記事です
みかん農園・戸倉園
<みかん狩り>
旅館に、みかん狩り農園の手配を頼んでいたが、目的の「三ケ日みかん」は
収穫するには少し早いとの情報で、、旅館に近い農園へ行く事になった
三ケ日の組合から出荷すると「三ケ日みかん」
ここは、三ケ日とは少し離れているが同じ品種、そして味も申し分ない
写真は妻の妹、下げている袋に一杯入れて確か800円?
後は、食べ放題だが沢山食べれるものではない
妻も・・・鋏でチョン!
皆さんは揃って初体験、ここでも満足して貰えた・・やれやれ!!
収穫したみかんに追加注文をして、自宅や知人にその場から発送していた
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浜名湖遊覧船
<奥浜名湖瀬戸港>
旅の2日目は、奥浜名湖の周遊コース、大草山展望台、みかん狩り
そして龍潭寺など古寺を巡り、舘山寺温泉への戻りは遊覧船で30分の船旅
体験記に加えるには、少し大げさかも知れないが
船尾でカモメにエサやりを楽しんだ、松島湾のカモメと比べると大人しい!
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次回は、舘山寺温泉散策記を紹介します
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浜名湖 添乗員日記③<浜名湖ガーデンパーク(2)> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(3)
<浜名湖ガーデンパーク(P2)>
東京の公園や旅先で花壇を見ているが、これほど多くの花を隙間なく植え
すべてが咲き揃っている花壇は始めて、ボランティアの人たちの丹精が伺える
HPを検索すると、季節(月)ごとに見ごろを迎えた花を紹介している
ここは花好きな方の必見の庭園だが、私は今回の旅行で初めて知った
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<撮影は・・10月19日です>
花の美術館
写真数が多く、一回に纏めることができず前記事に続き紹介します
白いコスモスを配した中央近くの通り
ペチュニアを中心に植えた花壇
上の写真の右側にある通り、ここは両サイドから眺めるだけ
正面の建物は改装中で入る事ができなかった
前記事に続き花の写真です、どうぞご覧ください
私は半数以上の花が??、如何でしょうか花の名を当てに行かれては
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花の散歩道
花の博物館からの帰りは、百花園などの花を見ながら約1.5kmの散歩
妻の4姉妹の花見道中、思いがけず時間が超過してしまった
帰り道は、クルーズ船を横目に見ながらの散歩です
渓流ひろば、少し紅葉が始まった木があった
花ひろばのコスモス花壇と展望塔
花博の時に造られた50mの展望塔、台風15号で被害を受け閉鎖していた
奈良、大阪旅行のとき、新幹線の車内からこの塔が見えた
浜名湖花博のキャラクター
この公園の、もう一つの大きな特長は・・入園料が無料
休日には、家族連れやグループの人たちで賑わうそうだ
この後は、和紙タオルのしゃぶしゃぶ体験工房に向かった
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次回は、浜名湖添乗員日記(4)「楽しい体験記」を紹介します
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浜名湖 添乗員日記②<浜名湖ガーデンパーク(1)> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(2)
<浜名湖ガーデンパーク(1)>
舞坂宿の旧東海道史跡などを見たあと、妻の姉妹たちを案内したのは
浜名湖花博(2004年)の跡地にできた 「浜名湖ガーデンパーク」
広大な敷地(56ヘクタール)は、花の公園、市民のオアシスとして残されている
お歳を召された花好きな4姉妹、綺麗キレイの連続で大きく時間を超過した
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<撮影は・・10月19日です>
ガーデンクルーズ
<西の乗船場>
最初に目指した先は、このガーデンの見どころ「花の美術館」
約1.5kmの運河をクルーズ船に乗って10分間の快適な船旅です
もう1隻の船とすれ違う、操縦席は見通しが良いように後方にある
国際庭園の一角に建つタイの建物
えのき橋をくぐり東船着場へ、その奥に花の美術館がある
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花の美術館
<美術館の入口>
印象派の画家クロードモネが、フランス・シブェルニーに造った庭を模して
造られた庭園で、「花の庭」と「水の庭」の二つのエリアで構成されている
広さは約2000坪ぐらいであろうか?
