鎌倉五山巡拝(3)<第1位 建長寺> [神奈川の旅]
鎌倉五山巡拝(3)
<第一位 建長寺>
北鎌倉の寺院には何度も行っているが、円覚寺、東慶寺、浄智寺、明月院の
4ヶ所を巡ると、元の北鎌倉駅に戻り、建長寺まで足を延ばしたことがない
逗子の友人から、鎌倉五山へ行こうとの提案に大乗り気になったが
傘寿を迎え足腰の弱りは隠せない、友人たちに負けないよう頑張って歩いた
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<建長寺巡拝>
臨済宗建長寺派の大本山 建長興国禅寺
建長5年(1253)北条時頼により創建された古刹、日本最初の禅宗道場です 宗の五山である万寿寺を手本に、三門、仏殿、法堂など要な建物が一直線に並ぶ
中国式の伽藍配置が特徴だと言う、境内は国の史跡に指定されている
総門(巨福門)
天明3年(1783)に、京都で建立されたものを移築した 扁額に掲げられている「巨福山」は、建長寺の山号です
梵鐘(国宝)
円覚寺、常楽寺と共に鎌倉三名鐘の一つ、国宝に指定されている
三門(山門)
安永4年(1775)に建立された銅板葺きの二重門、重量感のある三門です 仁王像などを置かない簡素な造りは、禅宗の世界を体現していると言う
三門の扁額
柏槙の古木(仏殿前)
建長寺が創建された建長5年(1253)以来、長い歳月を経ている巨木 柏槙(ビャクシン)は、禅宗寺院の象徴だと言う 樹高:13m 周囲:6.5m 樹齢:760年
仏 殿
本尊の地蔵菩薩坐像を安置、地蔵菩薩は珍しい
仏殿から法堂
法堂「天井画雲龍図」
唐門(勅使門)
江戸幕府2代将軍徳川秀忠の正室「お江」を祀る霊屋の門を移築 背後の建物は、僧の住居であった方丈です
花頭窓(方丈)
禅宗寺院独特の花頭窓、窓を額縁にして撮っていると欧米系の男性が真似ていた
方丈の前庭
方丈庭園
初代住職の蘭渓道隆が作った、国指定の史跡 曲線を描く池は心字池になっている、座って眺めたが円覚寺の方が好みです
方丈の外国人
建長寺案内図
三門、仏殿、法堂が並ぶ右の一帯は、建長寺の専門道場(修行道場)のため非公開 勝上嶽展望台(案内図の最も上)から、ハイキングコースになっている
建長寺の門前
建長寺を出て門前の茶屋でひと休み、その名も「かまくら五山」です
鎌倉ビールで喉を潤す
次回は、鎌倉五山巡拝(4)<第五位 浄妙寺>を紹介します
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