鎌倉五山巡礼(番外)<北鎌倉 東慶寺> [神奈川の旅]
鎌倉五山巡拝(番外)
<北鎌倉 東慶寺>
この日の鎌倉五山巡拝、友人たちとの待ち合わせより1時間早く北鎌倉駅に着き
一人で東慶寺を訪ねた、妻の4姉妹を鎌倉に案内してから早や2年半
歳月の過ぎ去るのが益々早く感じるようになり、鎌倉も遠くなったと実感したが
東慶寺で花を見ていると嬉しい電話(後述)、まだまだ・老いるには早い
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<東慶寺巡拝>
松岡山東慶総持禅寺
弘安8年(1285)鎌倉幕府第8代執権、北条時宗の夫人覚山尼が創建 鎌倉尼五山の中で現存する唯一の寺院で、明治35年(1902)まで男子禁制であった 現在は、臨済宗円覚寺派に属し、男僧の寺院です
山 門
かつて女性から離婚できなかった時代に「縁切り寺」「駆け込み寺」として 明治に至るまでの約600年間、縁切り法を守り女性を救済してきた
鐘 楼
受付を通ると左手に梵鐘、鐘楼の屋根も茅葺きです
境内の参道
参道の正面に露座の仏像、右手に東慶寺の本堂がある
本堂の門前
門前の石碑は、東慶寺開山の覚山尼を讃える歌碑です
本堂(泰平殿)
門を額縁にしたが、本堂全体の写真を撮り忘れる
本尊:釈迦如来坐像
参道の奥
6月に入ると、右側の崖、そして墓地の石垣にはイワタバコの花が咲く
参道の金仏
露座の釈迦如来坐像が参拝者を出迎えてくれます
花の寺、茶室「寒雲亭」
花菖蒲、紫陽花、なでしこ、彼岸花など、季節の花が美しい寒雲亭の庭 この日は、紫苑、吾亦紅、秋明菊などが庭を飾っていた(白い花は紫苑です)
紫苑と秋明菊
シオン(紫苑)
ワレモコウ(吾亦紅)
シュウメイギク(秋明菊)
この場所(松岡宝蔵の前)で秋明菊を見ていると、妻から嬉しい電話 次男の嫁が無事に長女を出産(4,085グラム)、東慶寺は忘れられない寺になった
秋明菊は種類が多い
ノギク(野菊)
拝観者を見送る金仏
今年は秋の訪れが早い、これからは東慶寺の境内も紅葉に彩られるでしょう
生後3週間の孫
次男夫婦の自宅で、おそるおそる抱っこです(写真・右)
次回は、昭和記念公園<錦秋の日本庭園>を紹介します
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