花の種類は数えられないほど多く、園内いっぱいに咲かせていた
驚いた事は、どの花も見ごろで、しかも隙間なく咲いていた
花の世話は、ボランティアの人たちが担当しているようだ
花の名は省略します (分からない花が多いので)
どうぞ、ご覧ください・・・次回も花の記事を続けます
美しいダリア
バーベナの花壇
水の庭、スイレンの季節は美しいと思われる
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次回も、浜名湖ガーデンパークの記事を紹介します
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浜名湖 添乗員日記①<旧東海道・史跡巡り> [中部地方の旅]
浜名湖 添乗員日記(1)
<旧東海道史跡巡り>
少しお歳を召した妻の4姉妹、1年ぶりの旅行会でお供をした先は浜名湖
10月19日から舘山寺温泉に2泊し、周辺の観光名所をゆっくりと巡る旅
私は、旅のプラン、旅館の手配、旅のしおり作成と、皆さんを案内する添乗員
大阪から来る二人の姉を、新幹線のホームで迎え、旅のスタートをした
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1か月以上も前の旅行記、アップが遅れましたがどうぞご覧ください
浜名湖弁天島
<弁天島海浜公園>
最初に向かう先は、私のわがままを入れて旧東海道の史跡巡り
ここは浜名湖八景のひとつ、ヤシの木が並び南国ムードがある海岸線
新幹線の車窓から眺めていた、浜名大橋と弁天鳥居が見える
<弁天島浮見堂>
浜名湖の湖面に浮かぶように建つ朱塗りの浮見堂
ここから見る夕日は絶景だという、浜名湖八景の一つに選ばれている
浮見堂の中から撮影
湖面に見えるのは牡蠣棚、釣りをしていた人がいた
<うなぎ観音菩薩>
正式名は魚藍観音大菩薩像、花崗岩製で地上からの高さは8mもある
稚魚が遡上してくる今切口の方角を向いているそうだ
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旧東海道舞坂宿
<東海道五拾三次・舞坂宿>
舞坂は江戸から数えて30番目の旧東海道の宿場
松並木、脇本陣、今切の渡しなど当時の面影を残す町並みが残っている
<旧東海道松並木>
全長約700mの松並木には約350本の松が残っている
<脇本陣 茗荷屋>
脇本陣は、大名、幕府役人などが本陣で宿泊休憩できないときに利用
普段は一般の旅籠屋として利用され、現在は書院棟のみが残っている
旧東海道宿駅の中では、唯一の脇本陣遺構として残る貴重な建物
建物の奥に行き座敷を見ると、上段の間が設けられていた
<北雁木渡船場跡>
ここは、舞坂宿から新居宿に渡る海路往来の渡船場「今切の渡し」
旅人は、対岸の新居宿まで海上1里の道を舟で渡って行った
北雁木は、主に大名や幕府役人が利用した渡る船場
幅約18mの石畳が波打ち際まで敷き詰められている
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旧東海道 新居関跡(3日目)
<関所通行口>
関所建物は、安政2年に建て替えらたもので国の特別史跡に指定されている
今では全国で唯一現存する関所建物として保存管理されている
<復元された渡船場>
江戸時代、「今切れの渡し」と言われ船で対岸の舞い浜宿と往来していた
当時の船着き場を発掘再現され当時の渡しを復元させた
<面 番 所>
「入り鉄砲に出女」といわれるように、江戸に持ち込まれる鉄砲や武器に
目を光らせるとともに、江戸から出る女性に対し特に厳しい調べをしていた
面番所の内部は、上番所、下番所に仕切られ役人が詰めていた
(左):下番所(下級役人、足軽) (右):上番所(番頭など上位役人)
新居関所は取調べが厳しく、特に女性は浜名湖の奥、山越えにもかかわらず
脇往還の「姫街道」を選んだといわれていいる
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姫街道・気賀関所(2日目)
<冠 木 門>
姫街道は、御油宿で東海道と分かれ、気賀宿、三ケ日などを通り見付宿で
再び東海道に合流する脇街道、新居宿の厳しい調べを避け姫様や婦女子が
山野の道にも関わらず往還したことから姫街道と呼ばれるようになったという
<本 番 所>
本御番所、面御番所との呼ばれ、通行する旅人や荷物を調べていた
向かいには、足軽などが詰め牢屋もある向番所があった、手前は御制札場
(左);本番所内の役人詰所 (右):向番所内の女改め所
<姫 様 館>
(左):写真は姫駕籠、他に宿札、手形など関所、宿場に関連した資料を展示
(右):江戸中期、安南(ベトナム)から将軍吉宗に献上された象が姫街道を通過した
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怪我見舞の御礼
奈良・大阪の旅の最終日(27日)、大阪の歩道(1段上)からダイビングをするように路上に転倒しました
午後の予定をキャンセルし帰宅、翌朝病院でレントゲンを撮ると右足小指の付け根が骨折、全治1カ月の診断でした
年内に、友人たちと歩く東京下町散歩などを、3回ほど計画していましたが、すべて中止しました
幸い浜名湖旅行(10月)、そして奈良旅行(今回)の在庫写真が多く残っていますので、記事のアップは可能です
医師から、貴方は歳の割には健康だが、過信せず怪我には注意しなさいと指摘されていましたがこの始末です
歩くことが好きな私には、1カ月は長く感じるでしょうが、今回の怪我を戒めとしてゆっくり過ごす予定です
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次回は、浜名湖添乗員日記(2)「浜名湖ガーデンパーク」を紹介します
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尾張徳川の史跡<名古屋城&徳川美術館> [中部地方の旅]
尾張徳川の史跡
<名古屋城&徳川美術館>
名古屋の見どころは、何と言っても金の鯱鉾で知られた名古屋城
そして、尾張徳川家の収蔵品、美術品の数々を展示する徳川美術館
この2か所を繋ぐ文化の道も見逃せないと、名古屋観光を3倍楽しんだ
(東京に帰る新幹線の車中で、東日本大震災に遭遇した)
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徳川美術館
<表 門>
かつての尾張徳川家別邸、表門を入ると石畳の奥に徳川美術館がある
左に徳川園、右には蓬左文庫、美術館と庭園が一体になっている
1度は見たいと思っていた、御三家筆頭尾張徳川家の収蔵品
武具 刀剣 甲冑、御殿の書院、雅な道具類、茶室などを見る事ができた
3月は姫たちの季節、「尾張徳川家の雛まつり」を開催中
館内には、国宝(源氏物語絵巻)、重要文化財なども多数展示されていた
<徳 川 園>
尾張二代藩主・光友が造営した別邸、池泉回遊式の大名庭園
新緑、紅葉、花菖蒲が楽しめると記されているが、少し季節外れでした
清流が滝から渓谷を下り、海に見立てた池に流れるのを表しているそうだ
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文化のみち
徳川美術館と名古屋城の間に、明治大正の文化を伝える建物が残っている
ゆっくりと歩けば良いが、帰りを急ぐ旅、タクシーで急ぎ見て回った
<川上貞奴邸>
日本の女優第1号と言われた、川上貞奴が大正時代に居住していた建物
東区二葉町からこの地に移築、文化の道のシンボル的存在です
<豊田佐助邸>
トヨタ自動車の創業者・豊田佐吉の弟佐助邸
和洋折衷のモダンな造りで、現在はトヨタ自動車の関連会社が所有
(左):春田鉄次郎邸(春田文化住宅) (右):撞木館(井元家の屋敷)
<カトリック教会>
明治42年建造の名古屋最古の教会、都市景観重要建造物に指定されている
元武家屋敷街に出現したこの斬新な建物には、住民も驚いた事であろう
<古木クスノキ>
名古屋の市の木は楠、高速道路もこの古木を避けて通したようだ
乗車したドライバー、この木の謂れを知らず、知っていた建物も2か所のみ
<市政資料館>
大正11年に建造された、元名古屋控訴院・地方裁判所
赤煉瓦と花崗岩で造られたネオバロック様式の建造物は、重要文化財に指定
<名古屋官庁街>
戦災を受けず現存する二つの建物も見逃せない、共に国の登録有形文化財
(手前):名古屋市役所(昭和8年完成) (奥):愛知県庁(昭和13年完成)
今回は外から建造物を撮影、市制資料館など内部の見学は、また次回!
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名古屋城
<西の丸から天守閣>
徳川御三家の筆頭、尾張62万石、大大名の風格をそなえた天守閣
昭和20年の空襲で焼失、和34年に再建された、現在は本丸御殿を再建中
<金の鯱鉾>
カラスが三羽、「金の鯱鉾」に纏わりつき離れようとしない
妻と 「何だか不吉だね」 と話をしていたが、約1時間半後に大地震が発生
<天守閣からの眺め>
天守から名古屋駅の方向を望む
<清正公 石曳きの像>
名古屋城天守台の造営で、石ひきの指揮をとる加藤清正
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東日本大震災
東京に帰る新幹線の車中(豊橋付近)で東北大地震に遭遇、列車は異常な音を出しながら急停車をした
その後浜松駅まで移動し、夕方6時過ぎまで車内で待機したが、車掌の放送は画一的で詳しい情報が掴めない
下車するか! 開通を待つか!、思い迷っていた時に次男と電話が繋がり、ようやく東京の様子が分かった
急遽、浜松駅を出て観光案内所に飛び込みホテルを聞くと、どこも満室、ようやく予約できたのは舘山寺温泉
旅館着は7時半ごろ、災害の巨大さに唖然となり、多くの被災者の人たちに心を痛めながら、テレビを見続けた
<電光掲示のテロップは、全線で運転見合せのみ (午後4時40分ごろ)>
<浜名湖の夜明け>
翌朝、旅館から撮った3月12日の「日の出」の画像です
その先には、大震災の被災地があると、祈りながら夜明けの太陽を見た
東京では一晩中帰宅難民の人がいたと言うが、急遽宿泊しその難を逃れた
翌日の新幹線は平常運転、東京駅からは間引き運転だが無事に帰宅できた
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700本の枝垂れ梅<名古屋市農業センター> [中部地方の旅]
700本の枝垂れ梅
<名古屋市農業センター>
春を告げる花、梅の花言葉は「高潔」 「忠義」 「忠心」 「澄んだ心」
高潔で気高いイメージですが、しだれ梅にはそれに加えて、柔らかさ
華やかさもあります、普通の梅園とはひとあじ違う雰囲気を楽しんでください
「以上・・・農業センターのHPより」
(少し寒いが穏やかな朝、この日の午後に東日本大地震が発生した)
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華麗な梅林
< 農業センターに続く道>
梅林に向かう通りも、しだれ梅の並木になっていた
<梅園の正面>
少しでも早く、空いている時間にと9時10分に入園、約1時間見て回った
<桃源郷・梅源郷>
この先は、コメントを控え目にしますので、ご覧ください
<竹林と枝垂れ梅>
絶好の撮影ポイント、年配のカメラマンが集まっていた
親切に、撮影アングルを指導してくれた
<しだれ梅の品種>
ひと重、八重、白色に薄紅色・・・12品種もあります
如何でしょうか、このような華やかな梅園は初めてでした
hieroh66さん、有り難うございました
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タクシードライバーとの会話
ホテルから乗車したベテランのタクシー運転手に行き先を告げると、農業センターの名も場所も知らない
名古屋の観光名所を聞くと、名古屋城と徳川美術館ぐらいだと言う、誇れるものは他にも有るはずだ
数年前までは、日本で唯一景気が活況を呈していた東海地方、今ではタクシーの乗客も1/3だと嘆いていた
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次回は、徳川美術館、名古屋城などを紹介します
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